冬至のサビアン2021(後編)*蟹座28度*「時代」のはざまであなたができること

 

2021年12月22日前回記事に続き、冬至の太陽と月のサビアン・シンボルについて考えていきたいと思います。

 

 

前回の記事はこちら…

 

 

 

 

 

宝石赤冬至の月のサビアン宝石赤

 

 

 

前回の記事でお伝えした

【火のエレメント】が象徴する

「意志」というものについて

更に

今回の冬至の月のサビアン・シンボルから

考えてゆきたいと思います。

 

 

サビアンは

蟹座28度

「現代の少女ポカホンタス」

というサビアンです。

 

 

 

宝石赤「28度」が意味するもの宝石赤

 

 

 

28度とは

前回の

双子座満月の

太陽と月が位置した度数。

 

 

 

 

ひとつのサインの学びを終えて

次のサインへ

移行の準備を始める度数です。

 

 

蟹座で言えば

次のサインである

「獅子座」を

意識し始める度数となっています。

 

 

昨年末に

木星と土星の

グレート・コンジャンクションにより

「水瓶座時代」が始まりました。

 

 

「水瓶座」の対極にあるのが

「獅子座」です。

 

 

「水瓶座」の鏡関係として

「獅子座」の要素が

深く関わっているということです。

 

 

また獅子座は

双子座満月で太陽があった

射手座と同じ

【火のエレメント】

です。

 

 

 

宝石赤水瓶座1度「伝道所」が目指したもの宝石赤

 

 

 

「ポカポンタス」は

ディズニーの同名映画でも有名ですが

実話でも

ネイティブ・アメリカンの酋長の娘です。

 

Pocahontas 1883 

Unknown authorUnknown author

Public domain, via Wikimedia Commons

 

 

 

スゴイ~~と思いませんかはてなマーク

太陽が「インディアンの酋長」で

月が「インディアンの酋長の娘」

なんですよ星

 

 

しかも

昨年のグレート・コンジャンクションがあった

「水瓶座1度」は

「古いレンガ造りの伝道所」

というサビアンでした。

 

 

こちらは「ルディア版」のサビアン名では

「カリフォルニアの古いレンガ造りの伝道所」

となっています。

 

そこから紐解くと

ネイティブ・アメリカンへの

侵略物語が出てきてしまうのです。

 

 

 

 

上記の記事から引用します。

 

これまで

1つの信条のもと

1つの国家をつくり

そこに人々が集って

「社会」を形成する…

 

そういった

「山羊座」的な「テリトリー社会」から

私たちは多くの

素晴らしい恩恵を受けてきました。

 

けれども

ポジティブな面があれば、同時に

ネガティブな面も生じてしまう。

 

「自分たち」という

「テリトリー利益」を1番に考える…

そんなマイナス面を辿った歴史も

「人類の集合無意識」には

刻まれているのだと思います。

 

そして

私たち一人一人の中にも

埋め込まれているだと思います。

 

 

「伝道所」は

そうしたマイナス面となってしまう

「ローカルな価値観」を

刷新しようとしています。

 

 

けれども逆に言えば

白人優位の「テリトリー」の

利益の押し付けとも…。

 

 

立場が違えば

見るものの「レンズ」が変われば

「正しさ」も変わります。

 

 

けれど水瓶座の「伝道所」が

本当に目指したかったのは

テリトリーとテリトリーとの

覇権争いを超えた

「大きな枠組み」へとシフトすること

ではなかったでしょうか。

 

 

そこで、ポカポンタスの登場です。

 

 

 

宝石赤少女ポカポンタスの「意志」宝石赤

 

 

 

自分たちの土地に乗り込んできた

「よそもの」の白人船長である

ジョン・スミスを

処刑しようとする父に

命がけで命乞いをして

一命を取り留めた…とされています。

 

 

その後の人生も

波瀾万丈だったようですが

伝承によるところが大きく

真実はわかりません。

 

 

ただ

原住民と入植者の間で

翻弄された人生であったことは

間違いありません。

 

 

(もしかしたら

現代の私たちもいわば

「古い時代」と「新しい時代」のはざまで

翻弄されている

という点では同じかもしれませんネ汗

 

 

恐らく

有無を言わさず連れ去られ

 

 

The Abduction of Pocahontas

「拉致されるポカホンタス」ヨハン・T・デ・ブライ画(1618年)

Johann Theodor de Bry, Public domain, via Wikimedia Commons

 

 

自分たちの利益のため

「ネイティブアメリカン同化政策」といった

原住民に白人文化を強要する政策のために

利用されたのでしょう。

 

 

後に美化されて描かれたという絵画

「ポカポンタスの洗礼」は

「伝道所」が自国で実を結んだ結果

とも言えるかも…あせる

 

Baptism of Pocahontas 

美化されて描かれた「ポカホンタスの洗礼」(1840年、ジョン・ギャズビー・チャップマン画)

John Gadsby Chapman (photograph courtesy Architect of the Capitol)

Public domain, via Wikimedia Commons

 

 

そんな自分自身の運命を

苦痛に捉えていたか

それとも

故郷とは異次元の生活を

楽しめていたのか?

