射手座19度「住処を移動するペリカン」*自分にフィットする理想の環境を求めて
12月11日前後の太陽のサビアン。以前「逃げ恥」というドラマが流行しましたが、どなたにとっても「自分にとって最適な居場所」とは大切なテーマなのではないでしょうか。このシンボルでは住み慣れた土地をあとに「理想的な環境」を求める姿が描かれています
「理想的な環境」を探して
ルディア版で
射手座19度は
「人々に脅かされたペリカンが
自分の子供たちを育てるために
より安全な場所を探す」となっています
ドデカテモリーが蟹座であることからも
「母親」という表現が
加えられたのかもしれません
生き残るために
違う場所を探さなければならない
新しい解決策を考えなくてはならない
という緊急状態を暗示
(松村潔先生「神秘のサビアン占星術」)
今まで住み慣れた土地だけれど
十分なエサが確保できなくなったと感じ
他の土地へ移る選択をします…
また
「子供たち」とは
私たちが本来持っている
「内に秘められた可能性」
の比喩とも言えるかもしれません
そうした「可能性」が
小さいままで潰されてしまうような
「有害な環境」ならば
もっと自分に相応しい場所を探して
立ち去っていくことも必要だよ
と教えてくれているのかもしれません
自分の「最大限の可能性」を引き出すためには
どんな環境が必要なのか
を模索し
「自分を満たしてくれるもの」
がここにはもう無いと感じて
新しい環境へと
シフトしてゆくのです
「環境」の大切さ
射手座は
16度からの「第4グループ」で
対向の「双子座」の影響が入り
高尚な精神性を
もっと「具体的な地上生活」の中に
活かしていこうとする試みが始まりました
射手座16度では
自分を守ってくれそうな「人間」や
「寄らば大樹」とばかり
「大きな安全」に頼ったのに
19度では
そんな「人間」も
自分にとって「悪影響」を
もたらすこともある…と分かれば
そこから離れていくのです
まさに
「逃げるが勝ち」
なんて調子のいい奴だ…
とも言いたくなりますが…?
いえいえ
「環境」というのは
それほどまでに
「大きな影響」を及ぼす
ということではないでしょうか
ルディア訳にもあるように
まさにそれは
「死活問題」
とも言えるのではないでしょうか
わたし自身
主人の仕事の都合で
結婚以来6回引越しをし
その度に長年「風水」を実施してきたので
「環境」の大切さは
身に染みています
✳ご参考記事✳
生きる上でもっとも適した場所とは
そんなわけでこちらのシンボルの
「ペリカン」は
自分の子供たちに
また
「将来の自分」という
「可能性の種」にとって
「最適な場所」はどこであるかを
真剣に考え
移動していくのです
それは言わば
生活を丸ごと優れた目的に沿って
統一しようとする
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
試みであると言えそうです
それはとっても
「エネルギーのいる仕事」
です
馴染んだ住みかとは
その居心地がどうであれ
ある意味離れがたいものです
人間の脳は「変化」を嫌うと言われます
「今のままを維持」する方が
ずっと楽だからです
その「脳の怠惰」をぶっちぎって
進んで行かなければなりません
そうしなければ
「射手座」と言うサインが求める
「魂の真の成長」も
得られないでしょう
ではここで少し
考えてみてください
あなたにとって「理想の環境」とは?
「生きる上であなたに最も適した場所とは?」
どんな所に住めたら
どんな人たちと時間を共にできたら…
「最高!」って思えるでしょうか…?
それは本当に
「無理★手に入る筈がない」
ものなのでしょうか…?
じぶんにとって
最高最善の可能性を
引き出すためにも…
「もっとも自分に相応しい場所」を
探してみる…
時には私たちも
そんな選択も必要だし
またそれは可能であると
言われているようです
自主的な選択と行動
けれども、です
そんな時は
周囲から「何をバカな…」と
引き留められることもあるかもしれません
なんたって
ペリカンたちが出ていこうとしているのは
いつでもエサがもらえる
「大きな船」なんですから
「周囲からの甘い言葉」を
断ち切ってでも
「自分の頭で自主的に考え」
飛び立ってゆくことが
必要になってくるでしょう
それではそんな「選択」のためには
何が必要でしょうか?
出発しようとするペリカンたちは
多くのものを
持ってゆくことはできません
まずは
「持ってゆくべき」ものは何か
「置いてゆくべき」ものは何か
…を整理しておくことが必要でしょう
すると
「持って行ける」ものは恐らく
その地で得た経験や知見
「物」は持たずとも
いまここに「在る」
私たちには
それだけは携えられています
それこそが
「新しい土地を探し」
「自分の力で飛んでいく」ための
羅針盤になるのではないでしょうか
つまり「自分を信じる」
と言うことかもしれません
「調整力」を磨く
そして
ペリカンの移動する新しい土地は
未知の世界です
新しい世界へ行ってみるのは
ワクワクする面もあるけれど
「今までの常識」が
通用しない場面もあるかもしれません
けれども「昨日までの常識」に
縛られてしまうのは
もしかしたら
「固定観念」という柵に
囚われているだけかもしれないんです
だから
「新しい土地」に合わせた
「微調整」も求められるでしょう
「ここが私の新しい住みか」
と腹をくくったら
新しい土地で
新しい役割を担っていく…
多少溶け込むのに
時間がかかっても…
焦らない、焦らない…
例えば現在
スピリチュアルの世界では
地球環境そのものが
変化の時を迎えていると言われます
実際今年から来年にかけては
占星術の上でも
「大きな変革期」となっています
だからペリカンたちの目指す
「新しい世界」とは
「新しい時代」や
もしかすると
「ひとつ次元の高い軌道に入った地球」
…なのかもしれません
そういう場所へ
ペリカンたちは
怖れることなく
渡ってゆくのかもしれません
私たちも
「新しい時代」
「新しい地球」に
心も身体も適応させていかなければならない
かもしれません
「古い観念」を手放し
「経験や知見といった自分の財産」を信じ
「柔軟な調整力」で
新しい環境に適応していくことが
大切になってくるのではないでしょうか
射手座19度まとめ
ですので
このサビアンをネイタルチャートにお持ちの方や
また
強調されるシーズンに
「ここではない
どこか遠くへ行ってみたい気持ち」
が高まったのなら…
といったことに
トライして頂くのが良さそうです
更に
次のようなことを意識して
お過ごし頂くことが良さそうです
そしてあなたに
もっともフィットした
あなたがあなたの目的を
純粋に追求していけるような
そんな「理想の環境」を
是非、見い出していかれてくださいね!