2020年土星・冥王星・木星のトリプル・コンジャンクション~サビアンからの3つの開運テーマ

2020年は年明け早々土星と冥王星が「ある度数」で重なりました。さらに11月7日-14日には、今度は木星・冥王星も「同じ度数」で重なります。宇宙が今年全力で?強調しているその度数とは…サビアン「山羊座23度」です。こちらの記事ではこの「山羊座23度」が伝えていると思われるメッセージを読み解いていきたいと思います。

今年2020年は
土星・冥王星・木星が
山羊座という星座に滞在するため
「コンジャンクション」と呼ばれる現象が
度々起こります。

「コンジャンクション」とは
地球から見て
2つの天体がぴったりと重なること。

土星と冥王星のコンジャンクションは
それ自体が
30数年に一度しかない非常に珍しいもの。

そして昨年中ずっと
山羊座で行きつ戻りつしていた
2つの天体が
今年一つの度数で重なるまでの
レア―な経緯については
アメブロをどうぞ!!

さてそのコンジャンクションの起こる
注目の度数とは…それは
山羊座の22度!

 


ホロスコープを無料で作成さんより)

サビアンは山羊座23度

「戦闘での勇敢さにより、
二つの勲章を与えられた将軍」です。

[outline]

山羊座23度のサビアン

 

この度数には

今年の3つの「開運テーマ」が
隠されているように感じています。

その3つの「開運テーマ」とは

1:陰と陽の統合

2:俯瞰力

3:精神性の具現化

です。

 

陰と陽の統合

 

この山羊座23度のサビアンで言われている

「二つの賞」とはなんでしょうか?

 

一つは「戦いに勝った」賞であり

二つ前のサビアン
山羊座21度「リレー競走」
を受け継いでいるようです。

もう一つは
「敗北を潔く認めた」優美さを称える賞です。

こちらは一つ前のサビアン
山羊座22度「敗北を優美に認める将軍」
を受け継いでいるようです。

未来への向かって「志」を持って
積極的に行動してゆく
そして次の世代へと
受け継ぐべきものを創造してゆく

というメッセージが伝えられているとお話しました。

それはいわば
「未来」を志向する
「陽(ポジティブ)」の局面と思います。

そして

山羊座22度のサビアン
「敗北を優美に認める将軍」。

こちらは
「受容性」を表す度数と言われます。

「負け」=つまり
「陰(ネガティブ)」な局面を「受け入れる」ことで
高貴な資質を表す、ということ。

つまりこちらに登場する「将軍」は
恐らく幾多の闘いのあと
「勝利」も「敗北」も経験し
その両方から得られた体験により
局面の異なる2つの「意識状態」を
自己の中に取り入れることが出来たのだと思います。

今回のコンジャンクションは
今年2020年に一番多くの天体が行きかう
「山羊座」で起こります。

「山羊座」とは
社会や団体、繋がりといった
「全体性」を重んじるサインです。

その団体性、社会性を維持するために
一番大切なのが
「勝利」というポジティブな側面と
「敗北」というネガティブな側面の
両方を受け入れること、と
言われているようです。

 

陰と陽とは

 

陰陽論とは

ご存知の方も多いと思いますが

「光と闇」
「明と暗」
「天と地」
「男性性と女性性」…など

この世界は「2つの相反するもの」で成り立っている

という中国古代から伝わる思想です。

「陰」と「陽」とは密接に交わり合い
バランスを取り合いながら存在しています。

例えば、

「冬至」とは

「陰が極まって陽に転じる日」と言われます。

もうこれ以上
日照時間が短くなることはない、
となって初めて

世界は日照時間が一番長くなる
「陽」の世界へ向かっていく…。

そのように
一方の中に
一方が生じてゆくのが
「陰と陽」の世界観です。

光があれば
そこには必ず影が生じ

影ができるためには
光がなければならない。

それを表しているのが
こちらの「陰陽図(太極図)」です。

 

2020年に私たちが向かうべきところ

 

2020年のテーマとしてまず第一に
上記のような「陰」と「陽」との両方を理解し
それを受容し
乗り越えていこう…
ということが問われているように思います。

物事には必ず2つの側面があることを理解し
受け入れることが必要

小林知央さん

このお話を聞くと思い出すのが
アニメ「NARUTO」です。

「NARUTO」は
善悪をばっさりと切り捨てる
勧善懲悪の物語とは
一線を帰していたと思います。

「NARUTO」の悪役にはいつも
「その人がそうならなければならなかった事情」が
事細かに描写されていました。

どんな悪人にも
彼なりの「感情の推移」や
「生きてきた歴史」があると
伝えられていたと思います。

その視点は
「味方」と「敵」という2つに分かち
「味方」サイドからだけ見るのでは
得られないと思います。

それは物事を同じ地平で
「二面的」に捉えていると
見えにくいものがある、
ということです。

物事の良い面も悪い面も両方がある、
という事実を受け入れる

(同上)

