「秋分」の太陽のサビアン*天秤座1度*突き通す針により完璧にされた蝶

 

「秋分」です。今回は毎年「秋分」の廻る日の【天秤座1度】というサビアン・シンボルの度数からこの季節に意識してゆきたいことを考えてみたいと思います。

 

 

 

宝石赤ホロスコープの「秋分」とは宝石赤

 

 

 

1年の始まりを表すのは

「春分」のホロスコープ。

 

「春分」とは

「牡羊座」に太陽が入った日。

 

ホロスコープは

「人の成長段階」を表しているとも

言われます。

 

牡羊座で

この世に生を受けた私たちは

 

牡羊座

→→牡牛座

→→双子座

→→蟹座

→→獅子座…と

 

「自分」という「個性」を

創り上げてゆきます。

 

そして「乙女座」で

自分という枠の中に

確固とした自分自身を完成させます。

 

そして「秋分」を迎えるのです。

 

ホロスコープで「秋分」とは

太陽が天秤座に入った日。

 

ホロスコープでは

「アセンダント」=東の地平が

「春分」であるのに対し

「ディセンダント」=西の地平が

「秋分」になります。

 

 

 

宝石赤「秋分」と「お彼岸」宝石赤

 

 

 

この時期が日本では

「お彼岸」の時期に当たっているのも

面白いところです。

 

 

 

 

「お彼岸」の意味は

次のようなものだそうです。

 

仏教では元来、煩悩に満ちあふれる

この現世の世界を「此岸(しがん)」と呼びます。

 

それに対して、悟りの境地である涅槃(ねはん)

あの世の世界を「彼岸(ひがん)」と呼びました。

 

「お彼岸」とは、「到彼岸(とうひがん)」という意味で、

煩悩や迷いのある世界から

悟りの開けた世界へ至ること、

至るために行う修行のことを指します。

 

語源は、サンスクリット語(古代インド・アーリア語に属する言語)で、

「paramita(波羅蜜多、パーラミタ)」という言葉だそうです。

仏教用語で、「彼岸(パーラム)」「至る(イタ)」の2つの意味をを持つ言葉です。

お彼岸とは何をする日?さんより)

 

 

このお彼岸の意味を

ホロスコープに置き換えるなら

 

「あちらの世界」から

「牡羊座」で「この世」に生まれ落ち

 

そして「魂(たましい)の修行」をし

一回り大きくなった魂を持って

あの世に旅立つ(→→「魚座」の世界)

…と言えるかもしれません。

 

 

 

宝石赤「鏡」の前に立つ時宝石赤

 

 

 

そのように考えた時

「秋分」とは

人生で言えば「折り返し地点」。

 

 

何故ならホロスコープでは

「ディセンダント」を境に

 

天秤座から

ホロスコープの

「上半分」の物語へと移行するからです。

 

 

ホロスコープの「下半分」が

「自分を育てる物語」なら

 

「上半分」は

そこまでに育て上げた「自分」を

「他人との関係性の中に放り込む」段階です。

 

 

つまり

自分という「箱の中」から

飛び出してみたら

 

目の前にいきなり

「鏡」があったのです。

 

 

 

 

その「鏡」はいきなり私たちに

 

自分が自分を見るのではなく

他人が自分をどう見るか…

 

を突き付けてきたのです。

 

 

お彼岸で言う

「あちらの世界」=「悟り」の世界

へ至るためには

 

自分の殻の中に閉じこもっていてはだめですよ、

と言われているようでもあります。

 

 

さて「天秤座」からは

その自分をひっさげて

他人との関係を築いたり

そこからいろんな経験をしたり

共同体の中で自分ができることを提供したり…

といったことが必要なわけで。

 

言わば「成人式」のような

ニュアンスでしょうか(*’▽’);

 

 

 

宝石赤「秋分」の太陽のサビアン宝石赤

 

 

 

そして登場するのが

こちら「秋分」の

太陽のサビアン・シンボルです。

 

 

天秤座1度

「突き通す針により完璧にされた蝶」

 

 

 

 

蝶は初め

生まれてから長い間

「芋虫」として時間を過ごします。

 

その間は決して「美しい」外観ではないけれど

そんなこと構っていられないあせるとばかり

まずは

「自分自身を成長させること」に専念します。

 

そしてとうとう「サナギ」となります。

 

そして「サナギ」の中で

芋虫は劇的な「変容」を遂げます。

 

DNAとして元々に

生まれ持っていた「資質」を

最大限に引き出して

「美しい羽」として育てあげたのです。

 

 

言わばここまでのプロセスが

「牡羊座」から「乙女座」までの

「個性を育む」プロセスと言えると思います。

 

そして「天秤座1度」では

遂に

 

その美しさを「標本」として

世にさらす…

=「人の目に触れるところに置く」

ことをやってのけました!!

