双子座満月サビアン＊射手座28度＊あなただけの「価値」でこの世界に関わってゆく

 

2021年12月19日双子座にて満月です。「新しい年」に、そして「新しい時代に」…あなたはどんな形でこの世界と関わっていきますか？…今回のホロスコープはそんなメッセージを感じる配置となっています。

 

 

 

双子座満月の月のサビアン

 

 

 

月の度数は

双子座28度

「破産宣告をされた男」

というサビアンです。

 

 

こちらは

実際の「破産」を

暗示するものではなく

どうにもこうにも行き詰った人に

「世の中」が

「もう一度人生をやり直して良いですよ」

と手を差し伸べる

「救済措置としてのシステム」が働く…という

シンボルです。

 

 

破産宣告を受けるということでなく

つまり

「人生のリセット・ボタン」。

 

 

今あなたにも

ちょっとここで

「軌道修正」してみてもいいかな

と思えるものがあったなら

新しい年を迎える前に

「リニューアル」しておくことも

今なら

良いタイミングかもしれません。

 

双子座満月の太陽のサビアン

 

 

 

双子座満月の太陽のサビアンは

射手座28度

「美しい流れにかけられた古い橋」

というシンボルです。

 

 

こちらも

「世の中」に流れる「流れ」と

自分という「個人」との間に

「橋」をかけていく…

というシンボルであると思います。

 

 

そしてその「橋」が

「古いもの」

とされていますから

 

 

古くから

いつもそこにあるような

 

 

多くのひとが

普段から自然と

目にしているような

 

 

安心して

警戒せずに

取り入れられるような

 

 

…そんな手法を取ることが

促されていると思います。

 

 

 

「世の中」にわかってもらうために

 

 

 

射手座は遠く、深く

様々な学びを通して

自分なりの

「理想」や「思想」…

つまり自分なりに

「真実」と思えるもの

「価値あるもの」に

到達しようとするサインです。

 

 

これまで射手座の領域では

あちこちに活動範囲を拡げながら

そうした

自分なりの「考え」

自分なりの「価値あるもの」を

追い求めてきました。

 

 

そして少しずつ

形になってきたものを

射手座27度まででは

「世の中」の人びとに

わかってもらおうと

奮闘してきました。

 

 

…が

あまりうまくいってはいなかったのです💦

 

 

けれどももう

次のサインである「山羊座」という

「世の中」で自分を試さなければならないところへ

出発する日は刻々と近づいています。

 

 

だからこちらの度数

28度では

自分自身が見つけた

「素晴らしい」と思える「価値あるもの」を

日常的でわかりやすい形

古くから、人々が目にしているような

馴染みのある形に置き換えて

アプローチを試みるのです。

 

 

あなたも

今自分が行っている

お仕事の方向性などに

「見直し」が必要と感じられるなら

 

 

これまでの「経験」から育んできた

あなた独自の貴重な「考え」を

より多くの人々の

共感を得られるような形でアピールできないか

見直してみることが

大切になってくるかもしれません。

 

 

もしかすると

「ありきたり」かも…

と思われるような

オーソドックスな形の方が

むしろ受け入れられる可能性が

高いかもしれません。

 

 

 

双子座満月の木星のサビアン

 

 

 

今回の双子座満月では

向かい合っている太陽と月に対し

「幸運の星」木星が

「調停」の形を取って関わっています。

 

 

木星は太陽の位置する

射手座の支配星でもありますので

特に強いパワーを投げかけています。

 

 

木星が位置するのも

28度。

 

 

サビアンは

水瓶座29度

「サナギから出てくる蝶」

というシンボルです。

 

 

 

 

木星はもう間もなく

12月29日には

次のサインである

「魚座」に移行します。

 

 

昨年12月の

水瓶座1度での

木星と土星の

グレート・コンジャンクション

に始まった「水瓶座時代」。

 

 

そのプロローグとも言える

2021年の物語

＝「第１章」が終わるのです。

 

 

水瓶座は

【風のエレメント】。

 

 

【風のエレメント】が表すのは

知性、思考、考え、情報。

 

そして水瓶座は

ITを通した人との交流を促すサイン。

 

 

