魚座新月サビアン*魚座13度*きっと、それはあなたしかできないことだから

 

3月3日魚座にて新月です。先日、蒼い蒼い海の夢を見ました。群青色の透き通る水。深く美しい碧(あお)い色。そこは海辺の町でそのエリアは学校になっています。それもいろいろな町から生徒が集っているのです。この教室には、どこどこの町の小学校の生徒が…。そしてこちらの教室にはどこどこの町の中学校の生徒が…という風に。高校生や大学生も各教室に分かれています。そしてみなそれぞれ授業をしたり部活動をしたり熱心に活動していました。

 

 

私はその中を歩き回り、

自分が所属する教室を探していました。

 

 

 

  魚座というサインが表すもの

 

 

 

目が覚めて、私は、

タロットカードの「運命の輪」のカードを

思い起こしました。

 

 

カードは運命の輪を囲って

「風、水、地、火」の四大元素を表す
ホロスコープの4神獣が本を拡げ

それぞれ一心不乱に勉強しています。

 

 

私たちも小→中→高…と
大人になるまで、

いろんなことを学んで来ました。

そして大人になっても、

いろんなことをまた学び続けています。

 

 

ホロスコープの輪の中でも

私たちはこの四大元素を廻りながら

いろんな「学び」を深めながら

魂を成長させてゆくと言われます。

 

 

あたかも運命の輪が廻るたび

「風、水、地、火」の4神獣の居る

それぞれの「教室」を訪れ

そしてまた去ってゆくようなもの。

 

 

そして行き着くのが…

「魚座」という

海の教室なのです。

 

 

いろんな学びを

経て来たからこそ行き着ける

「これまで」の終着点。

 

 

すべて包み込まれ

いろんなものが混じり合うような。

 

 

 

 

  魚座の「目的」

 

 

 

けれども

魚座の目的は

「終わり」ではありません。

 

 

魚座の目的は

「終わらせて、始めること」。

 

 

「羊水」から再び誕生させ

「牡羊座」として

生まれ変わらせることなのです。

 

 

例えば量子力学では

素粒子は

「波の状態」と「粒の状態」で

存在していると言われます。

 

 

つまりこの世界には

「形のないもの」と

「形あるもの」

が存在するということ。

 

 

そしてこの

「形のないもの」から

「形あるもの」を作り出す過程が

魚座の世界ではないかと思います。

 

 

潜在意識という「海」から

顕在意識という「身体」へと。

 

 

 

 

  魚座1度のサビアン

 

 

 

 

魚座1度のサビアン・シンボルは

「公共の市場」というものです。

 

 

そこではまるで

どこかの国のバザールの通りのように

いろんな品物が

雑多に

並べられています。

 

 

言わば

「なんでもオッケー」

の世界です。

 

 

ここまでの

「学び」で集められた

 

 

総ての「価値」は

容認され

上も下もなく

いっしょくたになって

そこにあります。

 

 

何でもありの世界は

優しさに溢れた世界

とも言えますが…

 

 

際限のない

「混沌」と「混乱」も

同時に生じてくる処です。

 

 

けれどそうした

「混沌」と「混乱」を作り出すことも

魚座の役割なのです。

 

 

何故なら

そうしなければ

「これまで」の価値観に

いつまでも

縛られ続けなければならないから。

 

 

私たちの潜在意識下の「イメージ」は

自由であるようで

実は自由ではありません。

 

 

さまざまな人々の「価値観」や

集合無意識の「価値観」

「既成概念」に

縛られまくっています。

 

 

けれど殆ど

それに気付くことなく…

「自分」の価値観なのか

誰かの価値観の受け売りなのか

気に留めることもなく過ごしています。

 

 

それを「混沌」の海に落とし

「既成概念」をチャラにする

試みによって

 

 

「見えない世界」における

一人ひとりの「イメージ」が

規制なく羽ばたいてゆける

可能性が生れます。

 

 

そのイメージが

「新しい創造」を生み出すことも

可能となってゆくのです。

 

 

さあ、ここで

必要になってくるのは

なんでしょう?

 

 

それは「抽出」であると思います。

 

 

「抽出」とは

本当に必要なものを残し

残りは捨て去ること…。

 

 

これまでに学んだ

さまざまなこと

さまざまな価値観のうち

 

 

ここから先に

「持ってゆくもの」

創造の糧となるものを

選び取ってゆくことです。

 

 

 

  大切なものを、掴み取る

 

 

 

さて、先ほどの夢から覚めた私は

洗濯機を回し始めました。

 

 

すると洗濯機の中で

何かがゴロゴロと音を立てています。

 

 

…何だろう?

