水瓶座13度「バロメーター」*流されず未来の流れを創る流れの読み方
2月2日前後の太陽のサビアン。【風の時代】…必要になってくるのは「風を読むチカラ」。と言ってもなかなかそれが難しい…。でも【風の流れ】にある「構造」を理解してゆくことで見えてくるものがあるかもしれませんヨ!
「先見性」や「予測力」
「バロメーター」は
気象状況に基づいて
気圧の変化を読み取ることで
明日の天候なども
予測してゆくことができます
ここに天体を持っている人は
「時流」や状況判断
人間関係の「空気感」を読むのに
長けていると言えそうです
言わば
冷静な観察力で
「変化」を読み取れる…
つまり【風のエレメント】の
「風」が読める…
そんなイメージ
「世の中の動き」
「時代の変化」
「流行の変遷」…といったものを
たったひとつの価値基準からでなく
様々な角度から包括的に捉えてゆく
シンボルとされます
「状況を冷静に観察する」ことで
更にワンランク上の世界へ
自分を押し上げ
新しく始まった「風の時代」に
「新しい自分」を生み出して…
そんな風に伝えてくれているかもしれません
そうやって
「新しい時代」の空気を読みながら
方向転換を調整する
「先見性」を表す
シンボルとも言えます
自分独自の考え方を編み出した人は
この新しい「見方」で
世の中の流れを読み取ろうとします
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
市場調査から
未来の計画を立てる、とか
これまでの事例を参考に
安全かつ効率よく稼働する
「新しいシステム」の構築などにも
応用できそうです
詳しく見てゆきましょう
「バロメーター」とは
「バロメーター」とは
日常でもよく使われる言葉ですよね
「お肌のツヤは健康のバロメーター」
など、一方の状態から
もう一方の状態を推し量る基準として
使われます
元の意味は「気圧計」のこと
大気の圧力を測定する器具
のことです。
「晴雨計(せいうけい)」とも
呼ばれます。
17世紀にイタリアの科学者によって
発明されたことで
天気の変化を
科学的に予測できるように…
気圧が下がると天候が悪化
気圧が上がると回復…と
わかったことは
当時大変画期的な出来事だったそう
(以上 5daysこども文化科学館さん より抜粋)
今ではテレビやネットの
お天気情報で
「高気圧が近づいています」
と聞けば
「今はちょっと曇っているけど
午後から晴れるみたいだから
安心して洗濯物は
外に干して出かけられるな…
大物の洗濯もいけるかな」
とか…
「低気圧が近づいています」
と聞けば
「今はお天気がいいけれど
夕方からザーッと降るらしい…
傘を持って出かけなくちゃ…
洗濯物は家の中に干して行こう。」
となりますが
これも元はと言えば先人が
「バロメーター」を発明してくれたから
わかることなんですね~
有り難いことです
「大きな流れ」と「小さな流れ」
でも天気予報を聞いているとき
実際の「雨雲の動き」は
目で見えていない
じゃないですか…
17世紀に「気圧計」が発明され
「大気の圧力が
お天気を左右している」
という「情報・知識」が
もたらされたことで
現代は気象衛星なんかで
それを確認し
私たちもその「情報」の恩恵を
受けているんですね
地球を取り巻く「大気」という
とてつもなく
「大きな流れ」の動向を
読み取ることで
私たち一人一人の
日常に与える「影響」
という「小さな流れ」にも
気付かせてくれる…
それが「バロメーター」なんですね
こうした目に見えない
「大きな流れ」は
私たちの社会・世界の
いたるところに見られますよね
今回のサビアンからは
ミクロな「日常的」事柄
の判断を行うにも
「マクロな潮流」を
意識し
読み取って
参考にして
…と伝えられているようです
「法則性」を見つける
この時大切なのは
「大きな流れ」という
ダイナミックな動きの中に
「ある一定のルール」
見極めること…
例えば海の「潮流」で言えば
満ち潮のとき
引き潮のときが
一定のリズムでやってくるように
「流れ」は単に
偶発的に起こっているわけではなく
「一定の周期(サイクル)」
を持って動いている
ことが多いですよね
雲の動きでも
「低気圧」は梅雨時に
「高気圧」は真夏になど
季節によって違いが
表れやすい…
そうした
「一定のルール」があるからこそ
