蠍座14度「仕事をしている電話接続士」*「自分の未来」に必要な出逢いのための人脈整理術
11月6日太陽のサビアン。シンボルのテーマはズバリ…「人間関係の整理」です。何故なら「出逢いと別れ」が、私たちが進む道を決めてゆくから…。
ホロスコープの上半球へ
ホロスコープの12星座は
魂の成長のプロセスを
表していると言われます。
ホロスコープの下半分
=乙女座までは
「個人の完成」を目指すサイン
と言われます。
そして
続く天秤座からは
「人との関係」の中での
物語が始まってゆきます。
(ふたご座も
「コミュニケーション」のサイン
ではありますが
どちらかというと
じぶんの「好奇心」を満たすための
情報収集の意味合いが強いイメージです)
そして
天秤座が
「広く浅く」
「フレキシブルに機転を効かせて」
「誰とでも仲良く」
なイメージの
「人間関係」であるとすると…
蠍座は
その中で出会った人の中から
「これぞ」と言う人と
「深い繋がり」に
はいっていくような
「人間関係」です。
何故か?
それは蠍座が
「人との関わり」の中から
「じぶん自身を変容させたい」
と願っているからです。
蠍座 第3グループ
蠍座14度は
サビアン・グループでは
第3グループです。
第2グループまでで
蠍座は
「人と人との間にある壁」を
突破する方法を身に着けます。
そして第3グループでは
「壁」を超えたところで
「相手」と本当に深く
関わって行こうとします。
そして「こころの繋がり」のある
ネットワークを築いてゆくのです。
蠍座14度
そして今回のサビアンです。
蠍座14度
「仕事をしている電話接続士」。
この14度では
そうしたネットワークのうち
自分に必要だと思う人脈は確保し
一方でさほど重要でないと思われる結びつきは切る
という形で
自分の活動を方向付けます。
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
英語では
Telephone linemen at work.
linemen
とは「架線工事人」ですから
「電話線工事」を行う人のように
新しい線を繋いだり
古い線を切ったりしながら
そうやって
「本当にじぶんにとって大切なひと」
を選り分けていくんですね。
じぶんを変えたい
人との「付き合い」って
案外時間を取られるものです。
家の近くの駅に
最近「ゴディバ」のショップが出来たんですが
私がまだ学生だった頃の
「ゴディバ」のCMが
いまだに印象に残ってます。
「2人のひとにゴディバを贈ってしまった」
というやつ…。
バレンタインデーで
「義理チョコ」を配る人と
「本命チョコ(ゴディバ)」を贈る人…
そんな「選別」があるとしたら
それは後者の人の方と
より長い時間を過ごしたいですよね。
あ、これは何も
恋愛に限ったことではありません。
蠍座の真の目的は
「じぶん自身の変容」ですからね。
誰かとの「関係性」の中から
じぶんの奥深くを変容させたい…
私たちが意識しなくても
こころの奥底では
それを狙っているのが
蠍座と言うサインを
通過する意味ではないかと思います。
「目指すもの」の相違
最近わたしに起こったことで
思い出すのは
ひとつセミナーを
キャンセルしてしまったこと。
悩みましたよ。
憧れの先生でしたし。
でも最後の最後に
その方の提示される方向性と
自分が本当に目指しているものは
なにか…どこかが…
違うような気がして。
悩んでいるうちに
じぶん自身の気持ちに
気づかされたのです。
もちろん
その方からこれまで
学ばせて頂いたものは
たくさんあって
とても感謝しています。
けれども、ここから先は
ここで浮上してきた
「自分の目指したい先」
をもっと煮詰めるために…
離れてみることも
必要かも…
と。
その方が教えて下さった
「人生は有限」というお言葉。
その有限の
時間の「枠」の中で
わたしたちは多くの
「出会いと別れ」を
繰り返しながら
そこから得るものは結局
「わたし自身」への気付き
だと思うのです。
「刷り込み」からの脱出
つまり、じぶん自身の
「ハートの声」に
気付かされると言うか。
普段私たちは
社会や
テレビや新聞や
親や兄弟や友人
そしてSNSや
あらゆるサイトから…
いろんな情報を「刷り込まれ」
「わたしのハート」が
何を呟いているのか
どんどん
鈍感になっていきます。
でも蠍座サインを通過する中で
起こる「変容」とは
そんな「ハートの声」に
しっかりと
耳を澄ませられるようになること
なのではないでしょうか?
蠍座はきっとそのために
「他者」と関わっていくんです。
「他者との出会い」によって
じぶんのハートの奥にある
沈黙の電話が
目覚め
鳴り出すのを
待っているんです。
ル・ル・ル・ル・ル…と。
「心の琴線」と言えるものに
触れてはじめて
その電話は鳴り出すんです。
そして
気づかされるんです。
ああ、そうだった。
私が求めていたものは
それだったんだ、と。
再コネクション
そして気付いたら
また「電話線」の
配線のやり直しです。
「気付かされたじぶん」を
ゼロ・スタートにして
そこからまた
配線を組み直してゆくんです。
この作業を怠れば
どんどん
どんどん
スマホのアドレス帳や
メルマガの未読メール
何となく登録したけれど
開いていないLINEのDMなんかが
溜まってゆくじゃないですか。
そうすると
ほんとうに「じぶんにとって必要」
なものが「義理チョコ」の中に
埋もれていく…。
やがて
じぶんでも
じぶん自身が
見えなくなってしまうのです。
そうすると
「迷い」ばかりが
立ち現れて
やがてまた
「進むべき先」も
見失ってしまうのです。
だから
不要な「配線」は
どんどんカットして
整理していく
ことが、必要なんです。
失われる未来
でもね。
それはけっこう
勇気の要ることです。
今回も
何だか
このセミナーの先に
憧れの先生が
セミナーで語られる言葉に
そのエネルギーに
「わたし」を変容させてくれる
「何か」があるかもしれない…。
そんな「不安」に
苛まれるじゃないですか。
このセミナーを受けることで
もしかしたら
わたしは
「新しいわたし」を
見出すことができるかもしれない…。
そんな「大きな可能性」を
ひとつ
失うことになるのですから。
それでも前へ進もう
でも
ここはもう
カンというか
心の声というか
身体の感覚というか
「なんか、違うような気がする…」
そんな感覚を
信じるしかないんですね。
だから…勇気を出して
カットする。
でも
切られた線は
またそこから
新しい配線に
繋がっていくことができます。
いろんなことを学ばせてくれた
先生のおかげで
「いまここ」のわたしがいる。
それは
以前より少しだけ
「本当になりたい自分」が
見えて来たわたし。
ここからまた
こころの電話を
鳴らしてくれる出会いが
きっと訪れる…。
さあ、あなたも
このシンボルに出逢ったなら
あなたの心の奥の電話機の
「新しい受信音」を
鳴り響かせてみませんか?
新しいコネクションの