射手座26度「旗手」*自分なりの「思想」を掲げ率いていく
12月18日前後の太陽のサビアン。これまでに培ってきた経験や考え、能力や技術を思い切って発表し、実際に役立つものに変えていくことで、他のひとにも影響を与えていく…というシンボルです。
射手座26度ルディア版では
「戦場の旗手」となっています
「戦場で旗を掲げ持つ人」の意ですね
まさに
戦争のフロントラインで
命をかけて
自分のチームの
「理想」を掲げ
他の人々の進む道を示すお役目のひと
コトバンクさんでは
1 軍隊・団体の行進などで、そのしるしとなる旗を持つ人。
2 思想・芸術などの運動で、その先頭に立って活躍する人。「革新運動の旗手 」
となっています
つまり
あるグループの「精神的な支柱」を表すものが
「旗」であったわけですね
戦争でも
自国の「旗」は大切に扱われ
敵国に奪われるのは
大変な「恥」とされていた
かつては
演習地や戦場で
部隊長のあるところには
必ず「軍旗」が掲げられ
拠点の所在が示されていたけれど
戦術の変化や機器の発展で
第二次世界大戦からは
掲げられなくなり
パレードや儀式のみで
用いられるようになった
(Wikipedia「軍旗」より抜粋)
以上から
「旗手」とは
「思想」そのものを
象徴するカリスマ的な人物
の意味に拡がってゆきました
一つ前のサビアン
射手座25度
「玩具の馬に乗っている小太りの少年」
では家の中「少年」が
自分の考えを発展させて
あらゆる可能性を
シュミレーションしていました
今回の射手座26度では
いよいよそうしてたくさんの可能性を
拡げ、検討していった結果
「ひとつ」に絞ることを決定し
それが「旗」というものに
象徴される「思想」となったのです
風に「旗」をはためかせながら
自分の信じる理想を
掲げるひと
何しろ「旗手」は
最前列=フロントラインに
旗を掲げて立っていかなければならないのですから
大変です
強い風にあおられないように
しっかりと両足を踏ん張る必要も
あるかもしれません
けれど
25度でさんざん「検討」した末に
出した「答え」が
この「旗」なのですから
どんなに「強い風」にはためいても
支柱は揺らがずに
掲げていかなければなりません
そしてその「旗」という
新しい将来のビジョンを掲げることで
周囲の人びとも
その「旗」に魅かれ
自然と集ってくるでしょう
現状を変えるために
さまざまな工夫をこらしていくことも
必要となって来るかも知れません
いわば「パイオニア」ですね
「仮決定」の理想であっても
まずは
「こうじゃないの」
「いやこっちでしょ」
と
試行錯誤しながらも
「旗」を見つけてゆくことが
大切となってくるのではないでしょうか?
高村光太郎さんの詩に
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出來る
(青空文庫さん)
というものがありましたが
まさに
フロントラインで
道なき道をつくるお役目と言いましょうか…
以前どこかで
「世の中で”決定”を下すのは
約5%のひと達…
残りの95%のひと達は…
その下された結果についていく」
というお話を聞いたことがありますが
このサビアンシンボルを
ネイタルチャートにお持ちの方
また
強調されるシーズンには
是非そんな
「道なきところに道をつくっていく」
気概を持っていただくのはいかがでしょう
そしてそれはもちろん
25度までであらゆる可能性を模索してきた
体験が役に立って来るでしょう
ご自身の理想に向かい
直感を信じて
怖れずに「旗」を打ち出してみましょう
それは25度の「少年」が
「家の中」の「木馬の上」という
「シュミレーション・ゲーム」から抜け出して
実際の世の中
実際の社会の中に
飛び出してゆくこと…
ここからが本番!
ここからが実戦!
「家の外」という
実際の社会に中で
ご自身がこれまで培ってきた
実力を試してみるチャンスが
やってきたのです
時に「銃弾」が飛んでくるような
厳しい状況に立たされていると
感じることもあるかもしれませんが
「旗」(じぶんなりの考え)を掲げ続けることは
自分の本質的な力を
自分で信じ続けるということ…!
周囲からのプレッシャーにも耐え
前進してゆきましょう
前向きな気持ちを
楽観的な心を胸に
皆の先頭に立って
「あなたなりの思想」を
打ち出してみてくださいね