射手座上弦の月サビアン*射手座22度*「日常」を慈しみ「やさしさ」へのパワーを信じよう

9月14日射手座上弦の月です。今回のテーマは「自分に備わったパワーを信頼して活かしながら日々を大切に過ごす」です。

サビアン・シンボルからのメッセージで「意識」の持ち方を変えて「いま」の流れに上手に乗るためのヒントをお届けします。

 

 

 

宝石赤射手座上弦の月*月のサビアン宝石赤

 

 

 

射手座にある月のサビアン・シンボルは

射手座22度

「中国人の洗濯屋」

というシンボルです。

 

 

これは

アメリカに多く移民していた中国の人びとが

ランドリーを営んでいた様子を

描いたシンボルとされています。

 

 

ランドリーと言っても

当然当時は手洗い。

重労働であったと思います。

 

 

けれど

自分たちにできることで

「新しい環境」の中の

誰かの役に立てるようにと。

 

 

背伸びせずに

自分ができることを

行っていこうと…。

 

 

そんなシンボルです。

 

 

さて振り返って現代の私たちも

「新しい日常」が始まって

かれこれ1年半が過ぎようとしています…。

 

 

多かれ少なかれ

「新しい環境」の中で

私たちは

「新しい日常」を生きています。

 

 

それはあたかも

このシンボルの「中国人」が

移民としてわたった

新しい国での生活に

少し似ているかもしれません。

 

 

そうまるで

この宇宙船地球号に乗っている全員が

今までとは違う

「パラレルワールド」へ

強制移住させられたような。

 

 

そこで

私たちは全員

多かれ少なかれ

何かしらの「変化」を受け取ってきました。

 

 

そこではみな

少し背伸びするように

無理をして

頑張ってきました。

 

 

けれどもまだ

「新しい日常」は

元に戻りません。

 

 

元に戻るのかもわかりません。

 

 

けれどこのシンボルは

「新しい環境」の

「新しい日常」の中でも

それに翻弄されることなく

 

 

「自分たちがもともと持っていた資質」

を思い出し、活かしていってね

…と伝えられているようです。

 

 

 

宝石赤射手座上弦の月*太陽のサビアン宝石赤

 

 

 

それでは

あなたが

今この環境の中でも

無理なく出来ることとは

なんでしょうか…?

 

 

今この「新しい環境」の中で

今まで抑えていて

見ないようにしていた

自分の能力に

正面から向かい合い

立ち上がる人々も多いですよね。

 

 

今回の射手座上弦の月の

太陽のサビアン・シンボルは

乙女座22度

「王家の紋章」

です。

 

 

こちらはいわば

「ブランディング」

を示唆する度数。

 

 

「自分ができること」に

力を尽くすことで

それはやがて

「ブランド」となってゆく…

 

 

そんな可能性を

示唆してくれています。

 

 

いえこれは起業してください…

ということではありません。

 

 

日常の中で

無理なく出来ること…で

 

 

誰かのためになること

誰かの力になれること

誰かの喜びになること…

 

 

そんなことを思い出す…

発見する…

ことができる時期

ということと思います。

 

 

 

宝石赤「無理なくできること」を思い出す宝石赤

 

 

 

そうそう、昔、わたし

こんなことがやってみたい

と思っていたっけ。

 

 

で…今考えると

これってできそうかも…。

 

 

そんなことが

あなたにもきっと見つかるはず。

 

 

これだけ

IT,SNS,スマートフォンなど

「水瓶座時代」を象徴する

バックグラウンドが整っているのですもの!

 

 

ちょっと勇気を持てば

「昨日できなかったこと」も

「明日はできること」に

変えられるはずなのです。

 

 

無理をしなくても

あなたが既にできることに

少し手を加えてゆくことで。

 

 

そうそう例えば

前回乙女座の新月では

ご先祖から受け継いだ才能について

クローズアップされていました。

 

 

そして

日々のルーティンを大切にすることも

伝えられていました。

 

 

 

そんな

日々のルーティーンの中で

当たり前にやってきたことも

それは大きな「力」として

蓄えられているはずなのです。

 

 

さあ少し視点を変えてみると

「新しい日常」の中でも

小さな風を起こしてゆけそうなことは

ありませんか?

 

 

 

宝石赤「時代の変化」の中で宝石赤

 

 

 

特に現在

以前と変わってきている

と言えることは

 

 

以前ほど私たちは

周囲の思惑や影響に

がんじがらめにならなくても

良くなっているということ。

 

 

世の中には

様ざまな意見や考え方があるということが

昔よりは

受け入れられてきているということ。

 

 

もちろん

そうでない場所

そうでない人も

まだまだ多いですけれど

 

 

「こうでなければ」は

どんどんと

覆されていることも

また事実です。

 

 

だから

「無理をしないで自分ができること」

ここで少し

探しておきませんか…?

