10月13日山羊座で上弦の月です。今回の太陽の度数は「天秤座の社交術」の最後の総仕上げとも言えそうなサビアン。「人間関係」で悩んだ時のヒントを教えてくれそうですヨ★
「山羊座上弦の月」の月のサビアン
今回の「山羊座上弦の月」の
月の度数は
山羊座21度「リレー競走」。
リレーは
チーム・メンバーを信頼することで
成り立つ競技ですね。
自分のパートでは
やるだけのことをやった。
あとは頼むよ~~
…そんな気持ちでバトンを渡し、
あとを任せます。
そんな
「人と人との協力関係」があって、
その上で
チーム同士の競争関係が成り立っています。
「山羊座上弦の月」の太陽のサビアン
そんな山羊座21度に対し、
スクエアで絡んでくるのが
「山羊座上弦の月」の
太陽の度数
天秤座21度
「海岸の群衆」
です。
夏の日曜日のような
海水浴場の人だかり…。
(昨年、今年は
残念ながらそれも
少なかったですが…💦)
そこに集う
「いろんな人たち」に対し
どんなタイプの人でも
楽々と扱うことのできるひと
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
がこの度数のイメージです。
「天秤座第4グループ」
実は「天秤座」では
前回の新月の度数のあと
またもや厄介な人間関係に悩まされます。
それは
「天秤座第4グループ」
の天秤座16度から
対向の
「牡羊座」の侵入
が始まるから。
サビアン・シンボルでは
どのサイン(星座)も
「第4グループ」では
対向のサイン(星座)の侵入
があるのです。
(それによって
サインの性質を
より「強く」するためなんです)
誰とでも満遍なく
そつなく社交しようとする
「天秤座」に対し
生れたばかりの
元気な赤ちゃんのように
ワイルドで自分らしい生き方
を貫こうとする「牡羊座」。
「人生のスタート」をテーマとする「牡羊座」は
時にやんちゃな子どものように
「ボクはこれがやりたいんだー」
と主張して譲りません。
牡羊座の支配星は火星。
なんたって
そうやって「新しい世界」に打って出る
強烈なエネルギーが
牡羊座の象徴ですから
致し方ありません★
そんな
じぶんとは全くタイプの違う
「牡羊座」がやってきた
「天秤座」はびっくり仰天
他の人の事を考えず
なんてワガママなヒトなの~~
と思いますが
そこは「人とのつながり」を
大切にする天秤座。
「どんな人とも、
公平につきあわなくちゃ」
と、無理をしてでも
相手につき合いますw
「漂流」する天秤座
でも…
天秤座16度では
わがままな人につきあってしまい
気が付くと自分も
何が正しいのかわからなくなって
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
しまいます。
天秤座16度は
「流されてしまった船着き場」
というサビアン。
途中で自分も巻き込まれ
戻る場所を失います。
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
そして続く
天秤座17度は
「引退した船長」。
対人的に判断のつかない局面に
巻き込まれ
どう考えても何一つ
解決策が見つからない場合
まずこの荒れる海のような
混沌状態から一時撤退して
この判断のつかなくなったドロドロの状態を
外から冷静に見つめてみようとするのが
この度数です。
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
「天秤座」が辿り着いた答えは?
けれど…
そんな風な「人付き合い」の試練の果てに
とうとう
天秤座20度では
「ユダヤ人のラビ(聖職者)」
というシンボルに。
誰一人賛同しなくても
(多くの人の通念に反していても)
自分の信念に従って行動する。
そしてそれを毎日繰り返すことで
鉄のような意志を持つ
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
人に変貌するのです。
このように
今回の
山羊座上弦の月のサビアン
天秤座21度
の人が
「どんな人とも分け隔てなく
楽しくニコニコと付き合って」
いられるのは
影にこんな苦労?の
経験があったからなんです
だからやっぱり大切なのは
どんな人と付き合う上でも
ひとつ
「自分の柱」とも言える
「自分軸」を持てているかどうか
…がキーポイントと言えそうです。
また「自分軸」を持つためには
毎日のルーティンのようなものを大切にして
自分を整えておくことも
大事なんではないかと思います。
そうすれば
この天秤座21度のひとのように
「海岸の群衆」の真っ只中で
たとえどんなタイプの人が
行ったり来たりしていても
心の中ではどこか
「わたしはわたし」と
どこか一歩離れたところで
客観的に状況を眺め
られているのではないでしょうか?
