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乙女座10度「影の向こうを覗く二つの頭」*「ホントの自分」探しが始まる時

  
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乙女座10度「影の向こうを覗く二つの頭」*「ホントの自分」探しが始まる時

9月2日前後の太陽のサビアン。真の自己理解に到達しようとする心の葛藤を象徴しています。これまではっきりしなかった物事の真意にはっと気づいて、「ホントウの自分」を見つけるために、これまでの自己認識が書き換わってゆくのです。

 

影と真実への旅 – 乙女座の深層心理

 

「影」とは
これまで自分が選ばなかった道。

埋もれた可能性。

自分の中の認めたくない性質。

そうした二元性の彼方を
見つめようとしているのです。

メリーゴーランドや
ハーレムといった
「虚構の世界」は
言わば人間の心が創り出した
ファンタジーであるとも言えます。

乙女座はそんな
「虚構の世界」を
細部までこだわり
完璧に創り上げようとしてきました

その過程は
「分割(カッティング)」の作業であり
あたかもダイヤモンドを
美しく研磨するように

「一つの世界観」の完璧な構築に向けて
「正しい」ものと「正しくないもの」を
切り分けて来たのです。

それは
「正しくないもの」を生み出し
見えないところに
押しやる作業でもありました。

ですのでそれは
「怖れ」を生み出す
作業でもありました。

何故なら
「正しくないもの」を
「見えないところ」へ押しやり
「見たくないもの」とすることで

それは何か得体の知れない
けれどもいつも
見えないところから
私たちを圧迫するような

脅威でもあったから…

それはタロットカードでは
「ハイプリエステス」が
象徴しています。

「闇」とは無意識の向こう
ハイプリエステスの玉座の向こうに
私たちが「選ばなかった可能性」
のすべてがそこに
眠っている場所なのです。

 

乙女座の旅路 – 虚構から真実へ

 

「虚構の世界」の
ピラミッド構造の中で
より上に昇ろうと
画策してきた乙女座ですが

本来、乙女座のゴールとは
牡羊座からは始まった
「ホロスコープ下半球」の
「わたし」という
「個性の形成」を

次の天秤座からの
「ホロスコープ上半球」を
始める前に
しっかりと完成させていくこと。

そのためには

ここから乙女座は
自分自身がこれまで委ね
依存していた
「虚構の世界」を繋ぎ合わせている
「糸」を切り離す
必要に迫られてゆきます。

これまで乙女座は
ずっと「糸」に委ねていたために
自分の内部に押し込めてきた
「何か」を見過ごし
顕在意識から
消し去ってきたからです。

けれども乙女座は

「第2グループ」の
乙女座6度や7度に
象徴されているような
「虚構の世界」をつくり
その中に
どっぷりと浸かっていたところから

乙女座8度で
「自分の中のパワー」に
おぼろげながら気付き始め

https://elements-for-fortune.com/sabian/virgo-8/

さらに一つ前の乙女座9度では
そこからの「脱出」を試みました。

https://elements-for-fortune.com/sabian/virgo-9/

それによって
見えなくなっていた
「影の世界」が
今、この乙女座10度で
明らかになろうとしているのです。

そうした「影」となっていた
「自己(真我)」の存在に

初めて、ようやく
気付き始める…というプロセスが
このシンボルの意味、意義なのです。

誰もが皆
この「プロセス」を
遅かれ早かれ体験します。

人はみな、実は気付かないうちに
<主観的な感情>に支配されている
「自己」(自我)と共にあるということ…。

そこから「脱出」する出口が
どこかにあるのだということを
このシンボルは
示しているのです。

つまり
「影の向こうを覗く二つの頭」
とは
こちら側にいる「自己(自我)」
の「わたし」と
あちら側、影の向こうにいる
「自己(真我)」の「わたし」が
こちら側と
あちら側から
「影の向こう」を覗いているのでしょう。

 

「深い眠り」からの目覚め

 

眠りの状態

乙女座6度から9度までは
スピリチュアルでよく言われる
「眠り」の状態であるとも言えます。

深く眠りに堕ちているほど
私たちは「状況」に一喜一憂し
「情感」に激しく揺さぶられます。

そう、メリーゴーランドのように…

乙女座6度「メリーゴーランド」*人生の躍動感を味わい尽くす

 

真の姿の発見

 

けれども、その「虚構の世界」の
きらびやかな光の影に
そっと息を潜め

見い出されるのを待っている
自分自身の真の姿
「影」の自分の姿を発見し

私たちは初めて
その「影」の姿の方が
実は実体であったのだと気付きます。

 

目覚めのドア

 

そして「眠り」から覚める
ドアの前に立つのです。

このドアを開けることは
自分自身の深層への
旅の始まりを意味します。

 

限界の突破と崩壊の感覚

 

