魚座25度「聖職の浄化」*行動の「動機」と生じる「結果」のバランスを見直す
3月15日前後の太陽のサビアン。「聖職」とは「宗教に携わる人」のこと。それを「浄化」しなければならないとはどのようなことでしょうか…?
「聖職者」の過ち
魚座25度は
「自分の目的を他者にちゃんと伝えるには
どうすればいいか考える」
シンボルとされます
「聖職者」は
その高い精神性ゆえに
自分と社会との距離を測りかね
労働の正当な報酬すら
拒否してしまいがち…
細かい配慮の不足や不注意が
お金や人間関係のトラブルにも…
「心の清さ」だけではなく
現実面での
「結果の現われ方」
「人間関係への影響」
への配慮をいうものも
必要である…と伝えています
「聴く耳」を持ってもらうには
例えば教会に牧師さんがいて
その方が
「私はあなたたちに
幸せになってもらいたいと
心から願っているのです」
と言って
いえ心の底からそう思って
だから牧師さんになって
「人々が幸せになるための教え」
を一生懸命に
お説教しているんです
でも教会に集まった人たちは
それを何とな
く聞いているだけで
実際に行動に移すこともなく
教会を出れば
みんな牧師さんの話なんて
ケロッと忘れてしまいます…
そしてめいめい
日常生活を好きに過ごします
残念…無念…な牧師さま…
このケースでは
何が悪かったのでしょうか?
牧師さんの
「あなた方を幸せにしたい」という
「動機」は
ウソだったのでしょうか?
そんなことはありません
けれど牧師さんには
「実際に相手の行動を変化させる」
こと
そのために
どんな「工夫」をしたらいいのか
そこにあまり注意が向かず
「わたしの想い」の方に
気を取られてしまっているのですね
つまり
「幸せにしたい」という気持ちを
実際に
「相手を幸せにする」という
「結果」に結び付けることに
もっともっとフォーカスしなければ
ということ…
相手に「変化」という
「実際の結果」
をもたらすには
相手のことを良く知る…こと
相手に「実際の変化」を
もたらしているのかどうか
そこにもっともっと
注意を払ってみましょう
と伝えられていると思います
「言行不一致」になっていないか
また「神の崇高な教え」を説く者が
口で言っているほど
実際の行動が伴っていない
ことになっていないかどうか
「じぶんを顧みる」ことも
促されていると思います
自分でも自分が伝えている
「神聖なメッセージ」を
実際に守って行動しているかとか
それによって
「結果」を出しているかとか
「じぶん自身」や
「自分の身辺」を整えることも
必要になってくる…と思います
ですので
このシンボルを
ネイタルチャートにお持ちの方
また
強調されるシーズンには
ずるずると惰性で
毎日繰り返してしまっている
「習慣」や「行動」がないか
見直してみるのも良いかもしれません
「清算」のとき
また「清算」という
キーワードも浮かびます
例えば「崇高な理想」を
じぶん自身が本当に叶えるために
妨げになっていることはないか
見直してみることも
良いかもしれません
例えば…
★ジャンキー・フードへの
無駄遣いは止めてみる
★夜中に何となく
ネットサーフィンに時間を費やして
しまうのを止めてみる
★支払いを先延ばしにしている
請求書をさっさと支払う
★どっちつかずの二股の恋や
不倫の清算…??
…などなど「生活改善」や
「心身の潔白化」を試みるよう
促されているのかもしれません
「魚座」の完成
サビアンシンボル25度は
そのサイン(星座)の「完成」を
意味する度数ともされます
そして「魚座」とは
「境界線」を「溶かす」サイン
であると言われます
「わたし」と「あなた」の
「境界線」を取り払わないことには
魚座がホントウに目指している
「いっしょくた」
つまり
「ワンネス」の世界への統合
はあり得ません
けれども!!
「ホントウに他者と繋がる」ためには
「自分」という
「壁」に閉じこもって
「外面」を取り繕っているだけではダメ…
もっと「相手のこころ」に
深く分け入っていくような
そういう心持ちで
相手を見ることで
これから魚座が移っていく
「牡羊座」という
「実際的な世界」の中に入る
準備がなされていく
のではないでしょうか
私たちが「まとって」いる
ヨロイのような
「自己防衛」の壁を溶かし…
けれども
「本来のあなた」を見失うことでもなく
「他者」や「外界」や「自然界」と
「調和」していくには
どうすればいいのか…
…む、むずかしい…
でもね
そのヒントとして
この魚座25度で
言われているのが
じぶんを見つめ直す
不要な付き合いや環境は「整理」する
いろんなものを「清算」する
「相手目線」で伝える
自分が居る「大きな枠組み」
「全体性」を視野に入れて行動する
…といったこと
なのではないでしょうか
つまり
「じぶんの客観視」と
「ぜんたいの俯瞰力」…
の「統合」「両立」
ということなのかもしれません