でもすぐに気付きました。

 

 

時々お守り代わりに

小さな水晶を

持ち歩くことがあるのですが

 

 

お恥ずかしながら

前の日に

ポケットに入れていたものを

うっかり出し忘れ

そのまま

洗濯機に入れてしまったのです。

 

 

あややや…

御免なさい。

私を護ってくれた

水晶なのに。

 

 

そこで私はスイッチを止めて

洗濯物を半分ほど

洗面器に取り出し

 

 

洗濯槽に手を突っ込んで

底の方に沈んでいるのを

手探りで

探さねばなりませんでした。

 

 

洗濯機の水は

洋服からの汚れで

汚いグレイの水に変わっています。

 

 

先ほどまで見ていた夢の

美しい紺碧の海の色とは

似ても似つかない

混濁とした水。

 

 

ひじまで腕を入れると

ひんやりと

何とも言えない冷たさが

伝わってきます。

 

 

けれども

私の脳内イメージは

伸ばした腕の先に

捉えるべき標的が

ちゃんとわかっていました。

 

 

長さ5センチくらい

直径1センチくらい

細長くて少し角のある

硬い物体を

 

 

目で追うことが

全くもって出来ない中でも

手の感触という体感覚で

つかみ取ることができました。

 

 

大事に洗って

謝って

元の場所におさめてから

 

 

これって今の状況に

とても似ているような

気になりました…。

 

 

 

  3重円の循環の中で

 

 

 

私たちはいま

三重の魚座の季節にいるのを

ご存知でしょうか?

 

 

言うまでもなく

今太陽が魚座に滞在中で

それは

 

 

3月21日の0時34分

牡羊座0度に

太陽が入る「宇宙元旦」

=占星術での2022年スタート日

まで続きます。

 

 

そして

現在「歳星」と言われる木星が

約12年の旅路の終盤に

魚座に到着。

 

 

前回の木星の魚座入りは

2010年1月

少し行きつ戻りつして

本格的に牡羊座入りしたのが

2011年1月でした。

 

 

そして

もう一つは

魚座の支配星である海王星が

2011年4月4日に

魚座に入っています。

 

 

海王星の公転期間は約165年。

前回の魚座入りは1848年

ということから考えても…

 

 

太陽、木星、海王星という

「3つの輪」が

「魚座」に集結しているこの時が

どれだけ稀有なものであるか…

 

 

そんな「時間」の中に

いま私たちは置かれているのです。

 

 

 

  未来に受け継ぐべきもの

 

 

 

三重の魚座の時間の中にある

ということは…裏を返せば

三重の「新たな誕生」の

羊水の中に

置かれているということです。

 

 

だからこそ

今私たちがすべきことは

自分の「見えない意識」の中に在る

「大切な水晶」を

「混沌の海」の中から

探り出すことなのではないか

と思うのです。

 

 

 

 

その際に頼りにすべきものとは

何でしょうか?

 

 

私の脳内イメージが

水晶の形状や感触を

感覚で記憶していたように

 

 

私たちが頼ることのできる

古来よりの「智慧」が

あるのではないでしょうか?

 

 

それは

三重の「輪」がめぐるなか

まさに「運命の輪」のように

「風、水、地、火」のそれぞれを

辿り育まれた

「智慧」ではないでしょうか。

 

 

それは

あなたの「潜在意識」の中にも

そして

私たちの「集合無意識」の中にも

刻み込まれているはず。

 

 

それは「捨て去るべきもの」とは

区別されなければならないもの…

 

 

未来にも

受け継がれてゆくべきもので

あるはずなのです。

 

 

 

  東洋暦では

 

 

 

さて東洋の暦での

2022年の始まりである

「立春」チャートでは

 

 

【木の気】と

【水の気】が殆どを占める

大変偏ったものとなっています。

 

 

東洋の「輪」の中では

木⇒火⇒土⇒金⇒水

と循環が進みますので

 

 

【木の気】は春の象徴

【水の気】は冬の象徴

と考えると

 

 

東洋暦でも今年は

「終わりと始まり」

の象意の強い

チャートであると言えそうです。

 

 

まるで今年

ホロスコープ上の

魚座と牡羊座を

行きつ戻りつする

木星の動きに合致するように。

 

 

 

  結実する「知性」

 

 

 

