1月22日水瓶座の新月です。今回の新月は「じぶん自身」を表す「第1ハウス」で起こります。そしてこの新月に「変容と再生」を表す「冥王星」がピッタリと寄り添っています。「あなたの中の不要な思い込み」や「もういらなくなった考えや思考」を手放すのに絶好の時と言えそうです。
「夜明け前」の新月
今回の新月は「夜明け前」に
起こります。
そして新月に寄り添う
冥王星は今年3月に
現在滞在中の「山羊座」から
今回の新月の
「水瓶座」へ移動します。
ここから
「水瓶座時代」
「風の時代」が
本格化すると言われます。
そう…まるで冥王星の
「水瓶座」イングレス(移動)こそが
ほんとうの「夜明け」である…
とでも言われているように。
さらにご覧ください。
星たちがみな
ホロスコープの「下半球」に
集中しています。
(ホロスコープを無料で作成さん)
ホロスコープで「下半球」は
言わば「夜の時間」。
まるで、ここから
次の満月までの2週間は
ご自身を「外へ打ち出す」活動以上に
ご自身の「内面を見つめる」時間を
大切にするように…
と言われているよう。
そう…「夜明け」前に
ここで
「手放すべき」ものと
「そうでないもの」を
はっきりとさせておいて…
冥王星から
そんな風に促されているような
ホロスコープです。
木星のアスペクト
そして今回
特に特徴的なのが
3ハウスの木星です。
太陽・月・火星・冥王星と調和角
水星とスクエアと
5つもの天体と
アスペクト(角度)を組んでいます
そうそう「精神性」を大事に考えてね
でもでも、「明るく」「楽観的で」「前向きな」
姿勢を忘れちゃだめだよー
そして「知性」「情報」「客観性」から
得られるものを考えてね~
とメッセージを
送ってくれています
チャートルーラーは土星
そして今回の
アセンダント(1ハウス起点)は
山羊座なのです
山羊座の支配星・土星が
「チャートルーラ」
となっています。
その土星が2ハウスに位置し
「価値観」を意味する金星が
コンジャンクション。
古いもの
伝統あるもの
これまで積み上げてきたもの…
大事だよね
それ
ほんとーに
手放しちゃっていいの
…と後ろ髪を引いて
葛藤を呼ぶような配置に。
そして土星は2ハウスに
位置していますから
そうした
「積み上げてきたもの」は
じぶんの中の「リソース」
になるでしょ
とも投げかけられています。
水瓶座新月のサビアン
そして今回の水瓶座新月のサビアンは
まさに、以上のような
ホロスコープを映し出すかのような
シンボルです
新月のサビアン・シンボルは
水瓶座2度
「予期しなかった雷雨」
というもの。
こちらは
一つ前のサビアン
水瓶座1度
「古いレンガ造りの伝道所」を
ほんとうに
「山羊座」の影響から脱するためには
「建造物」をも
「壊して白紙に戻さなければ…」
としている
シンボルと言われます。
突然の雨とカミナリ…
嫌ですよねえ…
「建造物」の背後に
けれどもここで少し考えてみたいのは
ほんとーに水瓶座が
「壊さなければ」と思っているのは
実は「建造物」そのものではなく
そこに投影された
「古い思想」や「概念」
そして「思い込み」
なのではないでしょうか
先ほどのタロット・セッションの
お客さまも
「○○を続けるかどうか」
というお悩みでしたが
リーディングしていくうちに
深いところにある
ご自身の葛藤に気付かれて
セッションを終えました。
「表面的なお悩み」には実は
丁度今回のシンボルが
打ち砕こうとしている…
ご自身が気付かれていない
「執着」や「こだわり」が
隠されていることがあります。
それがご自身の内面から
「もうそれ、いらないかも」と
静かに主張しているがために
浮かび上がって来る
ものなのかもしれません。
土星と天王星のせめぎ合い
さてこの
水瓶座2度の「雷雨」が
突然やってきて
壊そうとするもの…
それが「建造物」に込められた
「(古びても)抱え込んでいる考え」
であるとすると
「山羊座」的な地域社会に
端を発したものかもしれません。
山羊座の支配星は土星です。
そしてそんな「山羊座」を否定して
「変革」してゆこうとするのが
「水瓶座」の支配星・天王星です。
コロナが全盛期の2021年
このいわば正反対の
2つの性質を持つ天体が
何度も何度も…
「スクエア」を組んでいました。
未来へ踏み出そうとする天王星。
対して
過去の安定を守り切ろうとする土星。
土星が支配する山羊座は
土地 ローカルな価値
安定 伝統 社会
権威 ステイタス
そして何より
