4月12日牡羊座で新月です。新たな時代への方向転換。オリジナリティと自己表現。そして慈愛のこころ。サビアン・シンボルからのメッセージをお伝えします。
① 未体験への挑戦
牡羊座で太陽と月が重なり
「牡羊座の新月」となります。
牡羊座は先見性やパイオニア精神を表すサイン。
運動会のリレー競走なんかで
よーい、ドンと鉄砲の音が響いたとたん
先陣を切って走り出すトップバッターが
「牡羊座」のお役目です。
＊牡羊座に天体が集中＊
今回の「牡羊座新月」のホロスコープでは
その牡羊座に4星。
キロンを含めれば５星が集合。
牡羊座に輝く太陽は
新しい可能性を開いてゆくチャレンジ精神や
未体験の課題に挑戦して
自分を試してゆくエネルギーに溢れています。
そして牡羊座の金星は
新鮮で目新しいことが大好き。
昨年末に
【水瓶座の時代】
【風の時代】に入り
最初の牡羊座の新月。
新しい時代に
あなたの理想を
具体的に形にしてゆく時間が
いま始まりました。
② 「過去の清算」→方向転換
特に強調されているのが
「過去を清算する」
「しかるべき方向に舵を取り直す」
「再スタートを切る」
といったキーワード。
つまり「リセット」です。
＊牡羊座新月の冥王星のサビアン＊
今回
太陽と月など5天体が集中する
牡羊座は第10ハウス。
第10ハウスは
山羊座のナチュラル・ハウスです。
その山羊座を運行中なのが冥王星。
今回太陽と月、そして
金星とはオーブ（度差）なしピッタリで
スクエア（90度）という厳しい角度を取っています。
目標の達成のためには
「過去」を打ち壊すことも辞さない…
そんな強い意志で
徹底して取り組もうとする姿勢が
イメージされる配置です。
サビアンは
山羊座26度「山の巡礼」。
山羊という動物は
険しい山を慎重に足をかけて
高みへ高みへと登ってゆきますね。
そのように
スタートさせた行動を
継続させることで
必ず山の高み
つまり社会的成功やステイタスアップに繋がるよ…と
伝えてくれているのかもしれません。
＊ナンバー・サーティーン＊
それぞれのサイン（星座）には
関りの深い「支配星」（ルーラー）があります。
山羊座の支配星は土星です。
今回の牡羊座新月では
土星のサビアンが
とても重要に思います。
サビアンは水瓶座13度。
13度は
「カリスマ度数」とも言われます。
タロットでは「死」。
蠍座のカードです。
蠍座の支配星は
さきほどの冥王星。
キーワードは「破壊と再生」です。
新しいものが生れるためには、
これまでの流れ
努力して築いてきた事や
周囲との間に
作り上げてきた関係性も
未来に不要であれば
打ち壊すことも必要…と、そんな意味。
「新しいものを生み出す」ためには
誰かが「破壊」をやらなければなりません。
その「誰か」こそが
この１３度という度数なのです。
それではこの土星のサビアンを
見てゆきましょう。
③ 「先見の明」＝受け取るチカラ
＊牡羊座新月の土星のサビアン＊
水瓶座13度は「バロメーター」。
「先見性」を表すシンボルです。
「新しい時代」の空気を読みながら
方向転換を調整する。
市場を調査し
これまでに学んだ知識を活かして
未来の計画を立てる。
危険を避けつつ
安全に効率よく稼働させることのできる
新しいシステムを構築する
…といった意味が。
ではこのような
新しい「システム」への方向転換に
必要とされるものは？
それを伝えてくれているのは
海王星のサビアンです。
今回新月の起こる牡羊座の
支配星＝火星に
やはりスクエア（９０度）という厳しい角度で
刺激してくるよう。
＊牡羊座新月の海王星のサビアン＊
サビアンは
魚座22度
「シナイ山から新しい法則を携えて
下りてくる男」
です。
「自然界の法則」や
「未来の理想のイメージ」を
直感（インスピレーション）を駆使して
受け取る…そんなイメージ。
「受容力」の大切さが
伝えられています。
今回の牡羊座新月では
この「受容力」が
とても大切なキーワードとなっています。
＊牡羊座新月の木星のサビアン＊
今回、太陽、月、金星、火星には
ラッキースターと言われる木星が
セクスタイル（60度）や
トライン（120度）といった
好意的な角度を形成しています。
木星は第8ハウス。
価値観を共有できるような
協力者が現れることを
期待させてくれる配置です。
サビアンは
水瓶座26度「水圧計」。
こちらの「水圧計」も
先ほどの土星のサビアン「バロメーター」も
ただ数値を計測するだけでは
何も見えてきません。
数値から
「新しい時代の流れ」を読み取るための
