10月31日牡牛座にて満月です。ハロウィンでの満月は1974年から46年ぶりとか。しかも今回の満月がレアなのは…天王星とぴったりと重なること。変革のパワーもひときわ強い満月となりそうです。そんなパワーを取り込むためにはどこに注意を向ければ良いのでしょうか?サビアン・シンボルからのメッセージをお届けします。
牡牛座満月までの流れ
10月11月は
「変容・変革」力のイメージされる
星の配置が続きます。
前回ハードアスペクトの多かった
「天秤座新月」に続き
今回は現在牡牛座を逆行中の天王星との
コンジャンクションとあって
パワーの強い満月となりそうです。
また今回のまん月は
10月2度目の満月で
「ブルームーン」と呼ばれます。
前回の満月の記事はこちら。
そして
「牡牛座満月」とは
「牡牛座」に月があり
「蠍座」に太陽があるのですが…
ホロスコープの世界では
牡牛座―蠍座
と言えば
「お金」に関わるサイン。
牡牛座が
「自分の資質、能力で稼ぎ出すお金」
そして蠍座は
「人から与えられるお金」
を意味すると言われます。
そんな
牡牛座―蠍座
に月と太陽が位置する
牡牛座満月は
「豊穣の月」
と呼ばれることも…。
つまり一年のうちで
あなたの「収入源」に対して
大きなチャンスが訪れる時
でもあるわけです。
「暦」から見た牡牛座満月
更に…特に今回
満月の起こる「時期」も
とてもパワフルです。
この牡牛座満月の前日
10月30日は
「一粒万倍日」。
ひとつの籾に宿ったお米が
何倍もの収穫となって帰って来る…
そう伝えられる
とても縁起の良い日。
そして
牡牛座満月の翌日は
1年に数回
(2020年で言えば7回しかない)
「天赦日」と呼ばれる日です。
すべての神様が天界へ上り、
この世にある全ての万物の罪を許す日
とも言われ
すべての事柄に良い日
とされています。
更に…
もっちーさんの動画によると
その「天赦日」のあとも
スピリチュアルな・エネルギーの強い日が
続くようなのです。
さてそんなそんな
スペシャルな雰囲気の漂う…
今年の牡牛座満月。
次の
蠍座新月までの2週間を
どのような意識を持って
過ごしてゆくと良いのでしょうか。
そして
あなたの「収入」に対する意識としては
どんなところを
見直してゆくべきでしょうか?
牡牛座満月の月のサビアン
それでは
月のサビアンを見てみましょう。
天王星もぴったり同じ度数です。
牡牛座9度
「飾られたクリスマスツリー」。
クリスマスツリーの飾られるときはもう
外は雪も降り積もるような
寒々しい世界です。
けれどもこちらの家の中では
自分たちの信仰する
神様の象徴である
「クリスマスツリー」が飾られ
暖かな暖炉の前では
子どもたちも
安心して過ごしているようなイメージ。
実はこの度数の一つ前のサビアンは
牡牛座8度
「雪と一緒にないソリ」
です。
つまりまだ雪の降らない季節から
雪が降り積もる季節に備えて
「準備」を整えておく…
というシンボル。
そうした「準備」を整えておいた人々は
真冬になっても
クリスマスツリーを囲んで
安心して暮らしている…とも
解釈されます。
つまり
「準備」を整えておいたかわからない
「家の外」のひと達のことまでは
頭が回っていません
取り敢えずは
他人のことよりは
まずは自分のこと。
牡牛座は
この世に生を受けて「成長」が始まる
「牡羊座」の次のサインですから
ホロスコープの順番で言えば
まだ2番目。
つまり「自分を知る」こと
そしてその「自分の資質」を
しっかりと育ててゆくこと。
まずは
自分を幸せにすることが
が大切なのです。
自分の充実した満足を
得られるような状況を
用意したくなります。
何を一番に求めているか
自分で確認し
(他の人の目を気にすることなく)
それを得ることに躊躇しないで
行動すると良いでしょう。
(牡牛座9度 松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
ここまでの
3つのシンボルの意味を
重ね合わせると
次のようなメッセージが
現れてくるのではないでしょうか?