つまり

ＳＮＳなどでの

他者との交流から集めた「情報」によって

ここまで私たちは

自分なりの「思考」や「考え」を

作り上げてきたところであると思います。

 

 

そこには

私たち一人一人の

「価値観」が

育まれてきたと思います。

 

 

そして

魚座に木星が移動することによって

ここから先は

 

 

それらの「思考」「考え」「価値観」を

「魚座」の持つ

【水のエレメント】が意味する

「情緒」「共感」「感情」といったものに

変化させてゆくことが

必要になってくるのではないでしょうか。

 

 

けれど

そのためにはまず

自分なりの「思想」「考え」「価値観」が

自分の中で

より強固になっていることが

必要であると思います。

 

 

「思想」「考え」が

「確かにそうだ」と

腑に落ちて

ぶれない「確信」となって

いることが必要です。

 

 

そのために

「サナギの時間」を持つように

促されているのではないでしょうか？

 

 

いろいろなひとびととの「交流」から

得てきた「情報」が

「サナギ」の中で…

 

 

つまり

ウィスキーの樽の中のように

その人の内部で熟成されてくる中で…

 

 

その人にしか創り得ない

独自の思想

強固な価値観が

形成されてゆくと思います。

 

 

そして

十分に熟成された時

それは

「サナギから出てくる蝶」のように

その考えや価値観が

すっかり

その人そのものになって

それをベースに

「思い」や「感情」も生まれてゆきます。

 

 

 

双子座満月の火星のサビアン

 

 

 

この木星には

火星がスクエアという角度で

注意を促しています。

 

 

火星は先日

射手座に入りました。

 

 

この日のサビアンは

射手座5度

「木の高いところにいる老いたフクロウ」

です。

 

 

「サナギ」

→→つまり自分の世界に籠って思索するにしても

「世の中」のことを考える

「高い視点」を忘れてはいけないよ。

 

 

フクロウのような

「俯瞰的な視野」で

今いる自分の立ち位置を見直し

「世の中」に貢献できるような

「思想」を生み出すよう

促されているようです。

 

 

 

 

双子座満月の天王星のサビアン

 

 

 

今回の双子座満月の

アセンダントは牡牛座で

そこに天王星が

ピッタリと寄り添っています。

 

 

天王星は水瓶座の支配星。

そして

アセンダントは

「運氣の入り口」です。

 

 

天王星の意味する

「独特の個性」を持って

「世の中」に向き直すよう

促されているような配置です。

 

 

サビアンは

牡牛座12度

「ウィンドウ・ショッピングをする人々」

です。

 

 

「個人」を

「世の中」にアピールしていくために

もっと、もっと、

こんなものも身に着けなくちゃ

こんなものも準備しなくちゃ

こんなものも買っておかなくちゃ…

と気になって

手あたり次第購入してしまいたくなるかも…。

 

 

「それ」は

本当に必要なもの？

今持っているものでは足りない？

…よくよく考えてみることも

必要かもしれません。

 

 

それでも

木星のサビアンの

「蝶」のような

「新生じぶん」として生まれ変わった時に

 

 

「新しいあなたの価値観」を

「世の中」にアピールするためには

新しく必要になってくるものも

あるかもしれません。

 

 

必要でないものは断捨離し

不足になってくるものは

買い足しておこう…

となるのだと思います。

 

 

 

双子座満月の土星のサビアン

 

 

 

この天王星には

土星がスクエアという

厳しめの角度を取っています。

 

 

この土星と

天王星のスクエアは

2021年を象徴する配置とされてきました。

 

 

「変革」が天王星

「固める」が土星です。

 

 

2021年に

ピッタリに角度を取るのは3回

2月18日　

6月15日　

そして間もなくの

12月24日です。

 

 

「これまで」の当たり前と

「これから」の当たり前の

せめぎ合い…。

 

 

けれども

土星→→水瓶座

天王星→→牡牛座ですから

 

 

土星が固めようとしているのは

「未来の展望」

天王星が改革しようとしているのは

「物質主義」

と考えることも出来るかも…。

 

 

今回の

双子座満月では

土星の位置するサビアンは

水瓶座11度

「自分のひらめきと向き合う男」

です。

 