 

俯瞰力(バーズアイビューとは)

 

ここで山羊座サビアン23度に
戻りたいと思います。

将軍が勝利も敗北も経験した、
その「経験値」が
敵味方を越えて
相手のサイドをおもんばかれる
「人間力」に繋がるのではと思います。

またそれは経験値によって
「一段高い視点からものを見る」
ことができるようになること
…でもあるとも思います。

風水の考え方に
「【火の気】の視点」というものがあります。

「四神相応」といって
東西南北にそれぞれ座する聖獣が
過ごしやすいような環境に整っている土地は
「良い流れ」の中に
運気良く過ごすことができる
というものです。

その中で
南方位に位置するのは「鳳凰」です。

風水では、南方位が開けて
「鳳凰」が
明るく全体を見渡しながら
飛び交うことができるような場所は
良い立地であるとされています。

それはある意味「神」に近い視点です。

(恐らく古代人たちは
宇宙からやってきた他星人たちを鳥になぞらえて
レリーフに刻んだのではないかと思います。)

「全体」を見渡す視点です。

 

 

鳥のように高い視点で物事を見ることを
「俯瞰力=バーズアイビュー」と言います。

運気の上がる土地に
「全体を見渡せる場所」が必要なように

これから私たちが開運をしてゆくために
「バーズアイビュー」の視点が重要になってくる
のではと思います。

山羊座23度のサビアンからは
「陰と陽の統合」というテーマの先に
射手座新月で強調されていた
「一段高い視点から全体を見渡す意識」
の大切さが重ねて言われている気がします。

俯瞰力の先にあるもの

 

闘いがあって、勝者があれば
そこには必ず敗者もいる。
逆もまたしかり。

「陰と陽」の両方の側面を
きちんと見渡すことが出来る能力が
このサビアンで言われている
「二つの賞」であり

小林さんが語られているように

どちらかだけを見よう、選ぼうとせず
「両方ある」ことを理解し、受け入れる
「ニュートラルな」視点、
立ち位置に立つことが
これからの時代に求められている
ように思われます。

 

それでは、なぜ
「陰と陽」の両方に目を向け
受け入れることが
大切なのでしょうか?

その結果何が得られるのでしょうか?

「ニュートラル(中庸)」とは

ここで、「ニュートラル」であること
について考えてみたいと思います。

例えば
マクロビオティックで言えば
「ニュートラル」とは
「中庸」を意味すると思います。

現在私はマクロビオティックの
食事をしているわけではありませんが…
この考えは素晴らしいと思っています。

マクロビオティックの「中庸」とは

陰に偏り過ぎた食材
陽に偏り過ぎた食材を摂らず
身体の中の「バランス」をとることで
健康に近づく、というものです。

マクロビオティックでは
身体中の陰陽のエネルギーも
ちょうどバランスが取れることで
健康にもなり、また
心の「バランス」もとれる、とされます。

これは私も長年の試みの中で
実感しています。

また
マクロビオティックでは旬の食べ物や
地元の土地でとれる食材というものを
大切にします。

それは
寒い季節には寒い地方でとれるような根菜類を
熱い季節には熱い地方でとれるような果物を…など
食材の持つ「陰陽」の性質を
適切に取り入れることで
身体の中の寒暖の「バランス」
をとる意味もあると思います。

 

