天秤座27度「頭上を飛んでいる飛行機」*多様な思考を束ね高い視座から見直す
10月20日前後の太陽のサビアンシンボルです。物事の細部にとらわれるよりも、大局から物事を捉えてみることで、今まで気付かなかったことが見えてくることを、教えてくれるシンボルです。
天秤座27度を太陽のサビアンシンボルに持つ可能性のある方:
渡辺謙氏(俳優)
茂木 健一郎氏(脳科学者)
山田孝之氏(俳優)
杉田 玄白氏(蘭学医。「解体新書」)
トム・ペティ氏(ミュージシャン)
天秤座の季節から蠍座の季節へ
西洋占星術では
太陽の位置するサイン(星座)が
その月の大きなテーマを表しています
「秋分」から始まった
天秤座の季節ももうすぐ終わり
天秤座は
人と人との公平な関係づくりや
その関係の中で
バランスや調和を
とっていくことがテーマです
そんな「社交的」な
天秤座のエネルギーから
今月はいろいろな方との
交流を楽しめた方も
多いのではないでしょうか?
そこから
いろんな新しい刺激を受けて
ここに来て
ご自身の今後の方向性を
ちょっと見直してみたい…
そんな風にお考えの方も
中にはおられるのでは
間もなく太陽は
次のサイン
蠍(さそり)座に入ります
サビアン・シンボルの最後の5度は
次のサインに向かう準備の度数
今回のサビアンは
天秤座27度
「頭上を飛んでいる飛行機」
ここでは
はるか上空から
地上を見下ろす飛行機が登場
飛行機から見下ろす街の風景は
地上から見るものとは
まったく違って見えますよね
家もビルも川も
なんて小さいんでしょう!

そんな風に
普段横から見ている景色
あるいは
下から見上げているビルなんかとは
全然違う風景に驚きますね
そんな風に視点を変えてみることで
物事はいつもと違った側面から
見ることができます
特に高い視点から見ることは
物事を大局から眺めるようなもの
今まで天秤座は
一人ひとりの個性を大切にしながら
その個性を
それぞれが活かしていけるように
空気を読んで
気を配り
和やかな場を作れるように
力を尽くしてきました
それは「秋分のサビアン」で
「突き通す針により完璧にされた蝶」となって

「他者から見られる自分」に
重きをおくようになったから…
けれども
天秤座のシーズンが
終わりに近づくにつれ
今まで
樹々の一本一本に目を向ける様に
一人ひとりの個性を
尊重していた天秤座ですが
樹々よりも
森そのものを見るような視点で
「じぶんがいる環境」といった目で
捉え直していきます
上空から見下ろす
飛行機の視点のように
「グループ」や「集団」について
考え始めるのです

蠍座の求める「繋がり」
それは次のサインである蠍座が
「人と人との集まり」を
意識するサインだから
「集まり」の中で
蠍座は一人一人の「違い」よりも
「同じ」ところに目を向けて
深い繋がりを築いていこうとします
以前参加したあるセミナーでは
初対面の隣席の人と親交を深めるため
初めに
「おなじところ探しゲーム」
が行われました
一人ひとりに質問し合って
「貴女と私は髪の色が同じね」
「ご実家はどちら?わたしは…」
「海と山ではどちらが好きですか…?」
など聞き合いながら
一定数以上の「同じ」を見つけたひとから
グループになってゆくというもの
蠍座もそんな風に
「自分と同じ」という価値観で
「共感」や「ラポール」を築きながら
「繋がり」を深めてゆくのです
その「繋がり」から
蠍座が目指すものは
「自己の成長・変容」
です
天秤座27度は
そのような蠍座の世界への向かうのですから
「自己の変容」のための
最初の一歩…であると言えそうです
天秤座から蠍座へ
ここまで天秤座は
やってくるいろんな人びとと
分け隔てなく交流し
今までの自分にはなかった
「多様な視点」を重視して
どんな人の考えも
公平に取り入れようとしてきました。
様々な考え方や視点を柔軟に取り入れ
それが社会の動向(風)を示すものとして
偏りのない公正な生き方を心がけてきたのです。
けれども
「あちらの意見」
「こちらの意見」に晒されるほど
身も心も揺さぶられ
疲れ果てて
しまうということも、あると思います
じっと耐え
それを楽しんでもいたけれど
そろそろ
「もっとじぶんを変えたい」と
考えたのかもしれません
だから今回のシンボルは
そんな「天秤座」を
自分なりの「航路」を定めて
間もなく「卒業」していこうとする
度数なのです

ズームアウト
「振り回されてしまうじぶん」から
「多様性を受け入れても、ぶれないじぶん」へ…
それは
動画の動きで言えば
「ズームアウト」です
フォーカスを絞っていた対象から
ドローンに取り付けた
カメラのように
どんどん
どんどん
上の方へ視点を上げて行く
するとそれまで
足元だけを映し出していた画面が
その人全体を
そして周囲にいる人を
さらに周辺の状況を…と
どんどん広角に映し出されてゆきます
そうして
これまでに培ってきた
多角的な視野や考え方を切り捨てることなく
それらを全て統合できるような
より高い次元で
一つにまとめる視座から眺めることになります
そうすることで
他者の多様な「視点」によって
自分自身がどこにあるのか…
ばらばらになってしまうような
「自身の崩壊」を防ごうとします
「ファイル・フォルダ」の再構築
それはパソコンのフォルダを
上のフォルダに統合するようなもの
いろんな「視点」で
ごちゃごちゃになってきた
ファイルやフォルダの中に
「共通項」を見出して
ひとまとめに括(くく)ることで
「大きなフォルダ」を
もう一つ上の階層につくるんです
言わば自分の「心のフォルダ」を整理し直すこと…
「飛行機」のように
「高度」を上げてみることで
「新しい気付き」が生まれる…
そんなシンボルと言えそうです
