水瓶座26度「水圧計」*潜在意識からの微かな囁きを逃さない
「ノーマル(通常)」を意識する大切さ
水瓶座26度の
サビアン・シンボルは「水圧計」です。
「水圧計」は車が走行する際の
安全チェックに利用されます。
例えば
キャリブレーション
という言葉があります。
測定器の「機器ごとのずれ」を
統一状態に修正するための
「調整」を表します。
そこから
「通常」の状態から離れているものを調整する
意味にも使われます。
あたかも
オーケストラの音合わせ
のようです。
オーケストラでは
オーボエ奏者が
「ラ」の音を出して
他の楽器奏者が
その音に合わせ
演奏に臨みます。
物事には
「これが基準」というものが
必要ですよね。
その「基準」に
「比べて」
「ずれ」が起こっていれば
それは
「通常の状態ではない」
ということになる…のですよね。
このサビアンは
そのような
「基準となる状態」
「通常となる状態」
を想定して
そこから「ずれ」が
無いかどうかに
注意深くなることを
示唆していると思います。
感覚を研ぎ澄まして
「通常ではない」
事象が起こっていないか
いち早く気が付いて
対処してゆくこと。
それはいわば私たちの
「感知能力」が
試されているような…。
潜在意識からのメッセージに敏感に
実は水瓶座にはもう一つ
水瓶座13度
「気圧計」
という
シンボルが出てきています。
こちらが
「空気を読む」
「雰囲気を読む」
「時代の流れ」を読む…
と言った
いかにも
水瓶座らしいシンボルとしたら
今回の水瓶座26度は
「水」という言葉から
どちらかというと
【水サイン】をイメージさせる
シンボルとなっています。
何故なら26度ともなると
あと4度の後には
「魚座」が始まります。
魚座は【水サイン】の
最終局面。
【風のサイン】から
【水のサイン】への
移行の期間に入ってくるのが
水瓶座26度からの
第6グループ…
というわけです。
サビアン・シンボルで
「水」といえば
「潜在意識」を表します。
魚座とはまさに
目に見えない
「潜在意識」「無意識」といった
領域を司るサイン。
つまり先ほどの
何となくいつもと違う…
という「感知能力」は
「潜在意識」「無意識」からの
「注意信号」を受け取っている…
とも言えると思います。
「バランス」が教えてくれるもの
さらに
このシンボルは
「バランス」の大切さも
象徴していると思います。
物事が「通常」の状態であるとは
「どこにも偏りのない状態」
であるとも言えるからです。
タロットカードで言えば
「節制」のカード。
大天使ミカエルが
「顕在意識」を表す大地に片足を
「潜在意識」を表す水辺に
もう片方の足をつけ
「潜在意識」のカップから
「顕在意識」」のカップへと
こぼさないよう上手に水を
移し替えています。
水瓶座の司る「理性」のチカラを働かせ
心を律することで
それは可能となっています。
四大元素のバランス
一つ前のサビアンは
水瓶座25度
「右に羽がより完全に形成されている蝶」
というもの。
水瓶座25度「右の羽根がより完全に形成されている蝶」*魂の完成形を目指す
こちらの度数は
四大元素に表される
風の思考
土の身体の感覚
水の感情…が
「調和的」に
バランスをとれるようになる
シンボルと言われます。
そしてこの「水圧計」のシンボルでは
射手座の要素が入って
射手座の属する
【火のエレメント】の
「直感力」が働くようになり…
「直感力」によって
小さな「いつもと違う差異」に敏感に
気が付くようになる…
とも言えそうです。
自分の「感覚」を信じる
自分の感覚が
「あれ、何となく…」を
発していないか。
何か大切なひと言を
入れ忘れていないか。
うっかり日付を
間違えていないか…。
そんな時
私たちの潜在意識からの見えない信号が
「待って待って」
と教えてくれていることに
注意を払う必要があると思います。
例えば
どこかへ出かけようとするとき
何となく気乗りがしない
とか
心がざわつく
とか…
そういう「見えない信号」が
以外と「回避できる危機」を
教えてくれたりするものですよね。
「平常」の基準値を設ける
この時必要となってくるのが
「通常の状態」となる「基準値」
なのだと思います。
例えば
イチロー選手は
バーーターボックスに入る時
必ず行う「ポーズ」を決めていました。
そうすることで
自身の「平均値」のような
「通常の状態」から
ちょっとでも「差異」がないか
気付くことができたと聞きます。
それによって
どこをカバーしながら
プレイすれば良いかに気付き
意識できていたのではないでしょうか。
ですので
私たちもできるだけ
「通常の状態」
を意識して生活できると
良いのではないかと思います。
そのためには
やはり
自分自身の「コンディション」を
整えておくことではないでしょうか?