 

 

数々の逸話も

歴史的な結果も

「正しい」ことだったのか

「間違っていたのか」は

判断する人の「立場」によって

異なってゆくでしょう…

 

 

水瓶座1度の「伝道所」も

「正義」か「悪」かは

一概には言い切れないように。

 

 

けれどただひとつ言えるのは

白人船長を助けたとき

まだたった11歳だった

幼い彼女の心にあったのは

ただ

「苦しませないで」

「争わないで」

「仲良くしてほしい」

という心だけだったと思います。

 

 

Pocahontas-saves-Smith-NE-Chromo-1870 

空想に基づいて描かれた「スミスの命を救うポカホンタス」

New England Chromo. Lith. Co., Public domain, via Wikimedia Commons

 

 

 

それは

「蟹座」的な

「共同体ルール」より

 

 

「獅子座」的な

内面の【火】から出た

「自分の心に照らしての行動」を

選択したということ。

 

 

それは

幼い彼女の中に育まれていた

「良心」であったでしょう。

 

 

目の前の苦しんでいる誰かを

「助けたい」という

シンプルで人道的な「意志」。

 

 

(それは

「蟹座」的な「安心・安全な」場で育まれた

「共感力」がベースにあって

「獅子座」の【火】へと

受け継がれたようにも感じます。)

 

 

そして

その【獅子座の火】こそが

ボーダーラインを消し去っていく

【水瓶座の風】へと

繋がったのです。

 

 

 

宝石赤冬至の太陽のサビアン宝石赤

 

 

 

冬至の太陽のサビアン

山羊座1度

「認識と求めるインディアンの酋長」

につきましても

再考してみたいと思います。

 

 

上記の参考にさせて頂いた

「ポカポンタス」の

Wikipedia によると

 

ネイティブアメリカンの「酋長」とは

「王」や「皇帝」とはまったく違った立場であり、

ポカホンタスを「姫」「王女」と紹介するのは

まったくの誤りである。

 

となっています。

 

更に詳しくは

Wikipedia「酋長」のページ では…

 

文字を持たない合議制社会であるインディアン社会では、

気前がよく、また弁舌に長けた者が

周囲から認められて初めて酋長となった。

 

個人が誰かに任命されたり、

他者を押しのけて就任したりするようなものではない。

 

その役割は、あくまで

「調停者」、「世話役」、あるいはむしろ「奉仕者」であって、

「司令官」や「指導者」、

「首長」というような権力者ではなく、

他者を従属させるとか

命令するとかいった権限は持っていない。

「指導者」と思い込んだ誤解

により

コロンブスは「酋長」を制すれば

部族民は屈服すると考えた

 

…となっています。

 

 

「合議的に」だからこそ

山羊座1度のシンボルは

「認識を求める」という

「対話を前提とした」

表記になっているのかもしれません。

 

 

 

宝石赤インディアンの酋長が求めたものは?宝石赤

 

 

 

では彼が

「認識を求めた」のは

いったい何に対してでしょうか?

 

 

恐らく彼らの住む

先祖代々からの(4ハウス的な)

「土地」の

「大きなる自然の恵み」を受け取って

 

 

そこに住む全員が

平等にその恩恵を受けられるように

配慮し合うこと

 

 

であったのではないでしょうか?

 

 

ここで言う「土地」とは

「利権争い」の対象のような

土地ではなく…

 

 

映画「アバター」で

祖先から受け継がれた神聖な土地に行き

身体からコード?をさして

先祖からのメッセージを受け取る…

そんな場面がありましたが

そのようなイメージです。

 

 

つまり

山羊座1度の「酋長」が

「認識を求めて」つくろうとした

「山羊座的な社会」とは

本来

 

 

「蟹座的」な

「先祖」から守られた

「安心・安全な場所」を

維持して

発展させようとする

心を「基盤」(=4ハウス)とする

ものだったはず…

 

 

「テリトリー」を拡げて

「私利私欲」を肥やすためのものでは

なかったはずなのです。

 

 

 

宝石赤​​​​​​「春分」までの時間に宝石赤

 

 

 

この山羊座1度の「酋長」の度数の

一つ前は

射手座30度

「法王」

です。

 

 

「法王」は

精神的な【火のエレメント】が

高い志(こころざし)

=「意志」に昇華された

象徴であったはずです。

 

 

山羊座では

その「意志」は

「実際的に役に立つ」ものに変換し

「責任を持って」

遂行されるものに

変換されなくてはなりません。

 

 

それは「父性」的な意識です。

 

 

先ほどの

蟹座28度に登場した

「ポカポンタス」は

女性的・母性的

慈愛のこころから生まれた

「意志」であったと思います。

 

 

蟹座28度のサビアンは

「現代の」少女ポカポンタス

となっています。

 

 

私たちは彼女の物語を

どのように

活かしてゆくことができるでしょうか?

 

 

この冬至から

春分までの3か月は

自分の中の

「父性的」な意志と

「母性的」な意志を統合させ

明確にして

 

 

社会に役立つものに

変換してゆくための時間

としてゆけると良いですね。

 

 

するとその先に待っているのが

MCの蟹座19度の「牧師」のような

あなたらしい

あなたにしかできない

かけがえのない

「お仕事」なのだと思います。

 

 

2022年の始まりの3か月…

充実した時間に

してゆきたいですね…乙女のトキメキ

 

 

~開運*美ライフ*コーディネイター~

宮代 彩也乃(みやしろあやの)


 

本日も最後までお読み頂き

ありがとうございましたおすましペガサス

 

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