10月29日獅子座下弦の月です。あなたには今何か叶えたい願望がありますか?成し遂げたい目標がありますか?もしくは今抱えている問題で軌道に乗せていきたいものはありますか?…でも最近、何だかそれがうまく進まないように感じる。やるだけのことはやってきたけれどこのまま進んで良いのだろうか…?そんな風に感じていることはありませんか?
「獅子座」のテーマは…
本日下弦の月では
獅子座に月があって、蠍座に太陽が。
獅子座は子どものように
心からやりたいこと
やってみたいこと
やってみたら楽しそうなことを
素直に形にしていくことがテーマ。
でも今
目の前にあなたが取り組んでいることで
そんな獅子座のテーマのような
「純粋な楽しみ」が
見出せなくなっていることはありませんか?
そんなあなたに
本日獅子座下弦の月の
サビアン・シンボルからのメッセージが
ヒントになるかもしれません。
〇 。● ○. 。 〇 。● ○. 。 〇 。● ○
サビアン・シンボルとは
西洋占星術のホロスコープ
360度それぞれに割り当てられた
イメージの詩文です。
アカシック次元からの
チャネリング情報とも言われています。
各天体のサビアン・シンボルからは
その時々に「意識」しておきたいテーマが
伝えられます。
あなたもサビアンを生活に取り入れることで
「星空のリズム」に波長を合わせ
運気の流れを
スムーズにしてゆきませんか…?
〇 。● ○. 。 〇 。● ○. 。 〇 。● ○.
「獅子座下弦の月」の前提サビアン
今回の太陽と月のサビアンに
共通しているのは
一つ前の度数に
「岩」というシンボルが
登場することです。
サビアン獅子座5度
「絶壁の端にある岩の塊」
行動の果てにここで
「絶壁」にぶつかり
そこから先に進めなくなります。
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
そして
蠍座5度
「大きな岩場の海岸」
です。
どんなに深く確信したことも
深く結びついた関係性も
不足の事態で挫折します。
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
つまり何かを行こうとする
または
誰かと関係を築こうとする中で
「大きな岩場」にぶち当たって
「挫折感」を味わう
…と言うシンボル。
このように
こちら2つのサビアンは
それぞれのサインなりの
「心の中の挫折」を表しています。
「獅子座下弦の月」の月のサビアン
そして登場するのが
今回のサビアン。
獅子座下弦の月の
月のサビアン・シンボルは
獅子座6度
「時代遅れの女と最先端の少女」
です。
実はこちらのサビアン
今年の夏至の火星
と同じです!
もしかすると
6月21日の夏至の頃から
火星のエネルギーである
「情熱」を傾けて
取り組んできたことに
「見直し」の必要性を感じることが
あるかもしれませんね。
「夏至のサビアン」の記事から
引用してみたいと思います。
つまり
絶壁まで
追い詰められたところで
周囲をよくよく
観察してみると…
実は自分の姿が
とーっても時代遅れのものだった
ことに気付き
唖然とする…
そんなシンボルなんです
「絶壁」とは
あなたの心の中の
「過去からの囁き」
けれどもそのギャップに気付くことで
自分がもう手放さなければならない
古い価値観に
しがみついていたことに
気付くのです。
大切なのは
たとえそんな場面に出くわしても
アツクならずに冷静に
自分を見つめ直してみること…
と言えそうです。
「じぶん」と「他者」とのギャップ
サビアン・シンボルの
「6度」とは
自分一人の中で
問題を見つめていた人が
周りに目を向ける度数とされます。
松村先生の「ディグリー占星術」では
「環境」と「自分」との一体化
とされています。
こちらの度数が
「天秤座」の影響を受けている(ドテカテモリー)
ことから考えると
「天秤座1度」の
サビアン・シンボル
のように
「自己の中で完結していた世界」
に閉じこもっていたところから
飛び出した
「他者という多くの人々が存在する世界」
=「環境」
と言えそうです。
つまり
「好きだからやっている」という見方から
「周囲の人」からの目を意識する
→→「自分の置かれた立場」を意識する
→→客観的視野を養う
ことへ移行していくこと。
そのためにこの度数では
「周囲と自分とのギャップ」
という
とーっても恥ずかしい現実
に直面させられるのです。
「井の中のかわず」
という「ことわざ」がありますよね。
他に広い世界のあることを知らずに、
自分のまわりのせまい範囲だけで
ものを考えていることのたとえ(Oxford)
です。
このシンボルでは
「かわず」=自分の「考え」(旧来の価値観)
と言えるのではないでしょうか。
そして考えてみると
「イケテない自分」
を生み出していた原因は
「古臭いファッション(考え・価値観)」に
固執していた事であることに気付きます。
つまり
「昔はこれが正解であったから」
と考え、それをいつまでも引きずっていて…
自分の周りでは
ドンドン新しい情報や
方策や
考え方が生れてきているのに
そこに目を向けていなかったことに
気が付かされるのです。
「獅子座6度」からのメッセージ
そこで
「獅子座6度」のシンボルから
この時期
「おすすめの行動」としまして
次のようなものと言えるのではないでしょうか。
それでも迷ってしまったら…
けれどもここで
あなたは思うかもしれません。
確かにこのところ
少し「行き詰まり」を感じて
じぶんの中に
何かを「変容させなくては」
想いはあるのだけれど…。
けれども…
え?それを?