ここで大切なのは

これまで何度か

お伝えしてきましたように

 

 

冬の季節である【水の気】に

「種」として

「次のサイクルに必要なもの」

を結実させてゆくのは

 

 

秋の象意である

【金の気】の役目です。

 

 

樹々は紅葉し落葉してゆく中で

必要な栄養素を、種に

「凝縮」=「抽出」していくのです。

 

 

そこで発揮されるのが

【金の気】の断捨離力。

 

 

五行のバランスから考えても
今年のチャートに現れていない

【金の気】の力は

今年大切になってくる

エネルギーと言えるでしょう。

 

 

【金の気】は陽干では

刀、剣で表されます。

 

 

タロットで言えば

ソードのエースでしょうか。

 

 

このカードに込められた意味は

「自分の道を見通す」

「真理を見つけ出す」

「幻想と混乱を取り除く」

といったもの。

 

 

そしてそれを可能とするのは

真理を見出すための

「知性」です。

 

 

それでは「知性」とは

どこにあるのでしょうか?

 

 

それは「運命の輪」が廻りながら

育まれてゆくもの、でしたね。

 

 

そうして蓄えられてゆく「知性」が

結実するのが

「世界」のカードです。

 

 

「世界」はタロット・カード

大アルカナの最後の1枚…

「終わりと始まり」を

象徴するもの。

 

 

そこには

「運命の輪」の学習を終えて

成長した

4神獣の姿があります。

 

 

 

 

  「残すべき価値」を見極める

 

 

 

【金の気】が結実させてゆく

「種」のように

 

 

本当に大切な「価値」を

「抽出」して

「始まり」の季節に託してゆく…。

 

 

その「種」に内包された

「目に見えない」エネルギーが

発芽したのちに

「目に見える形」となって

成長してゆきます。

 

 

そんな様子を象徴しているのが

今回の魚座新月の

木星のサビアン「魚座6度」です。

 

 

先の「射手座下弦の月」では

太陽のサビアンでもありました。

2度にわたり強調されているのです。

 

 

魚座6度は

「正装して行進する将校たち」

です。

 

 

(え?…と思いませんでしたか?

そして月のサビアンは

射手座6度

「クリケット・ゲーム」。

相手の軸を奪い合うというゲーム。

 

けれど大切なのは

「どこに意識を向けるか」…

このサビアンの真意は

どこにあるのでしょう?)

 

 

魚座2度から5度までは

「残してゆくべき価値」を

いかに隠し

保護し

普及し

注目していくかが

伝えられていました。

 

 

「残してゆくべき価値」とは

この先に人々が

役立てることの出来る

「価値」のこと。

 

 

つまり「見えない先」を

「見通す力」を

意識して使ってゆくことで

残すべき「価値」を

「抽出」してゆくことが

出来る筈なのです。

 

 

そしてこの6度では

いよいよその

「残してゆくべき」と思われる「価値」に

全身全霊で飛び込んでいくよう

促されています。

 

 

それによって

頭の中の「イメージ」の方を

現実のものへと

反転させていくためです。

 

 

モーセの「十戒」ではないですが

こころの剣を高く掲げるとき

混沌としたグレイの水は

碧い海に変わり

そこに新たな道が開けてゆく

…ということではないでしょうか。

 

 

 

  気を付けたいコト

 

 

 

けれど魚座の「混沌」は

一歩間違えば

こころに

「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」を

招き入れることにも

なりかねないと思います。

 

 

魚座とは言わば

「枠」を取っ払ってしまう世界。

だから

自分が立つべき場所を見失って

「迷い」ばかりが

大きくなってしまう

懸念も生まれます。

 

 

情報社会の波と相まって

次々と目の前に現れる

「価値がありそうなもの」に

その都度飛び込んでは

振り回されてしまう可能性も

あるということ。

 

 

「迷い」は「不安」を生み

「不安」は「恐れ」を生みます。

 

 

「恐れ」に

こころを支配されないよう

注意が必要です。

 

 

「見えない世界」の秩序が

いったんばらけている時ですから

さまざまな「念」も

飛び交いやすい時

となっています。

 

 

「恐れ」がふっと誰かへの嫉妬を生み

それが知らずに相手に届き

巡り巡って

ネガティブな波動となって

じぶんに帰ってくることにも

なりやすい時です。

 

 

 

  精神的な「軸」を持つ

 

 

 

だからこそ大事になるのが

「こころに剣を掲げる」

ことだと思うのです。

 

 

