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乙女座1度「男の頭」*目に見えるものへのフォーカス…自他を区別し自己を確立

    
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乙女座1度「男の頭」*目に見えるものへのフォーカス…自他を区別し自己を確...

8月24日前後の太陽のサビアン。乙女座1度は形あるものや具体的なものに意識を向け、鋭い観察眼や細部へのこだわりを発揮します。それは物質世界において自己と世界の関係を形作り、自己を確立・完成するために通らなければならない道筋とも言えます。

 

 

乙女座1度の本質 — 視覚と観察による世界認識

 

 

乙女座は、シュタイナーの理論によると
「視覚」を司る度数です。

乙女座1度に表されるその本質は
醒めた目で物事を捉え
外観の特徴の違いを微細にとらえ
しっかりと識別することにあります。

この特性は
獅子座から乙女座への移行における
重要な変化を示しています。

松村潔先生は
「愛蔵版サビアン占星術」において
乙女座1度の特徴を
次のように表現しています:

心の中で思ったこと
(内面的な実感
=個人的な好みや思い込み)は
何ひとつ意味がないと考え
目の前に
精密に見たものだけを信じる

曖昧なものを除去し
はっきりしたものだけを重視する
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)

乙女座1度の持つエネルギーとは
物事の一部分を大きくクローズアップし
細部にまで注目する力です。

それはまるで虫眼鏡や顕微鏡で
ぐぐぐぐーッと
フォーカスを絞っていくような感覚です。

この鋭い観察眼は
物事を隅々まで見通す力と
精緻な思考力につながります。

このシンボルを持つ人の適性

乙女座1度の持つ特性は
物作りにも適性をもたらします。

細部への注意力とこだわり
完璧を求める姿勢は
作品の完成度を高め
高品質な成果物を生み出すのでしょう。

 

「自分」と「他者」の境界

 

サビアンシンボル研究家のルディア氏は
乙女座1度を
「芸術的に強調された男の頭が、
重要な意義を帯びる肖像画」と
言い換えました。

このように、乙女座1度では
「一部の強調」が
特別な意味を持ちます。

これは単に視覚的な強調だけではなく
自分の人生や
性格の特徴を自覚することも
示唆しています。

自分と他者との区別を
より明確にしていくことで
自分だけの個性や特徴を
見出す過程でもあるのです。

松村潔先生は
「西欧的な自我の構造
合理主義、物質主義に似て
善悪の区別が明確になり
拒否するものと
受け入れるものの区別が
ハッキリしてくる」
と指摘しています。

この明確な区別は
自己の境界を定め
個性を確立するうえで
重要な役割を果たしますが

同時に
細部に注目するあまり
全体像を見失いやすい一面も
持ち合わせていますね。

森を見ずに
木だけを見てしまう危険性も
あるということでしょう。

 

物質世界における自己の確立 

 

乙女座1度の重要な側面は
「自己の境界」の確立です。

一人一人が他とは全く違う
その人にしかない個性がある
という認識は
魂が「肉体」を獲得したことで生まれた
「個性」の表れといえるでしょう。

他の誰かにはない
独自の特徴を見つけていく過程は

物質世界における
自己の位置づけを
明確にすることでもあります。

これは量子力学における現象に似ています。

素粒子が「波」から「粒」へと変わる時に
「フォーカス」が必要になるように
私たちの意識も
「立ち位置」を定めることで
物質世界に具現化されるのです。

「素粒子」が「粒」となり
「物質世界」が立ち現れてくるプロセスは
私たちが自己の境界を定め
個性を確立していく過程と重なります。

 

 

乙女座1度の光と影

 

 

乙女座1度が持つ
こうした鋭い観察眼と
細部へのこだわりは
大きな強みであると同時に
いくつかの課題も内包しています。

このシンボルの特性を
最大限に活かしながら
潜在的な落とし穴を避けるためには
その両面を理解することが
大切となってくるのではないでしょうか。

過剰な合理主義の危険性

松村潔先生は次のように警告しています:

言葉や形で
はっきりと合理的に認知できる部分は
人間の脳の働きの
ごく一部分に過ぎません。

この一部分を過剰に増強して
他の要素を
あたかも存在しないかのように
心の奥底に押し込めることで
いつも漠然としたものに
脅かされるような状況になるのです。

(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)

合理的に認識できる部分だけを重視し
直感や感情など
目に見えない要素を軽視すると
心のバランスを崩す
原因にもなりかねません。

完璧主義の罠

「要求されたことは
完璧にこなす人になろうとする」傾向は
高い品質の仕事を生み出す一方で
自分自身を追い詰める
原因にもなりがちです。

「正しさ」をひとつに絞り
それに向けて
すべてを完璧にしようとするあまり
自分自身が疲弊したり
プロジェクトを
完遂できなくなったりする
危険性もありますよね。

完璧を目指すことの意義と
完璧主義に縛られること
との違いを認識し
適切なバランスを見つけていくことも
大切になってくるでしょう。

全体像を見失うリスク

「細部にこだわるあまり
全体の流れや
立ち位置がわからなくなる」
という側面は
このシンボルが持つ
大きな課題と言えそうです。

定期的に視点を引いて
全体を見渡す習慣をつけることで
このリスクを
軽減することができるでしょう。

乙女座1度の可能性を最大化するために

 

形あるものへのフォーカス、という
乙女座1度の特性は
物質世界において自己を確立し
独自の特徴を見出す
強力な助けとなります。

しかし、その特性を
過度に強調すると
バランスを崩す
原因にもなりかねません。

合理的な観察と分析を大切にしながらも
目に見えない要素の価値も
と取り入れる認識することで
より豊かな認識と表現が
可能になるでしょう。

 

バランスの獲得

 

細部への注目と
全体視野のバランスを
意識してみることで
より豊かな認識が可能になります。

定期的に「ズームアウト」して
全体像を確認する習慣を
取り入れてみると良さそうですね。

 

直感との統合

 

合理的な観察だけでなく
直感的な理解も
取り入れてみることで
より深い洞察が得られます。

論理と直感を
相補的なものだと認識し
両方を取り入れていくと良さそうです。

 

完璧と完了のバランス

 

「完成を目指すこと」
それは乙女座サイン全体のテーマでもあり
特にこの初めのシンボルに
それがよく表されていると言えるでしょう。

それは
牡羊座から始まった
「個人の成長」を
乙女座で完成させる、
という意味もあるでしょう。

けれども、時には
すべてを完璧に
仕上げようとするのではなく
時には
「十分に良い」状態で
完了することも
取り入れてみると良さそうです。

適切な時点で「完了」を選ぶ勇気は
ご自身を守ることにも
繋がるのではないでしょうか。

 

乙女座1度の旅は
細部への愛と
観察の鋭さを通じて
この世界の美しさと
複雑さを
深く理解する道でもあります。

その旅路で
具体と抽象
形あるものと形なきもの
部分と全体の
「バランス」を見出していくことが
この度数が持つ特性を活かし

また
「乙女座サイン」全体の旅路を通じて
豊かな可能性への扉を
開いてゆくこととなるでしょう。

そしてその旅路の終わりには
「天秤座」という
「バランス」を意味するサインが
待っているのです。


最後までお読みいただき
ありがとうございます

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