永い時を経ていくような
「足場」を構築するのを良しとします。
けれども
天王星が支配する水瓶座は
変化 革新 新しいもの
「今まで」にないもの
そして「個人のチカラ」を
重視するサイン。
だからこそ…
水瓶座と言うサインが始まって
最初の度数
水瓶座1度では
「地域限定」に囚われない
「未来への理想」を求め
アメリカという「新天地」へと
飛び出して行ったのです。
それが
水瓶座1度
「古いレンガ造りの伝導所」
です。
塵(ちり)と化す…
けれども
そこから永い時間が経って
ふと
水瓶座は立ち止まります。
あれれれ…
こんな風に
ボクの理想を
「建物」に託したままでは
それって結局
「土地(ローカル)」に
縛られるじゃん。
すると「古く」なるし
ずーっと「残る」じゃん★
それって
ボクがほんとうに
目指していたものと
違うんじゃね
だってボクが願うのは
「どこか」に縛られることなく
「どこでも」繋がり
理想の未来を目指すこと…
そこで水瓶座BOYのとった行動は…
えーい
メンドウだから
これも壊しちゃえ~
すると…
(ピカッ ゴロゴロ…)
(+_+) (+_+)
(ガラガラ ガラガラ…)
(>_<) (>_<)
(シーン しとしとしとしと…)
( ;∀;) ( ;∀;)
あーあ…
なーんもなくなっちゃった…
(T_T) (T_T)
となったわけ…
それがこちらのサビアン
立ち会ったひとの表情をよそに
雷雨の中にたたずむ
水瓶座BOYはご満悦…
「白紙」の中に残るもの
でもね
決して
「何も無くなった」わけではないのです。
ほら、みて下さい。
彼の足元を…。
そこには
がれきの下の土の上
小さな緑の芽が
雨を浴びながら
私はこの雨の水で
大きくなっていくわ…と。
そこに託されているのは
「理想の世界」を夢見て
故郷を旅立ち…
新天地の青い空に胸を躍らせ…
仲間と共に「自分たちの理想」
を伝えるための建物をつくり…
そこで現地の人々に「夢」を語り…
でも少しずつ離反するひともあり…
「理想」とのGAPに悩んだり…
そうした「葛藤」をまた乗り越えたり…
…そうした数々の
「思い出」や「経験」。
こうした経験から
水瓶座BOYは
いろんなことを学びました。
そしてどうすればより効率よく
「理想」に近づいてゆけそうかを
知り
考え
新しい手法を編み出しました。
そして水瓶座BOYは
またそれをイチから
試してみたく
なったのかもしれません。
そうした
「経験」「思い」「考え」の中から
より「未来に役立つもの」
「理想に近づけるもの」
…だけを残して。
だから
あとは壊し
捨て去ってもいい…。
そう考えたのかもしれません。
水瓶座BOYの眼には
彼が理想とする
輝く未来が
しっかりと見えているのです。
今目の前にある
嵐や雷雨ではなく。
エジソンの「実験」
さあ
私たちの人生においては
どうでしょう
エジソンは
より長い時間を灯り続ける
電球を創り出すため
数千個の
「失敗フィラメント」を作り
そして捨て去ったそうです。
そして最終的に
日本の京都の竹が
一番長時間灯るとわかり
それを採用し
全世界に灯りを灯したそうです。
そのエジソンの残した
と言われる言葉が
「失敗ではなく、
成功しなかった
1万通りの方法があるだけ」。
そう
雨に打たれた
がれきの下の「緑の芽」は
そんな
「未来を灯す希望の光」
です。
「希望」という光さえあれば
どんなに周囲の環境が変化しても
私たちはまた立ち上がって
「さあ…次の実験をやってみるか」
と歩み出してゆくことが
できるのではないでしょうか
そして「経験値」を
元手(リソース)とすれば
同じ失敗を繰り返さずに
確実に
「次の一手」へと
手を伸ばすことができます。
「執着」を手放し「創造」を選ぶ
そして私は思うのです。
水瓶座1度
「古いレンガ造りの伝道所」
が崩れ落ちても
こちらの記事で
お伝えしましたように
「レンガ」は
「土を干して固めた」だけのものだそう。
雨が止み
陽の光で乾かせば
また次の「実験」のために
新たな建物が造れるでしょう。
「建物」が
設計図によって生み出されるように
いま目の前のカタチあるものは
ひとつの思想の「反映」です。
大切なことは
カタチにあるものへの
「執着」を手放すこと
ではないでしょうか。
そこに傾けた労力を思えば
「あの苦労は何だったの…」と
絶望的な気持ちにもなりますよね
けれど大切なのは
そのカタチへ託していた
「ほんとうに招きたい未来」であり
そこへと繋ぐ道のり
なのではないでしょうか?
