乙女座満月サビアン*魚座28度*旅の意味を紐解き満月のミラクルを招く

 

2022年3月18日乙女座満月。3月の雨の中ではこれまでに十分にエネルギーを蓄えた樹々の芽がふっくら膨らみ覆われていた最後の殻を破って外界に開いてゆく音がしている。私たちの耳には聞こえない密やかな音。それは「今まで守られていた処」を飛び出してゆく音だから「出発の音」でもあり「別れの音」でもある。

 

 

そんな音を含んだ

温かな3月の大気は

期待と哀しみを含んでいるようで。

 

 

新旧交代の時期も重なるこの時期…

あなたもきっとたくさんの

目に見えないストレスを

抱えていたのではありませんか?

 

 

そう、こちらの記事でもお伝えした通り

現在、木星と海王星が

魚座に滞在していることで

私たちは言わば

未曽有の「3月」に包み込まれているから

なおのこと…?

 

 

 

けれど同時にそれは

ここから

新しい時間が

始まってゆくときでもあります。

 

 

  乙女座満月の太陽のサビアン

 

 

 

今回の魚座の満月の

太陽のサビアンは

魚座28度

「満月の下の肥沃な庭」

というサビアンです。

 

 

獅子座満月に続き

今回もまた28度!です★

 

 

 

満月に、

満月のシンボルのサビアン。

 

 

満月は

「成就」の象徴とも

「手放し」の象徴とも

言われます。

 

 

「陰極まれば、陽に転ず」

 

 

「出発」の「新月」に向けて

「満月」で「完成」させ

そして「手放して」ゆく。

 

 

何だか満月って

「3月」と似ていると思いませんか?

 

 

ホロスコープは

牡羊座0度から始まって

360度の一周が

魂の成長物語であると言われるけれど

 

 

仮に牡羊座0度を

「始まりの新月」と仮定するなら

 

 

私はこの魚座の28度は

その360度の円環サイクルの

「満月」=「成就」

のような位置づけの気がするのです。

 

 

だから同時に

次のサイクルに

「持って行くべきもの」と

「おいてゆくもの」を

選別するようにとも

言われているような…。

 

 

それでは

私たちが

牡羊座0度=「春分点」に

持ってゆくべきものとは?

 

 

 

  エピローグ~月3部作

 

 

 

そのヒントとなるのが

魚座28度の直前のサビアン

魚座26度と

魚座27度です。

 

 

実は3つとも

「月のサビアン」なんです。

 

 

魚座26度は

「影響を分断する新月」

です。

 

 

「新しい始まり」を

受け入れるためには

今ある環境の全ての「影響」から

「切り離される体験」をする。

 

 

魚座27度は

「ハーベスト・ムーン」

=「収穫の月」。

 

 

秋の実りを思わせるような。

 

 

私たちにとって

「実り」

とはなんでしょう?

 

 

この度数の人は

自分の本当の資質が引き起こした

運命的な出来事に遭遇し

それに呑み込まれることを拒否できません。

 

しかし現実を直視すれば

この運命的な出来事とは

自分に対する自覚と喜びを

もたらすものであることを知ります。

(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)

 

ここで伝えられている

抗いようのない

「本当の資質」を「自覚」すること。

 

 

それこそが

「持ってゆくべきもの」であり

それ以外のものは

「置いてゆくべきもの」

と言われている気がします。

 

 

「自覚」するべき「本当の資質」とは

「こうありたい」と願う私たちの理想の姿

とも言い換えられるかも…。

 

 

そんな「こうありたい」自分の姿を

しっかりと意図しイメージして

飛び込んでゆくのが

魚座の28度、なのです。

 

 

27度では意志をイメージ化する

月の力に遭遇しましたが

(中略)

28度では何か

予想外の出来事が起こってしまいます。

(中略)

28度では

その「月」の力のおおもとにある

すべての母原理の根底に存在する

根元の母の力にたとえられるものに

触れるのです。

(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)

 

 

松村先生はここで

「安全装置(バッファ)」という言葉を

出しておられます。

 

それは

自身の活動範囲に相応しい器

(同上)

言い換えれば

私たちの活動範囲を狭めている

「檻(おり)」とも

言い換えられるかも…。

 

 

私たちがもっと

自分の資質を活かしてゆこうと思うなら

私たちはこの「檻(おり)」

突き抜けてゆくはずです。

 

 

あたかも「3月」に

子どもが

学校を「卒業」し

上の学校へ入学するように。

 

 

けれども与えられたルートを卒業し

じぶんの選択権を与えられる

大人になると

 

 

この「安全装置」を抜け出すことは

思いのほか難儀になってしまうのでは?

 

 

いつだって私たちは

今ここに居続けたいもの。

 

 

けれども

「3月」を超えてゆくためには

これは無くてはならない作業です。

 

 

言い換えるなら

毎年やってくる「3月」とは

つまり

ホロスコープの360度の一周を

巡る道のりとは

 

 

超えるべき「檻(おり)」を自覚して

もう一歩踏み込んだ

「自分の本質に向き合う」作業

そのものなのではないでしょうか?

