蠍座15度「5つの砂山の周りで遊ぶ子供たち」*人との繋がりから生み出す大きな力
11月7日前後の太陽のサビアン。「5つの砂山」というシンボルが示すように、この度数は社会の仕組みや多様な人の立ち位置、力関係を客観的に見抜く力を持っています。おかれた環境の中で、状況を冷静に観察し、自分の立ち位置を見出してしなやかに順応・コントロールする高い対人センスを発揮するタイミングです。但しそう下「調整力」を発揮する際には「パワーゲーム」という過ちに陥りがちな危険も孕みます。私たちが人と関り「集団」を形成する際に注意すべきことを回避し、本質的な創造力と個の力を発揮するために意識すべきことは?
蠍座15度を太陽のサビアンシンボルに持つ可能性のある方:
アラン・ドロン氏(俳優「太陽がいっぱい」)
エマ・ストーン氏(女優「ラ・ラ・ランド」アカデミー主演女優賞 )
ジェリー・ヤン氏(実業家。Yahoo! Inc.の共同創設者兼元CEO)
マリー・キュリー氏(物理学者・化学者。ラジウム発見。ノーベル賞)
アルベール・カミュ氏(小説家。「異邦人」)
砂山と子供たち
砂浜に作られた5つの砂山。
その周りでは子供たちが
夢中になって遊んでいます。
砂を集めて山を作ったり
崩しては新しい形にしたり。
そこには大人のような
損得勘定も、評価へのこだわりも
ありません。
けれども、この無邪気な光景には
人と人とのつながりの中で
大きな力を生み出していく
という、蠍座らしい
深いテーマが隠されています。
つながりの中に生み出す力
蠍座は「人と何かを共有する」
ことを欲するサインで
こちらの度数に至るまで
色々な場面で
色々なやり方で
「人と繋がる」ことを
試みてきました。
そうした試行錯誤の末
ようやく願いが叶い?
周りにたくさんの人が集まり
いろいろな「集団」に
属することが
できるようになりました。
そしてこちらの度数では
そうした組織やグループを
つくったり
まとめたりする中に
人間関係や社会の構造を熟知し、
しなやかに自分の立ち位置を
見出す力を象徴しています。
私たちは生きていく中で、
周囲のルールや人の感情の動きを察知し、
うまく適応する術を身につけていきます。
そして、この15度では
人とのつながりを通して得た力を
自らの意志で動かしていこうとします。
砂の一粒一粒は小さくても
集めれば大きな山になります。
同じように
一人ひとりの力は小さくても
互いの才能や思いが結びつけば
一人では実現できなかったことも
形にできるようになるのです。
五つの砂山と神聖なる「5」の力
また「5つ」の砂山や
「子供たち」とは
蠍座の90度前にある
「5番目」のサイン
「獅子座」を思わせるモチーフです
象徴学において5は
人間の創造性や知性
新しい可能性を切り開く力と
結びつけられることがあります。
この砂山を
まだ形になっていない可能性や
人間の創造的な力の象徴として
捉えることもできるでしょう。
そして子供たちは
その可能性を使って
自由に遊んでいます。
最初から完成形を
思い描いているわけではありません。
とりあえず作ってみる。
面白そうだから
別の形に変えてみる。
思いがけない発見があれば
そこからまた新しい遊びが始まる。
創造性とは
正しい答えを見つけることより
未知の可能性を楽しむことから
育っていくのかもしれません。
五芒星は
人間の身体や意識を象徴する
図形としても知られています。
「5」とは人間に備わった
「肉体、感情、精神、魂、霊性」を表す
神聖な数です。

人間存在の5つの側面すべてを統合し
バランスを取りながら、
創造性を発揮します。

めいめいが自分を表現し集まることで
「砂山」が出来上がってゆきます
子どもたちは
自分がその「山」の中で
どの山の頂点を取れるか
争奪戦を遊んでいるのでしょうか?

