冥王星水瓶座入り★未知の可能性を招き入れる革命的な影響力に、どう向き合う?

11月20日は冥王星の3度目の水瓶座入り‼そしてもう山羊座へは戻りません…【水瓶座時代】【風の時代】がいよいよ本格化‼「新しい時代」に乗り遅れないために…時代の変遷の最重要プラネット「冥王星」にまつわる過去と未来をこちらの記事でしっかり復習・予習してゆきたいと思います★

冥王星とは
「太陽系外の影響を持ち込む天体」

つまり私たちの「太陽系」の主(ぬし)である
太陽に匹敵、いやそれ以上の?
強大なパワーを持つ天体とも
言えるかもしれません。

けれど
太陽が「陽」つまり「表」なら
冥王星は「陰」つまり「裏」を
司る天体であると言えそうです。

それは「見えないところ」から
大きな影響力を及ぼすということ。

つまりは「闇の帝王」!?

そんなところから
英語名では「プルートー」

あな、恐ろしや…

でもね。それは「地球の視点」から
冥王星を見ようとするから…。

冥王星はもっとずっと
「大きな視点」で
わたしたちに
「気が付いて欲しいこと」を
もたらしてくれる天体なんです…。

だから「恐れず」
けれど「あなどらず」…に
冥王星に向き合っていくことが
大切と思うのです。

というわけでこちらの記事では
この「エポック・メイキング」とも言える
冥王星移動と言う一大イベントについて
さまざまな角度から
検証してまいります…!!

こちらの記事をお読み頂くことで
あなたの「20年後の未来」も
変わってくるかもしれませんよ…?

それではどうぞ
最後までお付き合いくださいね。

★この記事を読んでわかること★

① 冥王星移動スケジュール
② 冥王星移動時のホロスコープ
③ 冥王星移動に際しての開運&NG行動

それではまいりますよー

 

冥王星の水瓶座移行 今後のスケジュール

 

2023年3月24日に
最初の水瓶座入りした冥王星。

そのあとも逆行に入り
何度か山羊座へ逆戻りしてきました。

そんなこれまでの冥王星の動きをまとめますと…
(参考:Astrodienstさん)

【2023年】
★3月24日  水瓶座0度(サビアン水瓶座1度)
★5月2日 逆行開始
★6月11日 山羊座へ
6月11日から 山羊座29度(サビアン山羊座30度)
7月27日から   山羊座28度(サビアン山羊座29度)
9月20日から  山羊座27度(サビアン山羊座28度)
★10月11日 順行開始
10月31日から 山羊座28度(サビアン 山羊座29度)
12月19日から 山羊座29度(サビアン山羊座30度)

【2024年】
★1月21日に再び水瓶座0度へ
2月21日 水瓶座1度(サビアン水瓶座2度)
4月10日 水瓶座2度(サビアン水瓶座3度)
★5月3日 逆行開始
5月24日 水瓶座1度(サビアン水瓶座2度)
7月18日  水瓶座0度(サビアン水瓶座1度)
★9月2日 再度山羊座入り
9月2日 山羊座29度(サビアン山羊座30度)
★11月20日  再び水瓶座0度へ

ここで晴れて❓
本格水瓶座入り…となります‼

最初の水瓶座入りからの
約1年8か月は
この冥王星の動きに伴い
社会もいろんな「過渡期」にあった
と言えそうですが
ここからはホントウの
【水瓶座時代】
【風の時代】の幕開けです🌟

そして冥王星が水瓶座を抜け
魚座に入りますのは
約20年後の2044年です…。


ホロスコープを無料で作成さん)

その頃はいったい世の中は
どのような世界に
なっているのでしょうか…❓

 

 

前回の「冥王星水瓶座期」は

 

それではここで
前回の冥王星水瓶座時代を
振り返ってみましょう。

前回の冥王星の水瓶座入りが
1777年4月頃

実はまだこの頃
「冥王星」という天体は
発見されていませんでした!