あんなに手をかけて
時間をかけて
築き上げてきた「それ」を捨てるの…?
そんな「迷い」が
生れてはいませんか?
その「変容」のために
いまここに
既に手の内にある
安定した何ものかを
捨て去らなければならないのか…?
そんなことをして
大丈夫なのか…?
そんな不安な想いが
大きいかもしれません。
そんなあなたへ…さらに
今回の太陽のサビアンが
もう一つのメッセージを
伝えてくれているようです。
「獅子座下弦の月」の月のサビアン
今回の
獅子座下弦の月の
太陽のサビアン・シンボルは
蠍座6度
「ゴールドラッシュ」
です。
以下再び「夏至のサビアン」の
記事より引用いたします。
「ゴールドラッシュ」とは
新しく金が発見された土地へ
一発当てようとする人が
押し寄せたことですね。
私が参考にさせて頂いております
松村潔先生の「愛蔵版サビアン占星術」によると
蠍座とは
限られた人間関係や
特定の関係の中で
(中略)
新しい社会的な自我へ
とこれまでの自分を「変容」させ
ようとするサイン。
つまり
「自分を根本から変えて
新しい自分に脱皮するぞ」と
固い決意をして
その「変容」のきっかけを
「他者との深い関わり」から
見出そうとするのが
蠍座なのです。
一つ手前は(先ほどお話しした)
蠍座5度
「大きな岩場の海岸」
というシンボルが出てきます。
誰しも
「乗り越えられない壁」を
感じることってありますよね?
そんな「壁」にぶち当たったひとは
今度は
もっと根底から取り組み直さなければ
と考えます。
そしてこの度数で
「故郷」という「退路」を断って
見も心も思い切って
「一獲千金」という
途方もない夢に
飛び込む道を選ぶのです。
今まで築いてきた
自分の社会的地位も
親や兄弟も
かなぐり捨て…
実際的な行動
に出ることで
夢をみて空想しているだけの過去の自分
を捨て去ったのです。
つまり
「ゴールドラッシュ」
とは
「いまある人間関係や立ち位置」
から
「全く別の新しい人間関係や立ち位置」
へ自分を置き換えること。
そして新天地で
金採掘を目指す人々の流れに
合流してゆくのです。
もしも「フール(馬鹿もの)」と呼ばれても…
上記の記事では
タロットカードの「愚者(フール)」
に置き換えてみました。
それは
タロット・カードの
「フール」を
思い起こさせます。
自分の夢を追って
新しい旅路へと出発した若者は
ひとびとに「愚か者」と呼ばれます。
けれど
「そんなバカげた夢を」
と揶揄する
周囲の言葉に
後ろ髪を引かれているようでは
いつまでたっても
自分を「変容」させることは
できません。
未来の自分像は
きっと叶えられると
自分を信じ
一歩を踏み出す
生き方を選んだのです。
「フール」のカードは
西洋占星術に当てはめると
「天王星」の象徴であると言われます。
「天王星」は「水瓶座」の支配星です。
昨年末に入ったと言われる
「水瓶座時代」は
いわば「変革の時代」。
今回の獅子座下弦の月でも
蠍座6度の発するメッセージは
「過去の実績」や「労力」を
かなぐり捨ててでも
自分の内面の火のような
「やってみたい」気持ちにフォーカスし
前に進むことが
今は大切だよ…
というものなのではないでしょうか?
