魚座新月ホロスコープ＊リミット越えてくパワーをくれる新しい仲間に出逢うには

2月28日魚座新月…次の満月は日本でも観測される「皆既月食」。1年に2度の＜大きな変容期＞へ向けての大切なシーズンです。ここから2週間のエネルギーをホロスコープとサビアンシンボルから読み解いてゆきます。 

 

魚座新月のチャート概要

 

 

今回のチャートで目を引くのは

11ハウスに集まる天体たち…

 

なんと太陽・月・水星・土星・海王星の

実に5天体

（ホロスコープを無料で作成さん）

 

11ハウスは水瓶座のナチュラルハウス

「グループ」や「コミュニティ」

「革新」「自由」「博愛」

「未来への展望」などがキーワード

 

「未来を築く」理想や夢を

「仲間」と共に分かち合うイメージです

 

けれども

太陽と月のサビアンシンボルは

魚座10度「雲の上の飛行家」

 

 

「理想」を追い求め

自分の「空想」の世界に…

 

 

いわば「雲の上の自分の世界」

に閉じこもって

帰ってこない人…

 

あれあれ…「仲間」は

どうなっちゃうんでしょー

 

けれどもチャートを読み解いていくと

納得の部分もあちこちに…

 

土星11ハウス＆金星12ハウス

 

 

まず注目したいのは

「試練と課題」の

土星も11ハウス

 

11ハウス太陽・月・水星・海王星が

仲間と理想を分かち合おうよ…と

意気投合したところへ

土星は

「私はちょっと

広い交友関係が苦手ですので…」と

信頼できる少数の関わりを

優先したいご様子

 

また牡牛座がアセンダントから

金星がチャートルーラー

そして金星は12ハウス（5度前ルール）

 

12ハウスは魚座のナチュラルハウス

「隠れた部屋」

「一人の時間」が

「金星」「心からの喜び」

 

魚座10度の「自分の世界観」への

こだわりに共通しますよね

 

 

太陽と月に木星がスクエア

 

 

もう一つ注目したいのは

木星のスクエアです

 

太陽―木星スクエアは

別名「道草」アスペクト

 

「私のほんとうの目的はこっち…」

な、なのに…

「あーこれも興味あるなあ」

「これも心惹かれる…」と

 

「楽観」が仇（あだ）となり

イロイロ影響を受けるうちに

あれあれ…

本来行きたい方向は

どっちだった

なーんてことに…

 

さらに月ー木星スクエアは

「困っている人を放っておけない」

「受け入れ過ぎて無用心」

 

太陽と月は11ハウスから

 

仲間の情にほだされて

”相手のために”を続けた結果

自分が進むべき方向を

見失ってしまう…ことにも

 

私たちの日常にも

こうした

「仲間の頼みだから断れない」

「場の空気に呑まれ

本来の自分を見失う」

という危険は常に潜んでいて

 

その「流れ」に流されてしまうと

本来「行くべきだった場所」から

遠く離れてしまう…

といったことは

起こりがちではないでしょうか

 

 

サビアン魚座10度

 

 

ここでもう一度

考えてみたいのが

魚座10度のサビアンです

 

魚座10度の属す

魚座第2グループの一つ前が

魚座5度「教会のバザー」

 

言わば現代の「フリマ」ですが

ただの「フリマ」でなく

「教会」であることころがミソ…

物質そのもの

（家で余っていた品物）ではなく

それがまとっている（教会という）

「象徴的なイメージ」や

付随している「精神的な価値」の方を

重視するのです

 

そうした「目に見えない価値」に

味をしめ「第2グループ」では

「目に見える物質が主で

イメージがそれに従う」世界観から

「目に見えないイメージが主で

物質世界はそれに従う」世界観へ

逆転を起こすのです

（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）

 

つまり今回の魚座10度は

「ただの空想」とは言えず

そこから「現実を生み出す」可能性を

秘めている…ということです

 

この世界観は

私が行っている

「量子力学コーチング」の

量子力学の世界観にも通じます

 

「波として振舞う素粒子は

観測によって、粒として固定される」

（コペンハーゲン解釈）

 