そんな「準備」が
自信と安心につながって
自分の心の中に「平安」が生れる。
だから真冬のさなかになっても
自分の家(自分の心)は平安で
幸福に満ちている…。
そんなシチュエーションを
創っておきなさい
と促されているようではありませんか
牡牛座満月の太陽のサビアン
それでは一体どんな
「準備」をしておけば良いのでしょうか
それを伝えてくれているのが
180度対岸にある
太陽のサビアンではないかと思います。
太陽は
蠍座9度
サビアンは「歯科の仕事」
です。
「歯科の仕事」とは
「歯の痛み」という自然発生的な
トラブルが起こった時に
対処できる「技術力」です。
「歯科医」は
痛みに耐えている人を
ただ手をこまねいて
眺めてはいません。
人工的な叡智が結集された
技術によって
果敢にそのトラブルへの
「対処」を行おうとするのです。
つまり
「専門分野」と「技術力」
ですね。
あなたの「専門分野」を極め
その「専門的な技術」を
高めておきなさい…
と伝えられているのではないかと思います。
それが
真冬になる前にやっておく
「準備」ですよと…。
蠍座第2グループ
またこちらのサビアンの属する
「蠍座第2グループ」は
不可能と思われる
限界を突破することに
野心を抱く
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
グループであるとされます。
そしてその
第2グループの始まりは
蠍座6度
サビアンは「ゴールドラッシュ」。
欲しいものがあって
それを得るため故郷さえ後にし
欲しいものがある場所へと
出発する…
そんなシンボル。
新しい世界に入るために
古い世界をあとにしても構わない…
そんな気概を感じさせる
グループなのです。
この蠍座9度のシンボルも
「過去は不可能と思われた」
歯の治療に挑んでゆくのです。
そのために
「今まではこうなるのは当たり前だった。
だからこの問題にはなすすべは無い。」
そんな「常識」を
知識と技術で
覆してゆこうとしているのです。
何とかやってみよう…という気概。
そして本気で挑んでゆく…という意志と信念。
けれどもいま現代で
「当たり前」になっている数々の
ほんの数百年前は
「絵空事」たったようなことは
枚挙にいとまがありません。
どうでしょう。
あなたもそのような
「今までには無かった」
「新しい常識」を
立ち上げようとするような
「専門分野」を
お持ちなのではないでしょうか?
必要とあれば
根本のルールを
書き替える心意気で
実践的に改善に向かう
意志が強まります。
中途半端に
時を稼ぐような手段を取らず
思い切って行動に移す
という点では
意志力が強くなる時です
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
私たちも
もしかすると
まさに「いま」
変革の時…
つまり「自分を変えていける」とき
を迎えている。
そして
そこを突き破って
前に進んでゆくために
自らのビジョンを持って
挑んでいくべき時…
なのかもしれません。
そして躊躇せずに
たとえ失敗を恐れずに
まずはやってみることが大切だよ
…とサビアンはそんな風に
伝えてくれているのかも知れません。
牡牛座満月の金星のサビアン
え?それでもまだ
私は自信が無いですって
ごもっともです
けれども
ご安心ください
今回の牡牛座満月は
ちゃんとそのための「ヒント」も
用意してくれているんです
それは
牡牛座のルーラー(支配星)
金星
です。
金星は今
天秤座に入ったばかり。
そして
天秤座もまた
金星のルーラー(支配星)
ですから
力強いパワーを持っています
サビアンは
天秤座5度
「心の内面の知識を教える男」
です。
気心の知れた親しい関係に
自分の心からの気持ちを
共有する。
すると自分の心が
「本当はどうしたいのか」が
見えてくる…。
つまり人に相談することで
迷っていた事柄への
「ヒント」が見えてくる…と
いったサビアンです。
またルディア版では
「自分の生徒に
<新しい世界>を建設可能にする
内的な知識の基礎を
明らかにする人」
となっています。
弟子の中で既に力が固まっていて
あとは先生が
弟子の潜在的な資質を刺激するだけで良い
という状況に
自分たちに役立つ知識を持っている先生
が現れる…。
(松村潔先生「神秘のサビアン占星術」)
つまり先の
月と太陽のサビアンと重ねれば
今まで専門知識を身に着けてきたけれど
まだ不十分に感じるところがあるなら
それを教えてくれる先生を
見つけることができますよ。
それによって
より自信をつけてゆくことができますよ。
…と後押ししてくれているようです。
それによって心に平安が得られ
自分に自信を持って
安心して生活する
テリトリー(クリスマスツリーの飾られた部屋)を
確保できる…。
そんな「流れ」がイメージされませんか
ここまでの<まとめ>
いかがでしょうか?
あなたもこれまで
多くの事を学ばれ
いろいろと試行錯誤も
して来られたことと思います。
それを
世の方々のため
お役に立てて行きたい…
そんな願いをお持ちの事と思います。
そのために
この期間にやっておきたいことは…
次のようなことかも知れません。
先の「月のサビアン」が伝えていたように
まずは「自分自身のため」
で良いのです。
きっとその先には
あなたの知識と技術が
世の中の常識を覆す…
ことになるかもしれませんが?
