春分2020宇宙元旦への宿題*魚座の水星逆行と乙女座満月のサビアンを振り返る

 

 

去る2月17日、魚座にて水星が逆行を開始。

 

このひと月は、辛く、厳しいものでした。

そしてきっと、あなたにとっても…。

 

宇宙暦では本日「春分」からが

2020年本格稼働とされ

「宇宙元旦」とも言われます。

 

いつもより長く感じられた

今回の水星逆行期。

 

…それはまるで

軽やかに吹き渡る風のエレメントの水星が、

人と人とのコミュニケーションを取り持ってくれる筈なのに

 

マーキュリーの羽が

魚座の水のエレメントでぐっしょりと濡れて

飛び立つことが叶わない…

 

 

そんな日々でした。

 

 

逆行開始時

魚座のルーラー(支配星)である海王星が

水星の側にぴったりと寄り添っていたのです…。

 

 

 

 

 

(ホロスコープを無料で作成さん)

 

 

あたかもそこには

今年のテーマを

提示されたかのよう…?

 

サビアン・シンボルと共に

振り返ってみたいと思います。

 

 

宝石紫2020年2月「水星逆行」開始時のサビアン宝石紫

 

 

逆行を開始時の水星のサビアンは

魚座12度「新参者たちの試験」。

 

このひと月のあいだ、

私達はまさに「試されていた」ように感じます。

 

それは

ウソ偽りのないところでの

私達の「こころ」について。

 

私が感じていたのにとても近いことが

(漫画好きの占星術さん)のブログ

で詳細に語っておられました。

 

この方の仰っておられる

 

人々が大切にしているモラルや常識

 

とは

まさに今星々の集中している

「地」のエレメント、山羊座の世界観。

 

そしてそれと相容れない

「水」のエレメントの魚座の世界は

山羊座社会に支配された

地上の人々の思惑をよそに

 

「宇宙の流れそのもの」

=魚座の世界へと

私達を回帰させる

「テスト」を行っていたようです。

 

けれどもそれは

この方のご指摘されている

「トイレの汚物」の始末の仕方のように

 

誰しも

100%潔白であることは難しい…。

 

だからそこには葛藤が生じます。

 

私の場合は

丁度水星が「留」としてとどまっていた

逆行開始の頃

 

自分の中の「社会性」…

いいえ、

 

「誰かに非難されないように」

取り繕おうとする絆創膏を

引き剥がされ

 

「本当に大切なことは、なに?」

と問いただされているようなことが

相次ぎました。

 

 

宝石紫2020年3月10日「乙女座満月」のメッセージ宝石紫

 

 

そして

少しずつ明らかになってきたように感じたのは

ようやっと

3月の10日乙女座の満月の近くになって。

 

深く心に響いたのは

敬愛する石井ゆかりさんのブログのお言葉。

 

少し長いですが、

引用させてください。

 

オウンサインの海王星が満月のラインにほぼ重なっていて、

「精神・ケア・救済」

というテーマが強調されています。

現在星が集中している山羊座はどちらかと言えば

「社会的力」を指し示す「強者の星座」「王者の星座」です。

一方、今回の満月の魚座-乙女座ラインは、

世の中で弱い立場にあるもの、

傷つき苦しむもの、

まだ未成熟なもの、

あらゆる意味で助けを必要としている存在を

見つめる世界です。

 

そして魚座の太陽へ対するのは

乙女座の月でした。

 

乙女座は教育や養育を扱う世界でもあり、

あくまで、未成熟さや

守られるべき弱さと向き合う世界なのです。

 

弱さを許さない世界、

未熟さを許さない世界、

無力を許さない世界は、

全体として、

とても弱くなるものではないかと思います。

 

折しも、この少し前から

子どもたちの登校が制限されました。

 

私はずっとこの間、血縁のない高齢の女性のために

奔走していました。

 

学校へ行かなくなった子供たちのために

欠勤を余儀なくされた方も多かったと聞いています。

 

まさに

「弱い立場」であるものが

中心に据えられた期間であったとも言えます。

 

今回特に「危険」と報じられたのは

高齢者と子ども。

 

彼らを守るために

通常の社会通念が

塗り替えられたとも言えるかもしれません。

 

 

宝石紫「周囲の目」と「守るべきもの」のあいだで宝石紫

 

 

同時に

私達の心の中では

 

「誰かの目」を気にするか

「守るべきもの」を優先するか…

 

が問われていたように思います。

 

 

 

そしてこの時期

私自身が経験した中では

 

本当に

「守らなくてはならないもの」

 

つまり

「弱い者のこころ」

を優先せずに

 

「自分へ向けられる目」

を優先しようとしたときに

 

新たな混乱を招いていたように感じます。

 

 

かと言って

 

自分が守ろうとするもののために

他の「誰か」に犠牲を強いてはいないか?

 

この「選択」は

ただの自分のわがままではないのか?

