水瓶座22度「子供達が遊ぶために床に敷かれた布」インナーチャイルドに向き合う
2月11日前後の太陽のサビアン。心の中の幼いじぶんに目を向けてそれを癒しまた再教育することでじぶんの心身を創りなおそうとする…というシンボルです。
このシンボルをネイタルチャートにお持ちの方
また強調されるシーズンには
あなたの潜在意識の中の
「子供の部分」に
しっかりと向き合ってみることが
促されているようです
あなたの中の「幼児の心」に
癒されない傷があるなら
まずはそれを取りのぞき
癒してあげることが先決…
と言われているよう
けれども決して
「無理」をかけ過ぎることのないよう
「現実」という「床」の間に
「柔らかな緩衝材」となる
敷物を敷いてあげることも忘れずに…
自分の心の中に住んでいる幼児の魂は、
理性的な行動を取ることに反発しています。
現実を意味する「床」と自分との間に
擦り傷を作らないような緩和剤としての「布」を敷く
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
幼少期のトラウマと向き合う
意味もあるシンボルです
自分の中の「子ども」の部分に
目をそらさずに向き合うことから
「閉塞感の中に輝く光」を
取り出すことができるかもしれません
そのためには
子供のような「好奇心」を大切に
興味あることを学んでみたり
同じ興味を持つひとと交流してみることで
「自分の中のこども」と
向き合い直すきっかけが得られそうです
さてこのサビアンの一つ前の
水瓶座21度
「絶望し幻滅した女」
では
じぶんを超えた大きな目的のために
奉仕していこうと
決心した女性が描かれていました
けれど前に進もうとする彼女を
阻むものが…
それは彼女自身のこころの中の声
「やめて!もうこれ以上進んではダメ
危ないわ
きっと大変なことが待っている…」
前に進むためには
彼女はそんな「心の声」と闘い
不安や心配、
絶望に立ち向かいながら
進んで行かなければなりませんでした
そして思うのです
「なぜ?私は皆の幸福のために
前に進もうとしているのに…
こんな”声”さえなければ
もっとスムーズに前に進めるのに」
そして気付くのです
この”声”の主が誰であるかを…
それは彼女の
「インナーチャイルド」の声でした
正確には
それは幼児期に植え付けられた
誰か…(恐らく親や先生)からの
「安全のための怖れ」
というブロック
そこで彼女は
決心しなければなりませんでした
「子供の頃のじぶん」を
「再教育」することを…
水瓶座21度で
「大きな目的」に貢献しようとして
自分に相当な負担をかけて
自分を律しようとしても
自分の中の「インナーチャイルド」が
それに応えようとしてくれなければ
目的は達成できない…と気づいたのです
それはインナーチャイルドの前に
立ちはだかっている
大きな大きな「怖れ」という
心の壁を
ぶち壊して…
優しくやわらかな
「布」に変えるコト
「床」というあなたの「基盤」
あなたを支える「世界」と
あなたとのあいだの「壁」は
あなたを
「包み」
「癒し」
「温める」
優しく柔らかな「布」に
変わったのです
それは
「世界とのあなた」との
関係の再構築
それはあなたを
「阻む」ものではなく
もっと「ソフトな関係」に
再構築されたのです
そして気付くのです
「私が”壁がある”と信じていたから
そこに”壁”という
現実が造られていた」
のだと
そんな風に
「幼児」という
「こころの基盤」を見直すことで
21度の女性も
「絶望し幻滅する」ことなく
安心して
前に進むことができるでしょう
まずはじっと
目を凝らして
あなたの中の
「インナーチャイルド」
をしっかりと
見つめてみてください
あなたの行く手を阻む
何かしらの「原因」が
心の奥深い処に
眠っているのでは
ないだろうかと…
それは子どもの頃の
誰かの心無い
言葉かもしれません
もしかしたら
過去生での体験
ということも
あるかもしれません
それが
「パターン」や
「トラウマ」となって
一生懸命
あなたを護ろうと
してくれているのかもと…
「きっとまた
同じようなことが起こって
また私を深く
傷つけるに違いないから」…と
だからまずは
しっかりと
そんなあなたを気遣う
「あなたの傷跡」
にしっかりと目を向けてあげて
いただきたいのです
そして
「小さなこどもを抱きしめるように」
その「傷」に
その「体験」に
大変だったね
辛かったね
悲しかったね
悔しかったね
苦しかったね
…そんな風に
「共感」し
そして
それを思い出したいま
それを「手放す」準備が整ったことを
伝えてあげましょう
その「体験」を請け負ってくれたことに
感謝し
「ありがとう、もう大丈夫」と
声をかけてあげましょう
この世界はすべて
「鏡」です
あなたの「過去」が
その体験をすることで
あなたという「全体の魂」は
「裏切り」からは「信頼」の大切さを
「悲しみ」からは「喜び」の大切さを
「放置」からは「ケア」の大切さを
学びました
「あなたの中の小さな子ども」は
あなたにそれを教えてくれたのです
だからいま
その体験を
心の傷を
「ありがとう、さようなら」と
粒子に戻していく
キラキラと
小さな
小さな
粒子となって
空に昇ってゆきます
そして
あなたの前に
立ちはだかっていた「高い壁」は
いつしか
柔らかな
温かな「布」となって
あなたのこころを
優しく包んでくれるのです