木星・土星・冥王星が集まり
「山羊座イヤー」と言われる2020年。
その年明けを目前にした
2019年フィナーレを飾る12月26日14:14
「山羊座の新月」。
今回の新月では
太陽・月も揃って山羊座5天体。
更に「部分日食」となります。
それは
ドラゴンヘッドとテイルが絡むから…。
ドラゴンヘッドまたはドラゴンテイル(ノースノードとサウスノード)と呼ばれる黄道(太陽の通り道)と白道(月の通り道)の交点近くに(18.50度以内に)新月が来るときに起きる現象(パクスルーナさんより)
上記のサイトによると
日食の影響は「約3年半」にわたる
非常に大きいもの、とされています。
また、一年に2度見られるのも
非常にレアーなことのようです。
12月26日の日食は、1月6日に続いて2019年で2度目となります。1暦年の間に日本で2度も日食が見られるのは珍しく、東京で調べたところ、1992年以来27年ぶりのことです。また、次回は半世紀以上も先のことで、2074年までありません。
(日食ナビさんより)
今回は東京ほか
各地で観測することができるよう…
おおむね「14時~14時30分ごろに始まり、15時30分ごろに欠け具合が最大になり」ます。
(Astroartsさん)
このような「大きな影響下」にある
今回の山羊座新月ですが
ホロスコープ・サビアンからは
どのようなメッセージが読み取れるでしょうか?
全体には、
「変化はもう始まっているけれど、試行錯誤の必要な、過渡期の段階である」
という印象を受けました。
けれども
「新しい世界」のために
「理想を描き」
しっかりと「行動」してゆくことが大切…
と感じました。
山羊座新月にみる8ハウスの意味は?
ご覧のように
今回の新月は8ハウスで起こります。
そして山羊座に入ったばかりの木星も
8ハウスです。
8ハウスは
「継承」という意味合いが
あると思います。
「先祖から受け継ぐもの」
「前世から
受け継いできたもの」
という意味もあります。
8ハウスのよく言われる象意に
「カルマ」
があります。
それは
前世で行った自分の行為に対し
現世にまで持ち越した「課題」
であると思います。
さて山羊座は
「社会」や「団体」を
表しますが
山羊座の意味合いを加味して
8ハウスを考えると
個々人の集合体として
過去のある時点の「社会」「団体」が
次の世代に持ち越したもの
という捉え方もできると思います。
例えば
明治の日本社会
→→昭和の日本社会
→→平成の日本社会
→→令和の日本社会…
であるとか
1950年代の世界
→→70年代の世界
…
→→2000年代の世界
→→2010年代の…
とか
もっと至近なところでは
10年前の企業方針
→→5年前の
→→1年前の
→→…
などなど
といった具合です。
これから先の、誰かのために
もっともっと至近な例では、
私ごとになりますが
「双子座満月」
でお伝えした
現在委員長をしているPTAで
今年度の活動が無事終わり
来月の全体会で
今年度の活動の反省を踏まえ
次年度にどうつないでゆくか…
話し合いの最中です。
来年度はメンバーは
ほぼ役員をやらない予定。
けれども来年度に
同じ立場になる人たちが
よりストレスなく、
スムーズに活動して頂くために
今年度私たちがぶつかった
数々の課題を持ち越さないために
今私たちができることは…
と意見を持ち寄っています。
ぶっちゃけ、
「あ~終わった、終わった。」
「はい、さようなら」
ということもできるわけです。
けれども
ここまで一人一人
家庭や仕事と両立しながら
様々な事情と思いを抱えながら
活動してきた「大変さ」が
少しでも
来年度の人たちには
軽減されるように…
そんな思いで
年末の忙しい時間を割いているわけです。
けっこう負担です。
いやほんとに負担です。
けれども
今回の山羊座新月のサビアンを見て
「今はそういう時期なのかな」、
と思いました。
皆さんも、
4月からの新しい年度に向けて
現在少しずつ
「令和元年度」の試みの全体が
見え始め
