8月22日水瓶座満月。今回の満月で特徴的なのは、多くの天体が「本来のポジション」位置していること。あなたも「本来のじぶん」を見つめ直し…それが「新しい地平」を招いてゆくことになるかもしれませんヨ☆彡
水瓶座満月＊太陽のサビアン
筆頭は獅子座の太陽。
太陽は獅子座のルーラー（支配星）のうえ
獅子座のナチュラルハウスである
第5ハウスに位置しています。
太陽のサビアンは
獅子座３０度
「開封された手紙」。
このサビアンは
５月20日の獅子座上弦の月の際の
サビアン・シンボルでした。
この「獅子座上弦の月」あたりの
シーズンから始まった
“何かしら”に
ある「答え」が出る時期となるのでは。
わたし自身
上記の記事を書いている途中にあった
「ある連絡」から始まった
怒号のような日々が
ようやく落ち着いてきました。
けれど振り返れば
それが
新しい一歩への
「種」となっていたように思います。
水瓶座満月＊月のサビアン
太陽の180度向こう
水瓶座に位置する月も
水瓶座のナチュラルハウスである
第11ハウスに位置します。
昨年末に始まった
「水瓶座時代」を思えば
やはり今回の満月は
大きな意味を持つと考えられます。
「古いじぶんへのこだわり」を
手放していく太陽のように
仮面を外し
“自然体”で付き合える人たちと
交流してゆくシーズンの到来。
月のサビアンは
水瓶座30度
「アーダスの咲いている野原」
です。
これまでに持っていたこだわりが
すべて消えてしまい
（中略）
意味を持っていたものが
意味を為さなくなることで
（中略）
少しずつ自分の中で新しい地平が見えてくる
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）」
「新しい交流関係」の中に
「新しい地平」を
見出してゆくのでしょうか。
更に同じく第11ハウスで
“ラッキースター”木星が
月にコンジャンクション（重なる配置）。
新しい繋がりを拡げてみようか…
「怖れ」を超えて
「信頼」を置いてみる…
そんな明るい展望を心に抱くことで
実際にその中から
有益なヒントやサポートが得られることも。
5月6月と続いた
月食・日食シーズンのハードな時期から
ここまで
起こってきた出来事に
真摯に向き合ってきたからこそ
あなたも
「新しいわたし」を
見つけてきたのではありませんか？
そんな「新しいわたし」で
新しい交友関係に
飛び込んでみる…
そんなチャンスのとき。
水瓶座満月＊木星のサビアン
けれど反面
この木星は太陽にオポジション（180度）。
思い付きや安請け合いで
実力以上の仕事を引き受けたり
恋愛で見栄を張ってしまい
あとでシマッタということのないようには
ご注意を。
大きくも小さくもない
「等身大のじぶん」は
どのあたり？
月と木星のコンジャンクションは
感情表現にも
素直になれる時ですが…
感じたままを
まっすぐに表現する前に
一歩立ち止まることは
必要かもしれません。
木星のサビアンは
水瓶座27度
「スミレで満たされた古代の陶器」
です。
自分の気持ちを外に向かって表現しようとしたとき
個人的な気持ちを生々しくぶちまけることなく
（その結果）
既に十分に価値が証明されているような表現
（＝古代の陶器）に自信の感情（スミレ）を託します
自分の気持ちの中の
（客観的な部分を重視し）
主観的な部分の方は
まったく語る必要はないと考えます。
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）
ここまでの道のりは
一見
「ネガティブな出来事」
の連続だったかもしれません。
けれどもそれは
エゴ的な「自我」と
「本来芽を出すべきあなた」
との葛藤だったのでは…。
そしてその葛藤を
乗り越えてきたからこそ
私たちは
「一段たかいところ」に
自分を送り届けることが
できたのはないでしょうか？
「そこ」から
「今までのわたし」を
見おろすことで
「客観的」な視点を
獲得できたのではないでしょうか？
野に咲くスミレは
四方八方好き勝手な方向に
揺れているけれど