「受容力」が発揮されなければなりません。
微細な印象も
注意深く取り上げることで
機械では読み取れないようなものを
感知できる人です。
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）
④ 「協力者」または「理想の人物」から学ぶ
そして特に今回
「受容力」が必要とされているのが
経験者からの「学び」であると思います。
先ほどの
海王星のサビアンで言えば
「既に宇宙や自然界の法則を知っているひと」
から学ぶということ。
それを身近に行うとすれば
有力者（既に成功している人）から
学ぶこと…と言えそうです。
＊土星は第7ハウス＊
先ほどの土星は今回
第7ハウスに位置していました。
第7ハウスは「協力者のハウス」とも言われます。
ここに土星が位置することで
叱咤激励してくれるような
パートナーが現れるとも考えられます。
土星ですから
自分より年上のひと
年下であっても
自分にない経験を積んでいるひと…
などが考えられます。
土星は厳しいイメージの天体ですから
初めは相手に苦手意識を持つことも
あるかもしれません。
けれども多くを教えてくれる
学ぶことの大きい相手となる可能性が高いです。
あなたが進みたい未来を
既に実現している人…
であるかもしれません。
そんな人を見つけたら
この期間
是非頼りにしてみましょう。
きっと【水瓶座時代】の門をくぐり抜けたばかりの
あなたの道行きを照らしてくれる
人物となることでしょう。
⑤ 「経験値」を活かす
今回の牡羊座新月で
太陽と月に
コンジャンクションしているのが金星です。
＊牡羊座新月の金星のサビアン＊
金星のサビアンは
牡羊座27度
「想像の中で復活する失われた機会」
です。
過去の失敗を振り返り
失敗の原因を考えてみる。
それを次に活かすには
どうすればいいのかを考える。
今までの経験の中であなたは
成功と失敗、それぞれを体験してきました。
だから
これから未来に起こる出来事も
それぞれの可能性をイメージできます。
両方のケースを
予行練習しておくことで
どちらの未来にも対処できるから
きっとリベンジを狙える…
そんなサビアン。
ネガティブな過去に囚われ過ぎないで。
それはただ「学び」のための経験だったんだよ。
大丈夫！その「学び」があるからこそ
きっと次は上手くいくよ。
だから「想像力」を上手に使っていこう。
そんな風に言われているようです。
ここで過去からの経験を活かすために
大切なポイントが一つ。
それは
新月の起こる牡羊座の支配星
火星のサビアンが
教えてくれています。
⑥ 過去からの「視かた」を変える
＊牡羊座新月の火星のサビアン＊
火星のサビアンは
双子座24度
「氷上でスケートをする子どもたち」
です。
池に氷が張っている間はなんにもできないから
溶けるまで待っていよう…
という発想ではなく
氷が張っているからこそできることはないか…
という風に変えてみる。
すると
今までには考えもしなかったような
「愉しみ」が生れてくる。
そんな風に
今までの「視かた」では
挑戦するのも無駄に思えるような
「逆境（制限のある環境）」であったとしても
古い「視かた」をリセットして
新しい「視かた」に置き換えることで
その不利な条件を
むしろ有利に活かしていくこともできるんだよ…
そんな風に伝えてくれています。
自分が「今いる立場」や
「既に持っているもの」だって
「視かた」を変えれば
もっともっと活かしてゆけるよ、と。
＊牡羊座新月のドラゴン・ヘッドのサビアン＊
また現在
ドラゴン・ヘッドは双子座を運行中。
ドラゴン・ヘッド（逆はドラゴン・テイル）とは
太陽の通り道（黄道）と
月の通り道（白道）の交差点のこと。
個人の出生図では
「魂の目指すべき方向」
を示すとされます。
つまり過去生で
「経験不足」だったポイント。
だから不慣れだけれど
取り組めば
「魂の経験値」が増える分野ということ。
「魂の経験値」が上がるということは
イコール
古い「視かた」をリセットして
新しい「視かた」に置き換えることが
出来るようになるということと思います。
双子座のドラゴン・ヘッドは
自分の中に蓄えた知識を
人々にわかりやすく
伝えていくことがミッション。
特に東京チャートでは
ドラゴン・ヘッドのサビアンは
双子座12度
「生意気に自己主張をする少女トプシー」です。
トプシーちゃんは
小説「アンクル・トムの小屋」に出てくる
黒人の少女。
「言うとおりにしろ」と迫って来る大人たちに
果敢に自分の意見の主張を試みます。
トプシーちゃんは
