3月7日土星が魚座に入り2026年2月までの約2年と8か月滞在します。魚座は人や社会との「境界線」を溶かし共感力といった目に見えない力を促します。そして土星は「課題」を与え「具現化」を促す天体。つまりこの土星魚座期間は「カタチになっていないもの」を「目に見えるカタチ」に作り替えていくSTEP…と言えそう。では私たちはそれをどのように行っていくと良いのでしょうか?
土星魚座期間
土星の魚座滞在期間は
2023年3月7日から
2025年5月25日
ここで牡羊座に一度入ったあと
逆行で再び戻り
2025年9月1日から
2026年2月14日に滞在
ここで牡羊座に抜けると
その後はもう戻りません
今回の魚座入りはこうした
30年という長~いタイムラインの
最終章
「節目」のタームと言えそうです
サターン・リターンの方
出生図に土星がある
1964年3月24日から1967年3月4日
1994年1月29日から1996年4月7日
にお生まれの方は
「サターン・リターン」となります
これまでの30年間であなたが
形にしてこようとしていたものの
ひとつの「結果」が現れるとき
けれどまた次のサイクルへの
「新しい意味づけ」も入って来るので
「価値観」が揺らぎ
目覚めを促されるような
出来事も起こりがち…
起こっている出来事に
心が揺さぶられそうになった時は
大きな視点で
「意味」と「未来」を
見据えてみることで
取るべき行動が見えてくるかも…
土星とは
土星とは
山羊座の支配星
山羊座とは「社会的集団」
そこでの「役割」を
意識するサイン(星座)です ♑
「社会的集団」の中
共同生活を営んでいく上で
一人一人が役割を果たし
物事がスムーズに運ぶためには
一定の「ルール」が必要ですが
「皆が意識することで
社会が成り立つ」
こうした
「仕組み」や「ルール」
「規律」の役割を担うのが
土星サマ🪐
例えば科学などは
何度も実験が繰り返され
同じような結果が何度も出てくることで
「平均値」が導き出されます
「正解」というより
あくまで「平均値」なのですが
それを採用すれば
次に何かを検討する時に
いちいち最初から実験しなくても
ある程度の予想が立てられますね
このように「平均値」的なものを
社会で定めておくことで
スムーズに運ぶこと…
会社の規則や法律なども
そうでしょう
それを採用することで
「揺らぎ」がなくなり
社会は持続し安定します
けれども
本来「個人」というのは
千差万別な存在ですから
そこに「当てはめる」ためには
「個人」の持っている
何かをそぎ落とし
その「型」に
ハメ直さなければ
ならないことも…
それが土星の課してくる
「課題」や「試練」と
受け止められることもあるでしょう
土星水瓶座時代
2020年12月17日
その土星が
水瓶座に入りました
水瓶座は
改革・先端技術・普遍性…
などをキーワードとする
天王星が支配するサイン♒
普遍性とは
「いつでもどこでも」
という意味も持ちますから
土星が水瓶座に入ったことで
オンライン化の波が加速し
ローカルな地域社会に縛られない
全世界のひとと瞬時に
コミュニケーションが取れる社会に
「変革」されました。
つまり
「ニュー・オーダー」
それが「新しい社会の”規律”」に
取って代わられたのです…
水瓶座30度
そして現在その土星も
いよいよ水瓶座の最終度数に
水瓶座30度
「アーダスの咲いている野原」
というサビアンです
こちらは
いわば先ほどお伝えした
いろんな「共同のルール」が
採用されたことで
社会が成立していくよりも
ずっと前の
(あるいは未来の?)世界…
一人一人の「魂の故郷」を
表すシンボル
「社会のルール」は
地域によっても
時代によっても
その時々で
変遷することもあるけれど…
もしも
そうした「変遷」を
ずっと静かに見続けている
「魂」としての私
が存在するとしたら
そうした「変遷」は
日々着かえる
衣服のようなもの
そうした衣服の
カラーやデザインに関わらず
裸の実存としての
「わたし」はいつもそこにあり
「経験」を蓄積してゆくのです
魚座とは
そして7日には
土星が魚座に入ります♓
魚座は
海王星が支配するサイン
「アーダスの咲いている野原」
を超えて…そうした
「魂」としてのわたし
を思い出すのが
「魚座」の領域ではないでしょうか
ホロスコープの12星座で言えば
魚座は
「お母さんの子宮の羊水」に
例えられます
牡羊座で新しい身体を持って
また新しい「衣服」で
社会に飛び出す前に
いったん「魂」としてのわたしを
思い出すところ…
また魚座は
【水のエレメント】のサインですが
水には「くっつく」性質があります
「くっついて」そのあとは
「ひとつ」になります
色の違う水を
一つのボトルに注いだら
もう前の色は
そこにはありません
お母さんの子宮の中では
お母さんも胎児も「ひとつ」…