今はまだ
冬を越すために便利な「そり」を
準備しておく段階でいいのです。
まずはご自身に魔法かけて
ご自身を本当に
幸せにすることが
今は大切なんです
「満たされている」ことへの気付き
実はこのクリスマスツリーの飾られた家は
必ずしも「裕福な家」とは限りません。
苦労を苦労だと感じない
ときには他の人が見たら
明らかであるにもかかわらず
本人は自分が苦痛な状況にあることに
まったく気がつかない
(牡牛座9度 松村潔先生「神秘のサビアン占星術」)
つまりクリスマスツリーを囲む人々に
「幸せ」をもたらしているものは
実は「満足感」といった
「こころ」かもしれないのです。
「幸せ」とは
「状況」ではなく
「捉え方」。
つまり
「こころのあり方」が
決めているということですね。
私の好きな「相田みつを」さんの
書画にもあります。
スピリチュアルの世界でも
とても良く言われていますよね。
本当の「豊かさ」は
あなたの中にある
ということ。
「いまここ」にあるものに
気付くこと。
「マインドフルネス」
の考え方でもありますね。
メーテルリンクの童話の
「青い鳥」のお話でもありますね。
チルチルとミチルの兄妹が
「幸せ」を探して
遠く遠く
そして過去にも未来にも…
旅をする二人ですが
探していた
「本物の」青い鳥は
実は自分の家に居た…
というもの。
そして「満月」とは
そもそも
そんな
「いまあるもの」
「持っているもの」
「今叶っている願い」への
「感謝」を捧げる時
…とも言われます。
「いま手にしているもの」
の豊かさに気が付くこと。
その「波動」が次の「豊かさ」を生む…。
それが
完全な「円」を描き
その光が夜の闇を照らしている
「満月のパワー」
なのだと思います。
「もういらなくなったもの」は?
また「満月」で
もうひとつ大切なこと。
それは「手放し」です。
言わば「満足」とは
心の内側に
まんまるのお月様のような
「円」を描くこと。
そこにはどこにも
欠けたところがありません。
あなたが今
「自分には欠けている」
と感じるところは
どんなところでしょうか?
その「欠けている」ものを
埋めるのでは無く
「欠けている」と感じている心を
手放すことはできないでしょうか?
また
過去
「手に入らなかったもの」や
この先
「手に入れられそうにないもの」
への執着や
「手に入れられなかった」ことへの
後悔や自責…
そういったものを
「赦し」
「手放す」ことは
できないでしょうか…
今ここにある
「既に持っているもの」や
これからやってくる
「もっと自分に相応しいもの」を
「発見」し「認める」ことは
きっとできると思います。
それこそが
今回の月のサビアン
「飾られたクリスマスツリー」
が象徴しているもの
なのではないでしょうか…
「経験」はあなたへのギフト
これまでのブログで
「宇宙は経験を必要としている」と
度々お伝えしてきました。
個々の魂が
ひとつひとつ
「体験」を積み重ねてゆく中で
「感情」のバリエーションを
増やしてゆくこと。
そういったものが
宇宙の創造エネルギーの
糧となっていく…。
私はそんな風に
この世界をイメージしています。
だから
私たちの
どんな小さな経験も
この世界にとって
かけがえのない「財産」なんです。
そしてその「体験」という「過程」
言わば「道の途中」こそは
私たち自身が
「もう一人の自分」を
発見するためのものだった…
そんな風に考えてはいかがでしょう?
そうして数多くの経験は
「それ」を通して
私たちに
たくさんの「新しい自分」を
見せてくれました。
それは
自分自身がそれまで知らなかった
新しい一面。
そしてそれに伴って
たくさんの「知識」を「技術」を
身に着けてきたのです。
そしてもしも
その「体験」に関わる
「ひと」や「場所」を
手放したとしても
その「知識」や「技術」が
失われることはないでしょう。
それはあなたの「自信」となって
これからも
あなたと共に歩んでゆくことでしょう。
あなたを「満たす」
シンボルツリーとなって。
だから今
もしあなたが
「手放すこと」を躊躇しているものがあるなら
この満月を機会に手放してみませんか?
「変革のエネルギー」を持つ
天王星が後押しをしてくれている
満月です
12月の「冬至」の日に
木星と土星が
水瓶座1度で重なる日までに
「満月」は今回と
あとは11月30日の
「双子座の満月」のみ。
だからいま
この時期に
やっておかなければならないこと…
おそらくそれは
「身軽になること」なのではないでしょうか…
そんな風に感じる
今日この頃です。
本日も長文最後までお読みいただき
本当にありがとうございました
前回の記事
でご紹介しました
ユング博士の「潜在意識」の理論。
「集合無意識」や
「アーキタイプ」の
概念をベースとしたNLPの手法で
「潜在意識」へアプローチして
「手放し」を促す体験セッション
をモニター価格でお届けいたします
詳細はこちら
コメント