(冥王星の発見は1930年2月と
とても最近のことです!
その時は蟹座に位置していました)

けれども冥王星の水瓶座入り前後
確かに世界では大きなイベントが
数多く起こっていました。

たとえば「水瓶座」は
「技術革新」も
意味するサインです。

ワットの蒸気機関の安定化が1776年

右矢印蒸気機関車、船、工場と普及し

産業革命が始まって
世界は大きく変わってゆきました。

また「水瓶座」は
「自由、平等、博愛」も
意味するサイン。

「専制君主」の支配から
「個人」に意識が向けられる思想が
生まれることで

アメリカ独立戦争やフランス革命へと
繋がったと言われます。

アメリカ独立戦争
1775年4月19日 – 1783年9月3日
フランス革命
1789年5月5日 – 1799年11月9日

 

水瓶座時代に期待される「価値」は

 

それでは「水瓶座」とは
どんなサインであるか
もう少し考えてみましょう。

水瓶座は牡羊座で始まった
「人の魂の成長段階」の11番目。

キーワードは
「新しい技術革新・自由・希望」です。

コロナでやって来た
オンライン社会の波は
ある意味水瓶座時代への移行を
象徴しているとも言われます。

タロット・カードでは「星」のカード。

「星」のカードのキーワードも「希望」です。

「希望」とは
まだ何も形にはなっていないけれど
未来に対して
ポジティブな「意識」を向けること。

そう、私は
水瓶座の本当のキーワードは
「意識」であると思います。

それを象徴しているのが
水瓶座のマークです。

 

この水瓶座のマークは
エジプトのヒエログリフや
古代中国の甲骨文字にも現れています。

その起源は古代メソポタミア文明の
スメル文字ともされています。

いずれもその時代に
地球文明に関与した存在が遺した足跡。

まるで自分たちの「次元」まで
人類の意識が昇ってくるまで
永い永い時代を
待ち続けてきた…とでも言うように?

そしてこのマークが表しているのは
「波立っている水面」であり
「波動」であると言えます。

すなわち水瓶座時代とは
電磁波などに表される
オンラインの時代であるとともに
「波動の時代」であり
波動の大小を表す「周波数」が
全てのキーとなってゆく時代と言えます。

「量子力学」の分野が
ますます解明されてゆくにつれ
今まで「目に見えないから存在しない」
と思われていたエネルギーの世界が
より明確になってゆくことでしょう。

そしてこの世界が
「エネルギー」の周波数で
創られてゆくことへの
理解が深まってゆくことでしょう。

私たちも各々が
この「周波数」を発しています。

それが「意識」であると思います。

私達がどんな意識(想念)を持っているか
出しているか…現実を創ります。

ですから水瓶座時代に大切なのは
この「意識の波動」を
美しく保つこと。

「星」のカードで裸の女性が
水瓶から水を注いでいるように
恐れや疑いを手放して
自己を開示…心を開いて
持っているものを分け与える

…そんな精神が今後ますます
求められてくると言えそうです。

 

約30年前の冥王星射手座移動

 

それではここからは
前回・前々回の冥王星移動を
振り返ってみましょう。

約30年前の
冥王星イングレス(サイン移動)は
蠍座→→射手座イングレスです。

射手座は
「精神世界」「宗教」「思想」「哲学」
といったものと関係の深いサインです。

いわゆる「スピリチュアル」なもの
とも言えそうです。

そして射手座に冥王星が入ったのが
1995年11月11日ころ。
そこから2008年あたりまで続きます。

この頃の世相を振り返ってみると…

ヒーリングや「癒やし」は
1995年頃から徐々に知られるようになり、
その後急速にブームとなって、
それを引き継ぐように
スピリチュアル・スピリチュアリティ
という言葉が2000年頃から広まっていった。

2004年には占い師の細木数子が出演する
テレビ番組「ズバリ言うわよ!」(TBS系)がヒットした。

翌2005年には自らスピリチュアル・カウンセラーを名乗る
江原啓之と美輪明宏らが出演した
『オーラの泉』(テレビ朝日系)が
放送開始され大ヒットした。
(Weblio辞書さん)

となっていて
ピッタリと射手座冥王星期に
重なっていることがわかります。

私もこの時話題になっていた
山川夫妻翻訳の
「聖なる予言」(初版は1994年)
「第10の予言」(初版は1996年)
を購入して
愛読していましたw

(因みに射手座は「海外旅行」とも
関係の深いサインですが
関西国際空港が開港したのが
前年の1994年9月4日です。)

 

約15年前の冥王星山羊座移動

 

