冥王星と【山羊座22度】”道の途中~あなたの「歩み」は全部無駄じゃない”~リブログ

 

【山羊座22度】はちょっと意味の深い度数と思います。8月20日に現在逆行中の冥王星がこの度数に戻りました。順行に戻る10月4日にこの度数で折り返しその後戻ることはありません。一年のうち半分は逆行している冥王星。昨年も山羊座24度から21度まで戻ったあと順行へ。また木星や土星もこの度数を行ったり来たりしていました。

 

 

 

宝石紫昨年の冥王星逆行宝石紫

 

 

 

昨年の冥王星逆行期間中は

私の周囲にもいろいろな変化がありました。

 

深いところで冥王星が

影響しているように感じました。

 

昨年の4月25日から10月3日の5か月間

あなたにはどんな出来事が起こっていましたか?

 

私の周囲では

グループ内で

「個々の価値観のズレ」からくる

「権力闘争」「覇権争い」に近い出来事が

起きていたように思います。

 

それは「変革と再生」の冥王星が

山羊座に位置し

グループの中での自分の「ステータス」や

「ポジショニング」的なことが

起こりやすくなっているのかな…

と思いました。

 

 

宝石紫冥王星があぶりだすもの宝石紫

 

 

 

昨年の冥王星逆行中

我が家では家の目の前で

工事が始まり

もとあった土が掘り返されて

新しく土台を作り直していました。

 

そうもう今は

もとあった建物に

執着している場合じゃない…

「土台」から掘り起こしなさい、

と言われているような…

「わたし」の領域や

「わたしの権利」の

覇権争いのような出来事。

 

けれども

それはきっと

「闘い」が目的なのではない。

 

求められているのは

あぶりだされよう

としているのは

 

恐らく…

 

もっと根っこの部分の

土台の部分の

その底に潜んでいる

「自分を解放せよ」

 

ということのように感じられました。

 

重要なのは「勝ち負け」でなく

今まで

内に秘めていた部分を見つめよ、と。

 

そして今年になって

4月26日からの冥王星逆行。

 

緊急事態宣言の真っただ中。

 

昨年個々の内面で起こっていた葛藤が

表面化したかのように…?

 

「社会構造」がドンドンと変わっていきました。

 

 

 

宝石紫冥王星のナチュラルサイン宝石紫

 

 

 

冥王星の支配サインは…蠍座!

 

蠍座はどこまでも誰かと

「一体化」しようとする星座。

そうするうちに相手の

「今まで見えなかった一面」が

見えてくる。

 

けれども本当に

向かわざるを得なくなるのは

奥深くに隠された「あなた」

かもしれません。

 

目の前にいる誰かは

自分の「在り方」の鏡。

 

自分の中の見たくなかった部分

をあぶりだしてくる

トリガー(銃の引き金)。

 

ポジティブな部分だけでなく

ネガティブな部分も…。

 

必ずしもそんなあなたを

今すぐに

誰かに、伝えなくても

 

まずは「あなた自身」が

「気づいてあげること」が

促されているよう…。

 

 

 

 

 

宝石紫山羊座23度のサビアン宝石紫

 

 

 

昨年逆行開始時の冥王星のサビアンは

山羊座23度でした。

 

サビアンは

 「戦争での勇敢さをたたえる2つの賞 」

です。

 

(逆行中なのでサビアンは

そのままの度数で読んでいます。)

 

そう今年8月19日の獅子座新月でも

冥王星はこの度数にありました。

 

 

スピリチュアル的視点で考えた時

私はこの度数は

「経験値」を大事に…と

伝えていると思っています。

 

 

 

 

そう、大切なのは

「勝ち負け」ではなくて

 

その「経験」によって

あなたの「内側」に

フォーカスを当てること…

と言われているようです。

 

 

 

宝石紫山羊座22度のサビアン宝石紫

 

 

 

そしてこの度数の一つ前が

山羊座22度

「敗北を優美に認める将軍」です。

 

 

あなたは

自分の力を認めてもらうため

精一杯に頑張った。

 

けれども力至らず

一部は認めてもらえたけれど

一部は却下された。

 

自分の中に、

何が足りなかったのか…?

 

課題を持ちかえって

一人深く内省する…。

 

失敗に対して潔く負けを認めて

それを「次に活かす」ために…

 

「勝ったこと」への努力と

「負けたこと」への内省で

得られた気づき

 

その二つの「経験」に対して

与えられるのが

23度の「戦いの後のごほうび」

…といったイメージです。

 

 

宝石紫冥王星×スピリチュアル宝石紫

 

 

冥王星は

生まれ変わっても永続する魂を

象徴すると言われます。

 

今世での世界と

あちらの世界を繋ぐような

存在と言えます。

 

例えていうなら

ホロスコープでも重要な二つのポイント、

春分点(=宇宙の元旦)

秋分点(=宇宙の一年の後半の始まり)

にあたる「お彼岸」。

 

お彼岸は

昼の長さと夜の長さが同じとき。

 

お彼岸にお墓参りをするのも

「あの世」と「この世」

陰と陽とが均等になる…

つまり行き来がしやすくなるからと言われます。

 

ホロスコープでは

昼=社会生活

夜=個人生活

を表すと思います。

 

言葉を変えれば

昼=顕在意識

夜=潜在意識。

 

昼=この世でのあなた

夜=魂としてのあなた

 

冥王星はそう考えると

10天体の中で

「彼岸」=あちらの世界

にもっとも近い存在でしょう。

 

タロットで

蠍座のカードは

死神

 

 

そして冥王星のカードは

審判

 

 

「死」と「復活」そして「再生」

 

本当の死ではなくて

「あなたは何者か」

というところのもの=「意識」

の終わり…

 

そして新しい「意識」が生まれる…

 

いわば蝶になる前のサナギ。

 

 

 

芋虫の姿を捨てて

どろどろになっている…?