「陶器」という器に活けてみることで
客観的な視点で
新たな自分を
発見し直すことが
出来たのではないでしょうか？
それは「熱いままに」
感情をほとばせるのでなく
「一歩離れたところから」
自身の感情を見つめ直すことが
できるということ…。
水瓶座満月＊火星のサビアン
更に太陽から少し離れたところ
火星が乙女座に。
サビアンは
乙女座15度
「装飾されたハンカチーフ」。
レースに施された文様は
家系のステイタスの証。
あなたの中には本来
努力しなくてもあらかじめ
多くの才能や資質が
受け継がれている…
そんな見えない素質に気が付き
安堵する…そんな度数です。
あなたも
今まで気が付かなかった
あなた自身が本来持っていた
「素質」を
新しく発見することが出来るかも…。
また火星は
乙女座のナチュラルハウスである
第6ハウス。
もしそんな「素質」を見つけたら
先祖からの「贈り物」と考え
それを誰かのために使えるまで
コツコツと努力し
才能をブラッシュアップさせてみては
いかがでしょう？
但しストイックに頑張り過ぎて
身体に無理をかけ過ぎないようには
ご注意されてくださいね
水瓶座満月＊水星のサビアン
この火星には
同じく乙女座第6ハウスの水星が
コンジャンクション。
乙女座は
水星のホームグラウンドでもあり
パワーフル回転
仕事も雑務も
スピーディーにこなしてゆけそう
知識や技術の習得にも
大きな恩恵が。
この週末はオンライン・セミナーに
参加してみるのも
自分の新しい一面を発見できるかも。
SNSの文面や
スポーツの分野でも
個性的なアピールが出来そうなとき。
但しエッジを効かせすぎ
毒舌調になっては
トラブルの元…ご注意を
水星のサビアンは
乙女座19度「水泳競争」。
「水」（深層無意識）に飛び込んで
根底から影響を
与えたり与えられたりする。
足場の立たないところ
＝（前例や）見本のないところで
自立的判断力を養うことに努力を惜しまない。
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）
「客観的」な一段高いところから
じぶんを見つめられるようになった
あなた。
それによって
ある意味「霊性の高い」
あるいは
「次元の高い」ところから
インスピレーションを受け取って
今まで
「迷いの中」にあった問題にも
「解決の糸口」を
見つけることが出来そうです。
水瓶座満月＊海王星のサビアン
更にこの水星は
海王星とオポジション（180度）。
海王星も現在
ホームグラウンドの魚座に滞在中。
ですから
このインスピレーションには
海王星からの
パワフルなサポートが入りそうです。
但し「水泳競争」に熱中し過ぎると
逆に自己のあるべき立ち位置を見失い
かえって自信喪失
不安や心配に苛まれることにも…？
不安や怖れに
押しつぶされそうになった場合は
海辺や川沿いなど
豊かな自然の環境に身を置いて
リラックスすることで
自分が取り戻せそう。
海王星のサビアンは
魚座23度
「精神主義的な現象」
です。
目に見えない世界のものを
目に見える世界へ具現化する
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）
あなたの心の中で膨らんでいた
イマジネーションが
実際に形となって具体化する
チャンスもありそう。
水瓶座満月＊天王星のサビアン
更に水星は
牡牛座の天王星とトライン（120度）
と好意的な角度。
先進性と広い視野で
再検討してみることで
画期的なアイデアが思いつくかも。
特に今回の「水瓶座満月」は
水瓶座のルーラーである天王星が
アセンダント近くに。
一人ひとりのかけがえのない個性を
新しい運命のチャートの中に
滑り込ませる…
そんなイメージが浮かびます。
但し天王星は
先ほどの火星とも
トライン（120度）を形成しているため
火星エネルギーに煽られて
少し気が急いてしまいがちにも？
けれど天王星は
20日に逆行に転じたばかり。
ここは少し慎重さが必要に。
さまざまな方面から
多角的に検討してみることで