いつも私たちは「選択」できる
つまり、どんな時も
常に自分に立ちかえって
まず「自分の中を変える」ことが
結局は人間関係も
変えていくことに繋がりそうです。
ここで
「ウィリアム・グラッサー博士」の
「選択理論心理学」
をご紹介したいと思います。
選択理論心理学では、
「過去と他人は変えられない、
未来と自分は変えられる」
と考えます。
グラッサー博士は、
「私たちは、
過去や環境に振り回されることなく、
自らの人生を自分の望む方向に進むべく
選択できる」
としています。
過去のせい、人のせい、環境のせいにしないで、
自らが状況を判断し、
ベストと思う選択をし、行動していく ことで
さまざまなトラブルを回避し
人生をかえていくことができます。
(くしろ専門学校さんより)
つまり、
「にっちもさっちもいかない」と
感じている状況であっても
実はどこかに
「自分で選択できる余地」
はいつだってあって
じぶん自身が
「いま、ここ」を選択していること
に気が付くこと
が大切なんではないかと思います。
そうすれば
「ここから先」の未来も
「じぶん自身」で「選択」することで
変えてゆける
…と信じられる
のではないかと思います。
「7つの致命的習慣」
そしてグラッサー博士は
「7つの致命的習慣」と
「7つの身に着けたい習慣」を
提唱されています。
→→実はこれはちょうど10年前に
私が日記代わりにしていた
手帳に記してあった言葉です
夫に、子どもに、親に…
実際こんな感じで
接していたこと多数…
あなたも時には
そんな状況に
陥ってしまうことはありませんか?
そして
(ここからは博士の著書からでなく
私の考えなのですが)
これらの背景にあるのは
「コントロール」
ではないかと思います。
「コントロール」とは
知らず知らず
「自分の考え」で
「支配しようとしている」こと。
つまり
…ってことではないかと思います。
「天秤座第4グループ」
の人が悩んだのも
こんな感じのひとだったんでは
ないかな
でもね、きっと
「天秤座第4グループ」の人は
ここでこうした人に向き合うことで
最初は流されそうになりながらも
最後は「ユダヤのラビ」のように
自身の立つ立ち位置としての
「船着き場」を見つけることで
相手を冷静に
見つめられるように
なったのではないでしょうか?
そして
→→の右側の声の
更に裏に潜む「こころ」
に目を向けるようになった
のではないでしょうか。
「自分の考え」に
耳を傾けてくれるひとが、
いないのかな。
自分に自信が持てなくて、
誰かに賛同してほしいのかな。
この人も、他の誰かに
同じように文句を言われ
ストレスが溜まっているのかな。
誰も話を聞いてくれなくて
淋しいのかしら…
「7つの身に着けたい習慣」
だからきっと
天秤座21度で
「海岸の群衆」を
リラックスして見ている人は
グラッサー博士の
「7つの身に着けたい習慣」
を実践できているんじゃないか
と思います。
…いかがでしょうか。
私たちも
こんな「7つの習慣」で
人と関われたら
素敵ですよね
でも
もしもあなたが
万が一
身近な方々との関わりで
悩んでしまったときには…
「7つの致命的習慣」の方で
関わってしまっていないかを
振り返ってみて下さいね。
そして
→→右側の「自分の考え」に
囚われてしまっていないか
更にその後ろには
見えないところに
あなたの本当の「こころ」が
隠されていないか
に向き合って見てあげて下さい。
そこから
いつもどこかに
「じぶん自身で選べること」が
残っていること
に目を向けてみてください。
そうすれば
あなたの「こころ」は
もっと自由になって
じぶんが
「コントロール」しようとする
ことから
距離を置くことが
出来るのではないでしょうか?
それはきっと
誰かから
「コントロール」されること
からも
あなたを解放することでしょう。
何故なら
「わたし」が変われば
状況も必ず変化するから。
するとそこにはきっと
ゆったりと
「海岸の群衆」
の中で楽しんでいる
天秤座21度のひとのように
「7つの身に着けたい習慣」
と共に在る
あなたがいることでしょう
本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました
今回の記事が気に入って頂けた方は
是非「いいね」や「フォロー」を
して頂けますと嬉しいです
*関連記事* こちらもどうぞ…
コメント