判断の基準を

社会の規範に置くことをせずに

自分の意識と向き合って

純粋意識の働きから

判断しようとします。

 

自分の深層から

アイデアを出すことに集中するので

静かな時間と場所が必要です。

（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）

 

つまり既存の価値観に

意識を持って行かれないようにすることで

自分独自の考えやアイデアを

思いつき、育てる

…そんなシンボルです。

 

 

ここでも

誰にも邪魔されずに

自分なりのイメージを膨らませられるような…

あたかも木星の「サナギ」のような

環境が推奨されているしているようです。

 

 

 

双子座満月の金星と冥王星

 

 

 

一方で

今回の双子座満月では

金星と冥王星がコンジャンクション

＝重なっています。

 

 

サビアンは

金星が

山羊座27度

「山の巡礼」。

 

 

冥王星が

山羊座26度

「水の妖精」

です。

 

 

冥王星のサビアンの

「水」は受容性を

金星のサビアンの

「山」は能動性を

意味しています。

 

 

いつの時代にも変わらないような

古くて安心できるものからの

恩恵を受け取りつつも

 

 

冥王星＝「死と再生」ですから

そういった「古き佳きもの」の中でも

もう不要なものは

いったん壊し

再生していくことも暗示されていると思います。

 

 

そうする中で

金星＝「愉しみ」ですから

「世の中」の中の

自分の立ち位置を固めようとして

その目標に向かって集中することを

喜びとする…。

 

 

つまり必要な「変化」については

その先の未来を信じて

喜びをもって

受け入れることが

促されているのかもしれません。

 

 

 

双子座満月の海王星のサビアン

 

 

 

この金星・冥王星に

セクスタイルという

サポート的な角度を取っているのが

魚座の海王星です。

 

 

海王星のサビアンは

魚座21度

「小さな白い羊と

子どもと

中国人の召使い」

です。

 

 

純粋な宇宙原理としての母性的な法則

（松村潔先生「神秘のサビアン占星術」）

へ向かおうとする度数。

 

自然界のすべてに

開かれた感性を持ち

直感に従って

自由にのびのびと生きる人です。

（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）

 

先ほどの冥王星のサビアン

山羊座26度のように

「自然界の大きな流れ」の中にあって

それを受け取る…

そんなとても

女性的

受容的な度数です。

 

 

 

双子座満月のサビアン～まとめ～

 

 

 

このように見てくると

太陽のサビアン→→「美しい流れ」

冥王星のサビアン→→「水」の妖精

海王星のサビアン→→「母性的な法則」と

「自然界の大きな流れ」

を示唆するサビアンが

多いことに気が付きます。

 

 

つまり

魚座木星期を目前に控え

魚座的な大きな「流れ」を無視せずに

そこからの「恩恵」を

受け取っていくには

どうすればいいのかを模索することが

促されているようです。

 

 

その前段階として

まずは「個人」と「世の中」との

関わり方を見直すように

ということなのではないでしょうか。

 

 

そしてその際には

魚座の属する

【水のエレメント】の象徴する

「感情」「情緒」「共感性」「思いやり」…

（→→太陽・月のサビアン）

といったものを

ないがしろにしないように

とも強調されているように感じます。

 

 

そのためにも…

 

 

「関係性のあり方」を見直したり

「大きな流れ」からの恩恵を

「受け取っていく」ためにも

 

 

女性性的な

「受容力」や

「直感・ひらめき」

（→→土星・海王星・冥王星のサビアン）も

必要とされているようです。

 

 

その上で

「これまで」のじぶんと

「世の中」の関わり方を

いったん「ご破算」すること

（→→月のサビアン）も

必要になってくるかもしれません。

 

 

そして

「サナギ」に籠る時間

＝自分自身の内側を見つめる時間

（→→木星のサビアン）も

必要になってくるかもしれません。

 

 

そして改めて

蝶がサナギから出てくるとき…

「新しいじぶん」で

そこで見つめ直した

「あなただけの価値」を携えて

「世の中」に

関わってゆく。

 

 

すると「自然界の大きな流れ」

と私たちの間にかかる「古い橋」が

古来より受け継がれてきた価値と共に

新しい歴史を加え

次世代へと

繋がれていくのではないでしょうか。