たくさんの
たくさんの
「」のような「経験」を経て…
ほんとうに「手に入れたいもの」は
なんでしょうか
そして…
ここが一番大切と思うのですが…
いいですか…
言いますよ…
言いますよ…
そうした
ほんとうに「手に入れたいもの」
そしてそれを映し出す
「理想像(次のカタチ)」は
あなたが選べる
ということです
あなた自身が
あなたの人生を
歩むひとであるということ。
どんな状況にあっても
それは「道の途中」です。
もしエジソンのように
それを
「実験の過程」と捉えるなら…。
諦めないでください。
そうすれば
「雷雨のとどろき」よりも
足元の「緑の芽」に
意識をフォーカスすることが
できるでしょう。
空っぽの家をあとに…
このシンボルを見て
思い出したのは
両親が亡くなった時
30年以上慣れ親しんだ実家を
白紙に戻した日のこと。
あとには
がらんと
真っ白な箱のような
枠組みだけが残りました。
どんなに長い時間そこにあっても
人の手がつくったものは
古びて
やがて消え去ります。
それからほどなくして
今度は主人の転勤で
5年間住んだ家を白紙にし
次の家へ…。
そうした繰り返しで
現在の家は
実家を出てから7軒目。
ひとつひとつ
住んだ家を空にして
あとにする時は
何とも言えない
寂しさに包まれながら…
「スクリーン」に映るもの
そこからまた
義母
お世話していた親戚の女性
その方のホームの部屋
義父の家と
さらに4軒を白紙に戻しました。
戦争を経験した世代の方は
やはり持ち物が多いです。
きっと
「これを手放すと、
もう手に入らないかもしれない…」
そんな「恐怖」が
身体に残っているのでしょう。
でも
家を処分するとき
あらゆる古道具屋さん
いろんな買い取り屋さん
遺品整理の処分業者さんに
託しながら
私はいつも思うのです。
どうしてこんなに
洋服を買いこまなければ
ならなかったのか
同じような用途の道具を
いくつも買わなければ
ならなかったのか
そして
彼ら、彼女らが
「お金を払っていたもの」は
ほんとうは
「服」や「道具」ではないことが
私にはよくわかりました。
そこにあったのは
「怖れ」であり
「寂しさ」であり
「孤独」であり
「失われた希望」でした。
「もの」はただ
「映し出されたスクリーン」
のようなもの。
そう水瓶座1度が
はじめに希望を託した
「伝道所」のように。
ほんとうに見るべきなのは
そのスクリーンに
映し出されている
「こころ」や「思い」
なのではないでしょうか
「記憶」という宝物
それならば
もし「伝道所」が
崩れてしまっても
「」→→「」→→「」→→「」
…という「経験」を経てゆく中の
ときどきの「思い」
(ネガティブもポジティブも)
そして
そこから生みだされた
「未来への展望」が
失われることはないのです。
あなたの中に
積み重ねられてきた
「経験」や「思い」
私の中で消えることのない
両親や他の人々
転勤のたびにあとにしてきた
その土地の友人たちとの時間…
けれども大切なのは
「失われた痛み」に
フォーカスするのではなく
(思いや経験から)
「得られたもの」へと
意識を向けること。
そうすればきっと
それらは
「かけがえのない宝物」として
雨の中の「緑の芽」に
受け継がれてゆくから…
するとあの激しかった雨さえも
「芽」にとっては
一番大切なことに気付かせてくれた
「恵みの雨」と変わるのです…。
【風の時代】へ託す種
2020年12月
木星と土星の
グレート・コンジャンクションが
水瓶座1度で起こる前
起こったあと…
あなたにも
いろんなことが
あったでしょう。
私と同じように
あなたもきっと
たくさんのものを
失って来られたでしょう。
でも
よく見てみて
くださいね。
あなたの両手の中に
確かに残っているものを。
失われゆくカタチに
意識を向けるのでなく。
そして立ち上がって
「次の実験」へと
共に歩みを進めて
まいりましょう…
【風の時代】へ
その手の中の
小さな種を
大きく
花開かせるために。
〇 。● ○. 。 〇 。● ○. 。 〇 。● ○.
本日も最後までお読みいただき
本当にありがとうございました
星空情報を生活に取り入れ
「星のリズム」に
波長を合わせることが
幸運の波に乗る秘訣
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いよいよ明日は
天王星が順行へ…
そして「10天体順行期間」へ…
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かねてよりご案内してまいりました
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あなたのお気持ちに寄り添って
「ほんとのねがい」を
引出してゆきます…
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