蠍座3度「上棟式」*自分らしさのまま同じ目的へ向かう仲間と共に
10月26日太陽のサビアンは蠍座3度「上棟式」。「皆で力を合わせて大きな何かを成し遂げる」意味のあるシンボルです。
「上棟式」とは
家を建てる際
ある程度基礎となる工事が終わり
その家屋で一番大切な個所とも言える
屋根の上の
一番上の木=「棟木(むなぎ)」を
設置する日に
行われる儀式を言います
「上棟式」で最後に掲げられる
「棟木(むなぎ)」とは
屋根の一番上に取り付けられる一番重要な木材です。
(リフォームのLIXILさんのHPよりお借りしました)
現代では以前のように
神主さんをお呼びして
祝詞やお祓いをされることは
少なくなったものの
棟梁さんが代行して
お酒やお水をお供えし
ここ迄の工事の無事を感謝し
ここからの工事が
順調に進むように
そして出来上がった家に住む方が
末永く幸せに暮らせるように
祈願する儀式と
なっているそう
そして施主(家に住む主人)は
棟梁や大工さんに感謝の意で
食事やお菓子を振舞ったりする
そして
場合によっては
神社であらかじめ行った抱いておく
御幣(ごへい)や
(Wikipediaよりお借りしました)
棟札などに
(Wikipediaよりお借りしました)
施主や設計者、棟梁の名前
またお祭りする神さまの
お名前などを記し
屋根裏にずっと
まつられる場合もあるそう
家を建てる際に
関わって下さった方が
のちのちまで
その家を見守っていて
くれているように感じられそう✨
「家をつくる」という
「共同作業」にあたって
「皆がお互いの幸せを願いながら
お互いの労をねぎらい合う」
素晴らしい儀式ですね✨
松村先生はこちらのサビアンについて
個人の人格を壊し
新しく共同的な人格をつくる
と仰っています
この「個人の人格」から
「共同的な人格」への
シフトこそが
こちらのサビアンの
テーマとも
言えるのではないでしょうか
ここで
ここまでの
サビアン・シンボルの流れを
振り返ってみましょう
蠍座1度は「観光バス」
同じバスに乗り合わせたもの同士
「運命共同体」のように
のっぴきならない
他者との深い関わりの中へ
入って行く様子が
描かれていました
そして続く
蠍座2度は「割れたビンとこぼれた香水」
そんな深い人間関係の中では
「じぶんを良く見せたり」
「飾りあげたり」することはできず
人と人との間の「境界線」を取り払い
ありのままの「じぶん」を」さらけ出して
深く関わっていく様子
が描かれていました
つまり蠍座2度で
過去の自分の人格の殻や
生活スタイルが一度壊れてしまう
ことで
こちらの蠍座3度では
これまでの
「じぶん一人用の家(割れたガラス瓶)」から
「深く関わった相手も一緒に住める家」
をつくっていく
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
ことになるということ…
つまりじぶんを
「誰かからの目線」から
「護る」ことを手放したことで
蠍座1度の
「受動的な」協力関係から
蠍座3度の
「積極的な」協力関係へと
シフトすることが
できたのです
蠍座1度が
好むと好まざるとに関わらず
その関係・集団に
没入し
「どこかへ運ばれて」
いかなければならなかったのに比べ
蠍座2度で一度
「自我」の壁が壊され
「誰かからの目線」から
「護る」ことを手放したことで
そこから自分を
他者にさらけ出すことが
できるようになりました
ですので蠍座3度では
自主的に
他者と積極的に関わり
共に何かを創り上げていくことに
協力的になることができたのです
つまりウソ偽りのない
「じぶんのこころ」に
正直になることができたからこそ
「ほんとうの自分」が
「価値ある」と思えるものを
分かち合える他者と共に
「共に協力し合って創造」してきたい
「未来への目的」を見定めるように…
こちらのシンボルは
そんな風に伝えてくれている
のではないでしょうか
ご縁ある人や場所での関係性を
大切にして過ごしてゆきたいですね