10月9日冥王星が順行に。4月30日に逆行を開始してからのサビアン・シンボルを振り返ると共にここから2023年への流れをお伝えしてゆきます。
冥王星逆行の中のサビアン・シンボル
4月30日のサビアンは
山羊座29度
「お茶の葉を読んでいる女」
です。
偶然にカップの底に残った茶葉の様子から
インスピレーションで
未来の予測をしている女性
何故そんなことができるのか?
それは
山羊座28度
「大きな養鶏場」
のシンボルで
様々なところから飛んできた
鳥たちのいろいろな情報を見聞きして
「広い視野とビジョン」
を得られたから。
様々なことを知っているからこそ
「残ったお茶の葉の形」からさえ
意識と無意識にリンクして
直感を通し
必要な情報が降りてくるのです。
さてその「大きな養鶏場」があるのは
山の頂上。
山はひとつの集団や社会
あるいは高い精神性の象徴です。
そこに「居る」と聞いた
精神的なマスターに会うために
長い旅をしてきた巡礼者。
それが
冥王星が順行に転じる
10月9日のサビアン・シンボル
山羊座27度
「山の巡礼」
です。
忍耐力と努力でもって
「山の頂上」に辿り着いた巡礼者が
初めてそこに美しい異国の鳥たちが集まる
「大きな養鶏場」を見つけるのです。
つまり冥王星は
逆行を開始してから
この様な「道筋」を
復習していたのです。
山羊座27度の「頂上」
こちらのサビアンは
【火のエレメント】の
影響の含まれるシンボルです。
一つ前のシンボルは
山羊座26度
「水の妖精」。
こちらは
【水のエレメント】の
影響の含まれるシンボルです。
全体の中から
インスピレーションや直感で
受け取るべきものを降ろしてくる。
属する文化・社会から
受け取ることのできる「恩恵」を
豊かに受け取っていく…。
これに対し
今滞在中の山羊座27度では
明確な「ビジョン」を持って
「高みに昇ろう」するシンボル。
燃え上がる火のような
「上昇」志向です。
更に【火のエレメント】は
「ビジョン」に関連づけられます。
「山の頂上」は
自分が到達できうる
「最高の状態」とも
言い換えられそう…
まずはワタシにとっての
「最高の状態」とは
どのようなものか
明確に思い描くことが大切ですね。
あなたが達成したい目標は
何でしょうか
それが「ビジョン」として
ハッキリ思い描かれることで
それに向かっての
「努力」を始められます
自分が「最高」だと信じる状態。
それを貫くための努力です。
憧れの理想像
そしてそんな
「最高」の状態のビジョン
を描くには
「理想」が必要です。
それを与えてくれるのが
自分にとって
「理想的な状態」を
既に達成している「先人たち」です
こんな人いるんだ
という驚きや衝撃。
「最高の理想像」を
彼ら、彼女らに垣間見たからこそ
自分も、一歩でも近づきたい。
そんな「ビジョン」が
生まれるのではないでしょうか。
すると今までの
「人生なんてこんなもの」
という思い込みや
植え付けられた
「思想の枠組み」のようなものすら
超えていくことができます
「こんなもの」以上のものを
達成できるかもしれない世界へと
あなたを取り巻く世界が
「変容」するのです。
ドテカテモリーの
蠍座の資質が
イメージされます。
蠍座は冥王星の支配するサイン。
そして冥王星のキーワードは
「変容」です。
誰かに精神的に繋がることで
「実現可能」と信じられる
ビジョンが生まれたからこそ
不屈の精神力や
絶え間ない努力や忍耐力も
発揮してゆけるのでしょう
だからこのサビアンは
「学ぶこと」「教えること」の大切さも
伝えられたシンボルと思います。
「継承」されてきたもの
また「先人」という言葉からは
先程の26度の「水の妖精」に
含まれていたような
「社会や文化の恩恵」もイメージされます。
自分の属する文化の中にある
古き良きものを受け取り
芸術面や文化的な活動の中で
再生することができるでしょう。
