牡牛座25度「大きく手入れの行き届いた公共の公園」*整った環境の恩恵を受けるには
5月16日前後の太陽のサビアン。サビアンシンボル25度はサインの「完成した結晶」(松村潔先生)。牡牛座がこれまで自分に向き合い、自分の資質を高め
金銭を得て、「豊かさ」を手に入れて来たことで、ある意味自分なりの満足や安心、安定を手に入れた段階と言えます。
牡牛座第5グループ
今回のサビアンは
「牡牛座第5グループ」の
最終シンボル…
つまり「帰結」を表します
「牡牛座第5グループ」の一つ前は
「牡牛座第4グループ」
牡牛座の対向の
「蠍座」の影響が入り込むグループです
「自分にあらかじめ備わっているもの」
を大切にするのが牡牛座なら
「自分にないものを
他者に求める」のが蠍座です
そんな蠍座の影響を受け
「ないものねだり」を体験した牡牛座は
「牡牛座第4グループ」の最終度数までに
そんな他者からの影響を
上手に使いこなす強さを身に着けてきました
「誰か」から情報をもらわなくても
「自分の中」から直感的に
「無尽蔵の新しい力を引き出す」
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
術を身に着けたのです
そしてそれは
「身体」を表す牡牛座にとって
DNAに刻み込まれている
先祖代々の「伝統」に着目することでもありました
「開いた本」をめをつぶって指さし
なぞった一文から何かを決める
という占い方法
(同上)
を利用することを覚えた牡牛座21度
その「開いた本」に書かれていることは
「自分の属する民族や共同体」に
長年伝わって来た伝統でもあります
そしてそんな牡牛座21度から始まった
「牡牛座第5グループ」が
「帰結」するのが
今回のシンボル、牡牛座25度なのです
地域や文化への貢献
牡牛座21度で「アドバイス」をもたった
「伝統」つまり自分が属す共同体に
今度は自分は「貢献して」ゆくのが
今回のシンボルです
牡牛座は「職人気質」ともされるサイン(星座)です
これまでみずからの「専門性」を高めるために
労力と集中力のすべてをかけて
長い長いあいだ努力を続けてきました
そんな「専門性」を
今度は自分が恩恵を受け取って来た
「共同体」のために差し出す番…
そんな風に意識を切り替える
ターニングポイント
と言えるかもしれません。
そうすることで、更にまた
貢献した地域や文化から
大きな恩恵と安らぎを
受け取ることになります
それが今回のシンボルに象徴されている
「大きく手入れの行き届いた公共の公園」
…なのです。
「公共の公園」は
地域の多くの人々が
きちんとした設備を維持するために
力を尽くすことで
「整備された美しさ」を保っています
私の家の近くの国営公園も
いつ訪れてもいつもキレイに整えられ
季節の花々が
目を楽しませてくれます
そこへ行けば
美しい景色と花々
リラックスした
穏やかな時間を過ごすことができることを
「約束」してくれているような空間です
こころの余裕
そしてこのシンボルは
そんな風に自分がいま
手にしている「小さな恩恵」に
気付くことの大切さを
教えてくれているのではないでしょうか
「手入れの行き届いた公共の公園」を
訪れることで
花壇がキレイに整備され
花々が咲き
歩く道路が
ゴミ一つ落ちていないほど
清掃されている…
そこで気持ちよく
キレイな空気の中で
休日を楽しむことができる…
そんなシーンを思い浮かべてみて頂くと…
自分ではない誰かが
出してくれたお金
提供してくれた労働のおかげで
自分も恩恵を被ることができる
それに気づき
感謝する「心の余裕」を持つことで
私たちもまた
他の人びとに
そうしたギフトを分け与えることが
できるのではないでしょうか
例えば
気持ちがリフレッシュできて
また翌日から
家族のために
地域のために
社会のために
何かしら「貢献」をしたいと思う…
そんな風に
お互いに助け合って
力を差し出し合うことで
お互いがリラックスして
憩うことのできる
穏やかで豊かな空間が
また誰かに提供されてゆきます
そんな気持ちの良い「循環」が生れたなら
それはガイア(地球)そのものにも
きっと良い影響、良い波動を
もたらすことができるでしょう
牡牛座とは
究極
私たちがこの地球に生まれ
ここで「生きる」というシナリオを
体験させてもらっている
その奇跡を
表しているサインと思います
(この地上で生きるための身体、
DNA情報といったものが
牡牛座のエネルギーだから)
だからこそ
その「完成の結晶」が
「大きく手入れの行き届いた公共の公園」
なのだと思います
身近にできること
だからこちらのシンボルを
ネイタルチャートにお持ちの方
また強調されるシーズンには
是非「自分の身の回り」に
意識を向けてみて下さい
あなたが暮らしている
部屋や家の居心地はどうですか?
座っている会社のデスク周りの
整理整頓はされていますか?
例えばエレベーターを降りる時
同乗のひとにボタンを押して
先に降りてもらうとか
いつも共有部分を
キレイにお掃除してくれている
マンションの管理人さんに
笑顔で会釈するとか
帰り道のショッピングセンターで
使ったトイレを
キレイにして出てくるとか…?
そんな風に 「小さな心掛け」って
日々の生活の中に
実はいっぱいあるんですよね
そうして
「視線」をほんの少し上げて
「周囲に気を配ってみる」ことで
自分自身の意識の「視野」も
どんどん広がっていく気がしませんか
自分を整える
ですが、そうした
「心の余裕」を持つためには
やはりこれまで牡牛座が
25度までに築き上げてきたような
「自分自身を大切にする姿勢」も
大事になって来るのだと思います。
自分を大切にして
また自分を整えておくからこそ
そうした「周囲に意識を向けたり」
「他者貢献」の意識も
強まるのではないでしょうか
じぶんのこれまでの生き方から
生活の全体を統一
して
時間管理
自己管理といったもの
(松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」)
もきちんとこなしてきたからこそ
ある意味この度数までに
「自分を律することができる」ように
なってきたからこそ
「公園」で憩う
「心の余裕」も
生まれてくるのではないでしょうか
「自分を律する」というと
何か「縛られたり」「強制されたり」
といったイメージを
抱いてしまうかもしれませんが
「生活を整える」というイメージで
良いのだと思います
例えばご出勤前などに
5分でも10分でも
瞑想でもストレッチでも
スクワットでも
「ご自分を整える」
お時間を意識して
つくってみて頂く…
それは「公共の公園」を
美しく整えるようなイメージで
ご自身にも手をかけてあげる…
そうして
ご出勤されることで
「整ったご自分」で
共同体に貢献する
するときっと、ますます
「良い循環」が生まれ
またそうしたエネルギーが
めぐりめぐって
またあなたのもとに
「安らかで穏やかな生活」が
もたらされる…
そんな「見えない循環」を大切にしてね…
そんな風に教えてくれているのが
こちらのシンボルなのではないでしょうか
そしてまた
牡牛座の終わりということで
「公共的ステイタス」を
意識してみるのも良さそうです
お昼ご飯のあとに
少しだけご自身より
ハイクラス(に思える)人々が
集まるカフェに足を運んで
その場の「クラス感のある」雰囲気の中に
ご自身を紛れ込ませてみる…
するとご自身の醸し出す雰囲気も
だんだんと、それに近づいてゆく…
そんな風に「環境の恩恵」を
上手に使っていくことで
更なる思いがけない「豊かさ」が
舞い込んでくるかもしれませんヨ!