こちらのタロットは
「節制」と呼ばれるカードです。

大天使がバランス良く杯の水を移し替えています。

バランスが取れた状態、
つまりニュートラルな状態とは
この天使の穏やかな表情のように

脳波で言えば
恐らく大きくゆったりと
上と下と行ったり来たり
バランス良く波打っている状態
…ともいえると思います。

穏やかな脳波の元では
私達の「身体」と「こころ」のバランスが
取れていると思います。

それは身体の内部と
外界の環境との「調和」も取れて
いろいろな物事がスムーズに流れていく…
つまり「開運」の状態であるともいえると思います。

引き寄せ、具現化の
起こりやすい状態とも言えると思います。

量子力学で言う
「ゼロポイントフィールド」

禅の言う「無の境地」
ともいえるのではと思います。

「精神性」の「具現化」

ここで最後の
「第3のテーマ」
について考えてみたいと思います。

風水では
先ほどの【火の気】は

「天からの視点」
「天に繋がろうとする視点」
とも言いかえることができます。

それは陰と陽で言えば
「陽(上方に向かうエネルギー)」です。

逆に
「陰」を下降するエネルギーと捉えると
それは「グラウンディング」の
エネルギーとも言えます。

つまりこの地上にしっかりと足をつけて
一歩一歩踏みしめながら
着実に歩んでゆくような
そんなイメージです。

ここで、
今回のコンジャンクションが起こるハウスは
山羊座。

山羊座はエレメントでは
「地の星座」にあたります。

五行でも地、つまり【土の気】は
「陰」のエネルギーを表します。

「グラウンディング」とは
言い換えれば
この地上に、私たちの「想い」を
しっかりと現実のものとしてゆくこと…
そういった意味にも解釈できると思います。

「理想の具現化」とも言えると思います。

まるで野生の山羊が
一歩一歩諦めず
険しい山を高みへと登っていこうとするように…。

「想いの具現化」もまた
大切なテーマであるように思われます。

 

ここで
ぐっと端的に表現するなら
「具現化」とは地上に存在する
「目に見える身体」を通して行われます。

そして「想い」とは
私達の「心」とも言えます。

「心」とは「ハート」。
心臓付近にある第四チャクラです。

それは私たちの「魂(スピリット)」
であるとも言えます。

つまり

「陰と陽」の両方を
バランスよく受け入れることが
できるようになること…とは

私たちの「魂(スピリット)」と
地上の「形ある世界」との
「調和(バランス)」が取れるようになること
であると言い換えることもできると思います。

それによって
「ハート(魂)からの心(想い)の具現化」
がスムーズに行われるようになる…
ということに繋がると思います。

土星と冥王星

 

ここでもう一度
ホロスコープのお話に戻りたいと思います。

今回のコンジャンクションは
「土星」と「冥王星」です。

ここで
エルクさん「ホロスコープでの土星の意味とは?」さんから
引用させて頂きますと

土星の意識というのは、
過剰なものは減らし、
そして不足しているものは増やすような、
全体の平均値を目指すような働きをもっています。

と仰っています。

まさに「バランス」を取ろうとする働きを持つ、
ということなのではないでしょうか?

それはまた
「土星」が
「中庸」の働きを持つとも言えると思います。

何故なら「土星」は
太陽系の中でも
ちょうど「中間」に位置する惑星だからです。

ホロスコープの世界では一般に
月、太陽~木星、土星まで…は「個人天体」と呼ばれ
個人の運命を左右する影響が大きいとされます。

そして土星より外の
「トランスサタニアン」と言われる外惑星
=天王星、海王星、冥王星…は
社会や時代、私たちの集合無意識そうなど…
もっと大きなくくりにも
影響を及ぼすとされます。

「土星」はこのちょうど
境目にある星なのです。

 

 

ここで再度
エルクさん「ホロスコープでの土星の意味とは?」さんから
引用させて頂きます。

土星は地球上における人生の
1つの達成イメージをもたらします。

「月→水星→金星→太陽→火星→木星」という
土星より太陽寄りの6つの天体の
意識の発達の「総合到達点=ゴール」と
イメージすると良いでしょう。

この「ゴール」なる場所は(中略)
気づいたらそこにあった
成功イメージや理想像のように
無意識の領域ですでに定まっています。

この「ゴール」のありかというのは
「冥王星→海王星→天王星→土星」という
太陽系を超えた意識の下降の中で
生まれた時点ですでに
子供の中に善なるイメージとして根付いているのです

 

この方の仰っている「月⇒土星」の流れは
「陽(上昇)」であるとも捉えられるし

「冥王星⇒土星」の流れは
「陰(下降)」であるとも捉えられるとも思います。

端的に言うと
私のイメージでは
土星は「この世」
冥王星は「あの世」です。

「この世」とは「現実界」であり
「あの世」とは「霊界」「天界」とも言えると思います。

そしてエルクさんが仰っておられるように
私達が目指したいと考える「ゴール」とは
「霊界」「天界」から既に私たちの中に
(恐らく「こころ=ハート」の中に)
生まれながらに組み込まれているもの、
なのだと思います。