つまり私たちが

「世界をどう見るか」

＝「目に見えないイメージ」

によって

 

「粒化」＝「現実化」も変化する

可能性があるということ

 

イメージとはまるで

「魚座の海の中」の泡のような

フワフワしたもののようだけれど…

 

そこに「自分の世界」を

しっかりと構築するなら

現実も創造できる

（また巡って来る牡羊座の世界）

ことが言われているのだと思います

 

 

ですからこの魚座10度は

「どこに流されしまうかわからなくなる」

前に…

 

 

そうした

「自分の中のイメージの世界」

つまり「雲の上」に一度立ち返り

 

「本来自分が大事にしたい世界」

をしっかりと構築し

守ることの大切さを

伝えてくれているのでは

ないでしょうか

 

またこのシンボルは

これまでの日常や

生活範囲という

「自分の限界」を

突破するチカラ

（松村潔先生「神秘のサビアン占星術」）

も表しているとされます

 

ですからこの新月は

あなたの頭の中の「限界」

を書き換え

超えてゆく好機…とも言えそうです

 

 

ドラゴンヘッドとドラゴンテイル

 

 

けれどもそのためには

「雲の上の自分の世界」

に行ったまま

閉じこもって帰ってこない…

のでは困りますよネ

 

「夢を見ているだけ」

「現実逃避」

で終わらせないために

 

ここで11ハウスを使ってみたい…

 

特に先日魚座に入った

ドラゴンヘッドも11ハウス…

 

イコール

ドラゴンテイルは5ハウスで

「満たされないと

自分の世界に逃げ込みがち」

 

けれど

「目指すべき方向性」はドラゴンヘッド

ですので

 

自分の世界を大切にしつつも

そこに逃げ込まず

理想や夢を仲間と分かち合い

互いの価値観を融合して

共に未来を創ること

…が求められていると思います

 

ただここで

気を付けて頂きたいのは

裏サイン（180度反対の星座）の

性質を含んで初めて成長できる

という原則です

 

11ハウスー5ハウスの

ナチュラルサインで言えば

水瓶座－獅子座ですから

 

「自分自身の軸」を大切に

することで

「仲間との交流」もまた

実りあるものになるということ

 

 

 

ＭＣルーラーは天王星

 

 

それを象徴するかのように

「変革」や「独自の個性」を意味する

MCルーラーが天王星

（水瓶座の支配星）

また「個性を発揮する」

1ハウスに…（5度前ルール）

 

キャリアや社会的な役割の中で

独自の個性を発揮することが

求められています

「天王星」が促す

「従来の枠」に囚われない

「新しいスタイル」を取り入れることで

成功のチャンスが広がりそう

 

そしてその「新しいスタイル」とは

やはりあなたの

「雲の上の世界」

＝「自分自身のイメージ」

から想起されるものではないでしょうか

 

結論

 

今回の魚座新月は

「一人の時間を大切に」

けれど

現実と折り合いをつけつつ

「仲間と共に創る楽しさ」との間に

バランスを取って

「新しい未来像」を創り上げてゆく

ことが

求められていると言えそうデス

 

 

まとめ～魚座新月で意識したいこと～

 

 

以上より魚座新月から

次の「月食」満月までの2週間で

意識してみて頂きたいことは…

 

おすすめ行動  

１. 「一人の時間」を楽しみ「自分の世界」を構築

 

チャートルーラー金星12ハウス

 

「一人の時間を大切にして

自分なりの楽しみを持つ」ことで

「自分の内なる創造性」や「直感力」

「スピリチュアルな力」を高める

 

 

おすすめ行動

✅ 創造的な趣味や日記を書く

　　瞑想する

　  アートや映画に浸るなど

　「自分の世界」を大切にする

自分の直感と向き合ったり

涙を流すほど

感動できる映画などに浸ることで

良いインスピレーションが得られそう

ここの処こればっか

ですがやっぱり「今」これが

ほんとに大事…

 

