双子座25度 「パームの枝を刈る男」*「理想の姿」をあらかじめ整える
6月16日前後の太陽のサビアン。自分の目指す目標に向かって、計画性を持って取捨選択し、形を整えてゆくシンボルです。
あなたには実現したい夢や理想がありますか?
それをカタチにするために必要なことは何でしょうか?
こちらのサビアンはそのためにまず「やらなければならない」大切な何かを教えてくれているようです。
パームとは
パームとは
「椰子(ヤシ)の木」のこと。
因みに日本では
「パームツリー」=「ヤシの木」
とひとくくりですが
英語圏では
ココナツがなるものを「ココナッツ・ツリー」
ならないものを「パーム・ツリー」
と呼ぶそうです。
そしてヤシの木は
成長すると
上の方に葉っぱをつけてゆくので
下の方の葉っぱは枯れてゆくそうです。
ですので定期的に剪定を行わないと
形が崩れてしまうのですね。
また上の方の葉っぱも
ボリュームが出すぎると美しくないので
伸びすぎた葉っぱを
切ってゆくと良いそうです。
カタチを整える
ここから連想されたのは
西洋の庭園でよくみられる
「トピアリー」です。
日本では良くプレゼントに使われる
ブリザーブドフラワーを
形どったものが
イメージされますが
元は西洋の庭園の造形物を
言いうそうです。
ディズニーランドなどで
庭の植木に
ミッキーマウスなどが
かたどられたものが見られますね。
あれが
「トピアリー」です。
その歴史は
なんと古代ローマ時代まで遡るそうです。
トピアリー とは、
常緑樹や低木を刈り込んで作成される
西洋庭園における造形物。
鳥や動物をかたどったり、
立体的な幾何学模様を造る。
庭園技法としては、
イギリスの庭園でよくみられる。(Wikipedia より)
美しいですよね。
ヤシの木にしても
庭の植木にしても
放置しておくと
自然のままに伸びてゆきますよね。
でも手入れをすることで
自分のイメージした「形」どおりに
整えることができます。
そのためには
余分な葉っぱは切り捨てる必要が
出てきます。
このようなことから
今回のサビアンは
目的に向かって
「形」を整えることが
示唆されているシンボルと言えそうです。
「理想のすがた」を設定する
これをわたしたちの
「目標」や「理想のすがた」に
置き換えてみましょう。
あなたには将来
「こうなりたい」という
目標や理想の姿はありますか?
その姿を
明確にイメージすることが
できるでしょうか?
現在「ニュートン物理学」に象徴される
「古典物理学」に
取って代わるかもしれないとされる
最先端の研究分野
【量子力学】によると
素粒子は通常
「波」のように
揺れた状態で存在していて
そこに「観測」→→
つまり「意識」が向けられることで
「粒」に変化すると言われます。
つまり「物質化」し
「眼に見える形」となるということ。
私たちも
もしそうした夢や目標
理想の姿があるなら
その方向に向かって
歩んでいく方向を決め
それに向けて
しっかりとフォーカスし
「意識」を向けていかなければ
なりません。
つまり、カタチを
整えていく必要がある
ということですね。
きっと庭師の方が庭を造る際にも
まずは
「こんなデザインの庭をつくろう」
と設計図におとしこむでしょう。
それがまずは最初の「観測」
→→「意識を向ける」
→→つまり「意図設定」です。
そしてここと、ここに
こんな形のトピアリーを配置しよう
と考えるでしょう。
そんな風に私たちも
目標をカタチするためには
まずは
「どんな形の未来を目標とするのか」
を明確にしていくことが
必要となりそうです。
「未来の理想のじぶん」を
明確に設定することで
そこから「逆算」して
「いま本当にやらなければならないこと」も
見えてくるのではないでしょうか。
「やるべきこと」をやる時間
そして次に
そのためにはどんな工程が必要か…
例えば資格を取るとか
そのためには
どこの学校に通わなければならないとか…
そうした「情報収集」や「計画」も
必要になってきそうです。
けれど日常生活の中で
それを実現するために
まず最初に必要なのは…
そうした
目標に向かうための行動を起こす
「時間」を捻出すること
であると思います。
「理想」に向かうということは
ある意味
通常の生活の
「軌道修正」が必要です。
言わば「生き方のパラレル・シフト」です。
もし今と同じままに進んで行けば
今と同じ未来が待っているだけ…。
「理想の未来」へ向かうには
ハンドルを少し傾けて
「別な道」を進んで行くことが必要です。
そのためには
「今ある生活」の中に
理想の「未来の木」が育つような
「種」を植え込むために…
「空白の時間」が
必要です。
新しい学び
新しい習慣
新しい人脈…などを
取り入れるための空白です。
「空白」をつくるための「切り落とし」
そのために
このシンボルで言われているような
「剪定」が
必要になってくるのではないでしょうか?