「情感」に絡められた
「糸」から自由になるには
自分自身を縛っている、
その「糸」そのものを
見つめ直さなくてはなりません。

それは無意識の底の
深淵な闇のようなもの。

それを見つめるには
恐怖が伴いますし、
勇気も要ります。

乙女座9度で思い描いた
「どんな思想にも
価値概念にも縛られない
理想的な未来」とは、

「いまのじぶん」の限界を突破し
「真の自分自身の姿」を
取り戻すヴィジョンとも言えます。

けれどもそれはあたかも
これまでの知覚認識の
「台座」であった「足元」が
「空」に消え—
おぼつかない思いに
耐えなければならない状態
であるとも言えます。

さらに「自分を構成」していた
「知覚認識の台座」が
グラグラ揺れることで

自分の身の回りを構成していた
「生活」そのものが
音を立てて崩れていくような感覚に
陥るかもしれません。

そう、それは
「遊園地」という「虚構の世界」で
クルクルと楽し気に回っていた
メリーゴーランドの「軸」が
ふにゃふにゃと曲がってしまい

「けばけばしく安っぽい光」も
放たれなくなってしまったから。

するとなんだか
自分が所属している世界も
何故か霧のように空虚に感じ始め

家族や親しい人との関係さえも
なんだかこれまでと違い
ギクシャクし始めたり…

難なくこなしていた
社会生活さえ
なんだか意味の無いように
思えてくることも…?

このように「影」が
意識に昇って来るプロセスとは
往々にして
痛みを伴うことも多いのです。

けれどもそれは
真の魂の成長へ
「目覚め」へと向かうために…
必要な道筋なのです。

 

宇宙の深淵に立つ感覚

 

けれども、それは
まるで地球と宇宙との端っこに立って
深淵な深い深い宇宙の闇を
瞬間、垣間見るが…
そこへはとても行けない…と
怖気づくことに
似ているかもしれません。

「ホントのじぶん」で
「新しい人生」を
歩み出そうということは
ある意味そんな深淵の淵に立つような
恐怖が伴うものなのです。

脳は原始時代の名残から
全力で私たちを生かそうと
日々完璧な防御態勢を敷いてくれています。

ですので「変化」はそんな脳にとって
「脅威」「敵」でしかありません。

 

だから私たちが精一杯の勇気をもって
そんな「バンジージャンプの淵」から
大きく飛びだそうとしようものなら

「坊ちゃん、いけませんよ」と
「これまで通り」でいいんです、と
全力でストップをかけてくるでしょう。

ほら、このカードの
吠えたてている白い犬のように

 

新しい人生を生き始めるために
「安全弁」を突破するということは
それだけ
「恐怖」と隣り合わせにあるのです。

 

恐怖との対話

 

「虚構の世界」から
「出ていこう」と決意した時
私たちに生じるのは
どうしようもない
この底なしの恐怖感です。

けれどもそれは
自らが作り上げた
「妄想」であるとも言えます。

けれども、その「妄想」こそは
私たちの
「虚構の自我」と
「真実の自己」との接点
「影の向こうを覗く二つの頭」を
擦り合わせているところです。

「恐怖」を生み出しているのは
一体どんな「自分」であるのか。

恐怖と向き合うことは
自分自身の深層と
向き合うことでもあります。

そこには思いもよらない宝物が
眠っているかもしれません。

それをジッと見つめることで
「扉」も開いてゆくのです。

 

日常への帰還と新たな発見

 

けれども私たちは
その恐怖さえ手放し
いったん「日常」へ
戻ってゆくのでもいいのです。

タロットで17番は「星」
水瓶座のカード。

まさに「常識にとらわれない
夢のような未来」を表しています
(乙女座9度)

それに対して
タロットの18番は「月」。

これはそうした深淵な
「真実」の世界からの
「帰り道」を
あらわしているとされます。

タロットの月の‐カード

垣間見えた「星」の輝きに比べれば
「帰り道」は暗い夜道のよう…

けれどもこの道のりも
いままで自分が知らなかった
未知の力を引き出すカギでもあり
新しい人生目標を
発見するためのプロローグ
に違いありません。

あなたにとっては
「無理をしない」も
大切なキーワード。

深い内省の旅から
日常に戻ることで
かえって明確に
見えてくるものもあるのです。

 

実践的アドバイス

 

その1:限界への挑戦

「これだけはやってみる」といった
テーマを決めて
自分の限界に
挑んでみるのも良いでしょう。

「未来派の絵」…
理想のビジョンへ向かうために
今のあなたに足りないものを補うために
何かを勉強したり
資格を取ってみるのも
良いかもしれません。

具体的な目標を設定して
徹底的に取り組んで
みることが大切です。

その2:自己規律

その過程で
自分で自分に厳しく律することで
心身の軌道修正が図れ
達成感が得られそう…。

「内なる強さ」を育てることが
外側の変化をもたらし
ひいては「真我」を見い出す
契機となるでしょう。

その3:調和を保つ

周囲の人間関係が
そうした目標へ向かうあなたを
理解してくれなくても

それでも
にこやかに気配りを忘れず
外柔内剛で人当たりよく
振る舞っておきましょう。

そうすることで
周囲からの不要な干渉を
防ぐことができるでしょう。

それでもイライラするときは
水晶とブルーのカーテンが
お守りになりそうです。

またお守りとしてだけでなく
それらが象徴する
「透明さ」と「静けさ」を
心の中に取り入れることも

是非意識なさってみてくださいね。


最後までお読みいただき
ありがとうございます

サビアン・シンボルは
ホロスコープ
360度の1度ずつにあてがわれた
アカシック情報とも言われる詩文です

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