「まとめ」
「引き継ぎ」
の段階へ
移行しつつあられることと思います。
その中で
上記の様な思いで
動いていらしている方も
多々おられるのではないか
と思います。
山羊座新月の「太陽」と「月」のサビアン
さて今回は新月ですから
太陽と月が山羊座で重なります。
そちらは山羊座4度⇒
サビアンは山羊座5度
「戦いに向かうインディアン達。
満員のカヌーをこぎ出すもの。
戦いの踊りを踊るもの」
です。
こちらは実は前回記事、冬至の図の
「木星」のサビアンに同じでした。
更にこの木星に
120度という
調和的な配置を投げかけている
天王星についても
お話しました。
「冬至のサビアン2019*いよいよここが転換点!~春分までの3か月、さあどうする!?」
こちらの記事では主に
インディアンが
カヌーで「出陣」しているのは
牡牛座天王星の配置がイメージさせる
タロットの「タワー(塔)」のカード
「既存の、けれどももう今は必要でない枠組」
「過去からの思い込み」
のようなものを打つ砕くための闘い
とも捉えられるのではないか
というお話をしました。
それを
今回の山羊座8ハウスでの新月
で捉えるなら
「社会」「団体」「グループ」…などでの
「もう必要でなくなった既存の枠組み」への
挑戦の闘い、とも
捉えられるのではないか
と思いました。
そして考えるに
そのような
「既存の枠組み」
から生じている「問題」というのは
何も今年になって
突如現れたものではないと思います。
先ほど書いたように
過去の「人々の集まり」の
「いろいろな経緯」が引き継がれてきた結果
現在に至っていることは
多々あると思います。
それは決して過去の方たちの努力不足とか
そういうものではなく、
いろいろな諸事情が重なって
結果的にそうなってしまったものと思います。
けれども
ここで考えなくてはならないのは
もし今
「現状に合わない事象」が
起きているなら
「その枠組み」が
「既存」=「今まで当たり前」
であったからと
それをそのまま
未来に引き継げば良い
としないことではないでしょうか。
山羊座新月の「天王星」と「金星」のサビアン
そして今回の山羊座新月で
特徴的なのは
ほぼMC(天頂)に
水瓶座の金星が位置していることです。
金星⇒牡牛座の支配星、
水瓶座⇒天王星が支配星です。
このお互いがお互いの
支配星の位置にあることは
「ミューチュアルレセプション」
と呼ばれます。
その天体の意味が
非常に強調される、と言われます。
牡牛座2度のサビアン⇒「電気的な嵐」の
牡牛座の「身体資質」を
十分に活用していく力を
天王星の象意である
「変革」のために用いていく…
というお話をしましたが
「既成概念」や
「思い込み」を砕いて
まっさらな
「未来設定」から
「今」という現実に
取り組むことで
時間軸は
「理想の未来」へと
流れを変えてゆくことができる…
ということではないでしょうか
山羊座に天体が多く集まる2020年。
社会の中で
一人前として役割と果たすこと…
そしてそこから
その先にあるものを見つめる。
そして
2020年の終わり
土星が
そしてその後には
冥王星や木星が
「水瓶座」へと
山羊座をあとにしてゆきます。
(タロットでは水瓶座は「星」のカード。
未来、希望、自由、解放…の意味が。)
その頃の「あなた」とは
どのようなものでしょうか?
そして
「日食」が影響を及ぼすとされる
3年半後は。
そしてその先は…?
いま、
この山羊座新月から
そんな「未来」への「理想」に向かい
試行錯誤し
軌道修正しながらでも
「設定」し
歩み始めるとき、なのだと思います。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
今回の山羊座新月の
土星・冥王星のサビアンについては…
「あなたが受け継ぎたいものは?冥王星順行サビアンとグレートコンジャンクション」
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