再び同じ季節が巡ってきたときに
「あ、またこういったことが
起こるかも…」
という「予測」を
立てられるんですね
「世の中の動き」や
「世間の流れ」の中にも
周期的な「リズム」
を掴むことで
次にやってくる「波」が
予想されるんですね
「占い」と呼ばれるものの背景
例えば私のご提供している
「占い」のうち
「命」と呼ばれる分野も、こうした
「大きな流れ」の
「ルール」に基づくもの
先人たちが
永きにわたって蓄積してきた
「流れ」のデータを
生年月日など
個人のデータと照らし合わせることで
「予測」を立ててゆく…
「四柱推命」や
「西洋占星術」が
これに当ります
また
「四柱推命」の基になっている
「陰陽五行」も
世の中を観測し「同類」の系統を
5つに分類するという作業が
約2300年前にわたって
集められ受け継がれてきた
膨大なデータに基づく
「統計学」です
そしてその「おおもと」は
草木の成長や
四季の移り変わり
などなど
「自然界の基本的なリズム」
を観測したもの
人の自律神経系統のように
意図的に手を加えなくても
自然と一定の「リズム」にのっとって
動いていくシステムが
世の中には
無数に存在していますよね
「西洋占星術」が基にしている
私たちの頭上の「天体の動き」も
それぞれの天体の
「公転周期」の違いから
天体どうしが
どのような「位置関係」にあるときに
どのような「事象」を生ずるか…
という「観測」が基になっています
そうした
自然界の絶対的な
「リズム」や「システム」
にのっとって
私たちをそこに
「沿わせて」ゆくことで
物事を「スムーズ」に
運ばせてゆける
…ということではないでしょうか
「潮流」を読み取る方法
「潮流」を見て(観察)
「波の動きの一定のルール」
を捉え(洞察)
それを読み取り(分析)
次にやって来る「波」を
予測する(推理)…
先人たちが行ってきたように
世の中のちょっとした「変化」も
冷静に観察し
敏感に読み取っていく…
これを松村先生は
世の中の風を読むチカラ
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
と仰っています
「小さな流れ」に呑み込まれない
この時大切なのは
「ある一定方向」から
物事を見ようとするのでなく
「全体」=マクロな視点をキープする
ことだと思います
でもついつい私たちは
「小さな視点」
「一方向からの偏った視点」
から見てしまいがち…
でもそうすると
一過性の波に呑み込まれ
ただ流されてしまわないでしょうか
例えば「時流」や「流行」という
言葉があります
「時流」に乗った
「流行」している事業を展開すれば
成功する…
とはよく言われる言葉ですが
それが「流行している背景」
例えば
その「流れ」を作り出している人の意図など
もっと後ろにある大きな「流れ」
の方をできるだけ意識してゆくことで
見えてくるものがありそうです
いえいえ
それは分かってはいるけれど…
私たちはつい
目の前の「小さな流れ」にばかり
目が行きがち
ですよね
けれども今回のサビアンは
そのように
できるだけ視座を
高いところに置いて
全体を見渡せる位置から
考えてみることが大切だよ…
と伝えてくれているようです
「じぶんの流れ」に引き込む
それを証拠に?
今回のサビアンの
次のシンボルは
水瓶座14度
「トンネルに入る列車」
他の誰をも抜きんでて
目的地へいち早く到着する…
というシンボルです
その次は
水瓶座15度
「フェンスに止まっている
2羽のラブバード」
こちらは
高いフェンスの上から
全体を見下ろせる位置に
自分を置いて
世の中の些事に囚われない…
というシンボルです
つまり「バロメーター」を活用し
上手に「大きな波」を
掴んでゆくことができれば
人より速く
より高い場所へ到達
できるかも…
つまり「大きな流れ」を掴むことで
ただそこに流されるのでなく
「じぶんの流れ」の方へと
引き込んでゆく
ことができるのではないでしょうか
ここで大切になってくるのは
あなたが
「どちらへ進みたいか」という
明確な「ビジョン」…
それがなければ
大きな「潮流」に呑み込まれ
ただ流されてしまうかも…
大きな波がやってきても
呑まれることなく
乗りこなしてゆくために
是非
今回のサビアン
「バロメーター」
を意識してゆきたいですね