「蠍座6度」からのメッセージ
そこで
「蠍座6度」のシンボルからは
この時期
「おすすめの行動」としまして
次のようなものと言えるのではないでしょうか。
金星と海王星のハードアスペクト
それでもやっぱり…
一歩が踏み出せない、
不安が募ってしまう…
そんな方もおられるかもしれません。
実はここ数日の星空配置として
海王星と金星が
ハードアスペクトである
スクエアを形成していました。
「境界線を無くす」作用のある海王星と
「喜び」に関わる金星が
ハードなアスペクトを形成することで
ここのところ、特に
自分に自信が持てなくなったり
「じぶん自身が今まで築いてきたこと」が
とても儚く思われてしまったり
ということが多かったかも…
だから
またきっと新しいことを始めても
またうまくいかなくなってしまうのではないか
と不安に思ってしまったり
未来に向けて進もうとしても
波に呑まれたように
どこか足元がおぼつかない感じで
どこへ進めばいいのか
わからなくなってしまう気持ち
になりがちかも…。
今もまだ
このスクエアの影響は続いていますが…
けれどもご安心ください。
一番ぴったりの厳しいスクエアは
もう過ぎ去りました
そして目を向けて頂きたいのは
この金星と海王星の
ちょうど中間あたりに位置している
土星です。
それが今回
太陽と月に絡んで
こちらも厳しいアスペクト
Tスクエアを形成しています。
さらに土星も
「課題をもたらしてくる」
天体ではありますが…
代わりに物事の「具現化」を
進めてくれるとも言われます。
ですから今回
太陽と月に絡んでいる土星のサビアン・シンボルも
先へ進むための
ヒントとなってくれるように思います。
「獅子座下弦の月」の土星のサビアン
土星のサビアンは
水瓶座8度
「美しい衣装を着た蝋人形」
です。
マネキンが服を着た
ブティックのショーウィンドウを
思い浮かべてみて下さい。
店の前を通り過ぎる私たちは
そのマネキンの
イケてるコーディネイトを見上げながら
自分だったら
ここにはこんなベルトをつけて
こんなバッグを持って…
などと
いろいろ空想を膨らませます。
そんな風にこちらの度数は
「シュミレーション」
の度数とされています。
目標を立てて実践する場合
まずは想像(頭の中のイメージ)で
様々なケースを想定し
そのシナリオに基づいた行動をしようとする
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
つまり
あなたが「望むもの」
「望む状態」が手に入ったところを
しっかりと頭の中でイメージングする。
またその「望むもの」を
手にするまでのプロセス
をしっかりと頭の中に思い描き
あたかも
将棋の駒の動かし方のように
達成までの工程をシュミレーションして
明確にしてみて…
と言われていると思います。
そうすることで
「一歩踏み出すことへの恐れ」も軽減
されてくるのではないでしょうか?
ご参考記事
「願望達成」までのプロセスをイメージ法を
「チェス・ゲーム」から考えたこちらの記事もおススメ
「水瓶座8度」からのメッセージ
そこで
「水瓶座8度」のシンボルからは
次のような行動がおすすめと
言えそうです。
脳科学では
「危険回避」が
一番の重要事項として扱われる
と言われます。
そのため
「未知のこと」へ挑戦しようとすると
自然と脳があれこれ
不安材料を並べ「ストップ」をかけてくる
仕組みが備わっているのです。
けれど
上記のように
頭の中のシュミレーションを
しっかりと行うことで
不安に思っている「脳」を
安心させていくことが出来る
と考えられます。
まさに
「知性」を駆使する
「風のエレメント」の
水瓶座らしいやり方ですよね!
水瓶座は獅子座の
180度対向のサイン。
そんな風に
「反対側」のエネルギー
を取り入れることが
現状打破に繋がるヒントに
なってくれそうです。
でもやっぱり一番大切なことは
いかがでしたでしょうか…?
獅子座下弦の月のサビアン・シンボルから
現状を打破して変容をもたらすためのヒント
をお伝えして来ました。
けれども…
何と言っても「獅子座」は
内面のエネルギーや
「自分らしさ」
を象徴するサイン
です。
獅子座の守護星は
「太陽」。
タロット・カードの
「太陽のカード」には
生れたばかりの子供が
活き活きと楽しそうに
馬の上で
大きな旗を振っている様子が
描かれています。
そこからは
新しい命を始めたばかりの子供の
こころの躍動感
が感じられます。
今回の獅子座下弦の月で現れた
自分の表現と周囲とのギャップに
ショックを受けた女性も
なりふり構わず
夢へと飛び込む男性も
心の内にあるのは
この太陽のカードの子供のような
「自分のこころを満足させたい」
という動機(モチベーション)
純粋な心のエネルギー
なのではないでしょうか?
あなたももし今
作り変えてみたいコト
新しい方向へ進めてみたい気持ち
があるなら…
「変わること」
「変化すること」
それによって
「失うこと」への不安
にフォーカスするより
まずは
「やってみようかな」
「やってみたら楽しいかも…」
そんなピュアな心に
立ち返ってみるのが
良いかもしれません。
さあここから
さらに「変わっていく自分」を
楽しんでみませんか?
本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました
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