 

それはまるで

「水瓶座の時代」を迎えようとする目前の

今のわたしたち…??

 

 

 

宝石紫宇宙は「経験」を必要としている宝石紫

 

 

 

一つ前の

サビアン山羊座21度は

「リレー選手」。

 

たとえリレーで

こけてしまっても💦

 

リングに上がりカウンターパンチをくらって

負傷しても?

それとも完全ノックダウン??

 

けれども大切なのは

「敗北」からしか学べないことが

きっとあるということ。

 

その成果

より「高次の視点」を獲得する。

 

それを次に活すことこそが

「復活」への道。

 

冥王星の支配する

「生まれ変わっても永続する

魂の学び」においては。

 

極論を言えば

「死」よりも重要なこと。

 

そう…

「宇宙は経験を必要としている」

から。

 

 

 

宝石紫山羊座24度のサビアン宝石紫

 

 

 

現在同じく山羊座を逆行中の木星は

9月12日に順行に戻り

10月4日に順行に戻る冥王星と

11月13日に完全に重なります。

 

 

この時の度数が山羊座23度。

 

 

 

続く山羊座24度は

「修道院に入る女性」。

 

 

 

 

それまでに「個人」と

「グループ」や「社会」とのあいだの

葛藤を終わらせ

 

「戦争での勇敢さをたたえる2つの賞 」

を受け取っておく…

 

各自が「ウソ」をつくことなく

「素」のままで所属できるグループへと

 

社会も近づいてゆく

個人も変化してゆく

そんな流れに…?

 

山羊座木星期が終われば

水瓶座木星期。

 

お互いの個性を

本当に尊重し合っていく中での

「グループ」の時代へ。

 

 

 

 

「修道院に入る女性」のように

 

果たして私たちは

高次元の意識に寄り添って

生きていく決意をする…

ことができるのでしょうか!???

 

 

松村先生の「神秘のサビアン占星術」では

こちら山羊座24度は

…なにかの目的のために、隠遁者のような暮らしをしたり、

社会から逃避したりする生活をすることが多い

現実にこの度数の持ち主を見ていると、

ある一定期間、特殊な環境に閉じ込められたり

自由のきかない人生を強制されるケースがある

また自宅から一歩もでない生活をする人も

…となっています!

 

にわかにあの「自粛」生活を

彷彿とさせられてしまいますねあせる

 

…11月半ばとあって

再びそのような事態になることがないよう

願って止みません…

 

けれどもそれまでに

「自己に向き合って」

 

個人の「経験」から立ち現れる

何がしかの「真実」を

見つけようとしておく…

ことが

求められているような気がします。

 

 

 

宝石紫「経験」の見直し宝石紫

 

 

 

松村先生はこの度数を、

次のように解説されています。

 

より優れた成果を目指すために

表面的な勝ち負けから降りる人が多くなります。

 

集団社会で目に見える闘いに勝つというのは

精神面では敗北するということにもなり得ます。

 

シンボルの「将軍」は

戦いに負けることと引き換えに

心の高貴さを称えられ

精神的な面での勝利を得たのです。

 

(「愛蔵版サビアン占星術」)

 

ここで思い出すのが

こちらのブログでもおなじみの

「陰陽」のシンボルです。

 

 

 

このシンボルでは

「陰が極まれば陽となり」

「陽が極まれば陰となる」

ことが暗示されています。

 

 

言い換えれば

ポジティブな出来事の中にも

ネガティブがあり

ネガティブな出来事の中にも

ポジティブがあるということ。

 

 

それは

私たちの「経験した出来事」への

「意味づけ」にも当てはまると思います。

 

 

あなたが「経験した」

そのポジティブな出来事は

本当にポジティブな側面しか

なかったでしょうか?

 

あなたが「経験した」

そのネガティブな出来事は

本当にネガティブな側面しか

なかったでしょうか?

 

どんな物事にも

この「陰陽マーク」のように

ポジティブな側面も

ネガティブな側面も

「両方が」存在している筈です。

 

そしてそれに

「意味づけ」をしているのは

ほかならぬ私たちの「意識」です。

 

 

冒頭でお話した

「覇権争い」の背後には

恐らく

その「どちらかだけ」を見ようとする意識から

起こってくると思います。

 

 

どこかの社会的構造の成功の裏には

幾重の名もない人々の悲しみが

隠されていたかもしれない。

 

 

逆に言えば

あなたが

「敗北」と思っている出来事も

あなたの「魂」の観点から見れば

それは「成功」であったかもしれない…。

 

 

そんな風に。

 

 

今求められているのは

恐らく

この「陰陽」マークを上から眺めるように

 

「分離」を「統合」してゆく心だから。

 

 

だからどうぞ

どんな小さなあなたの経験も

そこで感じた感情も

大切に大切になさってくださいね。

 

 

すべてが本当に

「かけがえのないもの」で

あるのだから。

 

 


 

…以上すごーく前置きが長くなってしまいましたが…汗汗

 

読んで頂きたかったのは、こちら…お願いお願いお願い


 

本日もご訪問、本当にありがとうございました赤薔薇

 

*セラピスト・プロフィール*

宮代 彩也乃(みやしろあやの)

 

 

*陰陽五行バランスナビゲーション*

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