そして前回の冥王星イングレスが
射手座→→山羊座です。

これは有名なので
ご存知の方も多いと思いますが
最初の山羊座入りが2008年1月。

そして「リーマンショック」が起こったのが
2008年9月15日です。

リーマンショックとは、
2008年9月にアメリカの有力投資銀行である
「リーマンブラザーズ」が経営破綻し、
それをきっかけに世界的な
株価下落・金融危機が発生したこと
を指しています。
詳しくは後述しますが、
低所得者向けの住宅ローン
「サブプライムローン問題」に
端を発したもので、
世界規模での不況となりました。
(クリエイト転職さん)

実際は9月時点では
逆行で射手座に戻っていましたが
冥王星のエネルギーとしては
山羊座に入っていたのでは。

山羊座は【土のエレメント】で
「社会構造」や
「土地に根付くローカルな精神」を
表しますので
「住宅ローン」問題に端を発した
というのが、とても象徴的です。

 

冥王星山羊座入りのホロスコープ

 

因みにAstrodienstさんで
世界標準時である
イギリスのグリニッジ天文台時間で
山羊座0度に冥王星が入った瞬間のホロスコープ
と思われるものを出してみると…

 

山羊座に入った冥王星が
「金融」を表す2ハウス
そしてグランドクロス(十字)のような形で
山羊座のナチュラルハウス
=「社会構造」を表す10ハウスの
月(感情)・土星(課題)とスクエア

「基盤」を表す4ハウスのIC近くに
ピッタリ重なった
「変革」の天王星ともスクエア

「過去からの継承」を表す8ハウスの
火星(動機・トラブル)に
オポジション…となっています。

 

最初の冥王星水瓶座入りの世界チャート

 

同じように2023年3月の
最初の水瓶座入りの瞬間を
イギリス・グリニッジ天文台で
算出してみると…

まずアセンダントが
獅子座1度となっており
サビアンは獅子座2度
「おたふくかぜの流行」となっています…。

なんだか「ポストコロナ」を
象徴しているみたい…⁉

そしてこの
「運の入り口」アセンダントの
180度向こうディセンダントに
なんと冥王星がほぼピッタリと
重なっています‼

ディセンダントは7ハウスの起点で
7ハウスは「パートナーシップ」を
表します。

アセンダント→→1ハウスの起点
→→牡羊座のイメージ(火星が支配星)

ディセンダント→→7ハウスの起点
→→天秤座のイメージ(金星が支配星)
でもありますので

私のイメージとしましては
「パートナーシップ」
そして特に昨今
スピリチュアル界隈で
強く促されている
「男性性」vs「女性性」の「統合」へ向け
「女性性」への何らかの「変容」を
もたらすようにも感じられました。

また7ハウスは「結婚」のハウスとも
言われますので
「結婚」の形態が大きく変わっていく

特に水瓶座はサインの神話も
「両性具有」的な美少年が
登場していますので

「ジェンダー」や
「LGBTQ」の在り方に対して
大きな「変容」がもたらされる
イメージも浮かびます。

そしてこの冥王星が
12ハウスの火星と
タイトな
「インコンジャンクト」(クインカンクス)を
(150度)を形成しています。

「インコンジャンクト」には
「訓練する」「しつける」
といった意味もあります。

この場合
公転周期の長い=エネルギーの大きい
冥王星の方が
火星を「しつける」意味合いが
大きくなると思いますので

男性の中にも女性の中にもある
「女性性のエネルギー」を
変容・パワーアップして?
「男性性のエネルギー」(火星)を
「良い形に整える」
イメージが浮かびます。

また火星が12ハウスにあって
12ハウスは
「隠れている」イメージですので

「男性性的なものの考え方」に対して
「パートナーシップ」の問題が浮上して
もっと「あるべき男性性のかたち」に
しつけられていくイメージも浮かびました。

また「平等」の精神
つまり男性と女性がお互いに「依存」せずに
対等な立場で協力し合えるような精神
というイメージも浮かびます。

そしてこの火星がスクエアを取っている
太陽、そして太陽のすぐ側の海王星
(海王星は12ハウスのいわば支配星)