自分の中に「軸」を立てること…

「未来への種」となる

「意志」や「意図」を持つことが

一層大切になってくると思います。

 

 

わたしが、「価値」を創り出せる。

 

 

わたしが、「価値の系譜」を受け継ぎ、

次のサイクルに向けて

新しい価値を抽出していく…。

 

 

そうした能動的な姿勢が

大切なのだと思います。

 

 

「射手座下弦の月」

月のサビアン

射手座6度

「クリケット・ゲーム」は

 

 

正々堂々のゲームを通し

相手への理解を深めてゆく

という象意です。

 

 

じぶん自身の「軸」

=「精神的支柱」を見つめることで

相手の「軸」も尊重し

理解を深められる…。

 

 

こころを研ぎ澄まし

一緒に、手を取り合って

この「混乱」の海を

泳ぎ切り

次のサイクルに

生れ出ようとする。

 

 

そうした姿勢がきっと

選択すべき「知性」を見誤らず

選び取っていく糧になるのだと

伝えられているのではないでしょうか?

 

 

 

  魚座新月のサビアン

 

 

 

そして今回の魚座新月で

太陽と月が重なるサビアンは

魚座13度

「博物館にある刀」

というシンボル。

 

 

13度は

「カリスマ度数」

と言われます。

 

 

「カリスマ」とは

「こころに剣を掲げるもの」

と言い換えられるのでは?

 

 

「剣」=「精神的支柱」であり

それを乱すものを取り払う勇気です。

 

 

それを持たない時

誰か他の「カリスマ」に

むやみに従ってしまうことに

なりかねない…。

 

 

ではこの「精神的支柱」の

元となるものとは何でしょうか?

 

 

それが「博物館」という言葉に

表されていると思います。

 

 

「博物館」とは、私は

「運命の輪」が廻る度に

4神獣が蓄えた「知性」が

収められている場所…と考えます。

 

 

それは

霊的な図書館、とも

言い換えられるかもしれません。

 

 

【金の気】が冬の到来とともに

必要な「価値」を

「種」に凝縮し続けたように

 

 

大切な大切な

「価値の系譜」が

そこには保管されています。

 

 

それは

あなたの中にも

私の中にもあって

等しくアクセス可能なもの。

 

 

そしてその中でも特に

その人が受け継いでいる

「価値」があるのです。

 

 

それがこの「刀」が

象徴するもの。

過去から未来へ

受け継ぐべきもの。

 

 

頭ではなく

ハートで感じてみることで

あなたにもきっと

「これ」というものが

思い当たるはず…。

 

 

さあ、その「刀」を

高く掲げましょう。

 

 

あなたの「価値」を

あなたの受け継ぐ「価値の系譜」を

次のサイクルへつなぐため

 

 

あなたが本当に

残してゆきたいものは

何ですか?

 

 

 

  魚座新月のサビアン~まとめ

 

 

 

魚座新月のサビアンからの
おすすめアクション

 

STEP1: 「混沌」を恐れない。

 

*「恐れ」や「不安」に意識を向けない。
*手放すべきものは手放してゆく

 

STEP2: 「混沌」を侮らない。

 

*「目に見えないもの」を大切に扱う。

*自分の念に気を付ける。

  相手の念はスルーする。

*モノにも念が宿っている。

  粗雑に扱わない。

 

STEP3: 「ビジョン」を持つ。

 

*自分の「精神的支柱」について考える。

*自分が受け継ぐべき「精神的支柱」や

  「残すべき価値」について考える。

 

 

 

〇 。● ○. 。 〇 。● ○. 。 〇 。● ○
 

 

本日も最後までお読み頂き

ありがとうございます赤薔薇
 

サビアン・シンボルは
西洋占星術のホロスコープ
360度のイメージ・ストーリー。

 

アカシック次元からの

チャネリング情報とも言われます。

 

是非ブログをフォローして

新月・満月の

サビアン・メッセージを

受け取ってくださいね…ラブラブ

 


 

太陽と月の物語~自分を見失っている貴女へ - にほんブログ村

 

*関連記事*

 
 

 

東洋暦から見た2022年は?

 

 
 

「自分の軸」を持つために

 

~開運*美ライフ*コンサルテーション~ 宮代 彩也乃(みやしろあやの)

「願い」の現実化に一番たいせつなのは

あなたの「こころ」を整理してゆくこと。

あなただけの

「大切なものがたり」を振り返り
「理想のあなた」を見つけてね★

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました