牡羊座27度「想像の中で復活する失われた機会」胸に刺さる「失敗」を書き換える
4月16日蟹座上弦の月の太陽のサビアンです。「思っていたとおり」にものごとが進まず、イライラしがちな時…けれどもその「私たちを阻むように見える出来事」は、決して私たちを懲らしめるため…ではなさそうなんです…。この時期ちょっとした「挫折感」を味わう方があったなら、是非こちらの記事を読んでみてくださいね。
「春の土用」入り
このシンボルを太陽が通過する頃
東洋の暦では
「春土用」に入ります
一つ前のサビアンは
牡羊座26度
「持ちきれないほどの贈り物を
所有する男」
というシンボル。
となっています。
つまりここまで
1月のお正月
2月の立春（東洋暦上の新年）
3月の春分（宇宙元旦＝ホロスコープ上の新年）
と季節を通り過ぎてくるたびに
「古い縁」を手放して
新しいサイクルの
新しいご縁に
いろんな夢や期待を膨らませ
進んできた私たち…
そして4月。
それはどんどん
現実のものとなっていきます
すると
あれも素敵
これも素敵
あちらもやってみたい…
と「新しいコト」への好奇心が膨らんだり
いえもしかしたら
社内で部署替えなんかがあって
新旧の引継ぎに追われている…
という方も…？
でも身体はひとつ…
身体に気持ちが
追い付いてゆかなくて
けれどオーバーヒートのまま
進まなければならない…。
そんな風に感じてつつ…
そして結局は
身体や時間が追い付かず、
「やりたかったこと」
のうちのいずれかが、強制終了
それが
「本当は手にすることが
できたかもしれない可能性」
＝「失われた機会」です
「想像の中で復活された」とは
それが頭の中で反芻している
ということと思います
え？え？
なくなっちゃたの…
という感じです。
ショッキングな出来事
そして
この「手放さなければならなくなる」
にあたっては…けっこう
ショッキングな出来事が契機となる…
ことも多いのでは、と思います
例えばそれは
「人間関係のトラブル」
何しろこの時期は
誰もが疲労困憊
「新しい生活」へ慣れようとして
気を張っていた心身がピークに達し
「いつもだったら
当然できる小さな配慮」
が足りなくなって
周囲の人とのあいだに
「小さな気まずさ」を生んでしまう…
そこから生じた
「気持ちのズレ」が
「お互いへの不信感」
を生んでゆく…そんなケース
そこで
「失われた機会」を
頭の中で反芻している人は
大きく悔やみます…
ああ、いつもだったら
当然できていた筈の
「小さな配慮」が
何故あの時は出来なかったのか…
そうすれば
こんなトラブルも起こらず
もっと物事は
「想定していた通りに」
進んでいた筈だったのに…
つまり
「機会が失われる」
ことは
無かった筈なのに…
そんな「後悔」や「忸怩（じくじ）たる思い」が
何度も何度も
「痛み」となって私たちを襲います…
起こっている出来事を省みる
実は私にも最近このような
人間関係の行き違いがありました
いや実はこの季節
毎年、毎年、見事に似たようなことが
起こるんですよねー
ただ以前なら
とことん落ち込んでしまっていたところ…
最近は私も少しは学びました…💦
今はこのように考えてみます
何故この出来事が起こったのだろう？
例えるならそれは
私たちの「内面」を
映し出す「鏡」…
何か自分の内面に
「見ないようにしているもの」を
映し出してくれていた
のかもしれないと…
そう…つまり
こちらが緊張した面持ちであったり
笑顔が失われた顔で鏡に向かえば
鏡に映る顔も
そのように移ります…
そんな風に「現実」も
「私のこころの中の表情」を
映し出しているのだと…
未来への「軌道修正」
実は
牡羊座2７度
「想像の中で失われた機会」
には
ホントウは
次のような意味があります
この度数の人は
どんなものにも
不動の価値が備わっているわけではなく
人生の成功や失敗と言うことに関しても
解釈次第では
成功と思えたものが実は失敗で
失敗と思えたものが
実は成功だったということに
気が付く人です。