大きな失敗を防ぎましょう。
天王星の逆行開始サビアンは
牡牛座15度
「マフラーと粋なシルクハットを
身に着けた男」。
ここから
来年の1月19日まで
牡牛座11度
「花に水をやる女」
へとゆっくりと戻ってゆきます。
牡牛座11度~15度は
牡牛座第3グループ
と言われる度数。
自分には果たして
どのくらいのことが出来るのか
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）
を実際に自分の身体で挑戦し、
結果を追求するグループ
とされます。
これまでの経験から
自分の限界、
そして抱えていることを把握し
それでも果敢に
チャレンジ精神を発揮していく
不要な古い意識は手放し
じぶん自身を見つめ直して
新しい挑戦へ向かっていく…
そんな度数と言えそうです。
（下記より）
水瓶座満月＊金星のサビアン
更に第6ハウスには
金星が配置。
こちらも
金星のホームグラウンドである
天秤座に入ったばかり。
天秤座の象徴するのは
「社交性」の分野。
そしてこの金星には
水瓶座の土星がトライン（120度）。
第11ハウスの月や木星が促す
新しい交流関係が
楽しみと喜びをもたらすだけでなく
信頼し合え安心できる
息の長い付き合いに発展しそう。
更に今回の水瓶座満月では
牡牛座がアセンダントに。
金星は
牡牛座の支配星であるため
チャートルーラーにもなっています。
「健康」に関することは
やはりこの時期
メインのテーマとなりそう
更に今は
イメージやインスピレーションの
具現化のためにも
真面目にコツコツと
ひとつひとつ
努力を重ねてゆくことが大切
…なようです。
金星のサビアンは
天秤座8度
「荒廃した家の中で燃え盛る暖炉」
です。
やり直し、軌道修正、回復を待つ
（松村潔先生「神秘のサビアン占星術」）
一度捨ててしまった希望でも
あらためて取り上げもう一度チャレンジする
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）
一度失いかけた願望に対しても
もう一度気を取り直して
一歩一歩積み上げてゆけば
再び
新しい希望を見出してゆけそうです。
水瓶座満月＊土星のサビアン
さらに金星と
吉角を形成している土星は
第10ハウス。
MCのルーラーにもなっています。
ですから
サービス精神を発揮して
コツコツ、キッチリこなしてゆくことは
仕事面や
ステイタスの面でも
プラスになることを暗示。
新しい交流関係の中から
社会的地位のある人と
知り合うチャンスも芽生えるかも…。
何より今回の水瓶座満月では
社会に貢献したい
そのために責任を持って
意義のある仕事を成し遂げたい…
そんな思いが
根底に流れる時期となりそう。
新しい目標に向けて
気を引き締めて
再スタートを切るにも良い時期。
土星のサビアンは
水瓶座9度
「鷹に変化する旗」
です。
冷徹で論理的な認識力を
行動力や意志に変換して実践し
自分で作ったシナリオどおりに
人生を進めて行こうとする。
内側から湧き上がる衝動から行動せず
計画的に考えたことを元に行動する。
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）
「内側から湧き上がる衝動」
という言葉が
獅子座の火のエレメントを
彷彿とさせますね。
獅子座の季節が終わり
乙女座へと移っていく
冒頭の
「開封された手紙」のサビアンにも
重なるイメージ。
情熱から、理性へ。
主観から、客観へ。
澄んだ空気を含んだ秋風の気配のように
クールダウンを促されるようなサビアンです。
水瓶座満月＊冥王星のサビアン
そして最後に登場するのは
山羊座の冥王星。
今回の水瓶座満月では
第10ハウスに位置し
この冥王星がカルミネート
（MCに一番近い天体）となって
強いパワーを放っています。
社会の動きの中で
裏から手を引いている
影の実力者？
様々な情報が飛び交う中からも
本当の力を握っているのは
誰なのか、どこなのか…を
意識し見極めながら行動することが