 

そんな葛藤が

いつも心の中を吹き荒れていました。

 

 

ですので

余計に

ゆかりさんのご指摘が

心に響いたのです。

 

 

私にしか守れないなら

そこに身を置くしかないこと

 

自分の選択を

受け入れてもいいのかもしれないと

 

少しは自分を

赦してもらえたような気がしました。

 

 

宝石紫2020年3月「水星逆行」終了時のサビアン宝石紫

 

 

そして

乙女座の満月と同日

水星はやっと

順行に転じました。

 

 

果たして私は

私たちは

「テスト」に無事通ることができたのでしょうか…?

 

 

順行に転じた際のサビアンは

魚座→水瓶座まで逆行し

水瓶座29度「さなぎから出てくる蝶」

です。

 

 

 

 

 

水瓶座の最後の方の度数は

魚座の集合意識の方へ引き込まれてゆく段階。

 

私のイメージでは

 

こちら「獅子座満月のサビアン2020*「手放すべきもの」を手放し…諦めずに前へ進もう」

でお伝えしたように

 

水瓶座と獅子座とは鏡のサイン。

 

獅子座で確立された「自己」があって初めて

手をつなぎ

ネットワークを形成する世界が

「水瓶座」であるとすると

 

「魚座」では

その「繋ぎ合った手」すらも溶けあって…

「一つの世界」=「ワンネス」となって

「宇宙意識」に溶け込み、

それそのものとなってゆく…

 

そんなイメージです。

 

 

宝石紫2020年への、ホームワーク宝石紫

 

 

因みに逆行時のサビアンは

「そのまま」の度数で読みますから

水瓶座28度のストーリーが

水瓶座29度へと受け継がれています。

 

水瓶座28度のサビアンは

「倒されのこぎりで切られた木」。

 

それまで自分が根を張っていた環境から

いったん切り離される

 

これまでは

「それが全て」

と思っていた価値観。

 

そこから

有無を言わさず「のこぎり」で切り離されて

「いつもと違う」環境へ

放り込まれた私たち。

 

そして

ひとりひとりが

「さなぎ」の中へ…。

 

それはまるで

外出もままならなくなった

ここ最近の私たちの世界そのもの。

 

そして

私達は

夢見たのです。

 

サナギの中で。

 

「自分が、羽を拡げて、

飛び立ちたい世界とは、

どんなものだろう」と。

 

 

それはまるで

明日「春分」から始まる

宇宙レベルの2020年の幕開けに

私達ひとりひとりに差し出された

「宿題」であるかのよう。

 

冒頭で

(漫画好きの占星術さん)のブログ

で語られていたような

 

トイレの汚物の始末を

ひとりひとりが

どうつけてゆくのか?

 

もちろん

私達ひとりひとりが

伸び伸びと

自由に

美しい羽を拡げて

飛び交うことのできる世界で

あって欲しい。

 

私の大好きな

サラ・ブライトマンさんの歌

BEAUTIFUL

「あなたは、自分が本当に美しい存在であると

知っているの?」

 

 

「令和」という元号に託された思い。

 

一人一人が個性を輝かせることのできる

そんな世界を創造してゆくために。

 

 

宝石紫2020年3月「乙女座満月」の月のサビアン宝石紫

 

 

けれども

私は

今回の

辛い辛い水星逆行の期間には

まるで陰と陽のように

もう一つのテーマが

隠されていたと思います。

 

それは

「ひとりひとりが輝ける世界」とは

イコール

「弱きもの」を置き去りにしない

という意味も含まれる

ということです。

 

乙女座満月の月のサビアンは

乙女座20度「キャラバン自動車が西海岸を目指している」

 

 

 

 

 

ここでいう西海岸とは

当時のアメリカで言えば「新天地」。

 

それは先ほどの

サナギから孵った蝶が羽ばたいてゆく

「新しい世界」であると

言えるでしょう。

 

 

その理想の地を目指して

国籍やルーツの異なるさまざな人々が

恐らくカラフルないろんな車で

「一行」となって進んでゆくさま。

 

つまり多様性を残しながらも

一つの目的の元に集まり、

進んでいるのです。

 

先ほどの「弱きもの」も

そこには含まれることでしょう。

 

「マイノリティ」「少数派」

様々な価値観が

赦されて存在したままで。

 

「置き去りにされず」

にいるのです。

 

 

宝石紫マザーアースの想い宝石紫

 

 

話は飛びますが

スピリチュアルの世界では

「地球」が波動を上げて上昇しようとする

転換期にあると噂されています。

 

私は

もし「地球」が万物の母親だとしたら

自分の腕(かいな)の中にある

もろもろの生けとし生けるものが

自分の子どものように

愛し慈しまれるものであると思います。

 

 

もし「地球」が

サナギから生まれる蝶のように

「進化」を遂げたいとしたならば…

 

きっと

西海岸を目指すキャラバン隊のように

赤も黒も

青も緑も黄色も白も…

様々なカラーの車が

1台も残らず

「新天地」に到達できることを

そんな世界を夢見ているのはないでしょうか?