 

 

「わたしにはこんなことができるんだ」

それを見つけられたら

それはきっと

小さな「自信」に繋がります。

 

 

すると少しだけ肩の力を抜いて

誰かに何かを言われても

「でもね、わたしには、こういうこともできるんだもの」

心の中でだけ

そっと自分につぶやいてあげられる。

 

 

そんな風に

あなたが小さな「自信」を持つことで

あなたの「意識」が変わってゆきます。

 

 

あなたの「意識」がほんの少し変わることで

あなたに起こる現実も

少しずつ変えてゆけると思うのです。

 

 

今回のサビアン

「中国人の洗濯屋」。

 

 

 

 

異国という「新しい環境」の中で

特に目立った活躍をするでもなく

淡々と「日常」を過ごす中に

「自分ができること」をこなしているひと…。

 

 

このシンボルからは

すごく

「生きるパワー」のようなものを感じませんか?

 

 

 

宝石赤「それ」は本当に必要なもの?宝石赤

 

 

 

この一つ前のサビアンが

射手座21度

「借りたメガネをかけている子供と犬」

というシンボルなんです。

 

 

情景をイメージすると

とても可愛らしいけれど

 

 

「高い目標」を掲げて

ちょっと背伸びして無理してでも

手に入れようとする

度数と言われます。

 

自分の能力の限界を超えてまで

これまで手に入れたことのない

知識や教養を求める姿勢を表します。

(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)

 

射手座の守護星である木星の

「理想」や「高み」に向かって

大きくなろう

拡がっていこう

成長しよう…

そんな意欲が

良く表れているシンボルと思います。

 

 

「21度」のサビアン・シンボルは

そんなサインの資質が

目一杯になった度数です。

 

 

対して今回の「22度」は

それを少しクールダウンして

「着地」させる度数

と言われています。

(松村潔先生「ディグリー占星術」)

 

 

もっと現実的に

地に足を着けて

もともと自分が持っていたものに

目を向けてもいいんじゃない…

 

 

そんな

ちょっとリラックスした度数です。

 

 

 

宝石赤「動かせるもの」と「動かせないもの」宝石赤

 

 

 

この「リラックス」は

スピリチュアルで言う

「サレンダー」であるとも

言えそうです。

 

 

「サレンダー」というのは

「宇宙の大きな流れに身を任せる」

といったイメージの言葉です。

 

(ご参考過去記事)

 

この世界には

自分では残念ながら

どうにもならないことも多々あります。

 

 

けれども一方で

「気持ちの持ち方」を変えることで

流れを動かせることもあるのも

また事実です。

 

 

動かせないものには

サレンダーする。

 

 

手放して

「流れ」に身を任せる。

 

 

そして

自分で動かせることは

諦めない…

 

 

当たり前のことだけれど

往々にして

わたしたちは

動かせることまで

諦めてしまうことが多くないでしょうか?

 

 

 

宝石赤「当たり前の日常」の中で宝石赤

 

 

 

「中国人の洗濯物」

この言葉から浮かぶのは

ビルとビルの間に

ぶら下がって干されている洗濯物の

イメージです。

 

 

それはその時代

どこにでも見られたような

ごく平凡な日常の一コマ。

 

 

その洗濯物を干した人は

日々同じようなお仕事を

愚直にこなしている方。

 

 

そんなその人にとって

当たり前の日常が

当たり前にできることが

誰かのためになっている。

 

 

そんな風に

私たちの世界は

持ちつ持たれつで繋がっている…。

 

 

このシンボルのもう一つの意味は

そんな「当たり前の日常」が

とても大切だよ…

と伝えていることです。

 

 

 

宝石赤小さな「恐れ」が招くもの宝石赤

 

 

 

わたくし事ですが

クリーニングと言えば先日

この春に亡くなった義父の家の荷物を撤去し

ハウス・クリーニングを終えました。

 

 

空っぽになって

とてもキレイになった

(なってしまった?)家に

最後に鍵をかけて立ち去る時。

 

 

やっぱりいろんな思い出が

こみ上げてきます。

 

 

義父は一番私が苦手な人でした。

 

 

生きている世界が違うというか

私の思いが

伝わらないように感じることが多かったです。

 

 

子どもが小さいうちは

心も身体も余裕がなくて

わたしのために

苦言を呈してくれているとわかっていても

なかなか素直になれなかったことも

多かったです。

 

 

けれども

わたしを思って言ってくれているのは

わかっていたし

他にもいろいろと力になって頂いたり

それについてとても感謝していました。

 

 

でもその感謝の気持ちが

うまく伝えられなくて

はがゆい思いをしていました。

 

 

伝えようとしても

向こうにも

素直に受け取ってもらえない

という感じ。

 

 

それでも長い年月の中で

お互いに歩み寄り

 

 

わたし自身

「義父に対して持っているイメージ」

を変えてゆきながら

 

 

だんだんと

良い関係が築けてきていました。

 

 

ただここ最近は

「新しい日常」のせいで

ご訪問するのを

控えることが多くなっていました。

 

 

もっとお電話でもおかけしていれば

良かったのだけれど

忙しさにかまけて

ついつい先延ばしになっていました。

 

 

けれど数日何だか

気持ちがざわざわして

ある日今日こそは…と意を決し?