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」山羊座26度)
そして26度からは
サビアン・グループで言えば
第6グループ。
第6グループは
サイン(星座)の資質が
ここまで十分に実践され
充実したところで
次のサイン(水瓶座)へ移っていく
準備をしていくグループです。
次のサインである
「水瓶座を意識した山羊座」ということで
「地の中の風」という段階を表します。
(同上)
ここで言われている
【地のエレメント】の側面
「山羊座の資質」とは
「集団」「社会」「国家」の枠組みの中での
限りない恩恵と言えるでしょう。
タロットで言えば
コインの10のカード。
集団として完成し、安定しているからこそ
受け取ることができる恩恵。
例えば私たちがキッチンの蛇口をひねれば
幾らでも溢れるように
水が供給される…
そうしたライフラインが整っている…
それも「恩恵」の一つです。
けれど
世界には料理で使う水を汲みに行くために
水瓶を担いで何キロも歩かねばならず
そのために
が数百万人いるらしいです
(いや回し者ではないんですが
アンケートに答えるだけで
10円寄付してもらえるそうなので
よかったらどうぞ…アンケート)
そんな有難い
私たちの国ニッポンだって
最初から水道が
敷かれていたわけではありません。
水道の元型がつくられたのは
16世紀家康の命だったようです。
江戸幕府をつくるにあたり
人びとの飲料水や
生活用水の必要を感じたからでしょう。
天正18(1590)年、
徳川家康は江戸入府に先だち、
家臣大久保藤五郎に水道の見立てを命じました。
藤五郎は小石川に水源を求め、
神田方面に通水する「小石川上水」を作り上げられた
と伝えられています。
(東京都水道局さん)
つまりその時代までは日本も
井戸や川から水を汲んで使用するのが
当たり前だったのですね。
それを「水道を引く」という
「大きなビジョン」を持ち
人びとの生活に役立てようと
行動に移されたものが
今の私たちの生活で
恩恵に預かっているわけですね。
「水道」は一例ですが
そうした「先人」たちによって
重ねられてきた
様々な方面の
数々の歴史が
私たちの現在の生活にも
繋がっていますよね
「山の頂上」を目指すには
さらにこの水道の原型である
「上水」を例にして
「山の頂上」への道のりを
考えてみたいと思います。
先日、時代劇で
この「上水」を
町中まで引いてくる様子が
ドラマになっていました。
(普段殆どテレビは見ないんですが
たまたま家人がつけていた処を通り…
必要な情報は何故か目に入って来るんですよー)
そこには数々の困難があって
様々な壁にぶち当たって
その度ごとに
その「壁」を乗り越えなければ
ならなかったことでしょう。
水道事業を始めた
家康公の心境になってみると…
① 視野を広く持って
今の「枠組み」を超えた世界を知る
例)川の水を引いて水道というものが創れるらしい
② ビジョンを立てる
例)江戸に水道をつくろう
③ 「水道奉行」を置いて水道事業に着手する
例)自分が決めた目標へ歩む
④ 困難が立ちはだかっても
諦めずに対応策を施して
意志を貫く
…という感じでしょうか。
この過程は
最近話題の「バシャール」の
「1-3-5-7の実現法則」
にも通じているように感じます。
それでは、次の原理、「3」に入ります。
人生の中で自分の望む現実をつくりだす
ダイレクトなアプローチ
「見る・感じる・なりきる」
です。
(ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)
バシャールゴールドP.257より引用)
3の1は「見る」
イマジネーションを使って、
できるだけ鮮明にあざやかに望む現実を見る。
3の2は「感じる」
イメージの中で、
その感情や感覚をしっかりととらえ、
自分に覚え込ませる。
3の3は「なりきる」
自分の体を使って行動に移す。
(以上 ワクワク案内所さんより)
ねそっくりと思いませんか