 

 

宝石紫ミツバチの大量失踪宝石紫

 

 

何故こんな話をしているかというと

先日たまたま

「ミツバチが消えてゆく」という記事を目にし

とても気になったのです。

 

私達が消費する

野菜も果物もアーモンドなど嗜好品も

ミツバチの「受粉」の手助けによって

実っているものが多いそうなのです。

 

ところがそのために

ミツバチたちは強制労働を強いられ

過酷なストレスにも晒されているようです。

 

結果ある地域では

ミツバチの生存数が大幅に減少しているそうです。

 

それどころか

童話「ハンメルンの笛吹き」のごとく

巣箱から一斉に消え失せる珍現象も

発生しているようです。

 

その原因は

ダニ、ウィルス…と様々な憶測や

それを裏付けるための研究がなされているようです。

 

例えば一つには

ある特定の農薬に晒された花粉を運ぶミツバチには

ある種のキノコが寄生しやすくなり

それが原因で死滅してゆく…という説もあるそうです。

 

 

【怪奇現象】謎のミツバチ大量失踪。その原因は意外なものだった…

 

 

ハッキリしたことは

誰にもわかりません。

 

けれども

「どこか」に「負担」がかかっているから

「何か」の「バランス」が狂い

それによって

ミツバチは「弱きもの」へと変容してしまったのです。

 

 

宝石紫「世界」が載っている天秤宝石紫

 

 

例えば私はアーモンドが大好きです。

 

けれど私が口にするアーモンドのために

(それが自然と生長するキャパシティを超えているがゆえに)

何匹かのミツバチが

犠牲になっているかもしれないのです…。

 

それから食べる時は最大で「ティースプーン1杯まで」にして欲しいのです。

なぜかと言うとミツバチの一生で集められる蜂蜜の量が

ティースプーン1杯なのです。

 

「究極の愛の交換・愛の結晶・スピリチュアルということ」

(持続可能な世界を目指して、さんより)

 

ただ私が思ったのは

私たち各々が

「どこか」で

「何か」に負担をかけているために

 

「全体」の「バランス」が狂い

何かが変容しつつあるのでは…

ということです。

 

そしてそこには

ミツバチのような

「負担がかかって、弱きものとなっていく存在」

が生まれているのでは…ということです。

 

それは誰か特定の人の罪ではなく

どこか特定の国の罪ではなく

私たち全体に関わることではないかと思います。

 

それによって

「地球」にも負担をかけているのでは

ということです。

 

そして「地球」は

そういった世界から

「新しい世界」へのシフトを望んでいるのでは

ということです。

 

 

そして恐らく

「弱きもの」を「置き去り」にしては

それは叶わないのでは

ということです。

 

 

宝石紫2020年3月「乙女座満月」の太陽のサビアン宝石紫

 

さて3月10日乙女座の満月で

 

対する魚座の太陽は

魚座20度「夕食のために用意されたテーブル」です。

 

「夕食の時間」には

世界中誰もが

一日の労をねぎらい合いながら

夕食のテーブルにつくように。

 

「共時性」を表す度数とも言われます。

 

誰かが誰かのために夕食を準備しテーブルに並べている。

 

 

誰かが必要とするものを、他の誰かが用意している。

 

それが同じくらいの時間に

世界中で行われている。

 

その時間共通の意識が

世界を覆っている。

 

誰かが誰かと夕食を共にする喜びも

誰かの労をねぎらう言葉も

世界を覆っている。

 

その「想い」が

世界を駆け巡り

世界を「ひとつ」にする…

そんなイメージです。

 

誰彼となく親切にした場合、

結局は巡り巡って戻ってくることを知っています。

 

(松村潔先生「決定版!サビアン占星術」)

 

良いことも悪いことも

地球上に住む全ての存在に

「巡り巡って」繋がってゆくのでしょう。

 

例えばこの時期、世界中で

同じ問題に取り組んでいました。

 

情報を共有し

取るべき選択が試行錯誤されてきました。

 

 

この共有された体験の場からもたらされた結果や、

影響、エネルギーは、関係者すべてに受け取られる。

 

(松村潔先生「増補改訂版・神秘のサビアン占星術」)

 

 

今は辛くて暗いときだけれど

「ここ」から

学ぶべきものがあるのだと思います。

 

魚座の集合意識を

深くえぐるような水星逆行で

私達が気づかなければならなかったこと。

 

それは本日「春分」からの

2020年のテーマへと

受け継がれてゆくのだと思います。

 

少しずつ日の光に

春の温かなぬくもりが

感じられるこの頃。

 

どうか世界にも

安心して日々を過ごせる

春の光が降り注ぐことを祈って。

 


 

長文を最後までお読みいただき

本当にありがとうございました赤薔薇

 

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