 

 

乙女座の段階で

自分個人で出来ることのすべてを

やりつくした人は

 

個性が確立され

それを隠すこともなくなります。

 

人との関係をつくるには

まず自分の側の

「個性の限定」が必要で

 

これが「ピンでとめられた」

という状態なのです。

 

(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)

 

 

 

宝石赤「自分の持っているもの」が人を引き寄せる宝石赤

 

 

 

ここで大切なのは

いかにここまでのプロセス…つまり

さなぎの間に「個性」を確立しているか、

ということと思います。

 

実はホロスコープでは

「アセンダント」である東に

太陽が入ったと思いきや

明るくなるかと思えばそうではありません。

 

空からみているためか

地上の感覚とは反対に

 

ホロスコープの「巡り」では

アセンダントからディセンダントまでは

「夜の時間」です。

 

(因みに我が家の息子は

真夜中0時の生まれなので

ホロスコープの「天底=IC」あたりに太陽が。)

 

 

そしてディセンダントという

「西の地平」を超えると

そこからが

「昼の時間」です。

 

 

ですから

「さなぎ」という人目に触れない間…

 

そうホロスコープの「下半分」は

「夜」の時間。

 

 

人から見えない時間の中で

どれだけ自分自身を育て上げてきたか…

 

それによって

天秤座から先の

「人との関りの時間」の充実度が

変わってくる

のではないかと思います。

 

 

そういった意味では

あなたという「個性」が

どのような「波長」を出しているかで

 

関わってくる人

つまりやってくるご縁の質も変わってくる…

ということがあると思います。

 

 

黄色い花ご参考記事黄色い花

 

 

 

 

 

例えて言えば

標本の蝶が青い羽をしていたら

青い色が好きな人が惹かれて

見にくるかもしれません。

 

赤い羽をしていたら

赤い色が好きな人が惹かれて

見にくるかもしれません。

 

 

 

 

 

宝石赤針で固定されて初めて「完璧」になる宝石赤

 

 

 

私がこのサビアンで好きなところは

「完璧にされた」という表現です。

 

人目にさらすことで

「蝶の美しさ」は

初めて「真に完成」したのです。

 

 

ひとは自分の中で

自身を育て上げるだけでは不完全で

その自分を全てさらけ出し

人目にさらされることで

「完璧になる」というのです。

 

これってけっこう

勇気のいることだと思いませんか?

 

自分はこういう人間なんだよ、

というところまで

自分自身を突き詰めるのだって

大変なことです。

 

これまで「自分探し」をしてきたわけです。

 

それは何となく人の言葉に流されて

ふらふらしてしまうのとは違うと思います。

 

つまり「自分軸」が何もなくて

「他人軸」に振り回されてしまうのとは

少し違うと思います。

 

「蝶」とは

サビアン・シンボルでは

 

「霊的」なものと繋がっている状態

 

を表すシンボルです。

 

 

 

つまり自分の「霊性」に向き合って

自分の本来の資質を

真面目に育て上げて

ここまで来たと思います。

 

それでも、どうでしょうか。

 

人目にさらしてみて

初めてその真偽が問われる

と言われているのです。

 

 

 

宝石赤「般若心経」とバシャール宝石赤

 

 

 

ここで先ほどの

「お彼岸」のお話に戻りたいと思います。

 

 

「お彼岸」という言葉の由来は

サンスクリット語の

「波羅蜜多(はらみっだ)」という言葉との事。

 

それは

「波羅(彼岸に)蜜多(至る)」

つまり

「悟りの境地に至る」

という意味。

 

 

実は

あの「般若心経」も正式には

「仏説摩訶般若波羅蜜多心経」

と言います。

 

仏さまが説いた[仏説]、

彼岸に到るための[波羅蜜多]、

偉大な[摩訶]、

智慧の[般若]、

エッセンスの[心]、

教え[経]」ということです。

何だそうだ、般若心経さんより)

 

