獅子座26度「虹」*あなたの天命は?…雨の向こうに輝く光を見つけよう
5月15日獅子座上弦の月の月のサビアン。8月19日前後の太陽のサビアン。天に現れた「虹」によって「生きる目的や使命」「天から与えられた役割」に気付かされる…というシンボルです
さて、あなたは虹はお好きですか?
私は大好きです…!
なぜなら、虹を見ると「希望」という言葉が
頭をよぎるから…
虹が出るのは大抵は、雨上がり…
それまでは黒い雲から
容赦なく
大粒の雨が降り注いでいたりします…
気温も低くなるし
時には身体も
そしてこころも
冷え冷えと
凍えそうな気分になることも…?
けれども
止まない雨はないように
今は雲に覆われた空も
いつかは風にさらわれてゆきます
そして雲の上には
どんな時も
きっと太陽が輝いている筈なんです!
でもでも、
それはわかっているけれど…
あまりにも長い雨が降り続きますと
本当に?
この雨雲は
ずーっとこのまま
ここに居座り続けるのではないだろうか?
…そんな風に
不安に思ってしまうことだって
あるのではないでしょうか
そんな時
だんだんと雨が小降りになってゆき
暗い空から少しずつ
青空が垣間見え初め
暗さも
明るさも際立つ
コントラストの中に
蜃気楼のように
虹が現れる…
そんな虹を見た時
あなたは
どんな気持ちになるでしょうか?
何かかけがえのないものを
目にしたような
気分になりませんか?
私はいつも
「大丈夫だよ」
と言われているような
気持ちになるのです。
ずっと前に
生きていることが
いろいろ大変だったとき
行き詰ってしまったとき
薄暗い雲の切れ間に
うっすらと現れてくる
虹を見つけた時には…
本当にこころが
励まされたものです。
この先には
きっと良いこともあるさ
だから顔をあげて
希望を持ってね
そんな風に
励ましてくれている気がして
虹を見上げておりました。
そして雲の上には
青空が拡がっているものです。
だからまるで「虹」は
そんな雲の上の世界と
地上に住む私たちとのあいだの
架け橋のよう
何かに覆われて
見えなくなっている
でもほんとうは
確かにそこにある
「青空」という真実…
日々過ごしていると私たちは
そうした「青空」が
確かにそこにあることさえ
忘れてしまうことが多いもの
さて占星術師のルディア氏は
こちらのサビアンを
「激しい嵐の後の虹」と言い換えました
虹は神と人の契約の印だと言われていて
霊的な根源的な目的と
個人の生活が
虹というリンクで繋がれている
(松村潔先生「神秘のサビアン占星術」)
先ほどの「雲の上の青空」は
普段はすっかり忘れてしまっている
私たちのスピリチュアルな「生きる目的」でも
あるのだと思います
私たちはそれぞれ
天界から地上に生まれてくるときに
それぞれに
「役割を果たす」ことを約束して
生まれてくるとも言われます。
(そしてそれを叶える為の
ギフト(贈り物)も一緒に
贈られています。)
「虹」には
「契約」という意味もあるそうです。
私たち一人一人が
青空のような「天界」から
地上でそれぞれの
「役割を果たす」ために
ここへ降りて来た…
だから「虹」は
それを忘れて
黒雲の下で
地面を見ながら歩いている時に
私たちの前に現れて
そして教えてくれるのです
「ほら、あなたには
ここでやるべきことが
あっただろう?」と…
そのささやきは
私達に、もう一度
「生きる希望」を与えてくれます
自然界の兆候の中に
自分が何をしたらいいのかの
回答が書かれていることを
直感的に理解するのです
何となく
自分は誰の役にも立たないことをしていると
感じていた人も
ここで何か自分に
貢献できることがあるという
直感を手にします。
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
だからあなたが
いつかかつての私のように
「ここにいる意味」を
見失ってしまった時には…
どうぞ顔を挙げて
いつも「天界との約束」を
思い出させてくれる
「虹の架け橋」が
そこにあることを
イメージしてみてくださいね
輝く七色の光が
きっと雲の上の青空へと
あなたのこころを
導いてくれるのではないでしょうか
けれども
大切なのは
虹は晴れ渡った時には
見えないということ
虹を見つけられるのは
たいていは雨上がり
それは私たちが
「雨の中」から
何を得るか、学べるか
ということなのだと思います。
天界から
「果たすべき役割」を
約束して降りてきた
と言われても…
それはまるで
シャボン玉の風船のように
儚(はかな)く
形の捉えにくいもの。
けれども
雨の中を進みながら
私たちはその間
いろんな
「気づき」を得ていたはずで
それがきっと
フワフワとした風船のひも
(天界からのメッセージ)を捕まえて
手にしてゆくということ。
だから
目の前に降る雨の中を
進むということも
虹という光を見い出すための
つまり
自分の役割に気が付くための
初めの一歩…
大好きな書家
相田みつをさんのお言葉にも…
雨の日には
雨の中でしかできないことがあるように
雨の中でこそ
気が付けることを
大事にしてゆきたいですね…
雨の中を歩いていくことで
その先にはきっと
鮮やかな七色の
「虹」のひかりを
見つけることができるのではないでしょうか