 

 

まるで玉ねぎの皮のように

何層にも重ねられたベールを

1枚ずつ剥ぎ取りながら

奥にある自分の「本質」に

だんだんと近づいてゆく。

 

 

 

  「安全装置」

 

 

 

占星術では「月」は

「感情」であり

「潜在意識」です。

 

 

「感情」や

「潜在意識」は

ウソがつけません。

 

 

じぶんが「欲しているもの」に

いつも、とことん正直に

反応しています。

 

 

それにフタをしているのは

外ならぬ私たち自身です。

 

 

蓋をするのは

恐いから…。

 

 

視たくないものを

視ないようにするために

蓋を閉ざす…

それが「安全装置」です。

 

 

 

  乙女座満月の月のサビアン

 

 

 

ここで

今回の乙女座満月の

月のサビアンに

目を向けなければなりません。

 

 

乙女座28度

「禿げ頭の男」

というサビアンです。

 

 

頭=意識を保護している

「髪の毛」が無い…

→→つまり「安全装置」を

取っ払ってしまおうともくろむ男です。

 

 

自分の考えを隠さず

言いたい放題で

 

既知の知識の中に

心の平安を求めることをやめたため

 

人の神経を逆なでし

不安にさせてでも

自分の意志を表示しようとする男

(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)

 

 

そうでもしなければ

彼は

自分に何かを与えてくれると思っていた

「既存の価値観」の虚飾に縛られ

 

 

「周囲の人びと」への

「配慮」や

「遠慮」に縛られるところから

脱せないと

痛切な危機感を感じたんです。

 

 

自分が

本当は何を感じているのか

本当は何を思っているのか

真に向き合わなければならない…

と感じたんです。

 

 

それは「乙女座」という

「犠牲」と「奉仕」を生きてきた

サインの人にとって

心の中の嵐のような「小さな革命」です。

 

 

そうでもしないと

「呑み込まれた言葉」

「感情」や「無意識」

「潜在意識」といった

「月のチカラ」は

 

 

いつまでも

「安全装置」という

「檻(おり)」の中のまま

外に出てくることが

出来なくなってしまうかもしれません。

 

 

翌年次のサビアン

乙女座29度

「行間から秘密の知識を得る男」

に進むと

 

 

もう少し上手に

隠れた人の気持ちと

折り合いをつけることが

できるようになってゆくけれど

 

 

この乙女座28度は

「殻を破ってゆく」ために

少々危なっかしいけれど

通過しなくてはいけないプロセスなのです。

 

 

 

  宇宙の元型 トーラス構造

 

 

 

そして対向にあるのが

魚座28度です。

 

 

満月に照らされた

肥沃な庭。

 

 

その「庭」の

豊かな生産力の根底にある

宇宙的な形象化原理

(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)

 

 

万物の創造原理とは

「循環」であると思います。

 

 

冬に撒かれた種が

春に芽吹き

夏に育ち

秋に実る…

そうした一連の「流れ」。

 

 

そうした「流れ」の

宇宙的な構造が

「トーラス形」です。

 

 

リンゴのような形の

芯を通ってはまた出てゆく

磁力的なパワーの流れ。

宇宙のすべてに

フラクタルに存在するこの原型。

 

 

その全ての流れが通過するのが

「中心」です。

 

 

この「中心」こそが

創造の源であると思います。

 

 

銀河の中心にも

地球の中心にも

リンゴの中心にも

私たちの中心にも。

 

 

そこにあるのは

透明な光のエネルギー

ではないでしょうか。

 

 

 

  母なる大地

 

 

 

ルディア版では

魚座28度

「満月のもとで

土地のよく肥えた菜園が

よく成長した

豊富な野菜を見せている」

となっています。

 

 

作物を実らせる

母なる大地。

 

 

よく占星術では

太陽は父

月は母にたとえられますね。

 

 

万物にはそうした

創造的な根源的な力が

宿っていると言われます。

 

 

それは恐らく

先ほどお伝えした

私たちの中に眠り

抑え込まれている

 

 

「無意識」や「潜在意識」

「感情」といった月のチカラに

通じるものが

あるのではないでしょうか?

 

 

その月のチカラは

恐らく

トーラス構造の中心の光に

通じるもの。

 

 

 

  バイオフォトン(生体光子)

 

 

 

最近の科学では

「生体光子(せいたいこうし)」

=「バイオフォトン」というものが

発見されています。

 

 

それは私たち一人ひとりが

感知できないほどの微細な

「光」を放っているというもの。

 

「バイオフォトン」は

ミトコンドリアにおける細胞呼吸で行われる

酸化還元反応に付随して生じる

化学発光であるとのこと。

 

1933年、ロシアの物理学者、

アレキサンダー・グルヴィッツ博士は

「すべての生物は光を放出している」

との仮説を立てたという。

(中略)

その後、1960年代になって

光電子倍増管という装置の開発によって

細胞が光を放出する事実が確認された。

 

