蠍座10度「親睦夕食会」*自分を引き受けられる者どうし真の共感を味わう
11月2日前後の太陽のサビアン。あなたは学生時代に所属のグループで「学園祭」に参加したことはありますか?そんな「学園祭」が終了し、後片付けで、共に出店を出したメンバーと「お疲れさま」と言い合った時のことを思い起こしてみて下さい…同じ時間を共に過ごし、無事に終了した「安堵感」を「共有」できる仲間との絆、その際の「連帯感」を思い出してみて下さい…こちら蠍座10度はそんな「連帯」や「共感」を描いたシンボル。自立した者どうしが互いを認め合い、真の共感と連帯を深めることを象徴する度数です。
蠍座10度を太陽のサビアンシンボルに持つ可能性のある方:
ルキノ・ヴィスコンティ氏(監督「山猫」「ベニスに死す」)
バート・ランカスター氏(俳優「ニュールンベルグ裁判」「山猫」)
マリー・アントワネット氏(仏最後の女王)
パット・ブキャナン氏(コメンテーター・コラムニスト・政治家・ニュースキャスター)
平田満氏(俳優「蒲田行進曲」)
蠍座第2グループ
さそり座のサビアンシンボル
「蠍座第2グループ」は
蠍座6度「ゴールドラッシュ」から始まり
こちらの蠍座10度で終わります。
蠍座6度から10度の経験を経る中で
「状況」や「流行」といった
「集合無意識」的な「圧力」に対し
無意識に「自動反応」していたあり方を
「一時停止」することを学んできました。
そして
「自分にとって本当に大切なものは何か」
「この先もずっと残っていく真実は何か」
…そんな自分なりの「答え」を探究し
ついにこの蠍座10度で
それを見つけることとなります。
それは、これまでの「行動基準」であった
心の声の囁き…
「こうでなければ」「これが唯一の正解」
「何かこの場に適した
気の利いたことを言わなければ」
といった集団的な慣習や精神的な支配から
徐々に自立してゆくのです。
無意識に潜む「影響」
心理学や脳科学の世界では
私たちの意識は
「7才まで」でほぼ形成される
と言われます。
何故ならその頃までの脳は
言語活動や思考活動が活発でないうえ
脳波がほぼ「シータ波」ですので
両親など身近な人からの「影響」で
じぶんに「催眠」をかけるような状態でした。
私たちは、今後生きていくための
「術(すべ)」というものを
そのようにして身に着けてきたのです。
けれどもこの「影響」は
実は相当に曲者(くせもの)です…(;’∀’)
その頃の両親からの影響と言うのは
家系や社会の中に受け継がれた
「集合的な無意識」に根差すもの。
つまり意識するとはなしに
<社会→→家系→→親→→じぶん>と
引き継がれている監修のようなものが
自動的に刷り込まれていくのです。
けれど蠍座6度「ゴールドラッシュ」で
「故郷をあとにした」人は
「じぶんが本当に欲しいもの」に
向き合っって
周囲の人々の思惑や
自分を育んでくれた
「環境」からも
そこからの「影響」からも
離脱していきました。
そして蠍座9度までには
多くの人が、無意識のうちに守っている
「集団的な習慣」に寄りかからずに
自分の内側に潜んでいた
集団的支配力からも
自由になっていくのです。
すると、「自分こそは自分自身の主人公」
と思えるようになっていくのです。
「新たな関係性」に飛び込む
そして「ゴールドラッシュ」の人々は
それぞれの故郷を離れ
共に夢を追い
共に行動する…といった人々と
「新たな人間関係」を
つくってゆきます。
こうした「共通の目的意識」は
普段の暮らしの中よりも
こうした「共通の目的」に向かう
人びとのあいだにこそ育ちやすいもの…。
それはある意味
自分自身を受け止め
「自立を成し遂げた人々」であり
「学園祭」のような場を終えて
晴れて「親睦夕食会」の
テーブルの席に着いた人たちです。
「真の連帯」とは
一つ前のサビアン蠍座9度では
自らの強い意志と技術力をもって
限界を突破した経験を成し遂げました。
だからこの蠍座10度で
「夕食会」に参加しているのは
<自分が本当に価値をおくべきはどこか>
を冷静に見据え
「精神的な依存」を克服し
「自分軸」を
打ち立てた人たちなのです。
自己の軸を持ち
壁を乗り越えてきたからこそ
ここで、「真の仲間」と出会います。
「食を共にする」という行為を通じて
表面的な交流ではない
心理的な距離を縮める
深い絆を結び
心の栄養としての
安心感と豊かな人生を築いてゆきます。
それはこれまでに「属していた」
グループである
家庭や親や職場など…で
「価値」とされていたことを
否定するものではありません。
そうした価値観すらも
一歩引いた「客観的な立場」で確認し
その上で
じぶんはどのような立場を選択するのか
どのような行動を選択するのか
決意をそれをじぶんで決めてきた…
だからこそこれまでに