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」牡羊座27度）
そう、まだ太陽は牡羊座にあって
１２星座の物語は
始まったばかり…
この時期に起こる「痛み」は
ここから進んで行こうとしている
「新しいサイクル」の
進行方向を精査してゆくための
「軌道修正」を
教えてくれているのです
けれどもここで
「軌道修正」しておくことは
遠い未来にとっては
ずっと「スムーズに進む道」
であるかもしれないのです
私の「苦い思い出」
そこから私が思い出すのは
以前この時期に起こった
人生の中でも
「忘れられない」出来事のこと
今からちょうど10年前に
志していたお仕事のため
約半年間
みっちりと技能訓練を経たのち、
憧れの職を得たのです
それも約12枚の履歴書を書いて
応募した先から
ことごとく「不採用」の通知…
そしてやっとの思いで
手にした座でした…
けれど
そちらのお仕事を始めてみて
「自分が大切にしたい」と
思っているものとの
「差異」や「違和感」が
日に日に募っていくのを感じていました
それでもせっかく掴んだ
憧れのお仕事✨…
そんな「違和感」を見ないようにしながら
私なりに一生懸命に
業務に励んでおりました…
が、どこかで
見透かされてしまったのかもしれません
配属されて3週間目のちょうど今頃
「え？」と思うような
ほんとうに小さなことで
先方から解雇されてしまったのです…( ；∀；)
その時のショックと言ったら
ホントウに…
「立ち直れない」という言葉が
ピッタリでした
けれどその後暫くして
もっと自分に合った
条件の良いお仕事に
就くことができました
そこから紆余曲折あって
じぶん自身を見つめ直し
そちらのお仕事も辞めて
今の私があります
「気付き」のリスト
そこから学んだことは
「起こる出来事」や
「そこに現れる人」は
私たちに何かを伝えるために
起こっていて
前に進むことにばかり気を取られ
「自分の中」に
見ようとしていなかったもの
スルーようとしているものに
強制的に気付かされる…
ということが
起こっていたのだと思いました
この「気付き」は
その後の私の人生を変えるほど
大きな恩恵を
私にもたらしてくれたと思います
ですので今回の
「人間関係のトラブル」に関しても
まずは「反省したこと」
「気付かされたこと」
そしてそこから
「今後に活かしてゆけそうなこと」を
ノートに書き出してゆきました
そんな中
レコメンドで現れてきたのが
こちらの動画
中にこのような一節がありました
自分が編集した
「気付きのリスト」に対応することが
あなたのお仕事なのだと、知ってください。
(cocoro centryさん）
私たちが何か
心揺さぶられる出来事に
出くわした時とは
じぶんのこころの中の
「気付き」のリスト
を一つ増やすべき時…
であるのでしょう
わたしたちは
そうして心の中の
「気付き」のリスト
を再編集してゆく
必要があるのでしょう
それは
悲しんだり
責めたりしている自分を
「一歩引いたところから
客観的に見つめ直す」
ことにも繋がると思います
間もなく「牡羊座」を
旅立つにあたり
このような「視点の再構築」を
試みてゆくのです
「心の整理」が
なされることで
「失敗」と思えていた出来事も
大きな視点で見れば
「失敗」ではなく
新たな「視点」への再出発だった
「気付き」のための
「人生の大切なひとコマ」だった、と
と思えてくるのではないでしょうか
そのための「気付きのリスト」
なのではないでしょうか？
高度を上げて見てみると…
私たちは
「風の時代」へ入りました
それは際限のない情報社会
そしてネット上で
あらゆる種類の人びとと
「交流」が可能な時代です
けれどもだからこそ
ネット社会の中で
以前よりずっと多く
「心が揺さぶられてしまう」
出来事は多くなる…
とも言えると思います
けれどそこで
「情報をすっかりシャットアウト」
してしまうことも
得策とは言い切れません
（これもある程度必要かもしれませんが）
そんな時こそ
「想像する」姿勢が
