牡羊座15度「毛布を編むインディアン」*未来への希望を紡(つむ)ぐ5STEP
心に芽生えた未来への展望をひと編みひと編み現実の中へ紡ぎだしてゆくとき…。サビアン・シンボルからのメッセージをお届けします。
インディアンの女性(?)が
縦糸と横糸を紡ぎながら
大きな毛布を編んでいます
まだ編み始められたばかりだけれど
彼女の頭の中には
どんな毛布が出来上がるか…
その出来上がりの全体像が
鮮明にイメージされていることでしょう
その「イメージ」が
「毛布」という「出来上がり」のための
「ベース」になってゆくんですね
ここには
縦に緑の糸
横に赤い糸でもって
そうすると星の形が現れるな…
じゃあ星の形が
ここに3つ並ぶようにして…
などと全体のプランニングをもとに
忠実に糸を
組み込んでいるのでしょう
そして出来上がったら
その毛布でもって
家族の誰かを包みこみ
温かくしてあげられる…
そんな風に想像して
微笑みながら
喜びに溢れて
1本1本の糸を
織りあげているのでは
ないでしょうか?
そう実は
こちらのサビアン・シンボルは
ドデカテモリー
(一つのサインを2.5度ずつ12区分する手法)
として
乙女座の性質が混じっているんです
乙女座のキーワードは
「労働と奉仕」…
こちらのサビアン・シンボルにぴったり!
コツコツと
地道な努力をいとわずに
一歩一歩完成に近づいてゆく
派手さはなくても
出来上がったものがきっと
「誰かのためになる」
「誰かのチカラになれる」
そんな意図があるから
地道な作業も苦にならないのです
「いと」の言霊
そこにあるのは
「○○な未来」を創るという「意図」
1本1本の「糸」にそうした
「意図」が込められてゆくのです
そしてその「糸」によって
毛布が編み上げられてゆくように
「意図」は
未来創造のベースになってゆきます
「いと」が重なって
何だかダジャレのようですが…(;^_^A
言霊的には
「い」は
創造、何かを生み出そうとする
意志のようなエネルギー
「と」は
物事の全体像を広く見るエネルギー
つまりここでは
「出来上がり」や
「出来上がったもの」がもたらす影響
を思うエネルギーを表します
つまり「インディアンの毛布」は
1本1本の「糸」
=「自分自身の内側から溢れる創造の意図」
で編み上げられてゆく…
そこでは
1本、また1本と
糸が織り込まれるたび
自己の「内側」にあったもの
(イメージ/潜在意識)が
自己の「外側」
(他者の存在する世界)へと
拡がり具現化し形になってゆくのです
「自分自身が本当に大切に思うもの」が
しっかりとわかったら
それを糸にして
毛布を編んでゆく…という流れでしょうか
そして晴れて
あなたの「意図」が
「毛布」というカタチになったとき
それは「外側」の
(他者・環境・社会)へと
「貢献」してゆく
そんな風にイメージしてみますと
世の中には
そのような「意図」で編み上げられた
「織物」で溢れていて
私たちも
たくさんの恩恵を受けていますよね
例えば3月から4月の初めにかけては
風の強い日が多いものですよね
日本では3月は年度替わりでもあることから
ワーッと強い風にさらわれるように
周囲に身辺に
いろいろな変化が起き
それに伴って
自分自身の中にも
風が入り込むように
いろいろ滞っていたものが
すっと
抜けていく…
そしてそれに伴い
自分が「本当に自分が創りたいもの」
「大切にしたいこと」も
だんだんと明確になって
いくのではないでしょうか
そして4月という年度替わりを迎え
何かが刷新された
「新しい生活」が始まり
そしてインディアンが
1本1本の糸を紡いでゆくように
そこからは
新しい形のルーティンの中に
新しい日常を織り上げてゆきます
ちょっぴりドキドキするような不安感と
何かを置き忘れたような淋しさと…
けれどここから
何かが確実に始まってゆく
そんなワクワクした期待感
新しい形の「未来」を
創造していくフレーズへ…
「心」の整理と浄化
けれども
ここまで吹き荒れていた風が
あまりに強くて
ご自身をいたわる余裕のなかった方は
気が付けば
何だか心の中に
小さな傷がうずいている…
そんな方もおられるかもしれません
だってこの
「新しい生活」へ至るまでには
手放さなければならなかったことも
きっといろいろあったハズ
「これまでどおりの生活」
の中にあった密やかな愛着
それを手放すための痛み
新しい「日常」の
ルーティーンの中には
そんな「痛み」を癒せるような
心がほっとする
「愉しみごと」が
早く見つかるといいですね
「自然のサイクル」に同調する
それでは…
どんな「愉しみごと」が
可能でしょうか?