「偉大な知恵のエッセンス」

=「完全なる智慧」

とも言われます。

 

そして「般若心経」の最後は

 

「空(くう)」

つまり私たちが絶対を思っている

身体や感覚やイメージや思考は

絶対的なものではないと「悟る」ことが出来たなら

 

「いまここがお彼岸である」

となって終わります。

 

 

「悟り」の反対の言葉は

「煩悩(ぼんのう)」と思います。

 

私たちを苦しめる想念。

 

それは「エゴ」とも

言い換えられると思います。

 

 

「煩悩(ぼんのう)」とは

心身にまといつき心をかきみだす、一切の妄念・欲望。

(グーグル辞書)

 

つまり自分の一方的な思考の中に

「囚われている」状態と

言い換えることができると思います。

 

 

バシャールの言葉に

「think outside of the box」

という言葉があります。

 

「箱の外」

「枠の外」で考えよ…と言っています。

 

「きっとこうに違いない」

「こうなるに違いない」

「こうでなければならない」

 

といったこれまでに

「外の世界」から

自分自身の内側にもたらされてきたものは

一度疑ってみたほうがいい…といったイメージです。

 

 

 

 

 

こちらの本も参考になります。

 

 

 

 

 

ちょっと話が飛躍するようですが

 

「般若心経」でいうところの

身体や感覚、イメージ、思考といった

「自分が自分と思うところのもの」が

 

「固体された絶対的なもの」である

という概念から「出る」こと

であるとすると

 

こちらの

「think outside of the box」

という言葉は

真逆のことを言っているようであって

実は

「般若心経」の

「空(くう)」という概念に

近いものであると

言えるのではないかと思います。

 

 

 

宝石赤「般若心経」と【天秤座1度】宝石赤

 

 

 

そして【天秤座1度】のシンボルで

蝶が「針によって固定される」ということも

やっぱり真逆のことを

言っているようでありますが

 

実際は

 

「自分から見た自分」という

「固定概念」を見直す

 

ために

多くの人の目にさらされる場に

しばし縛り付けている

…とも取れると思います。

 

他人の目にさらすことで

自分が見ていた

「自分の絶対性」を

手放すことにもなると思います。

 

そして自分が

「絶対と思っていた自分」は

もっといろんな人々のいろんな見方で

定義づけられる可能性がある

ことを知るのです。

 

 

このように

「自分の外側から見られる自分像」

を受け入れること

 

ひいてはそれが

「空」のような「悟り」への第一歩

になり得るのではないかと思います。

 

 

サビアンの「蝶」のシンボルは

天秤座1度以外にもいくつか出てきますが

全て「風のサイン」で現れます。

 

つまり「風」のように

「こだわり」なく

「移ろう」ものであると

「認める」ことで

 

「新しい生き方」も

可能となる…

そんな風に言われていると思います。

 

つまり

全ては「絶対的なもの」ではない

ということに気が付くこと

ということと思います。

 

 

 

宝石赤天秤座のはらむ「危険性」宝石赤

 

 

 

ただここで

気を付けなければならないのは

「他人の目から見た自分」

ばかりを意識してしまえば

 

それもまた

「BOX」の罠

にはまってしまうということです。

 

天秤座中盤のサビアンでは

他人に振り回されて

自己を見失って漂流してしまう

サビアンが登場します。

 

松村先生は

天秤座にはそのような

「他人からの目線」に

依存し過ぎてしまうことの

「危険性」をはらんでいると仰っています。

 

(マスメディアなど)

集団的に洗脳されている人々の

目線に依存して

自分の美を追求すると

時代的な目線に媚びた自分しかつくれず

自己喪失という結果(に終わる)

 

(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)

 

 

サザン・オールスターズの

昔々(バブル時代)の名曲

「ミス・ブランニューデイ」などは

まさにこんな心理を描いた歌と思います。

 

 

 

 

 

 

宝石赤「罠」に陥らないために大切なこと宝石赤

 

 

 

 

けれども天秤とは

 

「バランス」を司るシンボル

 

であるように

 

「自分から見た自分像」と

「他人から見る自分像」の

ちょうどよい「バランス」をとっていく

 

のがやはり大切なのだと思います。

 

 

 

太陽天秤座生まれの人は

オシャレでセンスが良く

社交にたける…とも言われます。

 

四柱推命でも

「秋分」の季節は「酉月」。

 

五行では【金の気】。

特に「辛」の象意が強くなります。

 