それが「精神性」を表す
9ハウスにありますから

そうした「流れ」によって
私たちの中の「精神性」の
グレードアップに対し
刺激が加えられる…ようなイメージ。

また冥王星そのものは
10ハウスのほぼ天頂近くにある
月とスクエア。

火星はもうすぐ
蟹座に入るところですが
月はこの蟹座の支配星。

そこから
月の表す
「家庭的な」「母親的な」
「人気商売的な」
総括して「女性的な」ビジネスに
刺激を与えていくイメージが浮かびました。

 

最初の冥王星水瓶座入りの日本チャート

 

それでは次に2023年3月に
水瓶座に冥王星が入った瞬間の
日本チャートも見てみましょう。

公転周期の約280年という
長~い天体のため
なかなか軌道計算が難しいのか
ホロスコープ作成サイトでも
水瓶座0度を指し示す日時に
かなりばらつきがありました。

ここでは
Astrodienstさんで作成しています。

日本チャートでは冥王星が
「情報」「コミュニケーション」の
3ハウスに位置しています。

ここからますます
SNSが発展していくと共に
何らかの「改良」も
加えられていくイメージ

冥王星水瓶座入りと共に
にわかに話題に上っている
「CHATGPT」の存在が
大きくなってきましたね。

そしてこの3ハウスの冥王星が
8ハウスの火星にインコンジャンクト。

先ほどご説明しましたように
「訓練」「しつけ」のアスペクト
と言われます。

そして8ハウスは
蠍座のナチュラルハウスで
蠍座の支配星である冥王星とも
関係の深いハウス。

そして冥王星が調和角を取る
太陽や海王星(5度前ルール)が5ハウス
他に木星やキロン
3ハウスのルーラー水星も5ハウスとあって
5ハウスの象徴する
「自己表現」や「遊び」「恋愛」が
クローズアップ?

また冥王星がスクエアを取る
月や金星は6ハウスに位置しています

そうした「新SNS」や
ZOOMやオンライン・サロンと言った
ネット上のコミュニケーションや
そこでの「自己表現」によって
6ハウスの象徴する
「労働」「勤務形態」などに
変化がもたらされるかも??

また6ハウスに月があることで
「家庭的な職場環境」
「癒しを与える仕事」
「人のこころをほっとさせる職場」
といった労働環境や働き方への変化が
もたらされてきたのではないでしょうか。

 

 

2024年11月20日の冥王星水瓶座入り

 

Astrodienstさん)

(公転周期が非常に大きいため
算出サイトによって日付にバラつきがあります)

オーブを緩くとれば
太陽―月(または火星)ー海王星で
「水(または火)のグランドトライン」
ができており
冥王星が月(または火星)に対し
オポジション(180度)を取って
「カイト」となっています

つまり冥王星が
月に対し
【水のエレメント】のエネルギーを
放出するように働きかけつつ
火星に対しては
【火のエレメント】のエネルギーを
放出させるように働きかけている…
というイメージ

まさに
「水」と「火」という
相反する2つのエネルギーを
統合する動きが
冥王星水瓶座時代に
もたらされるのではないでしょうか

また太陽が水瓶座の支配星である
天王星とオポジション(180度)
であることから

これまでの道徳・時間・常識というものが
どんどんと変化していく可能性を
示唆していると言えそうです

結婚や仕事のカタチに対しても
様々な多様性が現れてゆくのかも

ここへ海王星が「調停」の配置を取っていますので
まさに「枠組みをリリース」していく働きが
援護されてくると言えそうです。

また直感やインスピレーションを
大切に判断することも
促されるでしょう。


さらにこの太陽‐天王星オポジションと
先ほどの冥王星‐月のオポジションに対し
オーブは緩いですが
「ミスティックトライアングル」も形成され
この4天体の緊張関係を
お互いが緩和する働きとなって
良い方向へと「サポート」を
招く配置となっています

太陽・月・冥王星・天王星と
まさに「ゴールデンメンバー」と
なっているところがスゴイですよねっ

また射手座の水星に対し
双子座の木星が
オポジションをつくっていますが
木星は射手座の、
水星は双子座の支配星であることから
「ミューチュアル・レセプション」となっていて
お互いのパワーを高め合う配置に

ここからは情報交換や発信活動、
コミュニケーションが
技術革新によって
ますます活発
(…ともすると
オーバーヒート⁉(;’∀’))
となって行くことが予想されます。

