牡羊座30度「アヒルの池とそれが育む子どもたち」*本来あるべき処へ落ち着く
4月19日前後の太陽のサビアン。牡羊座の最終度数となります。牡羊座のここまでの歩みとは…?そして牡羊座が見つけた「答え」とは…?それを示してくれているのが、こちらのシンボルです。
牡羊座のテーマは
「牡羊座」について
復習してみますと…
ホロスコープの12星座(サイン)は
「人間の魂の成長物語」
と言われます
そして「牡羊座」は
その「第一章」ということになります
松村先生はこのように仰っています
過去の経験の記憶もなく
社会に新しい活力を
チャージする牡羊座は
新しいチャレンジに満ちています
”自分の本当の生き方を求めて旅をする”
それが牡羊座の目的なのです
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
つまり牡羊座とは
右も左もわからない「ところ」に
やってきて
「私って、なに?」と模索している
「自分探し」の旅の初め…
けれども
「この世界に一つとして
同じものがない」
「私という存在」を
確かに「この世界」に
「居場所」を創っていく…
それが
「牡羊座」のテーマなのです
牡羊座30度とは
そんな牡羊座1度から
始まった物語は
牡羊座30度でいったんの
「終わり」を迎えます
次からは「牡牛座」の物語が
始まっていくからです
だからサビアン・シンボルで
26度から30度の
「第6グループ」は
次のサイン(星座)への
移行のための
「そぎ落とし」が始まります
牡羊座第6グループでは
「じぶんは何者であるか」
という
牡羊座の探索の物語を「完成」し
精神的な「自覚」を高める
という意味合いが
強くなります
そして次に来る牡牛座は
【土のエレメント】
のサインであり
実際に地上(地球上)で
「身体」を持つ
「個性」としての在り方
を模索していく段階となります
そんな
「牡羊座の精神性」を
「牡牛座の身体性」の中に
注ぎ込んでいくのが
今回のサビアン
「牡羊座30度」です
牡羊座新月のサビアン
今回のサビアンの
一つ手前は
牡羊座29度
「天球の合唱隊が歌っている」
です
いわば広大な宇宙的なチカラ
そんな雰囲気を感じさせるシンボル
その広大な海のような
中を泳ぐうちに
「じぶんの能力や限界」を見定めて
「本当に自分が生きるべき場所」
へと帰って来る…
それが「池」という言葉に
表されていると思います
「限界」というと
ちょっと淋しい気もしますが
「じぶんの本来の居場所」が
どこかわからずに
永遠に宇宙の果てを彷徨う…
というのも
それはそれで空しそうですよね…(;’∀’)
じぶんが本当に
「自分の持っているチカラ」を
発揮できる場所はどこなのか
牡羊座0度に生まれた魂は
「牡羊座」領域を
旅するうちに
「じぶんが住まうべき居場所」
に辿り着いた…
と言えるのではないでしょうか
多くを望まず
自分の馴染んだものの中に
自分の目的や
真の意義が
あることを自覚します
自分がやりたいこと
長期的に取り組みたいテーマが
ごく自然に
見えてくる時です
足場のないところで
じぶん探しをしてきた牡羊座は
この度数で自分を見つけ
見つけた自分の目的を
次の牡牛座で
黙々とこなしてゆくのです
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
幸せを掴める場所は
私たちも
生きてくる中で
右も左もわからない中から
「じぶんとは何か」
「じぶんが居るべき場所はどこなのか」
そんな風にぼろ気に感じながら
彷徨って来たのではないでしょうか
そうして歩んできた道のり…
その中で
「こころのうち」に育まれた物語…
その物語の
「ひとつの帰結」
となるのが
今回の牡羊座新月のサビアンが
意味しているものと思えるのです
「じぶん自身が幸せを
見つけられる場所はここ」
そんな答えを見いだすことが
こちらのサビアンから
促されていることではないでしょうか
「そう言えば…」と思えることは?
たとえば
コーチングセッションをしていると
最終的にお客さまが
「これをやりたかったかも…」
というものが
浮かび上がってくることが多いです
そこで良くお聞きするのが
「そう言えば…」
というお言葉です
「そう言えば…
前にもそう言われたことありました
すっかり忘れてました」
「そう言えば…
(前にそれをやっていたとき)
とってもスムーズに進んでいました」
「そう言えば…
わたしは自分ではこんなこと
できて当たり前…と思っていたのに
そのとき、やたら周りの人が
褒めてくださっていました」
などなど…
あまりにも
近すぎて見えなかった
「あなたの魅力」は
実は他の人からは
よーく見えているかも
しれないのです
「え、こんな当たり前のこと…
みんなできますよね、この程度」
そんな風に感じているものこそが
他の誰にでもなく
「あなたにしかできないこと」
…かもしれません
そんな
「じぶんの本来あるべき居場所」
を見つけることができれば
アヒルがそこで
「子供たちを育んだ」ように
あなた本来の魅力や能力を
花を咲かせることが
できるかもしれないのです
わたし自身も最近
以前から「もう手放そう」と
悩んでいたあることが
あるきっかけで
「私がやりたかった”テーマ”を
そこで表現していくことも
できるのかも…」
という「気付き」があり
もう一度頑張ってみよう
と思えたことがありました
こちらのシンボルを
ネイタルチャートにお持ちの方
また強調されるシーズンには
あなたもどうぞ
牡羊座の
「自分の魅力を探す旅」から
牡牛座の
「持って生まれたリソースに気付く」
時間を
意識して過ごされてみて下さいね
「豊かさ」の牡牛座のシーズンへ
このシンボルを太陽が通過し翌日には
太陽は牡牛座へ…
このシンボルで
自然体で「自分らしさ」を発揮できる
そんな居場所を見い出せたなら
次の「自己価値」や「豊かさ」を意味する
太陽牡牛座のシーズンに
素敵な「イノベーション」を
起こしていかれてくださいね