大切になって来るのでは
ないでしょうか？
対向のサビアンシンボルは
天秤座27度
「頭上を飛んでいる飛行機」
です
例えば冒頭でお伝えした
「いつもだったら当然できる小さな配慮」
→→そうしたものを
天秤座はとても大切にします
飛行機のように
「視点の高度を上げて」みることで
もしそこから
「わたし」を見下ろしてみたら
見えてくるものはなんだろう
と「想像して」みてくださいね
そうすればきっと
今というこの時に大切なものが
見えてくるかもしれません
そうすればきっと
「相手には相手の考え方、感じ方がある」
ということや
例え今は「失敗」と思える
出来事であっても
それを次に活かすには
どうすればいいか…
そうした「想像」も
拡がってゆくのではないでしょうか
そこから
「こうでなければならない」
という思い込みを再編集してみることで
「行き詰まり」を突破するカギも
見えて来るのではないでしょうか？
それは
いろんな人の「視点」に
ショックを受け、ただ
右往左往するところから
じぶん自身の
「独自の体系」を創り上げてゆく
こともにも繋がっていくように思います
信頼し、受け入れる
先程の動画の一節には
前提のメッセージがありました
それは
心を揺さぶる人や
出来事との出会いによって
じぶんが自分を
愛していない部分や
他者を愛していない部分に
気付いてゆく
(cocoro centryさん）
というもの
私が今回もう一つ
気付かされたこと
それは
心が前のめりになっている時は
「目標達成」に気を取られ過ぎて
足元しか見えず
他者への「配慮」が
手薄になってしまいがちだということ
そして、その背後には必ず
自分への「配慮」も
手薄になっているのだと思います
言い換えれば
他者や自分を
「大切にする気持ち」の欠如であり
またそこから
自分自身や他者への
「信頼」も失われてゆくのだということ
けれどもここでいったん
「頭上を飛んでいる飛行機」
の視点を受け入れてみることで
私は自分が思っているより
ずっと多くのものに
「見守られている」ことに
気が付くことが出来たように思います
家族
周囲の人びと
もっと大きな存在
そして
もう一人の自分…
人は「ショッキング」な出来事に遭うと
自然と顔も下を向いて
どんどんと周りも
見えなくなりがちです
けれども視点を上げてみることで
いつも私たちの周囲には
見守ってくれている存在が
確かにいるということ
そんな風に気づかされた
今日この頃でもありました
そして彼らを信頼し
受け入れていくことが
このシンボルが伝えてくれている
もうひとつの「想像」なのではないか
と思いました
心と身体を休めてみる
冒頭にお伝えしましたように
このシンボルが太陽に重なる時と前後して
「春土用」に入ります
「土用」とは
「新しい季節」に馴染むための
心と体の調整期間です
年末からここまで
走りに走ってきた方も
多くいらっしゃるのでは
ないでしょうか？
さまざまな出来事に翻弄され
息が詰まるような思いをされて
いらした方も
おられるのではないでしょうか？
けれどどうぞ
ここでいったんひと呼吸
この時期は
樹々の新緑が
美しい季節でもあります
私の言わば
「剣の刺さったハート」が
一番
慰められたのは
この生命力あふれる
新緑の樹々たちのエネルギーでした
是非「春土用」のシーズンには
自然の中に
ひととき身を置いて
美しい緑に
心をゆだねてみてください
青い空と白い雲を
見上げてみて下さい
たとえ雨雲に覆われる日であったとしても
雲の上にはいつも
青空が拡がっている…
それをイメージしてみてくださいね
そう私たちには
そんな「想像力」が
与えられているのですから
最後までお読みいただき
ありがとうございます
サビアン・シンボルは
ホロスコープ
３６０度の１度ずつにあてがわれた
アカシック情報とも言われる詩文です
「新しい時代」に備え
サビアンシンボルで
「天体のリズム」に
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