こちらもしつこいですが

3月30日から10月21日までは

海王星がいったん魚座を離れ

牡羊座に…

（来年1月27日には

完全に魚座を離れます）

 

支配星★海王星が

魚座に滞在するのは164年に1度

 

この時期

スピリチュアルなエネルギーを

高めておくことは

この先もきっと

あなたのチカラになりますから…

 

２. 「仲間との時間」のバランス  

11ハウスに5天体とドラゴンヘッド

 

「自分の世界」を大切に

そこで生まれた「理想イメージ」を

現実に活かすため交流も

 

おすすめ行動

 

✅ 仲間との対話がカギ

　「内面に描いた」ビジョンから

　「自分の意見」を述べてみる

 

✅ 自分と違う価値観を持つ人から

　　アイデアや客観的視点など

　　「新たな学び」を得る

　　（水星―天王星セクスタイル）

 

 

３. 但し「同調圧力」に呑まれない

　

 

重要なのは価値観を融合し

違いを尊重しながら共に創ること

「みんな違ってみんないい！」の精神で

多様な価値観を認め合って

ゆきたいですね

 

おすすめ行動

✅ 「自分の世界観」を大事にすることで

　　「相手の意見」

　　「他者の世界観」も心から尊重する

 

ご参考：「みんな違ってみんないい」

金子みすゞさんについて

 

 

４. 「無意味な拡散」に陥らず

　　「人間的な幅を広げる」

太陽・ 月-木星スクエア 土星11ハウス、水星と合（0度）

「楽観視」

「気が散って方向性が定まらない」傾向が

11ハウスの「仲間との関係」と相まって

「感情に流されやすい」危険も…

長期的な関係性を築ける

信頼できる人を選んで

絆を深め「人間的な幅を広げる」意識を

 

おすすめ行動

✅ 心のフィルターを外し

　　考えの幅を広げながら

　　信頼関係を築いていく

 

５. 理想の実現に向けた「具体的なプラン」

 

サビアンシンボル「魚座10度」

火星-土星セクスタイル(60度)調和角

 

 

「理想のイメージ」を大切に…

但しそれを「ただの夢」で

終わらせないために

現実行動に落とし込む

具体的なステップを考え、進めてゆく

　　

おすすめ行動

✅ 夢や目標の実現化に向けた

　　ステップのリスト化

例：「3ヶ月後に〇〇を達成するために、今週〇〇をやる」

 

 

ご参考：射手座3度～目標設定のおすすめ３STEP

　Instagram 2月21日射手座下弦の月　

 

この新月を機に

「個性を発揮しながら

他者と共創する世界」

を目指してゆけると良いですね

 

 

終わりに…土星―海王星合について

 

 

最後に少々フライングになりますが…

今年の5月下旬から8月一杯まで

土星と海王星がコンジャンクション（0度）

と呼べる範囲まで近づきます

（正確に重なるのは来年2月）

 

「現実化」の土星と

「夢と理想」の海王星が重なる時は

「夢と理想を現実にする」好機

しかしその「夢と理想」が

地に足のついたものでなければ

ただの「幻想」となって呑み込まれ

あとには何も残らない…ことにも

何だか今回の新月テーマにソックリ

 

土星と海王星の重なりは

約36年に1度の出来事ですが

実際に社会情勢に

大きな変化が現れてきました

• 1917年　ロシア革命
• 1952～53年　サンフランシスコ平和条約　

  　　　　　　　日本ではテレビ放送が開始

• 1989年　ベルリンの壁が崩壊

　　　日本では先の尾上氏が負債を膨らませた

　　　「バブル経済」の絶頂期…

　　　（この翌年から翳りが見え始めます）

 

けれど変化の時に大切なのは

一喜一憂に感情を流されず

 

あなたの希望

あなたの「雲の上の世界」を

正しく設定し

歩み続けること…

 

 

そうすればそれ（♆）が必ず

現実にも反映（♄）される

チャンスの時がやって来る

…とも

言えるのではないでしょうか

 

そしてもしそこに

共に歩みを進められる仲間がいたなら…

きっと心強いことでしょう

 

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本日も最後までお読みいただき

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