双子座17度「知力の頭に溶けていった健康の頭」*人からの影響を上手に受け取るには
6月7日前後の太陽のサビアン。他者からの影響に対して抵抗せず、受容して、日常で使えるかたちに変化させる…というシンボルです。時に私たちは、外側からやってくる強烈な知性に対し、頑固に自分の論理を守ろうとせず, あえて「自分の思考を空っぽにする(無防備になる)」ことが、大切なときがあります。そしていったん飲み込んだあと、それを自分の言語や手段に変えて、「自分自身の日常に溶かし込む」ことが大切になってきます。「人からの影響」にただ振り回されることの無いように注意しつつ、上手にそれを融合していくために必要なこととは?
ポール・ゴーギャン氏(画家)
チャールズ・マッキントッシュ氏(建築家・デザイナー)
プリンス氏(ミュージシャン)
ビョルン・ボルグ氏(テニス・プレイヤー)
他者からの影響
例えば、ある人物の意見や
書物や映画から心を揺さぶられ
強い影響を受けて
何だか人生が
変わったように感じられたこと
あなたにもありませんでしたか
例えばセミナー会場で
講師の熱い語りに感動して
思わず涙ぐんでしまったり…
そんなとき
「あ~じぶんも
そんな生き方に近づけるよう
今日から心を改めて頑張るぞー」
…なんてパワーをもらえそうですよね
実はこのシンボルの一つ手前は
双子座16度
「熱弁する女性参政権運動家」
というもの
彼女のように「言葉」に
熱い「意志」や「思い」を乗せて
スピーチされることで
単なる「言葉」や「情報」以上のところで
心を動かされる…
そんなシンボルなんです
ただし
それが一人だけから
なら良いですが
あちらでも感動し
こちらでも心震わせる…
となっては
いろんな意見に
「振り回されるだけ」にも?
だから逆説的な意味では
「自分にとって本当に心に響く
大切に思われることは何か」
に気付いてゆく…
ということでもあるのだと思います
つまり自分にとって
「本当に重要な影響」はどれなのか
ちゃんと見極めてゆく…
自分の心の琴線に触れるのは
どの人が発信している情報なのかを
しっかりと選別してゆくためには
与えられた情報を
鵜呑みにすることなく
相手はどうしてそう言っているのか
相手がそこに至った過程にまで
思いを馳せるなどすれば
自分の「思考力」を
鍛えていくこともできます
そうやって
「自分なりの考え」
「自分にしか出せない答え」
を導き出してゆくことが
大切になってくるのではないでしょうか

「若者」の思考vs「大人」の思考
こちらはルディア版では
双子座17度
「成熟した大人の思考へと変わる、
若者の思考」
です
「成熟した大人の思考」とは
そのように
「受け取って来た知識や情報」から
「知性」を発揮して
物事を全体的に見て総合的に判断し
「選択」を行うということ
ではないでしょうか
双子座は
【風のエレメント】のサイン
であることから
ひとつひとつの細かな情報を
次々と集めては
去ってゆくようなイメージ
蝶々が
ひらひらと「風に」舞いながら
花から花へと
花粉を集めてゆくような…?

