水瓶座17度「ガードをしている番犬」＊あなたは何から自分を守る？
2月6日前後の太陽のサビアン。「公的なもの」と「私的なもの」や「個人」と「個人」の間に境界線を引いて、それぞれの「テリトリー」を意識し「守りを固める」…というシンボルです。
「守り」を意識する
16度は
15度までの「流れ」をストップさせるものであり
17度ではそれによって壊れかけたものに
どう対処して
「守っていくか」という
という意味合いがあります
水瓶座17度は
その「守り」の意味が
とても強いシンボルとなっています
犬はここでは
心霊的、つまりスピリチュアルな
「守護」を表しています。
「自分と他者との間に境界線を引くこと」を
意識していくことが促されています
また16度が
個人の思惑よりも
「壮大な理想のビジョンの実現」
という「全体の利益」に
フォーカスしていることから
「全体」に対する
「個人」の利益を守る
という意味にもなるでしょう
それは目的を遂行しようとする
「ビジネスマン」の「個人の利益」でもあり
「ビジネスマン」に利益を侵害されそうな
住人たちとも言えそうです
自分の安全と立場を
「ガード」するために
外界と自分との間に
立ちふさがる「番犬」
公的なものと
個人的なものとの間に
「番犬」があらためて「線引き」をして
互いに干渉しすぎないようにする
（松村潔先生「愛蔵版サビアン占星術」）
これ以上進むと危ない
海水浴などで
良く見られる海上の旗などが
イメージされますね
水瓶座16度から侵入してきた
対向の獅子座の影響…
それも180度後ろではなく
180度未来の
一段上の獅子座の影響を
受け取ることから
個人の「意志」や「創造性」の
大切さを
再度リマインドする
イメージも浮かびます
それでは
「自分を護る」ためには
何を行ってゆくべきなのでしょうか
「セキュリティー」を意識する
一つには
「セキュリティー」を意識する
ということです
「IT」や「ネット社会」を
象徴する水瓶座ですから
実際に
「ウィルスソフト」などで
セキュリティーを強固にする
といったことも
大切になってくるかもしれません
もちろんご自宅の
「防犯セキュリティー」を
見直したりすることも良さそうです
「テリトリー」を意識する
もう一つは
「テリトリー」を意識するということです
それは
人と人との間の
「こころ」や「感情」の間の線引き
ということもあるでしょう
親しくなって
心情的に深く入り込んでしまったり
またよく私たち占い師や
カウンセラー
またセラピストといった職業の者が
お客さまを助けたいばかりに
約束の時間やご料金を超えて
また
頼まれもしないのに
いろいろとアドバイスしてしまったり
ということも
これに入りそうです(;’∀’)
また
「公的な生活」と
「プライベートな生活」との間の線引き
ということもあるでしょう
週末に
その週に終わらなかった仕事を
家に持ち込んで仕上げてしまう
といったこともこれに入りそうです
また会社の飲み会などで
二次会まで断り切れず
しぶしぶ付き合って参加してしまう…
などもよくあることですよね
そういった
ほんとうは自分にとって
「不要な関わり」
であることに
「明確な一線を引く」ことで
自分をガードする…
そんな強さを
「獅子座」から学んでみることが
促されているのではないでしょうか
自分と周囲の環境との間を調整し直して
もうこれ以上お互いに干渉しないよう
きちんと線引きすることが
必要となってくるでしょう
（松村潔先生「サビアン占星術 未来事典」）
自分の「大切なもの」を守る
また
私たちを取り巻く社会・文化・人間関係と
私たち個人の間に
ある種の
「守りの壁」（バウンダリー）を作って
影響され過ぎないようにする…
といった意味もあると思います
つまり
「自分が持っているもの」
「自分にとって大切なもの」を
護るようにとも
言われていると思います
いろいろなものから
「影響を受ける」ことは
大切なことですが
過剰になって
「自分がわからなくなる」ことも…。
「番犬」というバウンダリーを置くことで
時には自分を護ることも
大切になってくると思います
自分の「ビジョン」を守る
それは同時に
「未来」を志向する水瓶座が
もっとも大切にする価値である
「未来」への「自分のビジョン」を
侵害されない
ということでもあります
「自分はこの先何を達成すべきか」