これまでの伝統や
共同体の価値観に流されることなく
勇気を持って
「新しい視かた」で見ようとしました。
そしてそれを
臆することなく表現しようとしました。
そう、トプシーちゃんが
身をもって示してくれていたのが
「自己表現」というキーワード。
それを強調しているのが
今回の牡羊座新月図の特徴の一つ
水星―火星の
ミューチュアル・レセプションです。
⑦ 「自己表現」
＊水星火星のミューチュアル・レセプション＊
現在、牡羊座の支配星である火星が
双子座に。
双子座の支配星である水星が
牡羊座に。
このように支配星どうしが
交換留学のようになっている形は
「ミューチュアル・レセプション」と呼ばれ
お互いのパワーを引き出す関係となります。
双子座火星は11ハウスに
水星は9ハウスに滞在。
オンライン・サロンやスクールなど
知識や技術を持つ人々のグループに
知的好奇心を持って
積極的に参加してみることで
そこから学んだこと、受け取った情報を
自分なりの表現で
SNSなどに拡散する…
そんな流れが浮かびます。
＊牡羊座新月のキロンのサビアン＊
もう一つ
「自己表現」を促しているのが
小惑星キロンです。
キロンは
土星と天王星の軌道を廻る小天体。
出生図のホロスコープでは
「魂の傷を癒し、その傷から得たもので他者へと貢献する」
とい言われる、いわば「人生の転換点」。
サビアンは
牡羊座10度
「古い象徴の新しい形を教える男性教師」
です。
これまでの人生の経験の中から
「こんな風に生きれば良かったんだ」
「世界とはこんな仕組みになっていたんだ」
そんな「気付き」は
どなたもお持ちの事と思います。
そんなご自身のハウツーや
生き方などを整理して
人に伝えていく…。
初めのうちは
え、そんなこと言ったら、おかしくない？
わかってもらえるかな？…と
声を出すのは
それなりに勇気が必要ですよね。
でも、伝えてゆくうちに
表現方法も磨かれ
自分の考えもより明確になり
自信も湧いてくることでしょう。
これからはこうした
「知識や経験のアウトプット」が
ますます重要となってゆくことでしょう。
けれど、その「アウトプット」には
ある「条件」が付けられていると思います。
それは「自分軸」と「独創性」です。
⑧ 「自分軸」と「オリジナリティ」
＊牡羊座新月の【火のエレメント】＊
今回の牡羊座新月では
【火のエレメント】が強くなっています。
火というものはどこかに着火すると
ぱっと燃え上がり
風があれば
みるみる燃え拡がってゆきますよね。
【火のエレメント】はそんな風に
「創造性」に溢れたエレメント。
それを【風のエレメント】の火星や木星が
煽って拡散してゆくイメージ。
牡羊座の５天体に加え
今回はMCも牡羊座。
MCとはホロスコープの
てっぺんにあたるところです。
個人のホロスコープで言えば
社会生活の目標とされるポイントで
牡羊座のMCなら
ボクが何かを新しく始めることで
この世界にも
何か「新しいもの」を持ち込むぜ…★
そんなイメージ。
更に今回
「運氣の入り口」であるアセンダントも
【火のエレメント】の
獅子座となっています。
獅子座は「楽しいこと」が大好き！
「興味のあること」「大好きなこと」から
手を付けてみたら
いつの間にか
新しい分野を切り開いていた…
そんな展開も予想されます。
東京チャートでアセンダントのサビアンは
獅子座の１度「脳溢血の症例」です。
実際に脳溢血になるということでなく
自身の内面からあふれ出るパワーに
突き動かされるというイメージです。
「これさえやっていれば楽しい」
「時間も忘れて打ち込める」
…そんな大好きなことを見つけ
熱中してみることが
「運氣の入り口」…となって来そうです。
ここで大切なことは
結果や成果を重視する
「損得勘定」は
横に置いておくこと。
そして
「周りがやっているから」
「こう思われたいから」…といった
「他者目線」を
動機にしないこと。
「どう思われるか」といった
他者からの評価に振り回されず
「本当に自分が興味を持っていること」
かどうかを
じぶんに問うてみる…
そんな姿勢も大切になってきそうです。
また獅子座にとっては
「オリジナリティー」や「個性」が何より大切。
「自分独自の」
「これまでにはなかった」手法を使えないか
創意工夫してゆくこともポイントと言えそうです。
それは今回の
太陽と月のサビアンからイメージされる
「自己信頼」にも通じるように思います。
⑨ 「自己価値」を信頼する
＊牡羊座新月の太陽と月のサビアン＊
太陽と月のサビアンは
牡羊座23度
「重くて価値があるがベールに包まれた