そしてこの「お母さん」とは
魚座の世界で言うなら
私たちを包んでいる地球
そしてその
地球全体に存在する生物たち
また
その向こうの太陽系や銀河系を
支配している
「宇宙」そのもの
であるとも言えるでしょう🌌
魚座の支配星である海王星は
「境界線を溶かす」作用を
持つとされます
「ひとつ」=「ワンネス」へ
向かうためには
「境界線」を取り払わなければ
なりませんものね
魚座のマイナス面
でも海王星が強いお生まれの方や
トランジット(運行)で
魚座の天体にハードアスペクトが
形成されるときなどは
「境界線」が不明瞭になることで
目の前にいる人の感情に
入れ込み過ぎて
もらい泣きしてしまったり…
自分の感情か相手の感情か
わからなくなってしまったり…
ということも
あるかもしれません
相手の問題も
自分ごとのように思え
献身的に尽くしたり
それが行き過ぎると
自己犠牲的になってしまうことも
あるかもしれません
対等でない人間関係の中で
相手より
自分を責めてしまうことも
あるかもしれません
相手を失いたくないために
また
嫌われることを怖れるために
ひどい仕打ちを
甘んじて受け入れてしまうことも
あるかもしれません
もっと悪く出ると
海王星は
「お酒やドラッグ」とも
関連付けられますが
他者からの影響が
大きく入り込むことで
じぶんを見失ってしまい
そうしたものに
溺れてしまう可能性も
出てくるかもしれません
タロット・カードのカップ
すると
「魂」の世界のじぶんを
他者との共感
こころと心の繋がり
優しさ…といった
健全な形で具現化していくには
流れる水を受け止めて
適切なカタチに整えてくれる
「器(うつわ)」
が必要であると
言えそうです
タロット・カードで
物事の現実面がよくあらわされる
「小アルカナ」で
【水のエレメント】は
「カップ(うつわ)」で
表されています。
「カップ」があることで
こころ・感情・共感・優しさ…
といった「水の要素」が
適切に相手に差し出されたり
受け取ったりすることが
できるのではないでしょうか。
そうすれば
誰かと心を交わしたり
一緒に楽しんだり
こころから満足したり
ということが
可能となってくるのでは
ないでしょうか。
でもカップから
水がこぼれてしまうと
失望や孤独感にも繋がります
カップのエース
さてここで
カップの一番初めのカード
「カップのエース」について
考えてみたいと思います。
こちらのカードは
まだ現実面に
現れてはいないけれど…
「こころ」への
大きな気付きの種が
眠っていることを
知らせてくれるカードです
その「種」はこれから
どんな形にも
成長していくような
大きな可能性を秘めています
そう丁度
お母さんの子宮に眠っている
胎児のよう
「種」の中には
大きな「愛」のエネルギーが
眠っているのです
それを
受け止め
支え
外界との懸け橋になって
くれているのが
「カップ=器(うつわ)」です
それは
【水のエレメント】に対する
【地のエレメント】とも
言えます
家族の愛を支える「家」
労力への感謝を乗せる「お金」なども
水+地のセットと言えます。
水の器としての土星
こうした【水のエレメント】の
目に見えないエネルギー
「こころ」や
「魂としてのわたし」を
今回魚座に入る土星は
「カップ」として振舞い
受け止めてくれるのでは
ないかと思うのです
つまり
ひとりひとりが
こころに秘めている
思いや感情や愛情を
「器(うつわ)」に入れて
適切な「境界線」をつくり
差し出したり
受け取ったりすることが
出来るようになること…
ひとりひとりが
そうした
じぶんの「カップ」を探す
2年8か月と
なるのではないでしょうか
同じころ、水星も魚座入り
丁度3月3日に
土星をけん引するかのように
水星が一足早く
魚座に入りました
公転周期の早い水星は
足早にゆき去ってしまいますが
それでも
水星が魚座に滞在する
3月19日までは
今まで言葉にすることが
難しく思われていたような
こころの中の
いろんな感情や思いを
言葉にしやすい期間と言えそう…
隠れていたキモチに向き合い
言葉にして表現したり
SNSに投稿してみたり
ノートに書き出してみることで
土星魚座期間中に
つくってゆきたい
「カップ」のカタチも
明確になってゆくのでは
ないでしょうか
4ハウスでのイングレス
また
溢れる水をたたえる「カップ」は
現実の中の「足場」となるもの
とも言えると思います
今回日本で
土星が魚座入りする
瞬間のホロスコープで
土星が位置するのは
4ハウス
「足場」「基盤」「土台」を
意味するハウスです
実は土星にも
そうしたキーワードがあり
今回の土星の魚座滞在期間は
こうした
「土台「「基盤」を
しっかりと構築する
という意味が
特に強められてゆくように思います
どんな基盤を築きますか?
