蠍座7度「深海潜水夫」*こころの奥深い部分に分け入っていく
10月30日少しずつ秋も深まっていく頃…「秋の夜長」という言葉がありますが「自分に向き合う」のにもピッタリの季節と思いませんか?本日の太陽のサビアンは「深海潜水夫」。サビアンシンボルで「海」は潜在意識を表します。このサビアンが強調される時には心の奥、潜在意識の海の中へ分け入って深い処にある自分に向き合ってみるのも、良いかもしれません。また気になる誰かのこころの内側をおもんばかってみるのも良さそうです。
あなたは「ヒプノセラピー」を受けたことがあられますか?
セラピストの誘導で
心の奥の深い処にあるじぶんを
探究してみるイメージングです。
目をつむり
静かな呼吸を繰り返し
心を鎮め
じぶんの意識に集中していくと
ある瞬間
周囲の喧騒から意識が離れ
まぶたの後ろの闇の中に
まるで夢の中のような
「映像」が現れてきます
それは考えてみるととても
不思議な現象なのですが
クッキリと明確でなくても
ぼんやりとした
「イメージ」が
確かに浮かんでくるのです
それは
過去の記憶の中
あるいは
私たちの潜在意識の中に
そっと隠し持っていた思いや感情
まるで
「深海潜水夫」が
素潜りで
深い深い海の中に
ゆっくりと分け入っていくように…
そのイメージの中で
わたしたちは
「理想の自分」を
叶えたり
「インナーチャイルド」を癒したり
はたまた「過去生のじぶん」を
垣間見るすることができます
そこで
ほんとうに
心の深い部分では
小さい頃のじぶんは
どうして欲しかった、のだとか
いろんな「社会的な制約」を
取り除いたところでは
じぶんは「何を望んでいるのか」とか
そういった
普段「顕在意識」では
到底 知り得ないような
ウソ偽りのないじぶんの「こころ」を
ハッキリと捉えることができたりします
ただし
海の中には
未知の生物や
危険な状況も潜んでいるように
時には
自分の中の
見たくないネガティブな部分が見えてきたり
思いがけず
感情が大きく揺らいでしまう…
といったこともあるでしょう
ですので
深い深いところまで
分け入っていくには
途中「癒し」も注ぎながら
誘導してくれるような
セラピストと共に行う方がおすすめです
けれども
そこまで奥まった潜在意識でなく
普段気付かないような
または
無意識に抑えてしまっている
じぶん自身に向き合う…ということであれば
15分20分
静かに座って
じぶんで瞑想を行うのも
とても意義のあることと思います
そうした瞑想で
私たちは
「内なるじぶん」に
確かに向き合うことができます
身体の中の「海」とも言える
さまざまな「水」の流れ…
にも例えられるような
自律神経
内分泌系
免疫システム…といったものが
改善されるとも言われます
短い自分でも
「ほんとうのところ」の自分を
暗闇の中に見いだすことで
ストレスが解消されたり
感情の起伏が落ち着いたり
仕事の集中力が上がり
短時間で多くの作業を
こなせるようになったり
深く眠れるようになったり…
といった効果も期待できます
また「瞑想」が苦手と思われる方なら
例えば
朝起きたとき
それまで見ていた夢の断片を
手帳に残すといった
「夢日記」をつけてみるとか
でも
ご自身の「潜在意識」を
垣間見ることが
できるかもしれません
また
夜寝る前に
その日にあった出来事の中で
なんだか「モヤモヤ」と
心の整理がつかなかったことを
ノートに書き出してみるのも
おすすめです
「表」には出なかった
出せなかった
「ほんとうのところのこころ」は
普段の日常生活の中では
どこかに
葬られてしまうことが多いけれど…
それは
小舟の上から
「深層心理」という
大きな海の中に
投げ入れているのと同じこと
私たちの心の海の中には
そういった
「じぶんに気付いてもらえなかった」
気持ちや感情の入った箱が
いくつも沈んでいるものです
ですから
1日の終わりには海の中に
そうした「箱」を取り戻しに行き
丁寧に開けて中身を確認してあげる…
そうして
「ちゃんと見てあげれなくて、ごめんね」
と声をかけてあげる…
それだけでも
「感情」たちは
「ありがとう」と言って
海の泡のように
キラキラと立ち去ってゆくことでしょう
どうぞ
こちらのサビアンが
太陽や月や
どれかの天体で強調されているときには
この様なことを意識して
お過ごしになってみてくださいね
また
身近な誰かの
表立っては見えてこない
「こころの内側」を
おもんばかって
行動してみることでも
普段とは違う
関わり方を
発見することができるかもしれません
私たちの現実世界は
私たちの「心の海」=「潜在意識」の
「投影」です
いま自分に
そして相手に
「私の内側」では
どのように関わっているのか
「こころの内面」に目を向け
「心の整理」をすることで
身の回りの現実も
「ほんとうに願う」方向へ
変ってゆくでしょう