それとも
5つの山全てを
傘下に置きたいとする
ゲームでしょうか?
集団的なチカラと調和
子供たちが遊びの中の純粋な喜びで
砂山を築くように
蠍座15度のエネルギーは
自然と人を惹きつけ
組織化するチカラがあります。
人々を結集させ
集団のエネルギーの中心に立ち
創造性を開花させる器となることが
このシンボルの目的です。
このように蠍座15度のエネルギーは
「頂点への到達」を可能にしますが
その力は自我を満たすためではなく
より高次な創造性を
世界にもたらすためにあります。
純粋な創造の喜びを忘れず
常に新しい視点から
「新座標」を再発見し続けることが重要です。
「奪う」チカラと「与える」チカラ
ここで考えてみたいのは
ほんとうに人望と信頼の寄せられる
「真のリーダーシップ」を発揮するために
この世界にある
「2つの力」を
理解することではないかと思います
その「2つの力」とは
ホーキンス博士の著書
「パワーかフォースか」で提言されている
2種類のチカラです
「フォース」とは内側に引き込むチカラ
つまり「人」から力をもらって
自分のものにしようとするチカラ
「パワー」とは内側から湧き出すチカラ
つまり自分の中から湧き出て
人に分け与えるチカラ
ということになるでしょうか
人はじぶんに「不足しているもの」が
あると感じるときは
「他者」にそれを
補ってもらおうとします
例えば誰かに
認められたい
称賛されたい…
そうすることで
「チカラ」をもらいたいと思うことは
誰しもあるのではないでしょうか?
けれどどうした「不足感」から
「多くの人を集め、力をもらう」
ことのみに終始してしまうと
「人を手の内にコントロールしたい」
といった「フォース」に繋がる願望も
顔を出しやすいので
注意が必要です
「満たされない気持ち」に向き合う
「パワーかフォースか」では
意識レベルの17段階のうち
「プライド」と「勇気」の境目が
「フォース」か「パワー」かの分かれ目の
一つの指標とされています

「プライド」以下の項目を見ると
例えば
「不足感」を埋めてもらいたかったのに
そうしてもらえなかった…
という「満たされない」気持ちが
「プライドを傷つけられた」
「怒り」
「悲しみ」
などネガティブな感情に
繋がっていきやすいと言えそうです
ですので
時どき私たちは
自分の行いを顧みて
自分は「不足感」から
「チカラ」を補ってもらうために
人と繋がろうとしていないか
チェックしてみる必要が
あるかもしれません
特に組織やグループのまとめ役として
真のリーダーシップを
発揮していくためには
そうした自分自身のマインドを
注意深く観察してゆくことが
大切となりそうです
「真のリーダーシップ」のために
「フォース」に基づいた
「山」の頂点を目指してしまうと…
その「山」は砂山であることから
あっという間に砂塵と化して
崩れ落ちてしまうでしょう