もしかすると私たちの心の中では
「理想の未来」へ向かいたい…
と願いながらも
実際の生活の殆どは
「理想の未来」にとっては
必要でないことに費やしている
「時間」が多いのではないでしょうか?
もちろん生活のために
お仕事をしたり
家事をしたりする時間は必要です!
けれども24時間の中で
「剪定」して切り落とし
「空白」にできる
時間もあるのではないでしょうか?
例えば、何気なく行っている「習慣」や
本心はそれほど楽しいと思えない
「お付き合い」などで
思い切って「空白」にしてしまえる
「時間」はないでしょうか
誰でも
1日24時間
1年365日は皆同じ…
けれども
人生約80数年
が平均とすると…
その限られた時間の中で
できることは限られています。
As time goes by
「時の過ぎゆくままに」
という言葉がありますが…
本当に満たされた思いで
過ぎてゆく時間なら
それはかけがえのない
「人生のワンシーン」です。
けれど
そうした「心の充実感」のないまま
「何となく過ぎて」
しまっているような時間は
私たちが「理想の未来」の道へと
ハンドルを切ることを
妨げるだけでしょう。
「本当に大切なコト」に時間を費やすために
そこで必要になってくるのは
次のようなプロセスと言えそうです。
① 〇年後になっていたい
自分の姿を明確にする
② その理想の未来のために
「やるべきこと」を明確にしてゆく
*取得するべき資格やスキル
*そのための学習方法や取得方法
*実践すべきこと…など
③ その「やるべきこと」を
実行に移すために
「切り捨られそうなこと」を
リストアップしてみる
④ リストを眺め
「理想の未来」に
「切り捨てる」ことが必要と思えることがあれば
実行に移してゆく
限られた「人生の時間」を
より有効に、有意義に使っていけるよう
行っていけることを
考えてゆきましょう。
「視点」を変えてみる
また「時間の使い方の見直し」のほか
現在のご自分が
どんな「ものの見方」を身に着けているかを
確認していくことも
とても大切です。
例えば、こちらの写真の
トピアリーの庭をご覧頂くと
近くで見ることではきっと気付かない
庭全体の配置の美しさに
全体を見渡すことで気が付くことができる…
といったこともありますよね。
「庭全体」の全体像を眺めるように
「生活」を見直す上でも
「生活全体」「生き方全体」を
見渡すようなつもりで見直してみると
日頃ご自分が捉えている
私たち自身の「あり方」に対しても
今まで気付かなかったことが
見えてくるかもしれません。
また
「過去」から「現在」
そして「未来」のわたし
…という風に全体的に見通すような
「パースペクティブ」な視点で
じぶん自身を見直してみることも
できるかもしれません。
そこから
「過去」から取り組んできた
スキルや能力を整理し
本当に進みたい
「未来像」も
明らかになってくるかもしれません。
「切り捨てること」の痛み
けれどもここで
大きな問題となってくるのが
人間の脳が持っている
「ホメオスタシス(恒常性)」
と言われる機能です。
私たちのDNAには
古来危険を避けて生き延びていくために
「今ある状態」のままに
維持し続けることを
最優先にするようにできています。
ですから
私たちの脳は「変化」を嫌います。
ですので
「変化」を起こすために
何かを「切り捨て」ようとする際も
そこには「無意識のストップ」
「無意識の痛み」が働きます。
けれど
これまでお伝えしてきたようあ
「過去」や「未来」の自分自身が
より明確にしていくことができれば
「より大きな視点」から見れば
「小さな変化」は
自分にとってメリットのあることであると
脳にも心にも認識され
「理想の未来」を招くための
「剪定」「切り捨て」も
勇気を持って行っていくことが
できるのではないでしょうか。
このままでは…いけない、と。
自分の手で形を整えていこう
さあ何か
「招きたい」と願う
心に描いた未来があるなら
双子座25度の庭師のように
不要なものを
「思い切って刈り取る」ことを
実践していきましょう。
きっと庭師の方たちも
最初から美しい形に整える技術は
持っていなかったかもしれません。
けれどもまずは
思うような形に行動できなくても
試行錯誤しながらでも
少しずつでも
「自分の人生をデザインする」
と意識してゆくのは
素敵ではないでしょうか。
きっとそこから
今まで見えなかった
新しい未来が
開けていくのではないでしょうか?
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