荷物を運ぶ淡い色の服を着た女性」
です。
淡い色とは
「パステル・カラー」とも訳されます。
自分自身の内側に
「重くて価値のあるもの」
を隠し持ちながら
パステルカラーのような
女性らしい服装に身を包み
軽やかな足取りで進んでゆく…
そんなシンボル。
あなたの
才能やスキル、能力は
まだベールで隠され
その全貌は
表からは見えません。
でもそれは
とても重くて
とても価値のあるものです。
けれどもこの女性は
気負ったり
てらったりすることなく
その「重み」を感じさせない
軽やかな服装で
ふわふわっと風に乗るように
歩みを進めているのです。
それは何より
彼女自身が
自分の中に埋もれている「価値」を
心底…信じることができているから。
⑩ 「陰陽の統合」
「重み」が「男性性」を
「淡い色」の軽さが「女性性」を表すとも
言えそうです。
こちらの度数は
「男性性」と「女性性」の「統合」を
表す度数とされるからです。
こちらの二つ前のサビアンは
牡羊座21度「リングに上がる剣闘士」。
欲しいものに向かって
自ら闘って手にしてゆく…という
「積極性」を現わす度数。
とても男性的な性質を感じますよね。
また一つ前のサビアンは
牡羊座22度「欲望の庭へ続く門」。
必要なものを引き寄せる力…
という「受容性」を現わす度数。
とても女性的な性質を感じますよね。
そう、冒頭にお伝えした
幾つかのサビアンのキーワードとなるのが
「受容性」…「受け取るチカラ」でした。
これまでの時代とは
どちらかと言うと
積極的に前に進み
欲しいものを取りに行くチカラが
重視されていた時代でした。
けれどもこれからの時代とは
どちらかと言うと
欲しいものを引き寄せる…
そんなチカラが見直されてくると思います。
ですから
今までの積極性、男性性優位の社会に
受容性、女性性の力を持ち込んで
バランスを取ってゆくことが
今後最も大切なテーマとなって
ゆくことでしょう。
この２３度という度数は
他のサインでも
「男性性と女性性の統合」がテーマとなった
シンボルとなっています。
例えば昨年こちらのブログで
2020年を象徴する度数
として
再三お伝えさせて頂きましたのが
山羊座２３度
「戦争での勇敢さをたたえる二つの賞」。
山羊座21度「リレー競走」
の「勝ちを取りに行く」かのような
アグレッシブな度数と
山羊座22度「敗北を優美に認める将軍」
の「敗北を潔く認める」精神の尊さが
強調された受容的度数…
その２つの統合が表された度数となっています。
つまり今回の
牡羊座23度のパステル・カラーの服を着た女性は
山羊座21度で学んだ「男性性」と
山羊座22度で学んだ「女性性」をうまく統合して
山羊座23度の
「戦争での勇敢さをたたえる二つの賞」
を手にしたからこそ
パステル・カラーの服に着替えて
【風の時代】をスイスイと渡っていけるようになった
…ように感じるのです。
そう、みんな
2020年を耐え忍び…
多くを学び
多くを経験してきたからこそ
【風の時代】の切符を手にしたんですよね★
こちらの記事でも詳しくお伝えしています！
だからここからは
自分自身の内側にある
「重みのある価値」を携えながら
そこに秘められた
「オリジナリティ」を大切に
そして「強い意志」を発揮して
未来に向けて
果敢に
且つ
軽やかに
行動してゆくことができるのです。
⑪ 「グループへの貢献」
またこのシンボルの女性は
「妊婦」にも例えられています。
「妊婦」はお腹の子供が生まれ
大きくなってこの社会に貢献することを信じ
大切に慈しんでいます。
「グループや社会への貢献」
が暗に含まれたシンボルとも
なっているのです。
あなたの持つ「価値」は
「あなたのためだけ」に
使われるべきではないのです。
もちろん、まずは
自分を満たしてあげることが最優先。
そこから先は
「自分自身の価値」を
どれだけ
「世界」や「社会」へと
影響を与え
貢献できるものに
育て上げてゆけるか…
それが問われていくのだと思います。
今回の牡羊座新月では
このように
「自分の好きなこと」
「自分にとって価値あること」を重視して
スタートしたことではあっても
それを
「自分のためだけ」で終わらせないように…
そんなメッセージが
強く表れているように思います。
⑫ 「慈愛の精神」を育む
＊牡羊座新月の天王星のサビアン＊
現在牡牛座を運行中の
天王星のサビアンは
牡牛座10度「赤十字の看護師」
です。
天王星は動きが遅いので
ここ暫くは
こちらの度数に滞在中。
こちらのサビアンからも
「慈悲」や「人間性の尊重」