ひとつのキーとなりそうです。
冥王星のサビアンは
山羊座25度
「東洋の敷物を扱う商人」
です。
自分の属する社会には存在しない
異質なものをよその文化から持込む
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）
「異質なもの」とは
あなたの「意識」次第で
不都合なものにも
富や豊かさにもなり得るのではないでしょうか。
水瓶座満月＊まとめ＊水瓶座30度
以上のように
今回の水瓶座満月のホロスコープでは
太陽、水星、金星、海王星と
実に４星が
ホームグラウンドに位置。
そしてここに火星、土星、天王星が
アスペクトを形成し
ダイナミックなパワーが生じてくる
２週間となりそうです。
夏から秋への
季節の移り変わりとともに
あなたの心にも、運氣にも
大きなターニングポイントと
なるかもしれません。
ここで最後にもう一度
水瓶座満月の月のサビアンを
振り返ってみたいと思います。
水瓶座30度
「アーダスの咲いている野原」。
「アーダス」とは19世紀の流行作家
マリー・コレリの小説に登場する
古代バビロンの花とされます。
一説によると
死んだ後に向かう魂の故郷への旅で通過する
いわば
「三途の川」の川辺に咲く花
のイメージとされます。
が…違った解釈もできるように感じています。
それは…「死」ではなく
この「生」のうちに
「一段上の次元に自分を持って行こう」
というものです。
最近私に訪れたメッセージはすべて
いま、「固定観念」を外す時…
というものでした。
言わば目の前に
「色セロファンのメガネ」をつけていることに
気が付くように…ということ。
YouTubeなどでも
多くのスピリチュアリストの方が
箱、色メガネ、ノイズ、信念、ビリーフ、フレーム…
などの言葉で表現されているもの。
そこを抜け出し、箱の外に出て
自分を「客観的に」捉えることが出来た時
そこに開ける新しい世界…
それが
「アーダスの咲いている野原」
なのではないでしょうか。
この世に生を受け
「肉体」の中に生まれ落ちた魂（たましい）は
「時間」と「空間」のマトリックスの中に
存在することになりますが…
そこには自然と
「ある立ち位置」から物事を見る
という「縛り」が生じます。
そこからできるだけ抜け出して
よりフラットに
世界を見ることの出来る
視点を持つ
…それが
水瓶座から魚座へと移行する
水瓶座30度のテーマなのだと思います。
そこから抜け出た時
次の
魚座1度のサビアン
「公共の市場」
のような
様々な出自の人びとが存在するような
交流関係の中に飛び込む…
そんな新しい関係性の中に
自分を進めることが
出来るのではないかと思います。
それはある意味
「生まれ育った環境」より
受けてきた影響から
自分を切り離すこと。
それまで築いてきた関係性の中で
育まれた「信念」をもう一度
「それは果たして今の自分にとって真実だろうか」
…と問いただしてみること。
そしてもしそれが
「もう捨て去るべきもの」であれば
手放すこと…。
それが今回の水瓶座満月の
ひとつの大きなテーマであると思いました。
次の乙女座新月まで
この2週間をお過ごしになる際の
ご参考になりましたら
幸いです。
本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。
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～開運*美ライフ*コーディネイター～ 宮代 彩也乃（みやしろあやの）
＊メール講座＊
今回の記事でご紹介しました
「ビリーフ」や「フレーム」は
「水瓶座時代」のキーフレーズとも
言えると思います！
何故なら「水瓶座時代」は
より自己を
「客観的な立ち位置」に連れてゆくことが
大切なテーマだからです！
けれどもまだ
「ビリーフ」や「フレーム」について
よくわからない…そんなあなたに
＊ご鑑定セッション＊
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