「最高の理想」を思い描いてみる
つまり
ここから学べることは
自分がいる「枠組み」
(水は川から汲んでくるのが当たり前)
よりも
「一段高いところ」
(水道というものがあるらしい)
が存在する世界へ
首を伸ばして覗いて見る
「新しいビジョン」
=「江戸の人々が
心配なく水を使える国を」が生まれる
「今いる以上の理想的な世界」
は当たり前…実現できる
と信じ切って
そこへ向かって行動する。
その後さまざまな変遷、
明治の開国による
コレラの流入などもあり
現代の上下水道への整備が
なされていったようですが…。
そうやって実際
古来ひとびとは努力を重ねて来たし
そして
私たちはその努力の結果
多大な恩恵に預かってもいます。
そして私たちもまた
未来に
未来の社会を生きる人びとへ
「今ここにないけれど
もっと理想的な世界」へ
一石を投じることができる…
のではないでしょうか
だからこそ
そうした「ビジョン」に
インスピレーションを与えられるような
「じぶんの枠の外」にいるひと…を
見倣うことが大切であるということ。
「山の巡礼者」が目指す聖地に
立っているひとのように。
冥王星からのメッセージ
2022年4月30日に
逆行を開始した冥王星は
8月5日からずーーっとこの
サビアン山羊座27度
に滞在しています。
10月9日に順行に転じても
「留」と言って
暫くは動かないように見える状態が続き
その後またゆっくりと進んで
12月9日まではこのシンボルに滞在します。
その間実に約4か月
「変容と再生」を象徴する冥王星から
このシンボルを見て
と言われているようではありませんか
「山の頂上」=あなたのベスト
を目指し、そこで見える
「いま」の枠組みを超えた
「ビジョン」を見つけて…と。
それは平坦な道ではないかもしれませんが
自分が決めた目標へ歩む
という意志を貫くこと。
タロットのワンドの9
ゴールはもう少し…
最後まで諦めないで
「努力してでも手に入れたい理想」
自分が信じてやまないもの
物理的なものでも
精神的なものでも
そこは
あなたにとっての「最高地点」
であればいい。
そこへ辿り着けば
きっと…
新しいチカラが授けられる…。
そこを目指す「過程」からも
辿り着いた「達成感」からも
多くの恩恵や
生きる力を与えられる。
そうして辿り着いた場所から
今までより広く大きな視野で
世界を見渡すとき…
今までとは違う、新たな
「ビジョン」が
得られるのではないでしょうか
そのように
努力の末に得てきた
あなたなりの「ビジョン」
=「視野」や「視点」は
本当にかげかえのないもの…
だからきっと
自分自身の「視点」に
自信を持つ
ことができると思うのです。
そう、ここがポイント…
何故なら
ここからの【風の時代】の世界は
恐らく
先程の「バシャール」のお話しのような
「見ているビジョン」にもとづき
現実が創られていく世界
となるかもしれないから。
見えているもので
次の世界が
創られていく…
だから、
「自信を持てるだけのこと」を
やっておいて…
ということなのではないでしょうか
冥王星の今後の動き
2023年3月24日。
3月21日の「春分」
=「宇宙元旦」のすぐあと
冥王星は「水瓶座」に入ります。
このあと逆行で一時山羊座に戻りますが
サビアン山羊座29度
「お茶の葉を読んでいる女」まで。
もう27度「山の巡礼」と
28度「鳥の養鶏場」の
サビアンには戻りません
つまりそこではもう
「お茶の葉」を読めるだけの
「モノの見方」が固まっている
ということではないでしょうか
そんな風に「今ここ」では
不可能に思えるかもしれない
枠を超えた「新しい世界」へと
「ビジョン」を持つこと…
それがこのサビアンに留まる
冥王星から
求められていること
ではないでしょうか
〇 。● ○. 。 〇 。● ○. 。 〇 。● ○.
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