これまでに大切にしていた価値観に
新しい情報が入ることで
迷いが出てきたり
興味が急速に変化していく可能性も…

けれどそこから
新しい可能性や願望を
求めていく動きも出て来そうです。

このオポジションには
海王星と土星がスクエアとなって
「Tスクエア」が形成されていますので

また人々の意識が
そうした「情報のスピード」に
追いつかず
「地道な発展」が求められたり

もっと「右脳的」な
直感やインスピレーションを大切にすることも
求められてくるのではないでしょうか

いずれにしろ
「動きの速い進展」に対し
私たちが
「これまでの価値観や常識」を超えて
「新しい時代」に追いつき
新しい展望を抱いていくことが
求められている
と言えるのではないでしょうか。

それではこれからの未来について
その展望を少し考察してみましょう。

冥王星水瓶座入りで今後起こりうること

 

21世紀のこれからは
戦争や革命によってではなく
情報機器の確信によって
変わっていく社会となると思いますが
(そうあって欲しい💦

冥王星水瓶座入りで
私たちの時代でも
社会を統制する「ルール」が
大きく変わっていくでしょう。

例えばひと昔前は夢物語であった
「テレビ電話」が
ZOOMなどで普及することで
リモートワークが可能となり
「仕事は会社の机の上でするのが当然」
という「枠組み」が覆されたように_

★ご参考:演算処理速度とストレージ容量の変化

★ご参考:IT通信速度の変化

(出典:総務省 / 通信自由化以降の通信政策の評価とICT社会の未来像等に関する調査研究(平成27年) より)

 

冥王星の水瓶座入り後は
SFで語られているような世界さえ
徐々に現実に近づいてくる足音も
聞こえてくるのではないでしょうか…

★官公庁の未来予測

(出典:総務省 / 通信自由化以降の通信政策の評価とICT社会の未来像等に関する調査研究(平成27年) より)

 

また水瓶座には
「未来」という象意もあります

さまざまな変革があっても
それは素晴らしい未来を招くため…
ではないでしょうか

それは私たちの
集合無意識の行方によって
左右されるとも言えそうです

但し冥王星には
「権力者」や「カリスマ」の象意もあります。

これがネガティブな形で現れると
【風の時代】に
情報が風のように行き交うことで
強い主張をする人に

人びとの支持が
一気に集まってゆく現象も
起こり得ると思います。

そのとき
「ほんとうに信頼できるひと」
は誰なのか?

私が思うに、それは
「私があなたを救います」
という言い方をする人はかえって
ちょっと危険である気がします。

あくまで一人一人が
「自分の足で自分の考えで動くこと」
を促す発信者が
本物であると思います。

また水瓶座の「自由」とは
「友愛精神」に基づくもの…
そして「未来像」という意味もあります。

自分勝手に横暴に振舞う自由ではなく
また、個性が抑圧されるところでもなく
「手を繋ぎ貢献し合う」

そんな「未来」が
本当に実現するかもしれない…
それが水瓶座の「理想の世界」
ではないでしょうか。

だからこそ
やってくる
「大きな波」
「大きな流れ」に
呑み込まれないためには

ひとりひとりが
自分の「ビジョン」を
持っておくことが
大切になってくるのではないでしょうか

そして
「最高の未来」へと
意識を向けてゆきたいですね✨

さああなたは20年後
冥王星が水瓶座を抜けて
魚座に入るころ

どんな「理想のあなた」に
なっていたいですか❓

 

ポスト・水瓶座時代は

 

そうここで考えてみたいのは
冥王星が水瓶座を通り過ぎた後は
次は「魚座」へイングレス。

そしてこの様に見てきますと
*女性性
*パートナーシップ
*月とスクエア
→→月の表す心理的・家庭的側面
*太陽と隣の海王星に調和角
(海王星や12ハウスのエネルギーの強い
2023年の春分直後の水瓶座入り)
…という風に
「女性性」や「こころ」や「精神」
そういったものを「変容」させていくことで