「助けること」「助けられること」
…などがイメージされますよね。
＊セレスとMCのコンジャンクション＊
今回牡羊座に集合する天体の
多くがMCの近くに固まっていましたが…
中でも「セレス」という星は
ほぼぴったりMCにコンジャンクション。
「セレス」とは
母親のような「慈愛のエネルギー」
を持つと言われる小惑星です。
「我が子に与えるような無償の愛情で
人びとに広く手を差し伸べてゆく」
という象意が。
さらにさらに…！
MCのサビアン・シンボルは
（ＭＣのサビアンは
同じ日本国内でもどの都市を設定するかで
変わってきてしまいますが）
東京で設定した場合
牡羊座20度
「冬に鳥に餌を与える少女」
です。
こちらのサビアン・シンボルにも
「慈愛」「奉仕」「献身」
「助けること」「助けられること」
…といった「セレス」と同質の
キーワードが並んでびっくり☆彡
寒々とした冬の小路で
エサも少なくなってきているだろう
鳥たちが
街路樹に寄り添って
少しでも暖を取ろうと
羽毛を膨らませて
寒さをしのいでいるのでしょうか…。
そんな様子を見かけた一人の少女が
自身の寒さも顧みず
どこからかエサを見つけて来ては
そっと鳥の側に投げてやる…。
そんな情景が浮かびます。
それは牡羊座が
この度数に辿り着くまでに
どんなに落ち込んだ状況や
不景気な気分の時でも
自らの内面の火を燃え立たせることで
周囲の状況に振り回されることなく
いつでも自分のパワーを引き出し
状況を変えてゆくことができるのだ
ということを学んできたから。
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」より抜粋）
「想像力」を働かせて
「共感力」を高めること
（「受容性」を発揮すること）が
自身の「内側のパワー」を引き出し
他者の救済のために使うことができる
そして状況を変化させてゆくこともできる
…そんな力を伝えてくれる度数です。
⑬ 長期的な視野で
けれどももちろん
それには時間をかけて
行う必要もありますよね。
そのために
先を見越した「長期的な視点」で考えるよう…
そんなサビアン・シンボルも見られます。
＊牡羊座新月の水星のサビアン＊
例えば今回の水星のサビアンは
牡羊座15度
「毛布を編むインディアン」。
先日の山羊座下弦の月では
太陽が位置していました。
自分がひと針ひと針編んでいる毛布が
家族の誰かを温めるように…
そう願いながら毛布を編む女性。
けれど毛布が仕上がるまでには
地道な作業の継続が必要です。
そんな風に
自分のオリジナリティで
社会に貢献してゆく！
…といった目標の達成のためにも
長期的視野と
コツコツと継続する強さが
求められてくることでしょう。
⑭ 「魂が望む生き方」へ
今回、牡羊座の４天体は
第10ハウスに位置していましたね。
第10ハウスのキーワードは
仕事・職業・キャリア・
ステイタス・名誉・名声…などなど
象徴されるのは
「社会での居場所」
「社会的に目指す場所」。
言わば
広く人々や社会への貢献を願って活動し
社会での自己実現を願う
…そんなイメージ。
培ってきたあなた自身の
かけがえのない経験を
いよいよ
この社会へと打ち出して
試してみる時ですよ…
と後押しをされているような
今回の牡羊座新月。
また第10ハウスは
人生の目的・使命・
天命・天職…
なども表わしますから
言わば
「魂が本当に望む生き方」への
シフトを促されているとも言えそうです。
自身を見つめ直して
「本当に望む現実」を
この世界に創造するために
さあ第一歩を踏み出しましょう…
サビアン・シンボルからは
そんな風に
告げられているようです。
牡羊座新月まとめ
① 未体験への挑戦
② 「過去の清算」→方向転換
③ 「先見の明」＝受け取るチカラ
④ 「協力者」または「理想の人物」から学ぶ
⑤ 「経験値」を活かす
⑥ 過去からの「視かた」を変える
⑦ 「自己表現」
⑧ 「自分軸」と「オリジナリティ」
⑨ 「自己価値」を信頼する
⑩ 「陰陽の統合」
⑪ 「グループへの貢献」
⑫ 「慈愛の精神」を育む
⑬ 長期的な視野で
⑭ 「魂が望む生き方」へ
…でした
「これから」の時代を生きる貴女様へのご参考になりましたら幸いです
本日も最後までお読みいただき
本当にありがとうございました
＊サビアン×陰陽五行×潜在意識
＝自己価値発見・開運クリエイター
＊
宮代 彩也乃（みやしろあやの）
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