牡羊座9度 「水晶を凝視する人」*ありのままの「全体」を見る視点へ
3月29日前後の太陽のサビアン。「水晶」が表すもの…それは「全体性」です。これからの時代にこの「全体」を見ていく視点が非常に重要になってくると言われます。
「四角形」と「四大元素」
牡羊座9度は
サビアン・シンボルでは
第2グループ(6~10度)に入ります
第2グループは
「サインらしい感受性に重点が置かれる」
とされる度数です
牡羊座6度では
「一辺が明るく照らされた四角形」
というシンボルがが登場します
四角形とは
4辺の直線で取り囲むことで
そこにテリトリー(領域)が生れます
四角形の直線は
テリトリーを囲むための
論理的「ルール」とも言えます
つまり
直線=男性性の世界観
です
さらに
この「男性性」の「分離」の世界観から
次の牡羊座7度では
「二項対立」の世界観が登場していました
そして続く牡羊座8度では
鋭い感受性で
周囲の環境から
「風を読む」ように
本質をとらえていく女性が
登場していました
このような経験を踏まえた上で
次に登場してくるのが
こちらの牡羊座9度のサビアン・シンボル
「水晶球」を「全体的に眺める」視点で
見ている人なのです
そこには牡羊座8度で察知した
「風の動き」が
すべて「水晶球」の上に
映し出され
また予測されるのです
「球」という包括的なものへ
「映し出される」ことで
「二極性」が解消され
「統合」され
ひとつ上の
「意識の段階」へシフトしてゆく…
それがこの牡羊座9度なのです
「四角形」と「四大元素」
ここで考えてみたいのは
例えばピラミッド型
つまり四角錐は
正四角形の4つの辺から
中心の頂点に向かって
三角形が伸びています
その四辺を
現実界を構成する
四大元素=火と水と土と風
と取ることもできます
それが表すのは
地上でわたしたちが日々使用する
火→→直観
水→→感情
土→→思考
風→→行動
という4つの思考パターンです
「四角形」から「円錐」へ
けれどもこの4つの
「分断された意識」が統合する時
ピラミッドの四角形の底辺は
「円」になります
それが「円錐」構造です
こちらの本では
縄文時代の家屋や街の設計は
円錐構造をしている
と説かれています
円はゼロ、とも取れ
ゼロはこれから
「全てを生み出すチカラ」
を秘めている
とも取れます
それはある意味
「生み出す」チカラ
全てを受け入れて内包するチカラ…
円=ゼロ=女性性のエネルギー
とも言えます
上記の本では
それが
映画「スターウォーズ」に
登場しているような
強大かつ平和なエネルギーを生み出す…
と説かれています
つまり「四角形」の「四つの辺」を
「調和」できたとき
ピラミッドは
「円錐形」に
生まれ変わるのかもしれません
「円錐」から「球体」へ
そしてこちらのサビアンで
登場する「水晶」とは
「球体」です
「球体」とは
「円錐形」の底辺である円が
幾つも重なり合って
「立体」と化したもの
「全て」を含む
「全体像」を受け入れることで
「新しい視野」が
完成しているのです
言わば「全体」がひとつとなって
「ゼロ」として溶け合った視点です
「全体を見る視野」の獲得
先ほどの
「縄文時代の秘密」を解き明かした
「セロフォース」の著者の方は
「舞踏家」です
「舞踏家」として
身体に向き合う「経験」が
新しい秘密を解き明かしたのです
そのように
あなたのこれまでの「経験」が
そのような新しい「視座」を
創造できるかもしれないのです
「体験」を積んできたあなたは
様々な出来事を
右からも左からも
見ることができるようになりました
そしてやがては
横(ピラミッドの側面)からではなく
四辺を「統合」して
上から見下ろし
「全体を見るような視点」を
獲得する…
そう「水晶」の視点です
その時あなたは
ある意味「次元」を
一つ飛び越えることができると
いえるのではないでしょうか
「ノージャッジ」の世界へ
それは例えば
牡羊座7度の世界観でならば
「白の立場」
「黒の立場」
であったものが
高い次元から見ると
「白の立場」だけに立つのでなく
「黒の立場」だけに立つのでなく
全体を
インスピレーションで捉える様に
「両方の視点」を
統合するような感性であると言えそうです
言わば「ノージャッジ」の世界観
とも言い換えられるかと思います
何故なら「ジャッジ」とは
こちら側か
あちら側か
どちらか一方の見方しか採用しないこと…
けれども
ものごとを
そのような一方向から見るのでなく
「自分の側からだけが正しい」と
心が闘っている状態から
知識、情報、思い、考えを
どこにも偏らせずに
誰にでも公平に
「ノージャッジ」で関われる
関わり方へ…
(それはこれからの
「風の時代」に求められる
「在り方」であるとも言えそうです)
このような
「ノージャッジ」で
関われるからこそ
ス~イスイと
どこへでも
どこまでも
飛んでゆくことが出来る…
そんな「風通しが良い」在り方が
つくられるのですよね
牡羊座9度 まとめ
つまり!
これからの新しい時代には
このように
「水晶球」を眺めるような
「全体的」「包括的」「総合的」に
物事を見る視点を意識することで
「全体を見る視点」
=統合された世界観や
コミュニケーションへと
移行してゆくことが
できるのではないでしょうか?
これからの時代は
ITの発達により
「一人一人が主役」の世界へと
どんどんと
移行してゆくことでしょう
そこでは
これまでの世界では否定されていた
「他の人と違う差異」という
「個性」こそが尊ばれる世の中へと
変わっていくかもしれません
その「差異」を
この世界にどのように役立ててゆくか?
それがこれからの世界をわたってゆく
キーポイントと
なっていくのではないでしょうか
そのためには
水晶を見つめるような
「全体」を受け入れていく視点から
そうした「差異」を理解し許容し
客観的に捉え直すことが
大切になってくるのではないでしょうか
それは引いては
「世界そのもの」とも
「調和」する「視点」、「世界観」です
「ゼロフォース」の千賀一生さんは
あなたのエネルギーフィールドと
外界の万物のエネルギーが
静かに交流するなら
自意識と外界の現象が連動し続ける…
と仰っています
つまり
「シンクロニシティ」が起き続ける…
ということではないでしょうか?
今回のサビアンシンボル
「水晶を凝視する人」
のような「全体を見る視点」を
身に着けていくことで
私たちもゆっくりと
そのような縄文文化的な
「平和で満たされた世界」へと
向かっていけるのではないでしょうか?