身体の調子が悪かったり
メンタルが揺れていたりすると
そちらに気が取られて
「基準値」が
意識できなくなってしまうと思います。
ですから
できるだけ
自分自身の
ベストなコンディションで動けるよう
まず身体のためには
食事に気を配る
睡眠を大切にする
心穏やかに過ごす…
なども大切な要素と思います。
普段過ごしている「環境」も大切
快適に過ごせるよう
家を整えておく
なども大切かもしれません。
不要なモノに溢れていると
無駄なものに
「意識」が取られてしまいがち。
心がトキメクもの以外は処分する…
を提唱されていた
こんまりこと
近藤麻理恵さんは
説明書きのシールなども
必ず外して利用するよう
薦められていました。
不要な文字情報に
気を取られることで
余計なエネルギーを
消耗させるからだそうです。
すると「エネルギー」の無駄遣い…
ということにも
なりますからね。
お家の中は
できるだけシンプルに整えておきたいですね★
*ご参考記事*
【スピリチュアル風水】風水が潜在意識を書き替え現実を変える理由
いつでもスタートダッシュできできるような
例えば
朝起きた時
ベストのコンディションで
良いスタートを切るためには
台所に前の晩の
お茶碗の洗い物を
溜めておかない
取り込んだ洗濯物は
早めに片づける…
そんな心掛けも
大切になってきますよね。
整理収納アドバイザー講座では
物を片付ける=「定位置に戻す」
ことがとても大切にされていました。
つまり
洗濯ものをタンスにしまうのは
「決まった場所」にスタンバイしておくことで
次に着る時に
迷わずすぐに取り出せるから
ですよね。
「基準値」が
しっかり定まっているからこそ
「必要な時に必要なアクション」
が取れるというわけです。
同じ様に
家の中がスッキリした状態
が「基準値」になっていれば
エネルギーの流れがスムーズで
仮に自分に何か問題が起こった時も
何が問題の原因か
素早く特定できることに
繋がると思います。
わたしのメンターは
「引き寄せの法則」もまた
「気付きの法則」であると言っていました。
「引き寄せ」のシンクロニシティは
私たちの周囲でたびたび起こっているけれど
「それをキャッチする感覚」
を磨いておくことが
とても大切なのですね。
コミュニ―ケーションに応用してみると…
先ほどの四大元素で言えば
「基準値」を定めた上で
それぞれの得意技を
発揮してゆくと
良いと思います。
火→→直感を大切にする
風→→データを分析する
水→→感情を冷静に見つめてみる
土→→身体の感覚・五感を働かせる
これを対人関係に応用するとしますと…
例えるなら
同僚など今日朝会った誰かが
「今日はなんだか元気がないんじゃ…
顔色も悪いかな」
と感じることができると思います。
「いつも」と比べて
相手の表情や様子、話し方などに
違いはないか?
相手に関心を寄せて
注意深く観察することで
見えてくる「差異」に
注意を払うことが
出来ると思います。
また自分が投げかけた言葉に対する
相手の「反応」にも
気を配ってみることで
コミュニケーションを
より円滑に進めることも
できるかもしれません。
相手が自分が言った言葉に対し
「うん、そうだね」と言いながら
実は視線が合わなくなった…としたら?
それは相手が本心から
「同意」できなかった
サインかもしれません。
そこにこれから起こるトラブルの種が
潜んでいるかも知れません。
そこにいち早く気が付くことで
トラブルを未然に防ぐことが
できるかも知れません。
そういった
「いつもと違う差異」に
気が付くこと。
是非意識してお過ごしになってみてくださいね。
水瓶座26度 まとめ
水瓶座→→魚座への
「学び」を進んでゆくためには
「バランス・統合」が
不可欠な要素。
それはここ数年
私たちに投げかけられている
「陰陽のバランス・統合」のテーマが
どれだけ身についているか…
にも繋がります。
あたかも「今」という時代を
「バランス」を取りながら進む
「シミュレーション・ゲーム」を
楽しくプレイしているかのように。