牡羊座11度「国の支配者」*「やってみたいこと」をしっかりと見つめてみる
4月2日前後の太陽のサビアン。「支配者」とならずに「真のリーダー」になるには?そんな示唆を与えてくれるシンボルです。
牡羊座から誕生した
自己はとても純粋な存在で
彼の「思い」で
彼の「世界」を創ってゆきます。
彼は
自分自身が生きる国を
支配する者。
生れたばかりの赤子のごとく
素直な気持ちで
何のてらいもなく
自分の欲しいものを欲しいと
主張します。
牡羊座の物語とは
「この世界に自分を存在させる」
ための過程であるとも言えます。
たとえて言うなら
新学期の新しいクラスに
見知らぬ人々が集まって
まっさらな「集団」が
生まれるわけですが
そこに「わたし」を
滑り込ませるように
「存在」させてゆくこと…
けれど
ありがちなのは
「わたし」の存在を
確かなものに
しようとするあまり
相手に自分なりの
「世界の読み方」を
押し付けてしまう…
すると
そこに生み出されるのは
「勝つか負けるか」の世界。
「じぶんルール」に従わせる
「支配者」となるか
それとも
従わせられる
「被支配者」となるか…。
でもそれは
平面的に見た
「横軸の見方」かもしれません。
視点を上に上げて
自分の「世界観」を超えて
もっと大きな枠組みで
世界を見ることはできないか?
つまり「視座」を変えて
見てみるということ
まずは
じぶん自身の気持ちに
きちんと目を向けることで
目の前の誰かの気持ちも
ちゃんと感じ取ることが
できるのかも…
瞬間瞬間の
気持ちの流れを…
あなたはもしかすると
ほんとうは
自分の考えや価値観に
自信が持てないで
いるかもしれない
だから知らず知らず
自分の周りに
見えない壁をつくって
自分を守ろうと
しているかもしれない
もうあんな風に
傷つくのは嫌
だから
笑顔を作っていても
奥の方では
人に心を閉ざそうとする
または
あなた自身が持っている
本当のちから、というものから
目を背けようとしているの
自分には無理…
やっぱりできない…
そんな風に
本当のちから、を発揮することに
抵抗や
昔誰かに言われた言葉が
檻になって
見えない抑圧を
感じているのかも
でもね
心の奥では
自分の本当の力を
試してみたいと
願っているはず
現状を打破しなければと
心の声が
ハッパをかけてくるけれど
「これまで通りのやり方」に
留まろうとするあなたは
それに耳を傾けたくなくて
どこかモヤモヤして
イライラして
落ち着きのなさを感じている
でもね、安全圏に
自分を縛り付けて
おこうとすること自体が
一番状況を
不安定にしているのかも
しれないのです
これまでのやり方は
もうまっぴらごめん
そんな風に言っている
正直な気持ちを
ちゃんと見つめてみて
傷口から
目をそらすのはやめて
今ならきっと
不安と怖れを
踏み越えてゆけるはず
あなたには
あなたの力を
現実の中に発揮してゆく
ポテンシャルがある
さあもっと
シンプルに考えてみよう
迷ったり、不安がっているよりも
まずは
一歩踏み出してみること…
それだけが大切なの
過去にとらわれるより
明確な目標設定に
エネルギーを注いでみて
そして具体的な行動計画を
描いてみて
まっさらな手帳を取り出して
理想の自分になって
やりたいことを
全部、素直に書き出してみる
そんな小さな一歩でいいのです
長い間
心にしまってきたことを
さあ今、言葉やアイデアにして
表現してみよう
そしてあなたが住む
「本当の理想的な世界」のイメージを
自分の中に創ってみる
あなたが本当に存在したいのは、
どんな土地?どんな環境?
どんな国?どんな世界?
ほら
素敵な理想が
どんどん膨らんでゆくよ
その理想に心を預けたとき
そこから
あなたがこれまで蓄えてきた
積み上げてきた
たくさんの可能性の種が
花開いてゆく
そして
「他のひとびと」を見下ろしたり
「支配」することでなく
あなたの「やってみたいこと」に
「共感」を生んでいく
「一緒にやってみたい」と
思わせてゆく
そんな「真のリーダー」を
目指してゆきましょう