この発光は人に限らず、

呼吸活動を行う生命すべてで見られるという。

おのでら鍼灸経絡治療院さん

 

 

何だかスピ系の怪しいお話しの様ですが…

何と現在あの花王さんさえ

化粧品開発に

利用されているようですヨ★

 

微弱な生体発光現象バイオフォトンにより、

 

そして紫外線や酸化ストレスなど

物質的要因だけでなく

私たちの「感情」や

潜在下の「意識」も

このバイオフォトンの生成に

影響を及ぼすとのこと。

 

「肉体のみならず精神的な要因も光を放出する」

また最近の研究によると、

非常に暗いところで光を強くイメージした人は

超微弱光子放出を

著しく増加させることがわかっています。

つまり、バイオフォトンは単に

細胞の代謝による副産物として

放出されるのではないのです。

(フルーツ・オブ・エデンさん)

 

 

更に…

 

同時に、

太陽と月の重力による影響が

バイオフォトンの放出に

影響していることもわかってきています。

 

最近ドイツとブラジルで行われた研究によって、

小麦の種から放出されるバイオフォトンが

日月合成日周潮に従ったリズムで、

大陸をまたいで同期していることがわかりました。

 

小麦に限らず、

日月合成日周潮の影響は

地球上の植物の成長に

多大な影響を及ぼしているのです。(同上)

 

とのことびっくり

 

 

以上からわかることは

 

 

宝石赤人体の月のチカラ

=感情や潜在意識下の願望は

バイオフォトンの生成に影響

   +

宝石赤月の満ち欠けのような

太陽や月の回転運動といった

自然界の周期的リズム

=循環エネルギー=トーラス

とバイオフォトンは連動

    =

宝石赤月のチカラは

宇宙の根本的生成原理に

バイオ・フォトンという

生体放出光物質(生体光子)

を通してシンクロする

 

と言えそうです。

 

 

つまりサビアンで伝えられているように

 

 

乙女座27度の

「意志」「意図」の明確化により

乙女座28度の

「創造的生成力」へシンクロしてゆける…

 

 

それが

科学的事実として

証明されつつあるのではないでしょうか!?

 

 

 

  乙女座満月~まとめ

 

 

先にお伝えしたように

私たちが360度のプロセスを

歩んできたところの「成就」が

魚座28度の満月のシンボルとするならば

 

 

この道のりを歩む意味は

「宇宙的生成原理」

=トーラスの中心である

光のエネルギーと

私たちの中に眠る

個々人の「真の(高次の)意図」を

シンクロさせてゆくこと。

 

 

その「意図」とは

「この世界に何を生み出したいのか」。

 

 

それをクリア―にするために

いらないものをドンドンとそぎ落として

明確にしていく過程

…それがこの

「360度の円環」の意味

なのかもしれません。

 

 

言い換えると

「わたしたち一人ひとりは、

(意図することで)

この世界に何を与えてゆくことができるか」

に向き合うことが促されているのかも…。

 

 

宝石紫関連記事宝石紫

 

 

 

 

  乙女座満月からのおすすめアクション

 

 

乙女座満月のサビアンからの

おすすめアクション

 

STEP1: 徹底断捨離

 

3月21日春分まで

遅くとも4月1日牡羊座新月まで.

 

モノはもちろん

PCのメールボックスのメルマガや

LINE、アドレス帳など

人間関係の整理も

(私は特に本棚の整理に力を入れました)

 

その過程で

自分が本当に望んでいること

明確にしていく

 

 

STEP2: 自然界のリズムに同調

 

季節の花を見に行く

海を見に行く

有機野菜を食べる

化学調味料や添加物を避ける

 

STEP3: 人に親切を

 

身近なひと

偶然出会った目の前の人に

小さな親切を行い

自分からの循環サイクルを意識する

 

 

このサビアンは予想外の

大きなチャンスを

もたらすシンボルとも言われます。

 

 

より大きな達成を叶えることも

夢ではありません。

 

 

そのために必要なのが

あなたの「意図」を

宇宙の「意図」に沿わせること…

 

 

そうでないものは

つまりあなたの

「魂の願い」にそぐわないものは

おいてゆきましょう…と

 

 

そんな風に

伝えられているのでは

ないでしょうか。

 

 

そして今

2021年のホロスコープ物語が

終わってゆきます。

 

 

あなたは2022年に

どんな物語を紡いでゆくことを

意図しますか?

 

 

〇 。● ○. 。 〇 。● ○. 。 〇 。● ○

 

 

本日も最後までお読み頂き

ありがとうございます赤薔薇

 

サビアン・シンボルは

西洋占星術のホロスコープ

360度のイメージ・ストーリー。

 

アカシック次元からの

チャネリング情報とも言われます。

 

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~開運*美ライフ*コンサルテーション~ 宮代 彩也乃(みやしろあやの)

「願い」の現実化に一番たいせつなのは

あなたの「こころ」を整理してゆくこと。

あなただけの

「大切なものがたり」を振り返り

「理想のあなた」を見つけてね★

 

 

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