お尋ねしました。

…があいにく

大変ご機嫌がよくないご様子。

 

 

あ~これで長居すると…

ますますご機嫌を損ねそうだな…

たまにお会いして

口喧嘩にでもなったら…

 

 

そんなちょっとした「怖れ」から

わたしはご挨拶も早々に

引き上げて来てしまいました。

 

 

まだ帰ってすることも

たくさんあるし…

また来ればいいや…

 

 

といったんドアを背にしたものの

帰宅途中でざわざわと

いいの?ほんとうにいいの?

という自分の声がありました。

 

 

けれど迷った末

結局その日は帰宅してしまったのです。

 

 

それが最後でした。

 

 

忙しい中でも

もう少し

気持ちの余裕が持てていたら…。

 

 

よく一緒に食事した

食卓テーブルに

腰かけていらっしゃいました。

 

 

「小さな日常」は

永遠に続くようであって

決してそうではないもの。

 

 

それをつい

忘れてしまっているけれど

 

 

本当は

小さな一瞬でさえも

もっと慈しむことが

出来た筈なんですよね。

 

 

「やさしさ」というオブラートで

包み込むように。

 

 

 

宝石赤「ハナミズキ」に込められたもの宝石赤

 

 

 

帰宅途中に

ハナミズキが植えられていて

白やピンクの花が満開でした。

 

 

「平成」で最も多く歌われた歌

とされるのが

一青窈さん「ハナミズキ」

です。

 

 

ご存知の方も多いと思いますが

この歌は

今日9月11日のあの事件を元にした歌だそうです。

 

被害にあった友人からのメールに着想を得たそうです。

THE SANKEI NEWSさん)

 

「果てない夢」とは

テロによって起こった

憎しみの連鎖の終わりを願う夢なのです。

 

船のイメージは、

命を懸けた譲り合いについて書いているのです。

 

NIGHTCAPさん

 

「僕は先に行くけれど

あなたは幸せになって」

そんな歌詞が切ないですね。

 

 

現場で救助に当たった方は

そんな思いで亡くなっていった方も

大勢おられたことでしょう。

 

 

(犠牲者の方々のご冥福を

心よりお祈り申し上げます。)

 

 

ライブでは

「 人と人はやさしさを交換できないものか 」

という思いを込めて作った曲。

(kaクンの道路探検隊ブログささん

と語られていたとか。

 

 

「やさしさ」の交換が

不完全燃焼になってしまった

わたしと義父。

 

 

でも最後まで

私たちの手を借りずに

一人暮らしを続けていた義父はきっと

 

「僕は先に行くけれどあなたは幸せになって」

 

そんな思いを強くお持ちだったのだと思います。

 

 

 

宝石赤「持っている力」にフォーカスしてみる宝石赤

 

 

 

けれどわたしは

肝心な時に

「ことば」を語ることを

一瞬の「怖れ」で

封じ込めてしまいました。

 

 

たぶん当時

あまりちゃんと食べていない

寝ていないことが多かったせいと思います。

 

 

あれ以来「じぶんを整えておく」ことは

ほんとに大事…と

深く反省しました。

 

 

父と母が亡くなったときのように

「ありがとうございました。」

とお伝えしたかったです。

 

 

せめて最後

やさしいやり取りで

終わっておきたかった。

 

 

そんな後悔が

深くのしかかっていましたが

 

 

葬儀から

先日家の鍵を閉じるまでは

私なりに

できることはやってきました。

 

 

今はやっと

わたしの思いもきっと伝わったのでは

と思えるようになりました。

 

 

終わりに

最近とっても勇気をもらえた動画

から引用させて頂きます。

 

 

 

 

決して助からないと言われた病を克服し

全ての財産を処分して

じぶんが「できること」に奔走されたという

中村天風氏の言葉

 

わたしは力だ。

力の結晶だ。

 

なにものにも打ち勝つ力の結晶だ。

 

だから

何ものにも負けないんだ。

 

病にも運命にも

否(それだけでなく)

あらゆることすべてのものに

打ち克つ力だ。

 

あのとき

もっと

「自分が持っている力」

を信じることが出来ていたら、きっと

「ちょっとした怖れ」を

克服できていた筈…。

 

 

そして「それ」は

私の中に

「備わっていた」はずなんです。

 

 

きっと

これからは

それをちゃんと信じていきたいです。

 

 

どうぞあなたも

「いまあなたができること」

をためらわないで下さいね。

 

 

あなたにも「その力」が

きっとあります。

 

 

私たちの手に負えない

「どうにもならない現実」の中でも

「小さな日常」の中で

私たちが持てる力を精一杯に尽くすこと。

 

 

それが一番大切なのではないかと思います。

 

 

~開運*美ライフ*コーディネイター~

宮代 彩也乃(みやしろあやの)

 

 

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