水瓶座の目指す
「自由」「平等」「博愛」といった
「未来」へ繋げていく15年…
というイメージも浮かびます。

その先に待っているのが
「ワンネス」を表す
魚座的な世界なのではないでしょうか。

冥王星は位置するサイン(星座)の中に
銀河から持ち込んだ
これまで太陽系では存在していなかった
新しい可能性を持つ活力を持ち込みます。

つまり冥王星がどのサインにあるかが
手掛かりになるのではなく
冥王星の存在するサインに
冥王星が一体何を持ち込んだか
が重要なのです。

たいていは新規の影響なので
そこに異変が起き
サインに関わる事柄において
多くのひとの概念を書き換えます。

根底からの書き換えを消化するまでに
時間がかかり
以後二度と元には戻りません。

そしてこの影響は
次に海王星に受け取られます。

(松村潔先生「完全マスター 西洋占星術」より)

 

冥王星・水瓶座期の20年に心掛けたいこと

 

そのためにこの冥王星・水瓶座時代に
必要となってくるのは
これまでの「山羊座」に象徴されてきた
社会構造、年功序列や団魂的精神
既得権益といった価値観は
この先もどんどん崩壊していくでしょう

そして水瓶座の表すITや技術的な革新は
ますます加速し
その崩壊を促してゆくでしょう

水瓶座は
国家や地域と言った
ローカルに縛られる活動を超えて
空間に縛られない
「風のような」
共時性の世界へと私たちを誘います

ですので大切なのは
「これまで」の
自分が属していたローカルな価値観に影響を受けた
考え方に囚われ
しがみつかないこと

つまり「執着」や「とらわれ」を
出来るだけ手放してゆくこと

それがこれからの「風の時代」を
スイスイと渡っていく秘訣となりそうです

新しい「潮流」を受け入れていく…
けれど同時に
そこに呑まれず流されない
「自分軸」も
必要となってくるのではないでしょうか

 

終わりに

 

そして最後に特にお伝えしたいことは
一般に冥王星は
「死と再生」
「破壊」といった
ちょっと怖いイメージの並ぶ天体です

でもそれはあくまで
「現在」の視点から見ているから…
とも言えるのではないかと思います

冥王星は「限界越え」をさせる天体
とも言われます

けれどじぶんに「限界」をつくっているのは
他ならぬ私たち自身…であるとも言えます

つまり冥王星は
私たちが
私たち自身を閉じ込めている
「古い枠組み」から脱するような
「気付き」を与える天体であるとも言えそうです

タロットで冥王星を差すのは
「審判」のカードです

天使の吹くラッパの音で
「死」を表す棺桶から蘇る人びとが
描かれています

この「死」とは
肉体の死ではなく
精神の死と捉えることができると思います

それは今まで自分が自分を閉じ込めていた
狭いハコの中からの
「目覚め」であるとも言えそうです

これからの冥王星・水瓶座時代で
もたらされるかもしれない
「大きな変化」に
気持ちがついていかない…
そんなときもあるかもしれません。

そんな時は、考えてみて頂きたいのです。

冥王星の公転周期は約280年。

人間の平均的な一生で言えば
約3~4倍の長さです。

私たちが反抗期には
「親の心 子知らず」といったことも
あったと思います。

自分が親になってみて初めて
親の気持ちがわかる…ということも
あったと思います。

そんな風に
冥王星が目指しているものは
私たちが一つの人生を終えても
理解できないような
長いスパンの「意図」で
あるかもしれません。

けれどもし
スピリチュアルで言われているように
私たちの「魂(たましい)」が
今回1回きりの人生でなく
何回も生まれ変わって
「経験」と「成長」を
求めているのだとしたら…

きっと私たちに
「プラス」になることを
もたらしてくれている…

そうした
大きな視点で捉え直してみることで

いまここで
わたしが
「気付かなければならない」
ことはなんだろう…と
考えてみることで

冥王星の「意志」に思い至り
「変化」「変容」に対し
前向きな見方を取り戻すことが
できるのではないでしょうか?

そして「意識」できないものは
「衝撃」や「ダメージ」として
認識されがちですが
「意識」できているものに対しては
この「衝撃」は小さくなります。

つまり視野や視点を
広く大きく持つことによって

「出来事」はひとつでも
「捉え方」は様々となり
それを「私たちが選ぶことができる」
ということです。

ですから
冥王星を
冥王星がもたらす変化を
大きな視点で前向きに受け止めて

「いまここにいるわたし」に
送られている
有益なメッセージを見逃さずに
発見してゆきたいですね!

そうすればきっと
冥王星は必ず
私たちの「味方」になってくれ…
とんでもない「高み」へと
引き上げてくれることでしょう✨

✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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