そして
この土星と冥王星のコンジャンクションを境に

天界と地上界の交わる接点が強くなる時代…

「生まれながらに組み込まれていたゴール」
を実現しやすくできる時代…

が始まっていく、とも言えるのではないでしょうか。

 

例えば
現在スピリチュアル系動画で人気の
「もっちー」さんは
こちらの動画

2020年は「天津神」と「国津神」が手を結ぶ年

と仰っておられます。

私見ですが
もっちーさんが
「国津神」…地上から天界をみる神様
「天津神」…天界から地上をみる神様

協力し合ってゆくようなフレーズに入る
と仰っておられる「流れ」

今回の「土星と冥王星のコンジャンクション」
から始まってゆくような気がします。

そしてその目指すところは…

エルクさんの仰る
「無意識の中で子供の中に根付いていた善」
としての
「スピリット」であるところの私たちを
この「地上」に具現化するための
「統合」であるように思うのです。

それはある意味で
私たちを捉えて離さなかった

「ある檻(おり)」

それまで生きてきた
経験や感情、思考に「囚われ」ていたところ…

この地上で古くから根付いてきた
「慣習」のようなものから解放され
より「霊界」「天界」からのメッセージを
受け取りやすくなっていく流れ…
とも言えるのではないでしょうか?

こちらも敬愛する
村松大輔さんの動画にあるように

このランプの「曇ったガラス」から抜け出て
大きな焔の世界(=ゼロポイントフィールド)と
同一になること
なのだと思います。

「霊界」「天界」からの…つまり
冥王星より先の「宇宙」からの視点に
より近づくことで(=バーズアイビュー)

「魂(スピリット)」としての存在
であるところの「私たち」が…

きちんとこの

「地上」
「地球」
「現実」界に

足を下す…そのための「第一歩」
が始まってゆくような気がしています。

 

【まとめ】そして、大きな「循環の環」の中へ…

 

それでは最後にもう一度
今年の「開運テーマ」
を振り返ってみたいと思います。

1:陰と陽の統合

2:俯瞰力

3:精神性の具現化

です。

 

1:陰と陽の統合

相手にも同じような
経験や感情、思考、バックグラウンドがあること

「わたし」と「あなた」の
バックグラウンドを双方に認め合うこと

…も、ひとつ。

「物事には良い面も悪い面も両方存在する」

ことを理解するのも、ひとつ。

つまり「陰」と「陽」と一口に言っても
様々な側面があるわけですが

つまりは「2極性」を生じているのは
仏教でいうところの「無明(むみょう)」
つまりどちらか一方しか見ていないということ。

曇ったガラスの内側からしか見えていないということ
なのだと思います。

(但し、むやみに地上の
ネガティブな側面に意識を向けすぎない
引きずられない…ということも大切になってくると思います。)

2:俯瞰力

「陰」も「陽」も受け入れることができれば

ガラスの外に出て
高い視点(バーズアイビュー)から
つまり「違った角度」から
物事を捉えることができる

ということなのではないかと思います。

 

3:精神性の具現化

最後に
四柱推命に使われる
十干支のお話をしたいと思います。

2020年
今年は「庚子」の年になります。

「子」 とは【水の気】を持つ干支です。

【水の気】とは
新たな世代を生み出すために
エネルギーを内包するフレーズです。

また

「庚(かのえ)」は
刀や剣を表す【金の気】を持ちます。

種から芽が出て
葉が茂り大きく成長して
花を咲かせ
実がなったあとに

色づいた木々が
葉を落とし
次の世代=種のために
エネルギーを蓄えるように。

余計なものを切り落とすことで
エネルギーを集中する役割があると思います。

そうして世界は一つのフレーズを終え
次の新しいフレーズへ移行してゆきます。

「種から芽が出て葉が茂り
大きく成長して花を咲かせ」るといった

上へ上へと伸びるエネルギーは

「陽」のエネルギーです。

そして
余計なものを切り落として
エネルギーを大地に向け
種へと「小さく」
縮小していくフレーズは
「陰」のエネルギーと思います。

自然界のサイクルも
このような「陰と陽」の両方で
成り立っているということですネ。

1と2の
「統合」そして「俯瞰」によって

自分の「スピリット」も
その「流れ」の一部である
事に気が付き
それに沿わせることができれば…

3の「具現化」の
スピードが速まってゆく…

これからはそんな一年
そして新しい時代…
になってゆくのではないか
と思います。

長らくお付き合い頂きまして
本当にありがとうございました。

感謝…(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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