だから
「真のリーダーシップ」を発揮して
それぞれの「山」を
それぞれの「目的」に向かって
本当に機能させていくためには
日々じぶん自身が
「持っているもの」にも
意識を向けてみることや
(もう既に十分に)「満たされている」
ことに気付き
それに感謝していく気持ちを持つことで
ホーキンス博士が提示したところの
「パワー」を発揮することが
できるのではないでしょうか?
そしてほんとうに強い「結束力」で
「グループ」の人々を
まとめていくことが
できるのではないでしょうか?
周囲にうまく順応できるようになったからこそ、
ふと立ち止まる瞬間が訪れます。
「環境にしなやかに順応できる私」の
準備が整ったからこそ、ここから
「では、わたし自身は本当はどうしたいのか?」
という、次の深い自立のテーマへと
視点が向かっていくのです。
そして、次の蠍座16度からは
そうした「満たされたチカラ」を
一層深く「学んでいく」ために
対向の牡牛座からの侵入を受けてゆく
ことになっていきます
エネルギーの活用法
そのようなことに注意すれば
この度数のエネルギーは
自然と人を惹きつけ
組織化する才能を発揮するでしょう。
それは支配欲からではなく
より高次の目的のために
人々を結集させるチカラです。
瞑想やジャーナリングを通じ
物質世界(肉体)から
宇宙意識(霊性)までの
5つの側面全てに意識を向け
バランスの取れた自己変容を
目指してゆきましょう。
そうすれば
純粋な創造の喜びと集団の調和が
強大な力を生み出してゆきます。
過去の統合
今までの経験、学び、業績の
すべてを統合し
新しい視点から再評価します。
砂山を築くように
これまでの人生の一粒一粒を
丁寧に積み上げていくのです。
新座標の発見
蠍座の深い洞察力により
全く新しい方向性
新しい可能性の座標が開かれます。
それは個人の成長を超えた
集団全体の進化への道標となります。
頂点への到達
集団のエネルギーの中心に立ち
強いパワーと影響力を手にします。
それは自我を満たすためではなく
より高次な創造性を
世界にもたらすための器となります。
「子供たちの遊び」のように
「砂山の一粒一粒」には
無限の可能性が宿ります。
そうした過去の経験を
丁寧に振り返り
「過去の統合」のプロセスを
意識的に行いましょう。
蠍座15度はそのような
人間の死と再生のサイクルの中で
新しい創造の芽を
力強く世界に芽吹かせる力を
秘めているのです。
蠍座15度:「5つの砂山の周りで遊ぶ子供たち」FAQ
Q1: 蠍座15度を持つ私の魂の使命と人生の目的とは何ですか?
A1:
あなたの使命は
「過去の統合」を経て
「新しい創造の芽」を
世界にもたらすことです。
単なる個人の成長に留まらず
人間存在の5つの側面
(肉体、感情、精神、魂、霊性)を
統合し
集団のエネルギーの中心に立ち
より高次の創造性を実現する
リーダーシップを発揮できるでしょう。
Q2: 蠍座15度を持つ私の最大の強みと注意すべき傾向は何ですか?
A2:
最大の強み:
自然と人を惹きつけ
組織化する才能です。
集団の調和と
純粋な創造の喜びから
強大な力を生み出します。
また、蠍座の深い洞察力による
「新座標の発見」も強みです。
注意すべき傾向:
頂点への到達に伴う
自我を満たそうとする
支配欲や影響力の乱用です。
力を高次な目的に使うことを
常に意識し、純粋な創造の意図を
保つ必要があります。
Q3: 蠍座15度を持つ私の魂の目的を果たすための最適なキャリアは何ですか?
A3:
集団を組織化し
新しい価値観や方向性を示す
リーダーシップが
求められる分野が最適です。
社会や組織に変容をもたらす
経営者、コンサルタント。
集団の意識に影響を与える
指導者、教育者、アーティスト。
複数の要素や人を統合する
プロジェクトの責任者、
ファシリテーターなどです。
Q4:自己成長のために、蠍座15度のエネルギーをどう活用すべきですか?
A4:
過去の経験(砂山の一粒一粒)を
丁寧に積み上げる
「過去の統合」のプロセスを
意識的に行うことです。
また、5つの砂山が象徴する
人間存在の5つの側面
(肉体、感情、精神、魂、霊性)の
バランスに常に意識を向け
偏りのない自己変容を目指してください。
Q5: 蠍座15度の変容の力を体現しているのは誰ですか?
アカデミー賞女優エマ・ストーン氏です。
わずか11歳から舞台に立ち
15歳で女優になりたい夢を
両親に向けパワーポイントでプレゼン、
説得して、高校を中退。
母親とLAに移住し
夜に勉強しながら
オーディションを受け続けました。
タレント発掘番組で役を得るも
番組打ち切り企画倒れなど相次ぎ
諦めずに19歳で映画デビュー。
3年後に主演を果たしその後
「アメイジングスパイダーマン」でブレイクし
28歳「ラ・ラ・ランド」で
ゴールデングローブ賞、アカデミー主演女優賞に。
その後も活躍を続けている。
