牡羊座21度「リングに上がる剣闘士」手に入れたいものがあるなら、取りに行こう
4月11日前後の太陽のサビアン。「天秤座」の侵入を受ける「第4グループ」を終え牡羊座が最も牡羊座らしく振る舞える「第5グループ」」の始まりのシンボルです。牡羊座の支配星である火星のエネルギーがMAXとなり、「欲しいもの」を手に入れるために「積極的に戦いに出る」シーンが描かれています。
一つ前の牡羊座20度までは
サビアン第4グループ
牡羊座16度から
対向の天秤座の影響が入り込んでいました
そんなに「前へ前へ」と焦らずに
いったん小休止して
力を蓄えようよ
じぶんのことだけでなく
他の人のことも考えようよ
じぶんの意見だけでなく
他の人から見たら
どう見えるかも…
そんな風な
「天秤座」からの囁き声に
「えー」と叫びつつ
牡羊座はそうした
天秤座の
「受容性」「女性性」と
向き合って来ました
そして
人の話を聞いてしまうと
何もできなくなってしまう牡羊座の人が
周囲に気を配り
人の話を聞きつつも
それでも
自分の牡羊座の力を失わない人に
成長する
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
ことをやってきたのです
そして
一つ前の牡羊座20度で
「自分の願望に向かって
一歩一歩進むことで
他社への優しさを発揮できるひと」
となったのです
ですから
この牡羊座21度からの
サビアン「第5グループ」では
もう何にも遠慮する必要がありません
自発性
行動力
自分の個人的欲望において
正直な姿勢が強まり
(中略)
欲しいものは自分の根性と意欲で
必ず手に入れるという
(中略)
自分で自分を燃え立たせながら
実現に向かってひた走ることになります
(同上)
その始まりが
こちら牡羊座21度のシンボルです
試合の始まるゴングが鳴ると
どんなに前回の試合で打ちのめされていても
ボクサーはまた
リングへと向かいます
「勝利」を
あるいは
「チャンピオンの座」を…?
彼は「欲している」から…
「自分が欲しいものを取りに行く」ために
彼はここまで
血のにじむような練習を続けて来たし
減量のために
食事を制限したり
あらゆることを「コントロール」して
この日に備えてきたのです
牡羊座の支配星は火星です
火星は私たちの「欲望」を刺激して
私達に「モチベーション」を与えます
「欲しい」という気持ちほど
私たちを
燃え立たせてくれるものはあるでしょうか…?
全身に力がみなぎってきて
「それ」を
「欲するもの」を
自身で戦って得ようとする…
牡羊座はいわば
この世界に
「じぶんを滑り込ませよう」とするサインですが
「欲しいもの」が明確になった時
この世界に「滑り込ませるべき」
自分という存在もまた
明確になってくるのではないでしょうか
私たちは何故
ここに
この世界にやってきたのか…?
この世界に
生まれて来たのか…?
それはやはり
「欲しいもの」があったから
ではないでしょうか?
「生まれてこうした体験を手に入れてみたい」
そう願ったからではないでしょうか?
そしてここまで
「いろんな人間関係」や
「いろんな人のいろんな思惑」に
揉まれながら
でもやっぱり自分は
「これが欲しい」と
気が付いてゆく…
それが人生なのではないでしょうか
だから
時ここに至っては
もう進むしかないのです
「勇気」と
「思い切り」で
進んでいくとき
だから大切なのは
「自分が欲しいもの」を明確にすること
そして
その「欲しいもの」に
正直になること…
さあ、あなたもここに
書き出してみてください
「私が欲しいものは…
「私がどーーーしても、
手に入れたいものは…」
但し
なるべく中でも
「ほんとうに手にしたいもの」を
ぎゅーーーっと「絞り込む」ことも大切ですよね
ゴングが鳴って
上がれるリングは一つだけですもの
欲張りになって
あれもこれも…となると
何ごともやりすぎになって
結局は手に入らなくなってしまうでしょうから
注意が必要です
こちらのシンボルを
ネイタルチャートにお持ちの方
また強調されるシーズンには
途中で投げ出さず
目標に達するまで
進んでみることが
大切になってくるのではないでしょうか
ただしリングには「闘いのルール」がありますので
ルールに従って
正々堂々と闘う姿勢は
必要とされるでしょう