射手座6度 「クリケットゲーム」*「フェアプレイ」の精神で互いを尊重し合う
11月28日前後の太陽のサビアン。イギリス・オーストラリア・インドなど英連邦諸国で盛んなスポーツである「クリケットゲーム」は「フェアプレイ」の代名詞ともなっており、「正々堂々と闘う」中で自らを成長させるという射手座のテーマが引き継がれています。シンボルの伝えるメッセージを考えてゆきます。
「クリケット・ゲーム」とは
「クリケット・ゲーム」とは
屋外で行われる球技で
日本ではあまり馴染みがないように
感じられますが
実は世界的に有名で
人気のスポーツです
クリケットは、英国、オーストラリア、
インド、南アフリカ、西インド諸島などの
英連邦諸国を中心に大人気で、
世界の競技人口は
サッカーに次いで第2位といわれる。
特にインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュなどの
南アジア諸国では、圧倒的な人気を誇り、
トップ選手の年収は30億円を超える。
クリケットの世界最高峰の大会は、
4年に1度開催されるワールドカップで、
数億円の年収を稼ぐスーパースターたちが、
10万人規模のスタジアムで、
壮大で華やかな舞台を繰り広げます。
テレビの視聴者数は、15.6億人に上り、
単独のスポーツイベントとしてはサッカーに次ぐ規模である。
日本でも
ジュニア世代を中心に
競技人口が増加しているそうです
試合は
「スタンプ」と呼ばれる棒を
3本立てた上に
「ベイル」と呼ばれる
横の木2本が置かれているもの
→→これを「ウィケット」と呼びます
この「ウィケット」と
芝生のグラウンドの中央に配された
「ピッチ」と呼ばれる
投球や打撃が行われる長方形の場所の
両側に配します
この芝生のグラウンドは
「バウンダリー」と呼ばれる
楕円形で囲われています
試合はこの「バウンダリー」の中で
行われます
(画像は同上「日本クリケット協会」さんよりお借りしました)
この
チームそれぞれの
「ウィケット」の攻防をめぐって
ゲームは進められます
試合は1チーム11人の2チームで行い、
それぞれが交互に守備と攻撃(打撃)を
1回ずつ行う。
守備は投手 (ボーラー) と捕手 (ウィケット・キーパー)
以外のポジションは自由に配置し、
いつでも変更できる。
攻撃側は2人の打者 (バッター) がグラウンドに入る。
(同協会さん)
(画像は同上「日本クリケット協会」さんよりお借りしました)
攻める側は
ウィケットを倒そうとし
守る側は
倒されないように打ち返します。
「フェア・プレー」の精神
以上のようなクリケットゲームは
「紳士淑女のスポーツ」ともされ
「フェア・プレー」を重んじることから
「クリケットゲーム」という言葉自体に
「フェアプレー」という意味が
重ねれれているほどです
「フェアプレー」とは
正々堂々のゲームを通し
相手への理解を深めてゆく
という
射手座というサインの
精神性を表す言葉でもあります
上記のチームそれぞれの
「ウィケット」に
象徴されるような
じぶん自身の
「軸(精神的支柱)」を
見つめること
同時に
相手の「軸(精神的支柱)」も
尊重することで
お互いの理解を深める…
そしてお互いに成長し
高め合う…
そんな意味を持つシンボルです
心の中の「精神的支柱」
ここから
「ウィケット」は
人が自分の心のうちに
「拠りどころ」としている
「精神的な価値観」を
象徴しているとも言えます。
誰しも
何かしら自分の生き方にとって
「軸」となるものを
お持ちではないでしょうか
それは生まれた時の環境や
これまでの人生経験で
培われた
個々人それぞれにとっての
大切な「心の柱」であるとも
言えるのではないでしょうか?
もしそれを
「それはおかしい」
「それは間違っている」と
頭ごなしに否定されたとしたら
とても悲しいし
嫌な気分になりますよね💦
ですので
そうした「精神的支柱」を
自分のものも
相手のものも
等しく尊重する
それこそが
「フェアプレー」の精神で在り
射手座の精神性
ということに
なるのではないでしょうか
精神的成長のために
ですので
このシンボルを
ネイタル・チャートにお持ちの方は
とても爽やかで
清々しい人物とされます
「ゲーム」の試合のような
人と人との関わり
ぶつかり合いの中からも
相手の「軸」である精神性を学び取り
良い面を吸収して
みずからの「成長の糧」としてゆきます
正々堂々と闘うということ…
そうした「フェアプレー」に
象徴されるのは
人間同士の
関わり合いの中にでも
なんら「隠しごと」を持たず
オープンにさらけ出して
そのさらけ出しされたものを
なにひとつ「ジャッジ」
つまり「善悪」や「正誤」の
レッテルを貼ることなく
認め合い
尊重し合う…ということと
思います
そして
そういう体験を積み重ねることで
「精神的な軸」を
より強固な、確かなものとしていく
それがこのシンボルの
テーマであると思います
「ゲーム」は有勢な時ばかり
ではありませんから
時に窮地に立たされるような
ことがあっても
正義感を忘れず
チームのために努力できる方
ではないでしょうか
職場などでも
チームメイトが困っている時は
自分のことのように
助け舟を出すことを
厭わないひとでしょう
人と関わる場面が
多くなる傾向があるため
時に議論や対立が
生まれることも
あるかもしれませんが
そこから本心をぶつけ合い
お互いの理解を深めていくことが
求められていると言えそうです
ですので
このシンボルを持つ方は
実際に
スポーツ観戦や
試合、ゲームに関することが
お好きかも知れません
このシンボルが強調されるシーズンも
普段スポーツをご覧にならない方も
スポーツ観戦に出向かれ
熱い攻防戦に胸を躍らせながら
爽やかな「フェアプレー」の精神を
感じ取ってみられるのも
良いかもしれません