山羊座4度 「大きなカヌーに乗り込む一団」*確実な実績を上げるための協働バランス
12月26日前後の太陽のサビアン 。互いの意見を尊重し協力し合いながら同じ目的を達成していくことの大切さを伝えているシンボルです。
山羊座第一グループ
今回のサビアン
山羊座4度の属する
「山羊座第一グループ」の
最初のサビアンは
山羊座1度
「認識を求める部族(インディアン)の首長」
でした
これまで
共同体の意志は
「トップダウン式」に下ろされ
その「強い力」によって
統一が試みられていました
けれどこちらのサビアンでは
その山羊座1度の「首長」は
演壇から降り立って
自分の意見を
主張する演説をやめ
一人一人の意見に耳を傾け始めます
山羊座2度で
「ひとりの主張」という
ステンドグラスが割れて
それが
絶対的なものではないと
気付かされたから…
そこで今回の
山羊座4度では
全員が同じ立場として
率直に話し合い
目的を果たすための会議をし
海へ乗り出します。
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
海へ乗り出したカヌーは
全員が一生懸命
共通の目的地に向かって
漕がなければ
前に進みません。
一人でも和を乱すような行動を取ると
全員に危険が及びます。
(同上)
「和を乱す行動」は
船を危険に晒しかねない…
山羊座2度で
それに気づかされた「元首長」は
今度はできるだけ
一人一人の意見に
気を配ってゆこうとします
つまり
「リーダー」ではなく
「ファシリテーター」
になろうとしているのかもしれません
ファシリテーターとは、
グループや組織で
ものごとを進めていくときに
その進行を円滑にし、
目的を達成できるよう、
中立的な立場から
働きかける役割を担う人のことです。
「人と意識を強くするメディア」さんより
それによって
「本当に心から
繋がることのできるグループ」
を創ってゆくフェーズへと
生まれ変わろうとしているのかもしれません
「水の星」への旅
こちらのサビアンは
ルディア版では
山羊座4度
「水の旅を始めるにあたって、
大きなカヌーの支度をする人々の集団」
となっています
サビアン・シンボルでは
「水」というシンボルが
よく出てきます
サビアンの「水」とは
「潜在意識下で繋がっている集合意識」
を表していると思います
一つ前のサビアンは
山羊座3度
「成長と理解に対して受容的な人間の魂」
まるで神さまに懇願して
あの美しい水の星で
「身体」という船に魂を乗せてみたいの…
と願った人々が
神様から
「あ、そう。いいよ~。期間限定だけどね。」
とお許しをもらって
「わ~い」とばかりに
許可をもらった人たちで
青い青い水の惑星である
地球へ向かって
天界から
カヌーに乗って
ざあーっと降り立ってきた…
…そんなイメージがします
そうしてやってきた人々が
この地球で行うこと…
それは…
そう、
「魂の成長のための闘い」
ではないでしょうか…。
天上では
魂という存在は
ふわふわと
どこへでも行き来が出来て
意識すれば
それがもう目の前に現れる…
そんな軽やかな存在で
あるように思います
(イメージです💦)
それがわざわざ
こんな重力に縛られた
重た~~い世界へやってきて
肉体に
縛り付けられ
ちょっと動いて
どこかへぶつかれば
「あ、痛た!」
カヌーに乗っていたって
海へ落ちれば
「ぐるし~いい」…と
なってしまう…
けれども
そんな一つ一つの
「痛み」や「苦しみ」も
「魂の成長」を促してくれる
大切な「経験値」であるのでしょう
共に目的地へ向かって
そして今
この同じ時代にやってきた人々
=同じカヌーに「満員に」
乗り合わせた人々だって
「ご縁」がある方々ですものね
さあこの地球という星で
何が起こっても
一緒に頑張っていきましょうよ
そんな「決意」を胸に
腹をくくって
漕ぎ出した「カヌー」
だからこそ
「お互いの主張」を
お互いが尊重しながら
「カヌー」という船の上で
協力し合って進んでいく…
つまり
このサビアンが
強調しているのは
「わたしたちは、一人ではない」
というメッセージではないでしょうか?
乗り合わせた人々には
それぞれ異なる事情があるけれど
「目指すべき目標地点」へと
皆幸せにくらすことのできる場所へ
船を漕いでいけるように
右に波が寄せたら
皆左に移動して
左に波が寄せたら
皆右に移動して
そうして
気を配ってゆくなら
船を沈ませることはない
だから大切なのは
「バランスを取ること」…
けれども
そこで
波が来ているのに
「あ~今晩何を食べようかな~」
とか
一人一人が
個人的思考にとらわれ過ぎ
てんでバラバラな意識で漕いでいたら
やっぱり船は沈んでしまいそう…。
社会全体が
そして
地球という船が
より良い方向へ向かうように
そのために私たちは
自分の持ってうまれた
それぞれの個性あふれる
「資質」を活かしつつ
お互いの「個性」を
尊重し合い
どう活かしてゆけば良いのか
意識していくことで
より良い目的地へとスムーズに
「カヌー」を運ばせてゆくことができる
こちらのサビアンからはそんな風に
伝えられているのではないでしょうか
目的地へのカヌーの進め方
そしてそんな「より良い目的地」
いわば「新天地」を
目指すために
行うべきステップも
このシンボルが
教えてくれているように思います。
STEP①
「目的地」の確認
STEP②
目的地までの距離を考え
一日に進む距離を算出する…といった
「計画性」
STEP③
「カヌーの乗り方」といった
「技術の習得」
STEP④
「カヌーの漕ぎ方」といった
「実際的訓練」
STEP⑤
カヌーが進んでゆく水辺のような
「環境(周囲)の熟知」
けれども
それでもやはり
一番大切なのは
まずはカヌーは
オールを
水の中に入れて
漕いでゆくということ。
サビアンシンボルで水とは
いわば各々の心の中
だからやっぱり
理想の土地へ辿り着くには
きっと
チームメンバーの
「感情やこころ」に目を向け
共に手を繋ぐことが
一番大切なのかなあ…
と思います(;’∀’)