それでは私たちは
どんな「基盤」を築いていくと
良いのでしょうか
それは魚座が意味するような
他者との心と心で繋がる方法を
見つけ出すこと
そのために適切な
「境界線」(テリトリー)も
大事にすること
だから「じぶん軸」も
意識してゆくこと
許すべき人を許し
じぶんも許されること
…といった
「感情的な繋がり」に
関することもあるでしょう
また4ハウスは
家庭に関すること
家やくつろげる環境づくりに関すること
心が癒され安定できる場所
の意味もあります
居心地の良い住環境へと
改善する
引越しをして
新たな拠点で出発する
本当に信頼し合える
家族関係を取り戻す
…という方も
おられるかもしれません
また土星魚座入りの
ホロスコープでは
土星と関係の深いハウス
=10ハウスに
月が位置しています
月は魚座と同じ
【水のエレメント】のサイン
=「蟹座」の支配星です♋
10ハウスは
仕事や社会的ステイタスを
意味しますので
土星がカタチにしていこうとする
ビジネスや社会生活の上では
月の意味する象意が
重視されてくる
とも考えられそう…
女性向け・家庭向けの商品
心理など心を扱ったり
受け止めたりする職業
人気で左右されるビジネス
そういった
お仕事やビジネスを
しっかりと形にするために
ココからの
2年8か月をかけて
じっくり「基盤」を強固にする…
そんな意味合いもありそうです
またそのために
月をイメージさせる
母親的女性
年上の女性からのアドバイスが
有益になるとも
考えられます
「種」を創る作用
またここからの人生への
「土台」「基盤」
となるもの…と考えれば
それは
(カップのエースで言われていたような)
現実面にはまだ現れていない
「こころ」からの気付きや
あなたの中にまだ眠っている
溢れるばかりの愛…
それは
発芽を待って
蓄えられている
「種」であるとも言えます
こうした「種」を
花開かせるためには
陰陽五行で言われる
木⇒火⇒土⇒金⇒水の流れ
が必要です
(五行の流れは
漢字の成り立ちからして
もともと
植物の成長段階を表しています
「自然界の要素」が
滞りなく流れるからこそ
草木は無理なく芽を出し
成長し
花を咲かせ
次世代への種を実らせます)
陰陽五行では
【水の気】が
冬の季節を
象徴することから
春に芽を出し
成長していくためのリソース
=「種」を表します
この「種」をつくるために
樹々は【金の気】
→→つまり秋の季節で
不要な葉を落とし
必要なエネルギーのみを残す
役割を担っています
(だから秋のエネルギー
【金の気】は
不要なものを切り落とす
刀や剣でも表されます)
ここで
西洋占星術では
木星→→「増やす」作用
土星は→→「減らす」作用
を担っています
木星が
陰陽五行の「春の季節」を表す
【木の気】の
「成長」エネルギーに近いとすると
土星は「秋の季節」を表す
【金の気】のように
「不要なものを、そぎ落とす」作用
「増える」「拡大する」は
素敵なことですが
一方「剪定」がない樹々は
見た目も乱れ
美しさも
損なわれてしまいます
「目的」を定め
適度に「剪定」されることで
つまり「目的」に合わないものを
必要に応じてそぎ落とすことで
木⇒火⇒土⇒金⇒水という
自然界のサイクルは
無理なく循環してゆきます
「目的」に合わせ
不要なものを
手放していくことで
本当に必要なエネルギーのみ
「種」に蓄えられ…
より強固な
「土台」や「基盤」
が築かれる…
ホロスコープの10天体で言えば
それを担っているのが
土星サマ🪐
また12サインの最終星座である
魚座にも
次の「誕生」つまり
牡羊座=春の季節に備えるために
不必要なものを「洗い流す」
=「浄化」の意味があります
そのように考えると
土星が魚座に位置する
この2年8か月はこうした
「剪定」のための時間
であるとも言えそうです
「水瓶座冥王星時代」という
全く新しい季節のためにも…
「理想」を描き切る
ではその「剪定」を行うために
必要となってくるものは
なんでしょう…
それは
目指す「目的地」
じぶんの「理想の姿」を
明確にイメージすること
ではないでしょうか
魚座には
空想・ファンタジー
イマジネーション
夢や理想
と言った象意もあります
それは
「いままで」の社会的制約
から離れて思い描いて良い
夢や理想のイメージ…
けれども
魚座の夢や理想は
「みんなのため」
「相手のため」…
つまり私たちに
自我(エゴ)を超えさせて
ゆこうとします
それでは
「魂としてのあなた」から
溢れる愛が
心の底から望む世界や
そこに貢献していく
あなたの姿は
どのようなものでしょうか
それをクッキリと
明確にしていく
必要がありそうです
決して自分を
犠牲にすることでなく
けれど
エゴに陥ることなく
「夢や理想」へと
向かおうとすること…
そうすれば
ここから
何を「切り落とすべきか」も
見えてくるのでは
ないでしょうか
1️⃣そうした「理想の姿」を
しっかりと描き
2️⃣不要なものを
「浄化」して身軽になることで
3️⃣「新しい時代」への
強固な「土台」や「基盤」を
創っておいて
今回の魚座に入ろうとする土星は
私たちに
そんな風に語りかけて
くれているのではないでしょうか
〇 。● ○. 。 〇 。● ○. 。 〇 。● ○.
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