そのためには
「今何をすべきか」
そしてそれを
「最速で実現」するためには
「どんな無駄な時間や労力を
省いていけばいいか」
とここまで必死につかんできた水瓶座が
獅子座という
「個人のエゴ」に振り回されずに
けれどそのパワーを
上手に自分に取り入れて
うまく目標達成のために使っていく…
そのためこその
「テリトリー」なのではないでしょうか
けれどもそうした
「テリトリーへの侵入」を許してしまう時
そこには
どんなことが起きているのでしょうか？
「こころ」を「怖れ」から守る
そこで
ここで少し
この「ガードをしている番犬」が
「何から」あなたを
守ろうとしているのか…
もう少し深掘りしてみたいと思います
この番犬が守ろうとしているのは
誰かからの
叱責からでしょうか？
誰かからの
非難や罵倒の声からでしょうか？
そう私たちは
「力あるもの」の
そうしたフォース（強制力）に
怯えるように
生きていることも多いですよね
ほんとうに辛いとき
しんどいとき
苦しい時…
そんな時には
自分と相手との
「テリトリー」をハッキリさせて
そうした攻撃から
身を守ることもとても大切ですね
でもそこにいったん避難して
「安全な場所」に身を置いたなら
もういちど
「自分のこころ」に
向き合ってみて欲しいのです
すると見えてくるのは
私たち自身の中にある
「怖れ」や「不安」
ではないでしょうか？
私たちの魂には
長い過去生の体験から
多くの「恐怖」が
刻まれていると言われます
そして生まれて今の
「生」を授かったあとでさえ
そうした「記憶」が
また次の「怖れと不安」を
呼び込んでしまうと言われます
そして私たちは
自分の周りに
「怖れと不安」という
「ガード」を
張り巡らしていくのです
私たち自身を
「護る」ために
けれども
目を凝らして
よーく見て欲しいのです
私たちが本当に
「ガード」しなければ
ならないのは
近づいてくるのを
遮らなければならないのは
そうした
「怖れ」と「不安」そのもの
なのではないでしょうか？
ーＫＥＥＰ ＡＷＡＹー
遠ざけておく
→→「離れて」いる状態を
「保つ」こと
じぶんがその
「怖れと不安」に
呑み込まれてしまわないよう
するとあなた自身が
誰に言われているよりずっと
もっともっと
「かけがえのない」
唯一無二の
尊厳ある存在であったことを
思い出すのです
すると世界は
もっとずっと違った形で
あなたの前に立ち現れてくるでしょう
光ある世界として
だから
このサビアンの「番犬」とは
「さあもっと目を凝らして」
「この世界の“ありのまま”を
そのままに見てみようよ」と
伝えてくれているのかもしれません
「恐怖と不安」という
色のついたメガネをかけて
世の中を見ていない？
じぶん自身を
「高い塔」の中に閉じ込め
外に出るのをためらっていない？
そうしたメガネを手放せば
もっともっと
広くて明るい世界が
そこに開けている…
そう教えてくれようと
しているのかもしれません
「ほんとうは自分のものでないもの」から
すると見えてくるのは
自分の内側に持っている
「怖れと不安」は
その多くが
「形ある世界のシステム」から
持ち込まれたということ
両親の言葉や
メディアの情報や
そう
あなたに罵倒雑言を吐いている
あのひとだって…
ただそれに影響され
そこに含まれた
数々のネガティブなエネルギーを
「受け入れて」しまっただけのこと
それに気付けば
「なあんだ。
私も”この黒いカタマリ“
そのものではないのだ」
「”この黒いカタマリ”を
手放しさえすれば」
「まっさらな“わたし”を
取り戻すことができるんだった」
ということを
思い出すことが
できるのではないでしょうか
見知らぬ誰かに
「はい、これどうぞ」と
手渡された
グレーのメガネを外し
自分の裸眼で
世の中を
「ほんとうに見て」
みることができたなら
きっと
「窓から差し込んでいる光」の
その温かさに
気が付くことが
できるのではないでしょうか
いまここにある「あなたのまま」で
「幸せ」を感じ
受け取ることが
できるのではないでしょうか
最後までお読みいただき
ありがとうございます
サビアン・シンボルは
ホロスコープ
３６０度の１度ずつにあてがわれた
アカシック情報とも言われる詩文です
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