獅子座21度「中毒した鶏」*あらゆる限界を突破して理想の世界へジャンプ
8月13日前後の太陽のサビアン。家畜として「飛ばない」鳥として生きて来た鶏が本来自分が持っていた「飛ぶ」力を取り戻そうともがいています。現在の生活状況や身体の条件を突破して自らが目指す「理想」へと向かうには…?けれどここで強調されているのは「結果」よりもそこへ向かおうとする「意志」の大切さなのかも知れません。
興奮した鶏
何かにとりつかれたように…
興奮して足をばたつかせ
どこかへ
急いで羽を伸ばそうと
もがいている1羽の鶏
まるで
実現が無理そうな理想へと
飛び立とうとするかのように…
この世界に
「朝」を告げるための
使命感に駆られて…
たとえそれが
無謀な挑戦であるとしても。
もしかしたら
それは
囲いの中で飼いならされた鶏
エサを与えられ
自由に動き回っているようで
実は
囲いの中に捕らわれていたことに
何かに「中毒」したことで
初めて
気が付いたのかもしれません
(それはもしかしたら
映画「マトリックス」で
主人公ネオを目覚めさせた
「赤の薬」…⁉)
「絶望」というストーリー
この「鶏」は
とたんに手足を…
いえ羽を…
バタバタと
ばたつかせ始めました
自分が置かれていた状況に
「絶望」したのでしょうか…?
けれど
私は思うのです
もしかしたら
「絶望」さえも
本当は、彼自身が
創り上げたストーリー
弱くて力のないじぶんは
苦しみと辛さを
選択するしかないと
思いこんだ
(思いこまされていた?)
「被害者」というストーリー
何故なら
人間に飼われ
エサを求めるために
遠くへ飛ぶ必要が
なくなった鶏ですが
原生種には
ちゃんと飛行能力があるそうです
私達にも
本来は
理想をつかみ取る能力が
眠っているのかもしれません
自分が経験したと思ってきた
「絶望のストーリー」という
「囲い」こそが
もしかしたら
打ち捨て、
手放すべきものかもしれません
手放すべきもの
あなたにも
ここまでの人生で
「満足のいかなかったもの」
があるかもしれません
私達は「その記憶」を
どのように
手放すことができるでしょうか?
一番カンタンなのは
その物語のストーリーを
自分の中で
「書き替えること」です
一つは「感謝」で
一つは「赦し」です
物事には必ず
「陰と陽」の側面があります
*ご参考* ディマティーニ・メソッドとは
メソッドの中心をなす原則に
「物事はすべて2つの相対するもので補完的に成り立っている。
その2つは完全にバランスがとれており、
本来は中和されたニュートラルなものである」
があります。
人生に起るすべての出来事は、
私たちが解釈を加えるまでは、
全くニュートラルなものです。
一つの事実があって
右側から見るか
左側から見るかによっても
「見えるもの」は変わってきます
「陰極まれば陽となる」
という言葉にもあるように
ネガティブな出来事の中にも
ポジティブな側面を
見い出すことが可能であるはずなのです
そう、こちらの「陰陽太極図」のように…
永かった
苦しみのストーリーの中からも
あなたが「得ていたもの」
もしくは
「得られたもの」はなかったか…
それを見出して
それに「感謝」する
ことができれば…
あなたは「その記憶」に
関わることを「赦し」
その苦い思い出から
解放されることができるかも…
そして
そのストーリーに隠されていた
「あなたの魂のテーマ」に
気が付くことも
できるかもしれません
太陽のエネルギー
またこちらのシンボルには
「霊的な能力を使って
限界に挑戦する」
という意味合いもあると言われます
「絶望」の果てに
自分の中に眠る
「野生の情熱」を
思い出した「鶏」のように…
(ほんとネオみたい⁉)
「今までの生き方」の中にあった
「思考の枠」の
制限を取り払って
「本来の自分の力(霊的な自分)」に
身を任せてみる…
飛び立とうとしてみる…
鶏は、干支では「酉」。
五行では【金の気】にあたります。
四柱推命では
【金の気】は
「庚(かのえ)」のように
光輝く「刀(かたな)」や
「剣(つるぎ)」…
何かを
「切り捨てる」意味もあります
そして方角で言えば「西」方位
陽が沈み、明日という
「次の新しいサイクル」への
「序章(プロローグ)」とも呼べる場所
けれども鶏は
朝を告げる鳥
太陽を連れてくる鳥
この「鶏=酉」という
二つのメタファーは
太陽を媒介にして
陰と陽のサイクルの
端と端を
繋ぎ合わせているよう
太陽とは古来
生命力の象徴です
獅子座の支配星でもあります
*ご参考記事*
獅子座とは
この太陽のエネルギーを呼び覚まし
「本来のエネルギー(魂)」を輝かせる
ことを使命とするサイン(星座)です
興奮して
足をばたつかせているこの鶏は
この「太陽のチカラ」
=「自分本来の霊的なパワー」
にアクセスして
「囲い」を打ち破り
飛び立つことを思い出すよう
私たちに
促しているのかもしれません
獅子座ー水瓶座軸のストーリーとは
獅子座に
180度対向で向かい合うのが水瓶座
この獅子座と水瓶座の対抗軸は
「本来の自分自身のパワー」が
十分にエネルギーを回復し初めて
それぞれの「個々」のエネルギーが
光り輝く「多様性」を
生み出してゆきます
その「個性」どうしが
繋がっていくことで
生まれるコミュニティが
水瓶座の目指す「真のコミュニティ」
そんなネットワークのためにも
つまり
今まさに始まっていく
【水瓶座時代】のためにも
私たちが持っている
「本来のパワー」を
目覚めさせることは
とても重要なのだと思います
そんな未来へ
「次世代の世界」へ
この鶏は
高く高く理想を掲げ
飛び立とうとしているのかも…
対向のサビアンシンボルは
水瓶座21度
ルディア版では
「一見空しいとも見える人生に
果敢に立ち向かう
傷つき絶望した女性」です
獅子座21度を
ネイタルチャートにお持ちの方
また強調されるシーズンには
この女性
また
この鶏のように
何かを諦め
何かを失ってでも
みずからが信じる「理想」へ向かうことを
促されているのかもしれません
さあ、あなたが
「手放すべきもの」は何ですか?
そして
あなたが未来のために
掲げたい理想とは
何ですか?
獅子座21度のサビアン・アドバイス
獅子座21度「中毒した鶏」
集中力を発揮して
自分の限界を突破する
⚜サビアン・テーマ⚜
*「条件」に縛られず
あらゆる手段を利用して
「理想」を実現しようとする
*成功する、しないの結果よりも
行為そのものにイキイキした躍動感がある
⚜あなたの本質⚜
*安全確実なことには興味がなく
リミットを越えられるか
越えられないか…といった
心理状態を楽しみたい冒険家
*アイデアや思い付きが適切でも
ドラマティックな展開に目を向けるあまり
地道な準備に手を抜き
急進的に進んだ結果、
手痛い失敗を被ることもあるかも…
*けれども
実現を試みる「意図」そのものは
とても貴重なものなのです
⚜運命傾向⚜
*自分の限界を突破したいと
越えられなかったハードルを越えようと
目標が高いほど
気力体力の限界まで
前向きな努力を重ねそう
⚜運気アップ・アドバイス⚜
*やや慎重さに欠ける傾向もあるので
周到な準備や
慎重な決断が大切になりそう
(参考:松村潔先生「3年後の私がわかるサビアン占星術 未来事典」)