蠍座15度「5つの砂山の周りで遊ぶ子供たち」＊「奪う」チカラと「与える」チカラ

2023

11/08

Updated

2023.11.10

2023

11/08

Published

2023.11.08

/ 宮代　彩也乃

　 　　

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蠍座15度「5つの砂山の周りで遊ぶ子供たち」＊「奪う」チカラと「与える」...

宮代　彩也乃

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蠍座15度は「リーダーシップ」を表すサビアンと言われます。但し私たちが「リーダーシップ」を発揮しようとするとき、その裏面には「パワーゲーム」という過ちに陥りがちな危険もはらんでいます。このシンボルは、そんな私たちが人と関り「集団」を形成するときに注意すべきことを教えてくれているのかもしれません。

蠍座は「人と何かを共有する」

ことを欲するサインで

こちらの度数に至るまで

色々な場面で

色々なやり方で

「人と繋がる」ことを

試みてきました。

そうした試行錯誤の末

ようやく願いが叶い？

周りにたくさんの人が集まり

いろいろな「集団」に

属することが

できるようになりました。

そしてこちらの度数では

そうした組織やグループをまとめ

リーダーシップを発揮するシンボル✨

となっています

「５つの」や「子供たち」とは

蠍座の90度前にある

「5番目」のサイン

「獅子座」を思わせるモチーフです

めいめいが自分を表現することで

その主張に見合った

「グループ」が生まれています

「５」は人間を表すモチーフとも言われ

そうした人間たちが集まることで

「砂山」が出来上がっています

子どもたちは

自分がその「山」の中で

どの山の頂点を取れるか

争奪戦を遊んでいるのでしょうか？

それとも

5つの山全てを

傘下に置きたいと

もくろんでいるのでしょうか？

ホーキンス博士の著書

「パワーかフォースか」という

書籍では

人の力に2種類あると

述べられています

「フォース」とは内側に引き込むチカラ

つまり「人」から力をもらって

自分のものにしようとするチカラ

「パワー」とは内側から湧き出すチカラ

つまり自分の中から湧き出て

人に分け与えるチカラ

ということになるでしょうか

人はじぶんに「不足しているもの」が

あると感じるときは

「他者」にそれを

補ってもらおうとします

例えば誰かに

認められたい

称賛されたい…

そうすることで

「チカラ」をもらいたいと思うことは

誰しもあるのではないでしょうか？

けれどどうした「不足感」から

「多くの人を集め、力をもらう」

ことのみに終始してしまうと

「人を手の内にコントロールしたい」

といった「フォース」に繋がる願望も

顔を出しやすいので

注意が必要です

「パワーかフォースか」では

意識レベルの17段階のうち

「プライド」と「勇気」の境目が

「フォース」か「パワー」かの

一つの指標とされています

「プライド」以下の項目を見ると

例えば

「不足感」を埋めてもらいたかったのに

そうしてもらえなかった…

という気持ちが

「プライドを傷つけられた」

「怒り」

「悲しみ」

などに繋がりやすいのではないでしょうか

ですので

時どき私たちは

自分の行いを顧みて

自分は「不足感」から

「チカラ」を補ってもらおうとしていないか

チェックしてみる必要が

あるのではないでしょうか？

特に組織やグループのまとめ役として

リーダーシップを発揮しなければならない時は

そうした自分自身のマインドを

注意深く観察してゆくことが

必要となりそうです

「フォース」に基づき

「山」の頂点を目指す時

その「山」は砂山であることから

あっという間に砂塵と化して

崩れ落ちてしまうでしょう

だからリーダーシップを発揮して

それぞれの「山」を

その「目的」に向かって

本当に機能させていくためには

日々じぶん自身ができるだけ

「じぶんが持っているもの」に意識を向けて

「満たされている事への感謝」から

「パワー」を発揮し

「グループ」の人々をまとめていくことが

必要となってくるのではないでしょうか？

次の蠍座16度からは

それを一層深く「学んでいく」ために

対向の牡牛座からの侵入を受ける

ことになっていきます

蠍座16度「いきなり笑いだす少女の顔」＊内なるパワーに気付くイーグルズゲートのサビアン

⚜ご参考記事⚜
「イーグルズゲート」の意味、そして「やっておきたいこと」は