「頼りにしていた」判断基準に
今も「無意識」に
引きずられていないか
それを確認し
「ここからの自分」の
「在り方」のようなものを見つけだし
見極めていける…
この蠍座10度とは
それができる者同士で親睦を深めていく
そんな「夕食会」であるのでしょう。
自分軸で他者と交流する
そこで、ここからは他者と調和しながらも
自分の軸を再発見していくためのヒントを
お伝えしてゆきます
<他者と関わりつつ…自分の軸を再発見>
1:自分の価値観を再確認
人と関わる中では
日々多くの価値観に触れますよね。
けれども時折は
ご自身が本当に大切にしたい価値観を
振り返ってみてください。
日常忙しいときほど
意識的に自分と向き合い
内省する時間を確保したいもの…
毎日数分でも
瞑想やジャーナリングで
周囲の影響から離れ
内なる声を確認してみて下さいね
「これだけは価値を置きたい」
そんな譲れない価値観を
書き出しておくのも良いですね
2:自分の目標を明確に
この様な自己対話から
自分自身の目標も
明確にしておくと良いですね
自分の軸が明確であれば
他人の意見に
むやみに揺るがず
けれど必要な人脈は
築いていくこともできそうです
まずは「目標」を書き出し
日々少しずつでもそこに向け
小さくても前進し
小さな成功体験を積み重ねる…
そこから自信が深まり
状況に惑わされなくなるでしょう
3:共感と同調の区別
他者に共感し
理解を示すことは大切ですが
「共感」を示しても
必ずしも「同意」する必要はありません
「私はこう感じます」
「けれどもあなたの気持ちも尊重します」
そんな風に互いの違いやスタンスを明確にして
認め合う姿勢が持てると良いですよね
4:安心できる居場所
自分の成長を支え
安心して本音を話すことのできる場や時間を
確保しておくことも大切となるでしょう
そうして気持ちに余裕が持てれば
反対意見や異なる視点にも耳を傾け
柔軟な姿勢で受け止められそう…
5. 自分の限界を見極める
自分の時間や
エネルギー(体力も…)は有限!
そうした自分の「限界」を見極め
テリトリーを守るために
時には「ノー」を伝えることも
大切ですね
以上を意識してみることで
ご自分とお相手双方の
意見や感情を尊重しつつ
影響に無意識に呑み込まれずに
ご自分の目標に向かって
進んでいくことも
できるのではないでしょうか
蠍座10度「親睦夕食会」のFAQ
Q1: 蠍座10度を持つ私の魂の使命と人生の目的とは何ですか?
この度数の魂の使命は
個々の努力と個性を尊重し合える
「理想の友愛」を築き
その連帯の輪を広げることです。
人生の目的は
自らの強い意志と経験によって
真の自己(セルフ)と繋がった者として
同じように苦労や挑戦を乗り越えた
<同志>と出会い
心からの共感と支え合いを通して
集団で果たすべき役割を見つけ
より豊かな人生を創造することにあります。
Q2: 蠍座10度を持つ私の最大の強みと注意すべき傾向は何ですか?
最大の強みは
他者との交流を通じて
深い共感と絆を結ぶ能力です。
特に、表面的ではない
内面に秘めた経験や価値観を
共有することで
強固な信頼関係を築くことができます。
また自立した個として集団に属するため
依存ではなく
互いに高め合う連帯を生み出せます。
注意すべき傾向は
真の共感を重視するあまり
同じような経験や価値観を持つ人ばかりを選び
排他的になってしまう
可能性がある点です。
あるいは、「何も苦労していない人」を
無意識に遠ざけてしまうかもしれません。
多様な個性を尊重しつつ
自立した交流を
広げる意識を持つことが大切です。
Q3: 蠍座10度を持つ私の魂の目的を果たすための最適なキャリアは何ですか?
個人的な努力や経験が共有され
心理的な支え合いや
強い連帯感が必要とされる
仕事が最適です。
具体的には
深い悩みを共有し解決に導く
カウンセラーやコーチ
チームの一体感とモチベーションを高める
リーダーシップを求められる職
同じ目標に向かって全身全霊で打ち込む
専門家集団(研究チーム、スタートアップ)の一員
あるいはコミュニティの運営や
心の栄養を与えるような
食事や交流の場を提供する仕事
なども含みます。
Q4: 自己成長のために、蠍座10度のエネルギーをどう活用すべきですか?
自己成長のために
積極的に人と繋がる時間を持つ
ことが重要です。特に
食事や会話を通じて
内面的な気持ちや感謝の心を
惜しみなく表現しましょう。
また、自分が集団の中で
どんな役割を果たしているのか
どのように周囲の人々と
支え合えるのかを
常に考えることで
関係性はより強くなります。
交流の場では
心のリラックスと楽しさを感じ
笑顔で過ごす時間が
自分自身と周囲に
ポジティブなエネルギーをもたらすことを
意識して活用してください。