射手座17度「復活祭の日の出の礼拝」*励まし合って本来の力を取り戻してく
12月9日太陽のサビアン。礼拝堂に差し込む朝日に祈る人びとのように集団で励まし合って、一つ前の射手座16度で手放した「主体性」や「創造性」をもう一度取り戻してゆくシンボルです
「復活祭」とは
磔の刑に処された
イエス・キリストが
死後3日目の日曜日に
復活したとされることから
毎年春分の日のあとにくる
最初の日曜日に行われる
キリスト教のお祭りで
「イースター」と呼ばれます
(毎年3月から4月に行われます)
復活祭の日の朝
礼拝堂の中で
儀式をしている人びとを照らすようにに
朝の眩しい日の光が
差し込んでゆきます…
人びとは太陽のエネルギーに
力をもらったように
元気づけられてゆきます
それはあたかも
「キリストの不在」という闇の時間
(夜)からの「復活」
礼拝堂に集まった人々は
この太陽の力を共に受け取ることで
共に何かをつくりあげていくような
「創造性」を取り戻してゆきます
17度は
「枠」を取り払って解放する…
とも言われる度数です。
いわば
視界が閉ざされていた闇の中から
全く新しい「視座」を生み出す度数
サビアンシンボルでは
対向のサインの影響が入り込む
「第4フループ」に属します
私たちも
じぶん自身につくってきた「枠」を
取り払ってゆくために…
量子力学では
「私たちが感じ、考える」ところ
「フォーカスを絞った」ところに
現実が創られていくと言われます
これからの時代
「知らず知らずに
閉じ込められていた
今までの自分の枠」
を超えていくことが
求められていると言えそうです
あらゆる情報や影響の中から
「自分の考え」や「価値観」を
しっかりと定め
それに向かって「行動」していく
そんな「創造性」も
ますます重要と
なってくるのではないでしょうか
射手座16度では
自分の精神性を犠牲にして
日常的な生活や仕事に
没頭してゆきました
この射手座17度では
あらためてそうした
「依存から抜け出し」
「大きなものに巻かれる」
体験を経たことで
「自分の内側にある意思」に
気付いてゆくのだと思います
それは復活祭の礼拝をする人が
昇りゆく太陽に
「本来の生命力」を
もう一度思い出すように…
するとこの人は
その復活させた
「本来のチカラ」でもって
関わる人の
「深層の願望」や「熱意」を引き出し
鼓舞してゆくのです
自分より強いものに頼ることで
失った主体性を
魂の復活を暗示する
日の出の礼拝によって
取り戻してゆくのです
また「礼拝堂」には
多くの人が集まるほど
大きな力を喚起できることから
「人気運」なども
意味するシンボルです
たくさんの人を集め
巻き込んでいくことができる人を
暗示しています
そして
興味・関心を同じくする
グループの仲間を力づけることから
自分も力づけられる
このシンボルをネイタルチャートにお持ちの方
また
このシンボルが強調されるシーズンには
そうした「仲間からの影響」を
考慮に入れ
人に力を与える
治療家やカンセリングなどに
従事するのも良いかもしれません
その人の心の深い処にある
願いや情熱・創造力や積極性などを
力づけ
励まして引き出すような
力をお持ちかも知れません
また「集団」に働きかける力から
組織のリーダーにも
向いていると言われます
「転換点」を表すともされ
人生のどこかで
「夜明けに太陽が昇るように」
急に人生がガラッと明るくなるような
体験をされることもあるかもしれません
本能的な直観力を大切に
行動を選択していくことが
大切となって来そうです