最近私がちょっと嬉しくなったのは
出先からの帰り道
街路樹の枝に
新緑の若葉を見つけたこと
五行では【木の気】のエネルギーは
「発展」「躍動感」など
とっても純粋でポジティブな
若々しいエネルギーの象徴です
芽吹いたばかりの若葉の
初々しいライトグリーンには
そんな【木の気】の
ポジティブなエネルギーが
溢れているのを感じ
見ているこちらも
元気をもらえた気がしました
身の回りのちょっとした変化にも
「愉しみごと」を見つけることは
できるんですよね
そうそう
サビアン・シンボルでは
「インディアン」が
たびたび登場しますが
シンボルとしては
自然界と協調して生きる人たち
(松村潔先生)
というイメージを含んでいます
それは
自然界に存在する
「大きな循環の流れ」に沿って生きる人びと
…とも言い換えられます
実際インディアン=ネイティブアメリカンの
ことわざには
そうした
「自然界の大きな流れ」が
意識されたものが多いです
以下Twitterアカウント
「ネイティブアメリカンの名言」さんから
引用させて頂きます
■「神はすべてのものをシンプルに創った。インディアンの人生はとてもシンプルだ。わしらは自由に生きている。従うべきただひとつの法は自然の法、神の法だ。わしらはその法にしか従わない。」【マシュー・キング(ラコタ族)の言葉】
— ネイティブアメリカンの名言 (@Indianteachings) April 2, 2021
自然が躍動し始めるこの季節
是非、地上にある美しい価値あるものに
意識を向けてみましょう
「新しい生活」に気を張って
ちょっぴり疲れたときにも
自然界から元気なエネルギーを
チャージしてもらえそうです
「自然素材」を意識してみる
だから私たちも
ちょっと心がシュンとなるときは
インディアンが編んでいた
毛布を思わせる
麻や絹や木綿といった
自然素材の下着や靴下なんか
買ってみるのも良いかもしれません
そうした「自然素材」に触れることで
「自分もその一部である」
ことを思い出せると思います
■「人間が命の糸を編んでいるのではない。人間はその中の一本の線維にすぎない。」【書籍『イーグルに訊け』より】
— ネイティブアメリカンの名言 (@Indianteachings) April 2, 2021
実はこちらのサビアンの「毛布」とは
人のオーラのひとつである
「エーテル体」に相当する
という説もあります
そしてそのエーテル体は
量子力学の一つの仮説からの
考察によると
自然界のエネルギーそのものの
一部になっている
とも考えられるそうです
私たちのエーテル体を見ることができれば
肉体の外側にわずかに広がっているという。
そして人間のエーテル体は、
人類、さらには地球のエーテル体の一部であり、
地球のエーテル体は
太陽系のエーテル体の
一部になっているという。
つまり、
私たち人類と太陽系全体が、
エーテル体によってつながっていることになる
というのだ。
受け取り、そして与える
思えば毛布を編む糸さえも
「自然界からの贈り物」…
それを感謝して受け取る
そこから元気をもらって
今度は私たちが
「新しい意図」を込めて
毛布を編むように
何かを創り出し、与えてゆく…
こちらの牡羊座15度のサビアン・シンボルは
そんなメッセージを
伝えてくれているような気がします
■「自分自身のことでも、自分の世代のことでもなく、来るべき世代の、私たちの孫や、まだ生まれてもいない大地からやってくる新しい生命に思いを馳せる。」【アメリカ先住民の古老】
— ネイティブアメリカンの名言 (@Indianteachings) April 4, 2021
さあここから
あなたなりのどんな「価値」を届け
何を創り出してゆきますか?
それを「意図」したとき
それは未来の地球に
そこに住む人々に
貢献する「創造」の始まりなのです
山羊座15度 まとめ
山羊座15度にネイタルチャートにお持ちの方
また強調されるシーズンには
次のようなことを
意識してお過ごし頂くのがおすすめです