このように
双子座の重視するテーマは
「より短時間でより多くの情報を」
収拾すること…なんですけれども
サビアン・シンボルでは
この17度は「サビアン第4グループ」に属します。
双子座16度から20度までは
「影の影響」として反対側のサイン
【火のエレメント】の
「射手座」の性質が
流れ込んでいるのです。
(それによってサインの性質の弱点を
補います)
つまり
こちらのサビアン・シンボルは
対向の射手座の要素を含みます
いわば
これまで花から花へと
蓄えてきたいろんな知識を
自分なりに昇華して
自分の血肉としていくには
どうしたら良いか
ということと思います
「ジャッジ」を手離して
そのために大切なのが
ここで言われている
「成熟した大人の思考」
ということなのだと思います
例えば、
ネガティブな「感情の揺れ」に
囚われず
自分をクールに保てるような
人物像が浮かびます
反対に「若者の思考」とは
例えば何か頭に来ることがあると
すぐカッとなってしまうようなひとと
仮定してみます
すると何故「怒り」が
湧いてくるかというと
それは
自分の中に
ある「観念」があって
それが物事を「良い悪い」と
決めつけてしまうところから
起こって来るのではないでしょうか
もし「正しい」
「正しくない」…といった
「こうでなければ」という思考を
ゆるやかにしゆくことができれば
「怒り」もそれほど
激しいものとは
ならないのではないでしょうか
「怒り」だけではなく
「不安」や「懸念」
「心配」といった
ネガティブな感情に
揺さぶられてしまうとき
そういった「感情」の背後には
何かしらの「観念(記憶)」が
潜んでいることが
多いのではないでしょうか
けれど時代の変遷とともに
「過去の出来事から形成された観念」が
過去と同じような出来事に繋がるとは
限らないケースも多くなってゆくでしょう
過去の出来事は
あくまで「その時の私」が
対処した結果だったのです
ですので
「これから」の未来に対しては
できるだけフラットに
まっさらな画用紙のように
ひとつの「観念」からでなく
様々な「見方」で見ていくことが
必要となって来ると思います
「フラット」なこころで
自分の考えを守ろうとするあまり
かえって心が固くなってしまうことって
ありますよね。
誰かの言葉を聞いても
すぐに「でも私はこう思う」と
反応してしまう。
新しい情報に触れても
これまでの自分の論理と合わないものは
どこかで跳ね返してしまう。
けれどもこのシンボルは、そんな私たちに
知性とは守るものではなく
流れ込ませ、溶かし
使える形に変えていくものだと
教えてくれます。
ここで描かれているのは
自分の頭の中だけで
完結した知性ではありません。
外側からやってくる強い知性、
人の考え、時代の情報、
未知の視点を、
いったん抵抗せずに、受け入れる力です。
もちろん、それは簡単なことではありません。
自分の考えを空っぽにするというのは
無知になることではなく
無防備になる勇気を持つこと。
頑固に自分の論理を守ろうとせず
一度「私はまだ知らないかもしれない」と
心を開くことなのです。
自分の中の「熟成」を大切に
そのように「過去の考え」を
いったん手放し
目の前の出来事をできるだけ
フラットにそして柔軟に
受け止めてみることはできないか
「人からの影響」を
まずは先入観無しに
できるだけ素直に受け止めてみる…
その後
それに単純に振り回されることなく
静かに自分の中に
ゆっくりと熟成させてみる…
すると
「情報」と「知性」が結び付き
これまでは気付かなかった
「自分なりの新しい視点」が
見えてくるかもしれません
このように
こちらのシンボルを
ネイタルチャートにお持ちの方
また強調されるシーズンには
外側からの影響を拒まず、吸収し、
自分の言葉や方法で
日常に落とし込む力が高まります。
「快・不快」
「好ましい・好ましくない」といった
これまでの「観念」や「考え」を
いったんは脇に置き
「感情」を大きく揺さぶられないよう
留意しながら
「人からの影響」フラットに受け入れ
それを「情報・知識」によって
「知性」を発揮して
自分なりの「選択」を意識していくことを
大切になさってみてくださいね

たとえば、本で読んだ知識をそのまま語るのではなく、
自分の暮らしの中で試してみる。
誰かの助言をただ鵜呑みにするのではなく、
自分の経験と混ぜ合わせて、使いやすい形に変えていく。
それはまるで、固い氷が
あたたかな水に溶けていくような変化です。
知識が知識のままではなく、
生活の知恵へと変わっていくのです。
このシンボルが教えてくれるテーマは、
「影響を受けすぎることに留意しつつも
それを受け取ることを恐れない」ということ。
私たちは時に、影響されることを
弱さのように感じます。けれど、
良い影響を受け取れる人ほど、
しなやかに成長していけるのも事実です。
大切なのは、受け入れたものに
飲み込まれるのではなく、
自分の中で消化し、
自分らしい言葉として
再び世界へ差し出すことです。
双子座17度からの「おすすめ行動」
その1:頭を空っぽにする時間をつくる
情報を入れる前に、まずは
自分の中の思い込みを
少しゆるめてみましょう。
深呼吸をする
静かな場所でお茶を飲む
ノートに今の考えを書き出す…
それだけでも、心に余白が生まれます。
その2:違う意見にあえて触れてみる
自分と似た考えの人ばかりではなく
少し違う視点を持つ人の話を
聞いてみてください。
最初は違和感があっても
「この人の世界では、そう見えているのだな」と
受け止めることで、知性の幅が広がります。
その3:学んだことを日常で小さく使う
読んだ本、聞いた話、受け取ったアドバイスを
暮らしの中で
ひとつ試してみましょう。
会話の仕方を変える
仕事の進め方に取り入れる
家族への言葉がけに使う…など
知識は、使ったときに
あなたのものになります。
双子座17度で注意すべきこと
★受け入れすぎて、自分を見失わないように
外側からの知性が強いほど、つい
「これが正しいのかもしれない」と
感じやすくなってしまいます。
けれども、すべてをそのまま
信じる必要はありません。
いったん受け入れたあとで
自分の感覚に合うかどうかを
丁寧に確かめてみてください。
また、頭だけで理解して
終わらせないことも大切です。
双子座17度の知性は
日常に溶け込んでこそ輝きます。
難しい言葉を並べるより
今日の暮らしを少し軽くする
知恵として使っていきましょう。
双子座17度~まとめ~
双子座17度「知力の頭に溶けていった健康の頭」は
影響を恐れず、受容し
日常で使えるかたちへ変化させる
美しい力を思い出させてくれるシンボルです。
私たちの思考は、もっと自由になれます。
守るために固くなるのではなく
受け入れることでしなやかになる。
知らないものに触れるたびに
私たちの知性も
少しずつ豊かに育っていきます。
あなたも今日、ひとつだけ
新しい考えを受け入れてみませんか。
そこから、今までとは違う優しい知恵が
静かに生まれてくるかもしれません。