「辛(かのと」とは美しく光る宝石

 

を表します。

 

 

日柱など命式に【金の気】が強い方

特に「辛」のある方は

お会いした時から

 

やっぱり外観が素敵キラキラ

オシャレと思いますラブラブ

 

先日のご鑑定のお客さまの

お嬢さまも「辛」の日のお生まれでした。

 

ご自分でデザインされたという

素敵なお部屋にお住まいで

 

来年は美容関係の専門学校に

進まれるご予定とか…。

 

お部屋には

メイクアップグッズがいっぱいリボン

現在はダイエットに夢中…

とのお話でした。

 

このように

「素敵なご自分のルックス」を

創り上げようとする中

 

「美しくあろうとする外観」に

「ご自分のセンス・美意識」という「個性」

が醸し出されてゆくなら…

 

「自分視線」と

「他人目線」とのバランスを取っていく

…ことにも繋がると思いますドキドキ

 

 

 

宝石赤「主観」と「客観」のはざ間で宝石赤

 

 

 

つまり「秋分」の

サビアン・シンボルからのメッセージは

 

 

「見られている自分」を意識する。

そしてそれに対し、いかに

「自分の創り出してきた個性」を

良い形で打ち出していくか

そのバランスを模索してゆきましょう…

 

ということになると思います。

 

 

社会的な面で自分の可能性を広げるには

見える自分というものを

「意識して」作らなくてはいけないのです。

(松村潔先生 同上)

 

 

さてこの時さらに「もう一歩」

意識しておくと良いことがあります。

 

 

前回の記事でもご登場いただきました

 

小林知央さんがこちらの動画で

この様に仰っています。

 

「コンテンツの価値」とは

「これを使えば自分の人生が良くなる」など

受け取る人が

自分の人生を主役として生きていく為に

役立つもの提供するという感覚を持つことが大事。

(抜粋)

 

私はこのお言葉は

 

このコンテンツを受け取る側も

 

「牡羊座」~「乙女座」までのシーズンがある

 

と意識すること、ということと思います。

 

誰にもそれぞれの「ストーリー」があって

それぞれがそれぞれのストーリーの

「主役」を生きているわけです。

 

 

そしてそれは

ある意味

それぞれのひとに

それぞれのBOXがあること

を忘れない、ということとも思います。

 

それは決して

発信する側のストーリーと

同じではないわけです。

 

ひとはある意味みな

同じ場に居るように見えて

実は

それぞれがそれぞれの

箱の中から見える世界でしか

生きていない

とも言えると思います。

 

 

そのことを認めた上で

じゃあ相手には

自分がどのように映るか…

それを考えて

 

標本をディスプレイすることも

大切なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

宝石赤まとめ宝石赤

 

 

 

「秋分」の影響は

次の「冬至」までの3か月

また長い目で見れば

「春分」までの半年間

続くと言われます。

 

 

この期間には

ベースとして

こちら【天秤座1度】のテーマを

うっすらと「意識」して過ごされることを

おススメいたします。

 

 

まずは

「乙女座までで培ってきた自分の個性」を自覚し

固定すること。

 

その上で

「自分の打ち出し方」

を考えること。

 

それは言わば

「演出」「プロデュース」とも言えると思います。

 

 

いかに標本の箱に

「魅力的に」ディスプレイするか?

 

 

【おすすめの方法】

としましては

 

いまあなたが

3か月後 ないし 半年後に

成し遂げようとしているゴールに対し

 

1.WHAT

「いま自分ができること」を

全て紙に書き出してみる。

 

そして次に

先ほどの例で言えば

 

青色の羽が好きな人か

赤色の羽が好きな人か

 

つまり

書き出してみた

「自分ができること」に対し

 

 

2.WHO

「魅力的に感じてくれる人」は

「誰」であるかを明確にする。

 

 

そしてその人を

「標本を見てくれる人」に設定し

(ターゲティング)

 

そのひとに向けて

 

3.HOW

1の「自分ができること」を

”効果的に”ディスプレイする。

2の「誰」が

「主役として輝けるには」

を意識しながら。

 

 

以上のように

取り組んで頂けると

【天秤座1度】のメッセージを

活かして頂けるのでは…と思いました。

 

 

 

〇 。● ○. 。 〇 。● ○. 。 〇 。● ○

 

 

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宮代 彩也乃(みやしろあやの)

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